達人級(マスタークラス)とは、
武術位階の一つ。
「達人」と呼ばれるほぼ全ての武人が該当しており、単に「達人」と呼ばれた場合はこの階級を指す事が多いが、兼一が「達人」という場合は
梁山泊の豪傑基準なので
特A級の達人級を指す事が多い。。
その道を極め、完全な領域へと達した武術家。
武人として最も長く危険な期間・
妙手を乗り越えた者がたどり着く境地。
その多くが
気の掌握まで気の運用を極めている。
また、戦闘中は例外なく精度の高い
制空圏を張り巡らせている為、不意打ちも通用しない。
勘を武術の技術として取り込んでおり、目で追えないほどの速度の相手にも容易に対応できる。
達人はほぼ例外なく各々に武に対する誇りや理念を持っており、それに沿わない相手に対しては非常に興味を持たず、場合によってはそれだけで敵意を抱く者も存在する。武に対する理念として最大の派閥が
活人拳と
殺人拳であり、弟子級や妙手は本人として特別な意志とは関係なく活人拳や殺人拳に属している事が多いが、達人以上となると本人の絶対的な意志によって活人拳と殺人拳の理念を抱く者が大半である(一部、
イザヨイや
特A級の達人級の
紀伊 陽炎など絶対的な意志を持たずに殺人道を選んでしまい、後々後悔する者もいる)。また、多対一を避けるといった行動も各々が持つ武への誇りによるものである。戦いの最中に奪われた私物は戦いによって奪い返すという傾向も強い。逆鬼とアパチャイは頻繁に食物の取り合いが発生し、奪われたものは奪い返すまでは相手に所有権があると考えている。いずれも個人差があるが達人級以上の多くが該当する傾向の一つである。剣星が没収した衣服に関する女達人のスタンスも各々異なる。美雲は戦闘終了後に奪われた衣服の所有権は相手にあると考えているが、戦闘終了後故代わりの衣服を着用する事は是としており、ミルドレッドは戦闘中に自分の意に反して衣服を奪われた事自体を捉え衣服を奪い返すまでは他の衣服を着用する権利も放棄している。
神童と呼ばれる程の才能ある者が無限の努力を怠らなければなれる可能性が高い。
それほどの才能を持った努力家でも可能性があるという程度に留まっており、達人級の武術家は極めて稀有な存在である。身体能力や技術ともに常識を遥かに超越しており、
妙手の中での達人寄りの武人と達人に云った武人では強さ等が全く異なる。
その戦闘能力は
弟子級、
妙手をはるかに超越するが、
特A級の達人級には及ばない。
しぐれ曰く、若くして(20歳未満で)達人に至る極めて稀なケースが存在する。
作中では、
田中 真結は10代後半で達人級に到達している。
- ジェニーって達人級なん?妙手くらいかと思ってた -- 名無しさん (2019-07-15 09:31:10)
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最終更新:2024年01月27日 10:52