シーブック・アノー |
登場作品 |
機動戦士ガンダムF91 |
機動戦士クロスボーン・ガンダム |
年齢:17(F91)、28(クロスボーン・ガンダム) |
兄弟スレでの扱い
奇人変人揃いの
ガンダム家では珍しい、常識ある普通の少年である。
変わっているところと言えば、「なんとー!」という叫び声くらいか。
カミーユとは同い年のはずだが、どこで差ができたのだろうか。
普段は学業に励み、
かわいい彼女や友人たちと談笑し、放課後には
カロッゾベーカリーでアルバイトや、有志でのグライダー作り。
トラブルに巻き込まれることはあっても自分からトラブルを起こすことは少ない。
年頃の少年らしく、彼女のセシリーとあんなことや
こんなことしたいという欲求はあるものの
バイト先の店長でセシリーの父親である
カロッゾや同店の店員
ザビーネに妨害されたり
なかなかチャンスが巡ってこなかったり、チャンスが来ても逃してしまったりとうまくいかない。
十年後までそういったことが全くできない呪いがかかっているのが原因らしい。
彼が呪いから抜け出せるのはいつの日か。
こんな風に至って普通な少年だが、彼には裏の顔があった。
その名は怪盗(
宇宙海賊の場合も。両方かもしれない)キンケドゥ・ナウ。
普段目立てないうっぷんを晴らすように裏社会で大活躍しており
シローは逮捕に燃えているとか。
どういったことをしているのかはネタ次第。
警官の兄がいるため、家族には秘密にしているという設定が多いようだ。
Part16に投下された長編『怪盗キンケドゥ クリスマス決戦編』では主役として大活躍した。
ちなみにかつてコミックボンボンで連載されていたコミカライズ版ではかなりぶっ飛んだ性格。
バグをトゲゾー呼ばわりしたりラフレシア(MA)をチ○ポコユリ呼ばわりする等
まるで別人のような性格になっている。気になる方はググってみよう。
ちなみに作者は
ボンボン版Vガンダムと同じである。
余談だが、本編では彼には妹の「リィズ・アノー」がいるが、兄弟関係をリセットしている兄弟スレではほとんど登場しない。
ジュドーほどシスコンではなかったせいか、存在を意識している様子もない。
原作での扱い
(機動戦士ガンダムF91)
コロニー「フロンティアIV」に通う普通の高校生だったが、コロニーがクロスボーン・バンガードに襲撃され
友人たちとともに非難した練習艦スペースアークにてガンダムF91を発見。
紆余曲折あってやむなく搭乗、クロスボーン・バンガードと戦うこととなる。
(機動戦士クロスボーン・ガンダム)
クロスボーン・ガンダムにおけるもう一人の
主人公。
「F91」より十年後。木星帝国と戦うセシリーとともに
名前を変え宇宙海賊クロスボーン・バンガードのキンケドゥ・ナウとして戦っていた。
彼らが毒ガスを運んでいた惑星間航行船スマシオンを強襲。
『クロスボーン・ガンダム』の物語はそこから始まる。
その後を描いた「鋼鉄の七人」でも登場。すでに一線を退き、パン屋を開いていた。
この時、セシリーとの間に三人の子供をもうけている。
主な乗機
F91 ガンダムF91(シーブック)
サナリィ(S.N.R.I.: Strategic Naval Research Institute/海軍戦略研究所)の建造した高性能MS。
当時主流になりつつあった小型・軽量・高機動のMS開発を進めるため、その現界性能を得る目的で、まず機体性能を優先。 機体性能の高さから習熟の困難が予想され、最終的に性能を制限する事となった。
後に連邦軍の主力MSとして量産型が採用されているが、劇中で本項人物が搭乗した機体は開発途上の先行生産機で整備マニュアルすら存在せず、開発資料のビデオを見ながら手探りで整備が進められる様子が描かれている。
外見的特長はまずその小ささで、ひたすら巨大化が進んだU.C.90年代のMSが20mを超え、30mに迫ろうとしていたのに対して僅か15m。(それまでのMSは画としてパイロットを中心に描くと“ハッチだけ”“頭部だけ”と言う構図になってしまったために、総監督が小型化を目論んだとされる。 やや引き気味にパイロットの全身をフレームに入れると、その背景にMSがバストショットで収まるカッコイイ画面になる。)
シールドもビームシールドになったために「格納」できるようになり、総じてスッキリとしたシンプルなフォルムを持つ。
一方で最先端の技術を詰め込まれた機体には熱的余裕が少なく(なにしろ小型の機体にνガンダムのものより5割以上も出力が高い動力炉を詰め込んでいる)、機動が激化するとまず両肩の収納式の放熱フィンが展開、続いて頭部のマスクが開放されて、最終的には装甲表面が剥離に至る。
この剥離現象(
MEPE:Metal Peel-off effect/金属剥離効果)は外部からのセンサーではダミーバルーンや映像のような「見た目」だけの物ではなく、それなりの質量を持つことから高い欺瞞効果を持ち、セミ・オートマチックであったラフレシアのテンタクラーズ・ロッドが「残像」を追尾して本体被害を軽減させている。 ただし、使用するほど装甲材が減少しているため、後の量産型ではこの機能はオミットされた。
武装にはビームシールドすら貫くヴェスバー(V.S.B.R.:Variable Speed Beam Rifle/可変速ビーム・ライフル)を備えていたが、数射した段階でフレームが歪んだとの事で作中ではあまり使用されていない。
また、歴代シリーズでも活躍した「バズーカ」も実体弾ではなく、大型のビーム兵器「ビームランチャー」になっているのも特徴。 こちらも実は劇場本編では使用シーンがカットされており、完全版(いわゆるディレクターズ・カット版)で確認できる。
XM-X1(F97) クロスボーン・ガンダムX1(キンケドゥ)
サナリィが木星圏での使用を前提に開発した機体。
従来のMSがアポジモーター(バーニア)を機体各所に分散させていたのに対し、総数を4機に減らして大型化したメインスラスターを、やはり大型のアームで振り回す事で極めて高い機動力を発揮する。
このメインスラスターが海賊旗でよく見られる「交差する骨(クロスボーン)」を彷彿させるため、本機は命名された。(もちろんデザイン過程はこの逆)
また、前述の通りスラスターが背部に集約されているため、対ビームコーティング素材で作られたMS用のマント(Anti Beam Coating Mantle/A.B.C.マント)の標準装備を可能としており、こちらも本機のシルエットを独特のものにしている。
ビームシールドが標準とされる作中年代ではMS戦闘は近接での決着が多くなる傾向にあり、その中でも本機は特に近接戦闘を重視。 主兵装の「ザンバスター」は従来型のビームサーベルや、ビームシールドすら突破して敵を両断せしめる出力を誇る。
さらには両肩に通常型のビームサーベル、脚部に内蔵されたヒートダガー、両前腕部にビームシールドの発振機を攻撃にも転用するブラインドマーカー、腰部フロントアーマーには直接的な破壊力には欠けるものの応用範囲の広いシザーアンカーといった多彩な武装を標準装備としており、それらを使いこなす本項人物の技量も相俟って絶大な戦闘力を発揮した。
「機動戦士クロスボーン・ガンダム」のラストで
トビアへと譲られた。
主に登場したネタ
怪盗キンケドゥ クリスマス決戦編シリーズ
主な関係者
関連項目
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ガンダム兄弟 シーブック・アノー
最終更新:2023年11月03日 10:01