風の傷

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初登場話 14巻1話
使用者 犬夜叉犬夜叉の父殺生丸刀秋神無ムジナ
分類 原作/アニメ

【概要】

  • (かぜ)(きず)とは、妖刀・鉄砕牙の技の一つである。鉄砕牙の真髄とされる「100の妖怪をなぎ払う」を体現する技であり、妖気によって強烈な衝撃破を伴う風を巻き起こす。射程距離は80メートル、威力は山を打ち崩し100匹の妖怪を一撃で葬る。衝撃の軌道は複数で、地面にはまるで犬の爪跡のような痕跡を残す。放たれる衝撃波は鉄砕牙の妖気によるものであるため、破魔の矢聖なる結界によって浄化されると消滅する。この技で敵の妖気を逆流させるカウンター技が、鉄砕牙の奥義・爆流破である。作者は『サンデーS』において読者から一番好きな技を質問された際に、「風の傷」と回答している。なお、犬夜叉が物語中で最後に放った技でもある。

  • 並大抵の妖怪ではなすすべも無く、殺生丸も犬夜叉が手加減して放った風の傷でさえ数日間動けないほどの重傷を負った。しかし、刀々斎に言わせれば「初心者用の技」に過ぎないらしく、竜骨精冥王獣宝仙鬼といった大妖怪と呼ばれる域の妖怪の多くは風の傷を無力化する事ができた。風の傷で倒された大妖怪は作中で登場している限りでは殺生丸のみである。作中では鉄砕牙の使い手である犬夜叉の他、一時的に鉄砕牙を手にした殺生丸、鉄砕牙の妖力を奪った刀秋神無が使用した。威力は技の使い手によって変化するため成長によって威力が増大する。主に腕力や風の傷を斬る正確さによって威力が増減し、殺生丸は嗅覚が鋭く、犬夜叉よりも正確に風の傷を斬れるため高い威力の風の傷を放つ事ができた。犬夜叉は鉄砕牙の振り切りを加減する事で、風の傷の出力をある程度自由にコントロールする事ができる。逆にムジナは力量に乏しく風の傷を使っても犬夜叉にかすり傷すら与える事もできなかった。

  • 本来、「風の傷」というのは妖気妖気がぶつかった際に発生する妖気の裂け目の名称である。鉄砕牙はこの風の傷を斬る事で強烈な衝撃破を発生させる事ができる。ある程度の妖気妖気がぶつからなければ風の傷は発生しないため、本来は人間や弱い妖怪に対して風の傷を使う事はできない。20巻において鉄砕牙は竜骨精の妖力を吸収したことで刃に風の傷をまとうようになり、刃を振るえばいつでもどこでも風の傷を発生させられるようになった。
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 『本来は技の名ではない』

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最終更新:2022年06月28日 23:15