・概要

 ここでは、チャージ判定に関して、バスターを例にして解説する。セイバーにおいても、全く同様の処理をしている。

ASのファイル:zero_buster.txt
 
zero_attack="buster"
#include "zero_AS/zero/zero_attack_charge.txt"
 

 以下の記述では、「zero_attack」は「"buster"」に置き換えられる。

・loadの処理

・・チャージエフェクトのMCの出現

 チャージエフェクトのMCは、loadの処理で出現させている。

ASのファイル:zero_load.txt
 
_parent.attachMovie("zero_buster_charge_effect","zero_buster_charge_effect",_root.depth_zero_buster_charge_effect)	//チャージエフェクト(バスター)のMCを出現させる
 

・・判定、カウント

 「・バスターのチャージ判定」を参照

ASのファイル:zero_load.txt
 
_root.zero_charge_buster;_root.zero_charge_saber	//チャージ判定(バスター,セイバー)
 
_root.count_zero_charge_buster;_root.count_zero_charge_saber	//チャージのカウント(バスター,セイバー)(maskに初期値を記述)
 
count_zero_charge_plus_quick_charge_lv0=1	//チャージのカウントが増加する値(通常)
︙
count_zero_charge_semi=40	//セミチャージまでに必要とされるカウント
count_zero_charge_full=120	//フルチャージまでに必要とされるカウント
 

・バスターのチャージ判定

・・概要

 バスターキーの入力がある場合は、バスターのチャージを行う

 オートチャージに関しては、ヘッドチップの「・オートチャージ」を参照。

・・チャージのカウントのリセット

 バスターキーの入力がない場合は、チャージのカウントをリセットする

ASのファイル:zero_attack_charge.txt
 
if((_root["zero_tip_head_auto_charge_"+zero_attack]==-1 and this["keydown_"+zero_attack]==0) or (_root["zero_tip_head_auto_charge_"+zero_attack]==1 and this["keydown_new_"+zero_attack]==1) and _root.event_pause==0){_root["count_zero_charge_"+zero_attack]=0}	//バスター・セイバーキーの入力がない場合(オートチャージ装着中,バスター・セイバーキーの入力がある場合),チャージのカウントをリセット(イベント停止判定がある場合は不可能)
 

 このような記述をしているため、(被ダメージ状態、拘束状態などにおいて)バスターが発射されなかった場合においても、チャージのカウントがリセットされる(原作準拠)。

拘束状態における、チャージのカウントのリセット。バスターは発射されないが、非チャージ判定に戻る。

 「チャージのカウントのリセット」は、「チャージ判定」の前に行う必要がある。そのような順序にしない場合は、チャージバスターを発射しても、1フレームだけチャージ判定が残ることになる。

・・チャージのカウントの増加

 バスターキーの入力がある場合、チャージのカウントを増加させる

ASのファイル:zero_attack_charge.txt
 
if(this["keydown_"+zero_attack]==1 or _root["zero_tip_head_auto_charge_"+zero_attack]==1){	//バスター・セイバーキーの入力がある場合,オートチャージ装着中の場合
	_root["count_zero_charge_"+zero_attack]+=this["count_zero_charge_plus_quick_charge_lv"+_root.zero_tip_head_quick_charge]	//チャージのカウントを増加させる
}
 
 ここでは、クイックチャージを考慮しないので、「チャージのカウントが増加する値(通常)」が、カウントに加算されることになる。

・・チャージ判定

 チャージのカウントの値に応じて、チャージ判定を変化させる
チャージのカウントが、「セミチャージまでに必要とされるカウント」未満の場合は、「非チャージ判定」
・上の条件を満たさず、チャージのカウントが、「フルチャージまでに必要とされるカウント」未満の場合は、「セミチャージ判定」
・上の2つの条件を満たさない場合、つまり、チャージのカウントが、「フルチャージにまでに必要とされるカウント」以上の場合は、「フルチャージ判定」

ASのファイル:zero_attack_charge.txt
 
if(_root["count_zero_charge_"+zero_attack]<count_zero_charge_semi){_root["zero_charge_"+zero_attack]="none"}	//非チャージ判定
else if(_root["count_zero_charge_"+zero_attack]<count_zero_charge_full){_root["zero_charge_"+zero_attack]="semicharge"}	//セミチャージ判定
else{_root["zero_charge_"+zero_attack]="fullcharge"}	//フルチャージ判定
 

最終更新:2020年12月12日 11:08