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小僧…貴様、やつの息子だと抜かしたな。
もしや、そのナマクラ刀で親父の仇でも取りに来たのか?
登場 |
19巻10話(188話)「爪の封印」 |
退場 |
20巻4話(192話)「爆流破」 |
所属 |
犬夜叉の父の関係者 |
種族 |
妖怪 |
性別 |
男 |
年齢 |
不明 |
出身 |
東国 |
血縁者 |
なし |
職業 |
君臨者 |
想い人 |
なし |
装備 |
なし |
CV |
井上 和彦 |
分類 |
原作/アニメ |
【概要】
- 竜骨精は、かつて東国に君臨していた竜の妖怪である。犬夜叉の父の宿敵。大妖怪の一人に数えられる。彼は歴史上で最も強大な妖怪の一体として記録されており、犬夜叉の父を死に至らしめた存在として知られていた。作者は、竜骨精と犬夜叉の父が勢力争いを行っていたとコメントしている。ただし、彼がどのような勢力を率いていたのかは明らかになっていない。竜骨精は、犬夜叉の父に致命傷を与えると同時に、命を賭した爪の封印を施され、数十年に渡り谷へと封じ込められた。しかし、数十年の時を経て竜骨精は奈落の助力により復活、目前に現れた宿敵の息子・犬夜叉と対決する。圧倒的な力で犬夜叉をねじ伏せる竜骨精だったが、犬夜叉が命を賭してはなった爆流破により、自らの攻撃を反射されて命を落とした。
- 鋼よりも硬い白銀の肉体を持ち、白く輝く巨大な竜の姿をしている。大妖怪の中でも犬夜叉の父に次ぐ程の圧倒的な巨体であり、その身で一つの渓谷を丸ごと埋め尽くす。額には人面があり、意思表示は全て人面が行う。赤く光る目と白い肉体、人面には隈取りと、外見上も犬夜叉の父と多数の共通点を持つ。長年封印されていた影響で体には苔が生えている。頭部から離れるにつれ胴体はより太く強靱となり、その全長は数百メートルにも及ぶとされる。
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【竜骨精のイメージボード】
- 性格は凶暴かつ苛烈であり、自分以外の全てを見下している。多くの大妖怪と違い、竜骨精は殺生丸やその他の大妖怪が持つ種族的な差別感情を全く持ち合わせておらず、強弱だけを物差しに相手の価値を測った。半妖である犬夜叉を「かよわい姿」と表現するなど半妖である事は理解しているようだが、竜骨精は半妖である事自体ではなく、単に弱いという理由で犬夜叉を見下していた。竜骨精は非常に好戦的な自信家であり、大妖怪のほとんどが自らに刃向かう者に対して不快感を抱いたが、竜骨精は自分を斬ると息巻く犬夜叉の姿を見て喜んでいた。竜骨精は常軌を逸した自我の持ち主であり己の強さと戦い以外に一切の関心を持っていない。犬夜叉の父は竜骨精の強さに関心を抱いたと明言される一方、竜骨精の方は犬夜叉の父に全く興味を持っておらず、犬夜叉の父が自らの攻撃で死亡したと聞かされた時ですら、大した反応を示さなかった。
- 竜骨精は犬夜叉の父と並び立つほどの実力を持っていたが、彼は純然たる妖怪としての振る舞いにこだわっており、「暴力と支配」という妖怪特有の欲求を隠さなかった。同等の実力を持つ大妖怪でありながら、粗暴さの奥に人間に対する慈しみを持っていた犬夜叉の父と竜骨精とでは、全く相容れない存在だった。作者からは「竜骨精は暴力だけを積み重ねてきた奴だと思う」「犬夜叉の父は竜骨精のように強いだけの妖怪ではなかった」とコメントされている。
【来歴】
- ある時、竜骨精はその強さに興味を抱いた犬夜叉の父から戦いを挑まれた。竜骨精の力は犬夜叉の父の想像を絶しており、竜骨精による脇腹への攻撃が致命傷となった犬夜叉の父は、自分の命と引きかえに、爪の封印によって竜骨精を武蔵の国の谷へ封印した。作者曰く、二人の戦いは犬夜叉封印の10年前ほどに起こっており、楓が犬夜叉の父を知っているようにはるか大昔の妖怪ではないという。犬夜叉の父との戦いは「引き分け」と表現されている。
- 犬夜叉が悟心鬼に鉄砕牙を噛み砕かれてしまった際に、刀々斎は、犬夜叉の牙をつなぎとして利用し、新たな鉄砕牙を打ち出した。犬夜叉の牙を加えた新たな鉄砕牙は、使用者と犬夜叉の父の実力差に比例して重みを感じる刀となった。犬夜叉の父に劣る犬夜叉が超重量となった鉄砕牙を使いこなすには、犬夜叉の父を超える必要があったのである。父を超える方法、それは父ですら倒せなかった竜骨精を倒す事だった。犬夜叉は奈落の手によって復活した竜骨精に戦いを挑み、激戦の末に爆流破によって竜骨精を打ち破った。この時、犬夜叉は父を超える事に成功し、鉄砕牙の重量を克服。さらに、竜骨精を斬った事で鉄砕牙は常に風の傷を帯びるようになり、いついかなる時でも風の傷を放てるようになった。
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『父と引き分けた竜骨精を倒し、鉄砕牙は成長した』
【アニメ】
- 『犬夜叉 TVアニメ』
- 本編に先駆けて第二期ED「深い森」に登場。殺生丸が竜骨精の元を訪れる姿が描かれている。左腕が描かれている為、殺生丸が本編に登場する前の出来事となる。なお、当時はアニメ本編が原作8巻に相当する頃であり、原作漫画は竜骨精が登場した19巻が最新刊となっていた。アニメの視聴者にとってはもとより、竜骨精は19巻においても顔見せ程度の登場であった為、単行本の読者にとってもこのEDに登場する竜骨精はほとんど未知の存在だった。
- 本編では体色が変更されている。原作ではカラーで登場しており、設定通り真っ白な体色をしているが、アニメ版では薄紫の体色である。弥勒が風穴で竜骨精の攻撃の軌道をズラし、犬夜叉を救出するといったオリジナル展開がある。退場後もアニメオリジナルストーリーでお館様の実力について、竜骨精の名前が引き合いに出されている。また、邪見からも「父君ですら封印するのがやっとだった」と説明されている。
- 『犬夜叉 劇場版』
- 第三作『天下覇道の剣』で、竜骨精と犬夜叉の父の戦いが200年前である事に言及されている。この作品では犬夜叉の父が死亡した直接的な原因がオリジナルキャラクター・刹那 猛丸との戦闘であるかのように描かれている。ただし、『天下覇道の剣』のコミカライズ版では、冥加が犬夜叉の父の死因はあくまで竜骨精の攻撃であると証言している。
- 『半妖の夜叉姫』
- 犬夜叉の父に深手を負わせた存在として四凶の一人・渾沌から名前が言及される。東国を支配する大妖怪・麒麟丸が登場したが、竜骨精と縄張りが重なっている。設定を鑑みれば竜骨精は「東国の支配者」とされる麒麟丸に支配される存在となるが、竜骨精が犬夜叉の父ですら倒せなかった妖怪という設定も生きており、麒麟丸が犬夜叉の父に完敗しているため、設定上の強さでは竜骨精が麒麟丸を上回る事になる。
- コミカライズ版では麒麟丸が「犬夜叉の父と西国の覇を競った妖怪」と修正されており、竜骨精と縄張りが重ならなくなった。
【能力】
- 竜骨精は犬夜叉の父でさえ封印するのが精一杯だったと言われるほどの強さを誇り、犬夜叉の父が死に至った傷も竜骨精の攻撃によるものだった。当時の戦いは描かれておらず、わかっているのは竜骨精の攻撃が犬夜叉の父の脇腹を鎧ごと貫通し、それが致命傷となって犬夜叉の父が死亡したという事である。
- 絶大な妖力と巨体から繰り出されるパワーは武蔵の国を震撼せしめるほどだったと言われている。主に口から放つ灼熱の炎や、頑強な肉体で敵を直接なぎ倒すシンプルな戦闘手段を好んだ。巨体ゆえに全体の挙動としては比較的緩やかだが、竜の頭部付近に関してはその限りではなく、素早い犬夜叉も比較的容易に捕捉する。その体は極めて堅牢で、硬度は鋼を上回り鉄砕牙による風の傷すらダメージにはならない。竜骨精は例え心臓を貫かれてもほとんどダメージがなく、肉体を粉々にされてやっと死に至るほどの生命力を持っていた。奈落ですら、心臓である赤子は究極の弱点である。心臓への攻撃が致命打にならない竜骨精の生命力は、あらゆる妖怪の中でも群を抜いている。
- 竜骨精は犬夜叉との戦いにおいて、自身の最大火力を爆流破でカウンターされ、一撃で粉々に粉砕された。爆流破の威力は「風の傷+敵の妖気」である。風の傷は竜骨精にダメージが通らないため、その威力の大半は竜骨精自身の妖気であったと考えられる。竜骨精の攻撃力が余りにも強力だったからこそ、竜骨精を一撃で倒すほどの爆流破となったのである。数多の大妖怪の中でも犬夜叉の父に次ぐほどの巨体であり、その巨体故か妖怪としては珍しく飛行能力は有しない。
- 『犬夜叉 TVアニメ』では、竜骨精の攻撃は炎ではなく雷撃という設定に変更されており、一度だけなら竜骨精の攻撃を鉄砕牙の鞘で防ぐ事ができる。その関係から雷獣兄弟の飛天の雷撃を鉄砕牙の鞘で防いだシーンが回想で登場している。
【戦闘録】
- 武器を持たず素の身体能力だけで麒麟丸と犬の大将より強い超ヤバい化け物。死に方が重症で青色吐息、妖力ほぼ無い、相手が半妖だったから舐めプの結果死亡とか言うクソダサ死因な事以外は完璧な超大妖怪 -- 名無しさん (2021-11-20 11:57:40)
- 相当強いはずだよね -- 名無しさん (2021-11-20 15:56:16)
- かっこいい! -- 名無しさん (2021-11-21 19:53:33)
最終更新:2024年03月28日 21:59