流水制空圏


【概要】
流水制空圏(りゅうすいせいくうけん)とは、無敵超人108の秘技の一つ。制空圏の上位版にして完成形、の極みの技。
兼一が初めて直接風林寺 隼人から伝授された技でもあり、26巻233話で伝授され、29巻で体得した。
格上の相手を倒すことに秀でた技で名実ともに兼一の切り札となっている。
全部で三段階に分かれていて、完全に達成されると妙手弟子級程度の実力差など簡単にひっくり返してしまうほどの奥義だが、大抵は第二段階ら辺で外されたり、物凄い集中力が必要なため長時間使えず、戦闘終盤では使えなかったりと制約も多く、完全な効力を発揮したのは、圧倒的格上との戦闘だった叶 翔戦と鍛冶摩 里巳戦くらい。
作中において、自身が圧倒的格上の最高位の達人級である風林寺 隼人が使う必要があるのかは不明。

第一段階
本来、自分の間合い全てを覆っている制空圏を、自分の身体から薄皮一枚まで範囲を絞ることで反射能力を強化し、相手の動きの流れに逆らわずに合わせる。
これによって、たとえ自分の目に見えないほどのスピードで、払いのけることも受けきることもできないほど強力な攻撃が放たれても、ギリギリで避けることができる。
ただし、それでも避ける攻撃には限界があり、桁外れの攻撃やガマクのような動きの流れを惑わせる技には破られてしまうことも。
この技術には相手の動きを見切る観の目が含まれている。
ちなみに、ジェームズ志場は、無敵超人の伝承からこの部分を解明して、自己流で武田に伝授している。

第二段階
相手の目を見て、相手の立場に立って相手の心と同調して、相手と一つになる。
これによって、動きの流れに合わせるだけでは対処できない攻撃や初見の技ですら避けることができる。
実際、兼一は静動轟一発動状態で叶 翔の使った九撃一殺を一発もクリーンヒットさせなかった。
ただし、相手の目を見て呼吸を読み取っているので、ヨガの呼吸で呼吸を意図的に乱されたり、激しいの気で外されたりと結構外され易く、流水制空圏を防ぐにはこの段階で止めるのが良く、兼一も大抵ここで外されるため、最終段階までいかず不完全な流水制空圏しか使えないことが多い。
また、ジュナザードに洗脳された美羽の心の異常さを読み取ってしまって逆に精神的にダメージを受けてしまうことも。

第三段階
第二段階までで相手の動きを完全に把握した上で、次に相手が動く場所に先んじて動いて占領しておくことで、相手は(無意識の内に)占領された場所を避けて動いてしまう。これを三次元的にあらゆる動きに対して行うことで、相手の動きを自在にコントロールする。
ここまで来ると、相手が格上だろうが、相手のあらゆる攻撃は空を切り、自分の攻撃はことごとくクリーンヒットするという状態になり、弟子級兼一が使用しても妙手程度では抜け出すことはできない。

登場話 26巻(233話)
武術 無敵超人108秘技
使用者 風林寺 隼人白浜 兼一武田 一基

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最終更新:2023年08月06日 14:02
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