(前半4ステージクリア後、発生するイベント)
ミッションも終わり、帰宅したばかりのボクを待っていたのは
慌てた様子のシャオと、おろおろと不安そうな顔をしたオウカだった
(ハイウェイ)
シャオ:
GV、大変だよ!
GV:
シャオ。なにかあったんだね?
TVモニタを指すシャオ。そこには無残な姿となった高速道路が映し出されていた
道は分断され、ところどころ水晶のような物が融合している
現実離れした光景…これは水晶の第七波動か…!
GV:
これを、エデンの連中が?
シャオ:
これだけの規模の第七波動…他には考えられないよ
GV:
ゆっくり休んでいるヒマもないか…了解。すぐに現場に向かうよ
オウカ(焦):
GV…行くんですね…
GV:
ああ。行って来るよ、オウカ。
エデンの暴挙、決して見逃すわけにはいかない!
シャオ:
突如ハイウェイを分断した水晶のようなもの…
間違いない。エデンの能力者…G7の第七波動だ
水晶はまだ増殖を続けている…きっと、水晶を操っている能力者は近くにいるはずだ
GV:
了解、すぐに出撃するよ
オウカ(焦):
GV…シアンさん…お気をつけて
交差
分か断れたハイウェイに
怪しき輝く水晶が屹立する
再び見える蒼龍と白虎、すれ違う顎と絶爪
分断され、荒れ果てたハイウェイ…
ヤツら…この国の交通網をマヒさせるつもりなのか?
?(アキュラ):
ミチルを返せ!下種どもが…!
GV:
この声…この下からか!
(奪われたミチル)
アスロック:
彼女は
計画に必要な
材料だ…返すわけにはいかない…
アキュラ:
ミチルをコマ…だと? クズが!
ガウリ:
YAH YAH.落ち着け
アスロック
アンタも
SRY.ウチの
CREWが
ILLなヤツで
心配すんな?お前の
SISは丁重にもてなす
なぜならそれがLUV&PEACE
これがEDENのTIGHTなマインド
アキュラ:
何を言っているか判らんが能力者のたわ言が信じられるとでも思ったか?
実力行使で、ミチルは返してもらう…!
アスロック:
なんだコイツは…?話にならん…退かせてもらうぞ
(アスロックとガレトクローネが撤退)
GV:
ミラーピースを渡すんだ!アキュラ!
(GV到着)
ガウリ:
WHO’S THAT GUY? もしやアンタのPEEPSかい?
アキュラ:
…仲間かと問いたいのか?
答えはNOだ…だが、足止めにはなってもらうぞ。
ガンヴォルト!
(GVを置いて去っていくアキュラ)
GV:
アキュラ!
ガウリ:
…だ、そうだぜ?NEW JACK.
ヤツに変わってアンタがこのガウリをエスコートしてくれんのかい?
GV:
…ボクだって彼の仲間というわけじゃないけど…
お前たちの暴挙、見過ごすわけにはいかない!
ガウリ:
PIMPな見掛けでJIGGYなリリックかましてくれるぜ
魔法が解けるまでに時間はあンが…どうやらアンタがANGER
ド派手に昇天な!強引なダンスでGOING DOWN!
―[STRIKE]―
ガウリ:
無能力者どもに味方するお前の思想・理解不能
リズムを刻むオレのライム プリズムで刻むお前の罪
GV:
確かにボクには背負う罪がある…
だけど、お前に刻まれてやる筋合いはない!
シャオ:
GV、あいつの言ってること、判るの…?
GV:
なんとなくはね…
ガウリ:
時代は戦国。この世は地獄。エデンが目指すオレらの天国
GV:
この世界を地獄にしているのはお前たちだ!
お前たちの選民思想で、天国なんか…楽園なんか作れやしない!
ガウリ:
無能力者どもはAIRHEAD. 出したくなるさ口から反吐
GV:
世を嘆く下らないパフォーマンスなら、ソロでやっていろ…!
無関係な人々を巻き込み、苦しめる…エデンは間違っている!
お前は踊っているんじゃない…エデンの言葉に踊らされる哀れな道化だ
迸れ! 蒼き雷霆よ!
道化の演舞に零時告げる 暗夜裂く雷鐘を打ち鳴らせ!!
(ガウリ撃破)
シャオ:
何を言っているのか、ボクにはさっぱりだったけど GVが勝ててよかった
GV:
アキュラが追っていた能力者は?
シャオ:
…反応なし。もうこの付近にはいないみたいだね
GV、一度こっちに戻ってきてもらえるかな
知り合いから、耳寄り情報が入ったんだ
GV:
了解。帰還する
―[CLEAR]―
※ガウリの台詞の内、SRYなど横文字にルビが振ってあるものは、ルビではなく横文字の方を発音しています。
(初回クリア後)
オウカ:
おかえりなさい、GV。シアンさん
あなたたちが無事で本当によかった…
シアン:
ただいま、オウカ。…心配してくれてありがと
オウカ:
まあ…!
シアン:
…なに?
これには、ボクも驚いた
シアンがオウカに対してお礼を言うなんて …珍しいこともあるものだ
オウカ(笑):
ふふ…いいえ、なんでもありませんよ
GV:
ただいま、オウカ
オウカ:
はい、GVも。おかえりなさい
シャオ:
オウカが居るだけでなんだか和むね。とても決戦前とは思えないなあ
GV:
決戦前? シャオ、耳寄り情報って言っていたけど…
(BGMがガンヴォルト爪タイトルに変更)
シャオ:
実は…調査の結果、ついに判ったんだ。エデンの本拠地が
GV:
なんだって!?
シャオ:
場所はタシケント。そこに、エデンの本拠地――ベラデンと呼ばれる要塞がある
何を企んでいるのか…エデンは今、全ての構成員をベラデンへ引き上げているようなんだ
その帰還経路と時間をかせぐため、交通機関を占拠していたようだね…
残りのミラーピースを持った能力者も、きっとベラデンに集まっているはずだよ
タシケント――確か、中央アジアにある国の都市だったか
GV:
遠いな…そんなところまでどうやって?
シャオ:
現地まで、ボクの知り合いに送ってもらえるよう、準備してもらってる
それで…急ではあるんだけど 今から出発してもらえないかな
ヤツらが何か企んでいる以上、一刻も早くこっちも行動しなきゃならない
いつも急かして、GVには本当に申し訳ないけど…
GV:
かまわないよ。ボクだって シアンを、早く元の姿に戻してあげたいからね
シアン:
GV…ありがとう
(BGMが戻る)
オウカ(笑):
ふふ、シアンさんったら 先ほどからお礼を言ってばっかりですね
シアン:
なによ…いいじゃない。別に…オウカは、GVの無事でも祈ってて
オウカ:
はい。わたしは何もしてあげられませんが、この家でお二人の無事を祈っています…
シアンさん…どうか…GVを守ってあげてください
シアン:
まかせて。それがわたしの願いだもん
進もう、GV…あなたが望む道を、まっすぐに
GV:
ああ、また行って来るよ、オウカ
ボクたち三人は、オウカを残し、そのままタシケントへと向かった
オウカ(焦):
GV…シアンさん…どうかご無事で…
最終更新:2017年08月02日 16:14