初登場 |
8巻67話 |
年齢 |
45歳 |
所属 |
一影九拳 |
誕生日 |
10月27日 |
異名 |
拳豪鬼神 |
身長 |
180cm |
使用武術 |
中国武術全般 |
体重 |
95kg |
武術タイプ |
動 |
趣味 |
麻雀 |
武術理念 |
殺人拳 |
好きなもの |
酒 |
エンブレム |
月 |
嫌いなもの |
役人、ルール |
弟子 |
谷本 夏 |
将来の夢 |
生きたいように生きる |
武術位階 |
特A級の達人級 |
|
|
【概要】
"闇"の
一影九拳が一人。
「放浪」を意味する「月」の九拳にして、
梁山泊の豪傑の一人・
馬 剣星の兄でもある。
20年前の時点では
闇に所属してはいなかった。
陽気で人当たりの良い弟とは対照的で、口数少なく孤高な性格。
酒と戦いをこよなく愛し、常にそれらの匂いがする場所に現れると言われる。
弟子の夏に対しては「口のきき方すら覚えんボウズが」と溢しながらも並外れた武の才能と精神力を大いに評価している。
また孤高な者同士波長が合うのか互いを「我が生意気な弟子」「不良師匠」と呼び合う等、さながら悪友のような師弟関係を築いている。
【戦闘力】
中国拳法界において「豪の槍月・柔の剣星」と称される最強拳士の一人とされ、今なおどちらが上かの議論が交わされている。
その豪の拳は突きの風圧だけでビルの一フロア全ての窓ガラスを吹き飛ばす。
また打撃のみならず気の扱いにも秀でており、完全な
気の消失を可能としている他、弟子の
谷本 夏に授けた奥義の一つ・
兇叉は弟子級が用いても
達人級を倒し得る破壊力を秘めている。
【本編】
物語開始当初は友人の
魯 慈正に九拳の座を預け、殺し屋として各地を放浪していた。
横浜中華街に拠点を置く中国マフィア「紅獄会」に雇われていた際、
殺人拳に堕ちた彼を門派の恥として粛清すべく行方を追っていた姪の
連華と遭遇。
「俺に家族などいない」と豪語する槍月は武人として連華を迎え撃ち殺害しようとするが、そこへ現れた弟・剣星と交戦し敗北。
その後自暴自棄になった紅獄会幹部によって火の海と化したビルにあえて留まる事で死を望むも、火災現場から彼の遺体が見つかる事はなかった。
それからは暫くの間生死不明の状態だったが、DオブD編にて再登場。
当初は
フォルトナに高額で雇われた用心棒という立ち位置だったものの、弟子の
夏との再会を機に燻っていた武人としての魂が再燃。
夏に新たな奥義・
兇叉を授ける傍ら、自らも
フォルトナの子飼いの達人達を片っ端から打ち倒し、騒動の終結と同時にデスパー島を去っていった。
そして長らく離れていた"闇"へと戻ると、魯慈正に預けていた九拳の座に再び復帰した。
久遠の落日においても開戦時には闇側として
梁山泊と対峙したが、元々落日の計画には懐疑的だった事に加え、剣星の危機とそれを救うべきだと訴える弟子の叫びに応じる形で離反。
共に離反した他の九拳と共に
梁山泊の援護に回り、世界大戦の回避に尽力した。
落日後は夏の家に腰を落ち着けているようで、遊びに来ていた
ほのかにオセロでやり込められ、罰ゲームとして肩揉みを要求されていた。
【過去】
若き日は剣星から兄として慕われており、共に切磋琢磨するよき兄弟だったが、研ぎ澄まされる程に殺気を帯びていく槍月の拳に剣星は内心不安を覚えていた。
そしてその不安は奇しくも的中。その拳で人を殺めた槍月はもはや中国に自分の居場所はないと感じ、世界各地を放浪する旅に出るのだった。
ただ槍月自身はその過程について、常に周囲から慕われる人気者だった弟への嫉妬のような思いもあったと語っている。
しかしその一方で剣星の人望や才能を誇りにも思っていたようで、酒に酔う度に延々弟の自慢話を聞かせていた事が夏の口から明かされている。
【月刊版】
名前や剣星の兄という設定は同じだが、チョビヒゲに長髪を蓄え、眼鏡と野球帽を身に付けた中年男という独特な風貌だった。
体格も剣星とほとんど変わらず小柄であり、週刊連載移行に伴い最も大きくビジュアル変更された人物の一人。
剣星とはかつて同じ師の下で学んだ仲であったが、槍月は自分の方が実力は上だと信じて疑わなかった。
そしてある日、師の正式な後継者を決める試合が行われ、見事槍月は勝利を収める。
しかし実はこの時剣星はわずかに手加減をしており、それに気付かなかった未熟さを理由に槍月は後継者候補から脱落。夢にまで見た後継者の座は剣星のものとなってしまった。
その処遇と屈辱感から槍月は中国を去ったが、現在でも実力は自分が上という思いは変わっておらず、剣星と真の決着を付けるべく来日。
拉致した
美羽を人質に剣星を誘き出し、岬の灯台にて激戦を繰り広げた。
剣星も兄を思うがゆえの行動が結果として兄を歪めてしまった事に強い後悔の念を抱いており、戦いの直前には「兄さんのためにもここで殺してあげるよ」と
活人拳の志を捨てる程の覚悟を持って戦いに臨んだ。
戦いはからくも剣星の勝利に終わり、槍月の体は切り立った崖に投げ出される。
剣星はすぐさま兄を救うべく手を差し伸べたが、槍月はこれを拒絶。
「手加減などしてほしくなかった」と最後まで過去の屈辱感に苛まれながら荒れ狂う海へと消えていった。
【技】
【戦闘録】
昨日 - 今日 - 合計 -
最終更新:2024年07月05日 18:42