狼野干

昨日 - 今日 - 合計 -
カテゴリ
作者のお気に入り 四魂のかけらの所有者 奈落一派(一時的な協力者) 妖怪 武蔵の国 狼妖怪 登場人物

登場 7巻8話「邪気の跡」
退場 8巻4話「目印」
種族 妖怪
性別
出身 武蔵の国
CV 梁田 清之
分類 原作/アニメ

【概要】

  • 狼野干(ろうやかん)は、武蔵の国楓の村付近を拠点にしている狼の妖怪である。「地獄の狼」として知られる有力な妖怪の一人で、力を増す前の奈落も彼には敬語で接していた。その姿は鎧を着た巨大な狼で、口から三つ目の狼を無限に召喚する能力を持つ。作中では言及されていないが、巣穴には人骨が散らばっており、人間を喰らうと考えられている。作者から好きな妖怪として名前を挙げられている。

  • 性格は陽気で明るい。奈落の事は目下扱いしているものの、頼まれれば特に自分に利があるわけでなくとも聞き入れてやる度量を持っている。作者の高橋留美子は全ての作品で、ギャグシーンの擬音をひらがな、シリアスシーンの擬音をカタカナで使い分けている。狼野干は本作において奈落との会話がギャグシーンとして扱われている唯一のキャラクターである。
 ||
 『擬音にひらがなが使われている。』

【来歴】

  • 奈落から依頼を受け、殺生丸との戦いで重傷を負っている犬夜叉にトドメを刺そうとするが、弥勒風穴に脅威を感じて撤退する。奈落にそれを咎められるが、狼野干は無視して居眠りをはじめてしまう。見かねた奈落は、狼野干に四魂のかけらを仕込んだ苗を植え付けて凶暴化させる。狼野干は奈落以外が無理にかけらを引き抜けば死ぬという奈落の嘘を真に受け、仕方なく犬夜叉たちを再度襲撃する事になる。

  • 奈落は最猛勝を放ち弥勒の風穴を封じる。かけらの力で強化された狼野干も犬夜叉を追い詰めるが、結局は打倒されてしまう。かけらを取ろうとするかごめに、奈落以外にかけらを取る事はできないと拒絶するが、かごめにあっさりかけらを回収される。凶暴化が解けた狼野干はスッキリした顔で森へ帰っていった。

【アニメ】

  • 異名が「地獄の狼」から「地獄の番人狼」に変更されている。また、原作での変化形態から、さらにかけらを追加されアニメオリジナルの形態に変化する。戦闘内容は原作と全く同じであり、特に強化改変されているわけではない。原作では狼野干に敬語を使う奈落、奈落に協力してやる狼野干という関係だったが、アニメ版では奈落がタメ口で狼野干に命令を下しており、はじめから奈落の手下といった雰囲気が感じられる。また、四魂のかけらを埋めた苗を仕込まれるのではなく、四魂のかけら自体を額に仕込まれている。

  • から「あの森を守る妖怪の狼野干」「本来は大人しい妖怪」と評する台詞が追加されている。あの森、というのがどの森なのかは不明である。原作では四魂のかけらで操られる前から奈落の依頼で犬夜叉を襲撃している妖怪であり、巣には人骨が転がっているなど、大人しい妖怪とは言い難い。アニメ版では後に鋼牙とも出会っており、森に迷い込んだ者を喰らう事で有名という、今度は大人しさからかけ離れた話がされている。

  • 犬夜叉の父の配下だったという設定が追加されており、200年前には犬夜叉の父や仲間の妖怪と共に豹猫族の総大将・お館様と戦った。また、50年前には殺生丸に味方し、豹猫族の残党と戦っている。ただし、殺生丸に対しては配下としてではなく、あくまで協力者という体裁を取っている。武蔵の国の妖怪である彼がなぜ西国の妖怪である犬夜叉の父の配下だったのか、具体的な繋がりまでは描写されていない。


【能力】

  • 地獄の狼として名を馳せる、武蔵の国でも有力とされる妖怪の一人。少なくとも、作中に登場した時点では奈落が彼に敬語で接する力関係にあった。無尽蔵に召喚する狼を武器とするが、弥勒風穴とは相性が悪い。狼妖怪の特徴である敏感な機器察知能力を持ち併せており、弥勒の風穴を見るや否や即座に姿を眩ませている。


【技】


【戦闘録】

描写 相手 勝敗

+ タグ編集
  • タグ:
  • 登場人物
  • 妖怪
  • 狼妖怪
  • 武蔵の国
  • 奈落一派(一時的な協力者)
  • 作者のお気に入り
  • 四魂のかけらの所有者
最終更新:2022年11月18日 22:30