カンデ(ミルドネジア語:kandhe)とは、ミルドネジア共和国、
ルリスティア・プルス共和国におけるZHL兵器。名称を直訳すると「音」という意味になる。
概要
リスヒューメ独立戦争中、協力関係にあったルリスティア・プルス共和国の
ナミサ・タグレ・フレイルが「戦争してみた企画」(詳しくは、
諷諫された歴史を参照)においてミルドネジア共和国に兵器開発を委託したことが始まりであった。
当時、ミルドネジアは
ファルトクノア共和国に対して仮想敵国としての認定を行っていたが、ヴァルエルク軍の多方面での出兵により、有事に同盟からの即効的な支援が得られないのではないかという疑念を抱いていた。故にミルドネジア独自のZHL開発に関してインセンティブを持っていた。このため、世間に対しても説明ができる形でのZHL開発としてバーチャルアイドルの支援という形で秘密裏に開発を開始した。
ミルドネジア側からは特殊部隊である共和国特殊合唱団が開発に加わるも殆どがASMRによって人体への音楽的影響を知り尽くしたナミサ・ダグレによって開発は先導された。
仕様
カンデは、多数のナノマシンネットワークによって構成されるZHL兵器である。ナノマシンは惑星全土の知的生物の体内に吸収され、外部の電子的命令によって脳波を制御するためにアルファ波を発し、諸律動を妨害あるいは制御する。運動、聴覚処理、体性感覚処理、中枢神経系を制御することによって、徐々にナノマシンを吸収した知的生物の精神を蝕み、最終的には発狂による自殺や前後不覚による虐殺などを起こして文明を自滅させる。
このようなZHL兵器案は
619部隊の知るところにもなり、
セレスティアル・スピア開発の一因ともなった。
最終更新:2022年04月05日 04:17