・概要

 「通常状態」は、立ち止まっている状態のことを指す。

↓通常状態。

・loadの処理

・・アクションの状態

 ゼロのアクションの状態を、通常状態に設定している。これは、ゼロのMCが出現し、イベント停止判定がなくなった直後に、通常状態の処理が行われることを意味する。

ASのファイル:zero_load.txt
 
_root.zero_action="normal"
 
・「_root.zero_action」:ゼロのアクションの状態。
・「"normal"」:通常状態。

・モーション

 ここでは、攻撃中ではない場合のモーションを記述している。攻撃中の場合に関しては、バスター発射セイバー発動を参照。
 通常状態のモーションには、「瀕死状態の場合」と「瀕死状態ではない場合」の2つのパターンがある。

ASのファイル:zero_action_normal.txt
 
if(_root.zero_buster=="none" and _root.zero_saber=="none"){	//攻撃中ではない場合
	if(_root.zero_life<_root.zero_initial_life/4){_parent.zero_AA.gotoAndStop("zero_AA_dying")}	//瀕死状態の場合,専用のモーションにする
	else{_parent.zero_AA.gotoAndStop("zero_AA_normal")}
}
 
・「_root.zero_buster=="none"」:バスターモーションの判定がない。
・「_root.zero_saber=="none"」:セイバーモーションの判定がない。
・「if(_root.zero_life<_root.zero_initial_life/4)」:ライフがライフの初期値の1/4未満の場合
・「_parent.zero_AA.gotoAndStop("zero_AA_dying")」:「ゼロのAA」を、「瀕死状態のAA」が表示されるフレームにする。

↓通常状態(瀕死状態)。

・他のアクションへの移行

・・概要

 ここでは、「氷の床との接触判定がない場合」のみを解説する。「氷の床との接触判定がある場合」は氷の床を参照。

 「特定のキーの入力がある」→「特定のアクションに移行する」という処理が基本となっている。このことは、「通常状態」以外のアクションに関しても同様である。
 「_root.zero_saber=="none"」(セイバーモーションの判定がない)を条件としているため、セイバーモーション中は、基本的には、他のアクションに移行できない(いわゆる、「硬直」)。

・・ジャンプ開始への移行

 ジャンプキーの入力がある場合、ジャンプ開始に移行する
 同時に、ダッシュキーの入力がある場合、ダッシュ属性を付加する

ASのファイル:zero_action_normal.txt
 
	if(keydown_new_jump==1 and _root.zero_saber=="none"){	//ジャンプキーの入力がある場合
		_root.zero_action="jump_start"	//ジャンプ開始に移行
		if(keydown_new_dash==1){_root.zero_dash=1}	//ダッシュキーの入力がある場合,ダッシュ属性を付加
	}
 

ジャンプ開始への移行。

・・ダッシュへの移行

 「・・ジャンプ開始への移行」とほぼ同様の処理をしている。

ASのファイル:zero_action_normal.txt
 
	else if(keydown_new_dash==1 and _root.zero_saber=="none"){_root.zero_action="dash"}	//ダッシュキーの入力がある場合,ダッシュに移行
 

ダッシュへの移行。

・・歩き(位置の微調整)への移行

 「・・ジャンプ開始への移行」とほぼ同様の処理をしている。ただし、「キーを入力し続けている」場合においても移行できるようにしている。
 「位置の微調整」に関しては、歩きの「・位置の微調整」を参照。

ASのファイル:zero_action_normal.txt
 
	else if((keydown_right==1 or keydown_left==1) and _root.zero_saber=="none"){_root.zero_action="walk";zero_action_walk_initial=1}	//左右キーの入力がある場合,歩き(位置の微調整)に移行
 
・「zero_action_walk_initial=1」:位置の微調整の判定を付加。

↓歩き(位置の微調整)への移行。

・・通常状態の継続

 上記の条件の全てが満たされない場合は、x方向の速度を0にして、通常状態を継続する。

ASのファイル:zero_action_normal.txt
 
	else{_root.velocity_zero_x=0}	//x方向の速度を0にする
 

・オートリカバリー

 ヘッドチップの「・オートリカバリー」を参照。

最終更新:2020年12月19日 09:40