曲霊

昨日 - 今日 - 合計 -

カテゴリ

作中で死亡 凶悪 合体妖怪 四魂の玉の関係者 奈落一派 妖怪 封印されし者 無敵 無窮の生命力 男 登場人物 稀代の腕力 究極的強者 絶大な妖力 霊

---

くくく、もう一度言おう……お前は弱い。

登場	52巻5話「玉の邪念」
退場	55巻1話「捕らえる」
所属	奈落一派
種族	妖怪
性別	男
年齢	1000歳以上
出身	四魂の玉
装備	妖鎧
CV	草尾 毅
分類	原作/アニメ

---

【概要】

• 曲霊(まがつひ)は、四魂の玉を生み出した合体妖怪の邪念が妖怪化した存在である。悪に転じた魂を指す「曲霊」の名を冠する妖怪であり、作中において最も邪悪な妖怪とされている。奈落よりも邪悪とされる二人の妖怪の内の一人。大妖怪をはるかに超越する実力と気位を持つ。

• その存在自体は10巻6話「玉の誕生」から明らかにされており、生まれついたかごめの霊力を封印していた謎の存在の正体でもある。玉の中で翠子と戦う合体妖怪の「恨みや妬み、攻撃性」といった邪念が増幅され、強大な妖力を得て妖怪化したのがこの曲霊である。妖怪としては玉の中に存在している合体妖怪とは全く別の個体であるが、合体妖怪の思念が元となっているため、翠子との戦闘の経験といった合体妖怪の持つ記憶を継承している。長年、四魂の玉に封じ込められていた曲霊だが、奈落の邪気によって黒く穢れた四魂の玉は曲霊を封じ込める力を失っていった。曲霊は合体妖怪と同じく完全な妖怪であり、奈落を半妖と蔑んでいた。奈落にとっても曲霊は強大な存在であり、白夜が曲霊が倒された可能性に言及した際、「曲霊は死なない」と評していた。

• 作者からは「奈落以上の絶対悪」「最も邪悪な妖怪」と言われており、同時にもう少し大物にしたかったとも述べられている。邪悪さという点では奈落の分身・赤子が曲霊に最も近い位置にいるという。また、最も描きにくかった妖怪として名前を挙げられており、曲霊以外で苦労した妖怪はいないとも回答されている。

• 奈落をも超える最も邪悪な妖怪とされる。合体妖怪の邪念である曲霊は、1000年に渡って四魂の玉の中で戦い続けてきた経験があった。そのため、彼は殺生丸さえも弱小妖怪と扱うほどの最強への自負と、強い優越感に満ち溢れていた。さらに彼は、絶対的な強さを持ちながらもさらなる力を追い求める妖怪特有の貪欲さと、弱者を苦しめる嗜虐心を持ち併せていた。奈落は人間の心を理解し、それを利用する謀略を好んだ。しかし、曲霊は人間の情というものを一切理解しておらず、それ故に時として奈落でさえ使わなかった残酷な手段にも平然と手を染めた。

---

【能力】

• 個人の実力では最強の妖怪であり、四魂の玉や装備といった後天的戦闘力を考慮しなければ曲霊を超える妖怪はこの世に存在しない。邪念である曲霊は肉体を持たない妖怪の霊魂である。その為、この世の理に属する攻撃は一切受け付けず、風穴に吸い込まれても脱出する事ができ、冥道残月破すら効かなかった。曲霊を倒す唯一の方法は天生牙による斬撃のみであり、しかも生半可な両断では倒すには至らず回復する事ができる。彼はしばしば人間や妖怪に乗り移り自由にコントロールする事で物理的な攻撃を行った。曲霊は奈落の肉体を借りて戦闘を行う事があった。この時、奈落の肉体は既に戦国最強の域に達していたとされ、曲霊もその圧倒的な肉体を駆使する事ができた。その為、戦闘力という意味では彼の本体とも言うべき合体妖怪をも凌いでいる。曲霊は1000年に及ぶ膨大な戦闘経験を持ち、白兵戦に限定しても殺生丸が手も足も出ないほどの戦闘力を有していた。

• 曲霊は霊魂の状態でも戦う事ができ、悪霊の毒や邪視といった固有の妖術を用いた。悪霊の毒は奈落の瘴気を上回る強力な毒素であり、その毒は殺生丸の腕をも溶解させ、薬老毒仙の薬をも無力化する事が出来た。曲霊は翠子との果てしない戦いにより巫女に対抗する術を知り尽くしており、邪視と呼ばれる巫女の霊力を封じる固有の能力を有していた。彼の邪悪な瞳に射すくめられた者は霊力を封印されてしまう。霊力の封印は永続的であり、曲霊の破滅によってのみ封印を解除することができる。

• 最大の特長が数多の妖怪の中で最強を誇る邪気である。曲霊の邪気はもはや究極の次元に到達しており、その存在自体が周囲に絶大な悪影響を及ぼす。曲霊に比べれば奈落ですらその邪気は不完全な物でしかなく、奈落が穢した黒い四魂の玉をさらに上から漆黒へと塗りつぶし、桔梗の浄化の霊力すら完全に無力化する事ができた。

【技】

悪霊の毒

邪視

---

【戦闘録】

---

コメント