それらがさまざまな物体に影響を及ぼし、変異させた結果生まれた、高校生編の新たな敵が【寄石獣】である。
(名称は「ジャム×××」。その他の命名規則は奇跡獣と同じ)
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物語後半では… |
物語後半では、対応していないピースとラックを無理やりはめ込むことで生まれる
二世界間の歪みの結晶体 【ディストーン】により生み出される
【綺石獣】と呼ばれる別の敵が登場する。
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【寄石獣】(プラス【綺石獣】)は、その性質により次のように分類される。
【寄石獣】のタイプ別分類
(『』内はヴィリームたち奇跡の戦士側での呼称。〔〕内は敵の黒幕側からの呼称)
『フツタチ』〔タイプ:レッド〕
生物浸食型。
リヴァピース(orディストーン)が動植物と融合を果たした場合に発生する。
もとになった動植物の持つ能力に加え、それを増強、発展させた能力を使いこなす
由来は妖怪化した動物を表す古語"経立"から。
『グスク』〔タイプ:グリーン〕
領域変成型。
リヴァラック(orディストーン)が開いた場所の周辺の空間そのものと融合した場合に発生する。
その場所とその周辺部を迷宮化させ、内部に立ち入った者に歪みのエネルギーを撒いて操る。
また、その内部にいる場合に限り、分身を一体生み出して直接戦闘も可能。
由来は琉球言葉で城を表す"ぐすく"から。
『ツクモ』〔タイプ:ホワイト〕
無生物融合型。
リヴァピース(orディストーン)が器物と融合した場合に発生する。
(自動車など例外を除き)自力で移動することが不可能、
というハンデを負っている
(自らを手にした相手を操るか、巧みに騙して持ち運ばせる)
その分一点特化の強力な能力を持つ場合がほとんど。
由来は長年使われ続けて意思を持った器物の妖怪『九十九神』から。
【綺石獣】のタイプ別分類
※綺石獣の場合は上記3タイプに加えて、下記の2タイプの【綺石獣】が存在
『カムナギ』〔タイプ:グレー〕
人妖合一型。
リヴァラックが開いた場所が人間(あるいは奇跡獣士)の体で、そこに対応しないリヴァピースを嵌め込まれてディストーンとなった場合。
この場合、"歪み"の力を使いこなす半人間・半綺石獣となる。
普段の姿は普通の人間となんら変わりないが、背中の何処かに小さくジグソーパズル状の穴が開いている。
全力で"歪み"の力を振るうときは奇石獣としての姿を顕す。
由来は神霊の依代となる人間『神凪』から。
『ヌバタマ』〔タイプ:ブラック〕
輝石昇華型。
まれに誕生する"歪み"の結晶であるディストーンそのものが意思を持った場合の分類タイプ。
形状はさまざまな色の宝石だが、意思を持ち、接触した相手から自らの色と同じ色を吸収しパワーを増す。
色を吸い取られた相手は代わりに"歪み"を注入され、ひどく衰弱したり擬似的な奇石獣と化したり、明度彩度を失い影法師になってしまったりする。
一定量以上の色を吸収したヌバタマはそれを自らのコピーである偽ディストーンとして放出する。
ヌバタマが浄化されると性質が反転し、それまで呑み込んだ色の力で願いを叶える宝石、
ウィストーンと化す。
この性質のため、『ミッドヴィリームHigh!!』の
黒幕はせっせとリヴァラックにリヴァピースをはめ込んで
ディストーンを生み出している…という噂が
呑み込んだ色の力で人間型の分身を生み出し、自らを持ち歩かせることが可能。
分身の外見は人間そっくりだが、必ず瞳の色は本体の宝石と同じ色になる。
由来は古語で"黒"にかかる枕詞にしてヒオウギの真っ黒な実『
射干玉』から。
【奇石獣/綺石獣の一覧】
※☆…綺石獣
最終更新:2023年05月27日 22:14