シャナン

シャナン

聖戦の系譜に登場するイザークの王子。剣聖オードの直系の子孫であり、神剣バルムンクの継承者。
初登場は1章。グランベルの遠征によってイザークが滅亡する寸前に、父である国王マリクルの命で叔母のアイラに伴われて国を逃れ、ヴェルダンのジェノア城に身を寄せていた。
シグルド軍侵攻の際にはアイラを戦わせるための人質として牢に囚われていたが、ジェノア制圧と共に解放される。
シグルドとは本来は敵対する立場であるが、「子供には関係のないこと」ということでその身を保護されることとなった。
5章でのリューベック城制圧後、オイフェと共にセリスや仲間の子供達を連れてイザークへと落ち延び、以後彼らを守り続けた。
17年間グランベルの追手から逃れられた背景には、イザークの民から信望の念を向けられた彼の存在が大きい。
当初イザークを支配するダナン達は、反乱軍(解放軍)の中心はセリスではなく彼だと認識していたようだ。
セリスの蜂起時にはイード神殿に向かっており不在であり、ユニットとしての自軍加入は7章からとなる。
イード神殿から逃げるパティを追って登場、彼女が持ち去った神剣バルムンクを取り返し、以後主戦力のソードマスターとして活躍する。
セリスからは兄のように慕われていたが、シグルドから受けた恩とディアドラを引き止められなかったという後悔は長い間彼の胸の中に留まっていたようで、それを詫びるシーンもある。
終戦後もセリスとは強い信頼で結ばれ、国王として母国イザークの復興に努めた。

バルムンクの装備補正もあってかなり高い能力を有するが、逆に言えばバルムンクがないと微妙に頼りない。
登場直後のイード神殿での追撃兵やダークマージとの戦いでも、運が悪いと比較的簡単にやられるため油断は禁物。
しかしその気になれば単騎無双で切り進み敵将の首を取ることも可能である。聖戦のゲームシステムは毎ターン開始時にセーブ可能なので、少しやり直しながら試行錯誤するだけでクトゥーゾフを倒せるだろう。放置すると彼は12ターン目からフェンリルの魔導書で遠距離攻撃を始めるので、イード城を攻略するという意味でもシャナンがバルムンクを受け取り次第トンボ返りで単独速攻したほうが手っ取り早かったりする。
アイラの子供と違って見切りを持たない点も少々マイナスに見えるかもしれないが、なんだかんだ言っても剣聖の直系。
バルムンクを手に流星剣が発動すれば、大抵の敵は露と消えるだろう。~
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最終更新:2025年03月19日 14:56