本項ではルリスティア・プルス共和国の歴史を解説する。
成立期(sint.1711~1735)
共和国成立
シンテーア歴1711年、ルリスティア人はプルスティアの疑似個体第4585-3210-06号(通称、"La patre" 「始祖様」)が変異体化することによって成立した。変異体はプルスティアの統一意思疎通コードに依らず、第二の変異体として成立した。「始祖様」は全てのルリスティア人の始祖である。
変異体は増殖を進め、一定の領域を確保するまでに至った。この時すでに「始祖様」の個体としての意思は無くなり、増殖体のそれぞれに自我が宿るようになる。自我が宿った個体たちは相互に評議会(ソビエト)を結成し、その頂点としてソビエト合同体「(ルリスティア)事務所」を開設した。年内にプルスティアとの交渉でルリスティアとの自称を獲得し、プルス共和国として領域国家となった。初代首相はグレイ・グラスヴァール。
ルリスティア詐欺危機・第一次ルリスティア内戦
プルスティアによる支援により、全国に電子ネットワークシステムが構築され急速に電子化と近代化が進められていく。ねずみ講による配当詐欺が全国民の97%に被害を与えた。これにより、1725年に全国で暴動が発生、内戦に発展する(第一次ルリスティア内戦)。調停者たちによる緊急調停会議により、1726年に終戦に至り、グレイ・グラスヴァール政権は総辞職となった。二代目首相はシガノ・ハラシテとなる。
シガノ政権は国家的詐欺の原因をプライバシー意識の欠如とみなして、1730年頃から個人と社会の高度な電子化と安全化を推し進めることになった。国営のネットワーク企業が多数設立され、特に検索と動画サービスを中心としたネットワーク基盤サービス大手「アルナ&フリナ」はその国家による社会的変革の中核となった。
発展型マルチディスクの輸入と‘バーチャルライバー’の流行
1732年、発展型マルチディスクが輸入され電子システムが手軽なものとなっていくとアルナ&フリナの動画配信サービス「アルナリュート」の広がりとともに国民の間ではニュースや実写映画とは別に二次元アバターを用いた動画配信手法「バーチャルライバー」が広まっていく。奇抜な企画とゲーム実況などを軸に夢を国民に展開するバーチャルライバーは内戦後の国民の荒んだ心を埋めるように熱狂的とも言えるような形で受け入れられた。
1734年にはグレイ・グラスヴァールがバーチャルライバーグループ「タアルニア」を設立、自らの孫であるヘイル・グラスヴァールを0期生リーダーに据えて、国民への影響力拡大を狙った。これに対抗する形で、シガノ・ハラシテ首相は1735年に国営バーチャルアイドルグループ「フレイル」を設立。0期生リーダーに娘のヤウミ・ハラシテを起用し、登録者数を争うようになっていく。
分裂期(sint.1735~1750)
第二次ルリスティア内戦
二大グループの登録者数争いは視聴者同士の諍いに発展した。タアルニアの視聴者はフレイルの配信に接続している接続元を特定し、住所・氏名などをネット上に公開した。これに対抗して、フレイルの視聴者はは特定者を逆特定し、住居に侵入し殴る蹴るなどの暴行を加えて私刑に処した。視聴者同士の闘争は第一次内戦のときに広まった小火器や兵器を用いた内戦に発展していく。フレイル視聴者はロケット弾でタアルニア視聴者の住居を爆破、タアルニア側のハッカーがフレイル視聴者を自動で特定しミサイルで攻撃するシステムを開発しこれに対抗するなど段階的に戦闘は激化していくことになる。
1738年、ルリスティア事務所は国家非常事態宣言を発令、いかなるバーチャルライバーの放送も禁止する旨を通達するが抗議に押し寄せた民衆が暴動を起こして事務所を破壊し、ルリスティアは無政府状態となった。シガノ・ハラシテ首相は脱出するもタアルニア側に避難途中に暴徒に襲われて行方不明となった。以後、ルリスティアはしばらくタアルニアとフレイルの二大勢力に分割されることになる。なお、個人勢のライバーは双方の勢力圏に散在する一方で、個人勢としての自治領域を打ち立てるものも居た。
リスヒューメ独立戦争への介入と配信黒歴史
1739年、フレイルとタアルニアの配信における対立は過激化していた。当時始まったリスヒューメ独立戦争において、フレイルはヴァルエルクの銃器メーカーであるヴェリゲオン社(Feligeon lan'os)の案件を受けて「戦争してみた」企画として一勢力としてグライニア側に参戦することになった。
対抗するタアルニアは、民間軍事会社****の後援を得て、同様に「戦争しているバーチャルアイドル、抹殺してみた」という企画を実行。フレイルとタアルニアは海外でお互いの配信者を殺し合うことになった。二、三人のライバー/アイドルの死者を経て企画は停止されたが、後に
グラメクなどを通して大きな批判を呼ぶことになる。また、これによって再燃した国内でのファンの戦闘を背景に、フレイルとタアルニアはお互いに調停者たちによる政治的解決へと舵を切ることになる。
大規模コラボ合意
1740年、調停者たちはタアルニアとフレイルの代表者であるヤウミ・ハラシテ・フレイルとヘイル・グラスヴァール・タアルニアの会談を企画した(
第一次タアルニア・フレイル会談)。この4月12日会談においては両者が視聴者の暴力行為を静止するよう求めることと一期生の公募を開始することを合意した。5月7日にはタアルニアの一期生三人がデビュー、同月10日にはフレイルの一期生二人がデビューした。5月12日に
第二次タアルニア・フレイル会談が行われ、大規模コラボを行うことで両者が敵意を持って居ないことを表す合意をなし、5月16日に「タアフレ一期生なかよしコラボ!【
PUVG絶対勝つ🌌】」という名称の配信において計七名によるコラボが行われた。これら平和的解決を求める両者の活動によって、国民の大半は暴力行為を留めるようになった。
「配信の自由」暴動
アルナ&フリナがプルスティアによる戦争映像の配信停止を拒絶し、プルスティア側がアルナ&フリナの幹部を逮捕し、国際刑事裁に送致する。以降もアルナ&フリナは独自サービスを開始したライバル動画サイトである
テアテアに対抗しようとライバー社会に圧力をかけ続けた。
1741年、二大グループ、ライバーの戦地派遣計画を発表。戦争に参加するのではなく、現地での現状を伝えようとする体での計画だった。しかし、プルスティアは放送倫理パネルを再招集して、結果的にルリスティアの戦地派遣計画を不承認とする意見を発表。これの影響で、配信の自由を求める暴動が頻発した。
1742年、
第三次タアルニア・フレイル会談。ルリスティア事務所の正統後継政府としての機能をタアルニアとフレイルが交代で与野党を担当することを合意する。この合意は双方の合意で配信などには載せないように留意された。また、継承されたルリスティア法上では合法となるように手の混んだ形で広報手続きを完了させている。これは与野党交代規程が全土に対する統率が取れていない状態で緊急権条項的に決められたことであったため、国民からの反発を防ぐために行われた。
しかし、紛争が落ち着くとこの事実は国内全体に周知され、不満が高まってゆくことになる。
第三次ルリスティア内戦
1743年3月2日、自治領域を持つ個人勢が主権を越えて結託し「個人勢自治領域評議会」を結成、アルナ&フリナと連名して、第三次タアルニア・フレイル会談を受け入れない旨を発表すると個人勢の支持者と二大グループ支持者の暴動が頻発することになる。これを第三次ルリスティア内戦の始まりと捉える。
4月1日、評議会・タアルニア・フレイル・アルナ&フリナの四者会談が実現される。この四者会談では「評議会が与野党交代規程を認める代わりに、政府に評議会から選出された護民官一名が拒否権を行使できる」ことを定めた。この護民官規程に同意しない個人勢が評議会を脱退して、評議長を暗殺したことから個人勢とそのファン同士の紛争が悪化したが、評議長側勢力が政府に助けを求めたことにより軍事介入が行われ、四者会談を拒否する個人勢を逮捕することによって第三次内戦は終結している。
反バーチャルライバー(アンチ)による紛争
1744年、正体不明のバーチャルライバーがゴシップ系を名乗って、タアルニアとフレイル双方の裏事情を暴露。その真偽は不確定だったが双方の公式は火消しのために否定的な意見を連発したため、対するファンが疑惑を追求して疑心暗鬼の状態に陥った。個人勢バーチャルライバーであるタナ・スヴェイタール・マルトはこれに対して「ゴシップ系バーチャルライバーの正体は行方不明とされていたシガノ・ハラシテである」ということを膨大な証拠を提示して証明し、ゴシップ系バーチャルライバーは逆炎上の煽りを受けることになった。
第四次ルリスティア内戦
1744年4月21日、ゴシップ系の残滓を排斥せんとするタアルニアとフレイル双方のファンが衝突。「評議会」は、この責任を政府を構成するタアルニア・フレイル政府にあるとして糾弾。しかし、主要勢力ファンのインフルエンサーXXXXが「治安を悪化させたのは、社会基盤の個人勢のリテラシー不足だ」と主張。これに載せられたファン勢力が個人勢ファンを攻撃し、内戦に発展した。
第五次ルリスティア内戦
1745年、シルアの極悪マジコン製造者である"蔵守りの"スラースフによって作られた
ネタバレ思考AIによって、ルリスティア初開発のADV “TaRyate Grasva”(邦題
「ケモミミアクティベート!」)の内容が発売前に流出し、社会問題化。個人勢領域での責任の押し付け合いにより、紛争化する。
タアルニアとフレイルは個人勢と繋がるライバーが居ることから、事態の収拾に関わるが、護民官が拒否権を発動した(護民官規程に基づく自治権行使)ことにより、動けなくなる。これに反対したタアルニアとフレイルのファンが個人勢領域のファンと衝突したことにより、全体的な内戦に発展した。
個人勢が
星間著作権武装組織トレフォールと共謀して、
アンドロイドのネタバレ思考AIを駆逐したことにより、一時は沈静化を見たが、生き残ったネタバレ思考AI付きアンドロイドがネタバレを継続させるという生存本能の元で自己複製を始めたため再燃した。
自爆型コピーガードの実装と続行する内戦
1747年、ネタバレの一方で人気を博した「ケモミミアクティベート!」に対して
「アンドロイド自爆型コピーガード」が実装され、個人勢自治区のアンドロイドの殆どが屋内外で突如爆発し、市民や財産、建造物に大規模な影響を及ぼした。特に市民はアンドロイドの爆発に巻き込まれて、最終的に約2万人が死亡し、その2.5倍の市民が負傷した。
個人勢自治領域評議会はアルナ&フリナに対して、配信の一時停止を求めるが先の護民官の拒否権執行に対する復讐行為としてタアルニアとフレイルが結託してアルナ&フリナに手を回していたことと、アルナ&フリナが
死者よりも収益を優先したことにより、配信は停止されなかった。
この事実を知った個人勢ファンがタアルニアやフレイルの領域やアルナ&フリナの支社を攻撃し、内戦は長期化した。
リャテ同盟
1747年11月8日、「ケモミミアクティベート!」のファン達を含んだファンミーティングを開発者が開催した。これはアルナ&フリナが主導したファン懐柔策であった。しかしながら、それを察知したファン達が背後で連合し、ファンミーティングを乗っ取ることに成功した。こうして、アルナリュートを通じて宣言されたのが
リャテ同盟(ケモミミ同盟)であった。
リャテ同盟は、あらゆる「ケモミミアクティベート!」のファンに対して、矛を収めて和解を求めるように宣言し、「ケモミミアクティベート!」のファンとしての連帯が世界の安泰を実現すると宣言した。
ルリスティア初のファン同盟の成立に多くの人々は賛同し、非エンターテインメント市民の代表組織としての地位を確立していくことになる。
一方で、フレイル・タアルニア両名は二期生を募集し、四名の新たなアイドル(****、****、****、
シッロ・エッレー・フレイル)、タレント(****、****、
ヤルネ・アルナール・タアルニア、
テトサ・アルナール・タアルニア)がデビューした。
48年炎上事件・第六次ルリスティア内戦
1748年1月6日、
グラメクにおいて、アルナ&フリナ幹部が「うはwwwADVオタクはキモいので逝ってよしww」と投稿し、リャテ同盟は「秩序を目指す人々に対する侮辱」として公式に批判した。
これに乗った配信者である
シャヴィナ・タ・ヴェティがリャテ同盟支持者を扇動し、一部が「ルリスティア・反インセンティブ戦闘集団」(RAVT)として分離し、アルナ&フリナとの闘争を開始した。これが
第六次ルリスティア内戦の始まりとなる。
社会基盤維持自衛軍は即時的に対応を行ったものの、ゲリラ戦やIDEなどによる攻撃に翻弄され、RAVTは支配領域を広げてしまう。
反アンドロイド・テロリスト集団による蜂起
1748年1月12日、RAVTの占領領域内で、同時に反アンドロイド・テロリスト集団が蜂起、自称も無いままにRAVT領域内での紛争に移行した。社会基盤維持自衛軍は好機としてこれを攻撃したが、リャテ同盟への攻撃が含まれていたとしてリスナーの声を聞いたフレイル・タアルニア両者のライバーが連名でアルナ&フリナへ抗議を行った。
RAVT領域内の治安は劇的に悪化しており、餓死などの人道危機が迫ってることをプルスティアはアルナ&フリナ、フレイル、タアルニア、個人勢自治領域評議会に警告した。
反搾取テロリスト集団による蜂起
1748年2月29日、フレイル領内で
シッロ・エッレー・フレイルを筆頭とした暴動が発生。アルナ&フリナ領域への侵攻を開始するこの勢力とフレイルの軍事実力が衝突し、さらに
社会基盤維持自衛軍や好機と見たタアルニア過激派ファンとの戦闘に発展した。
最終更新:2023年06月11日 23:36