ラルフ・C・ベルモンド

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ラルフ・C・ベルモンド」を以下のとおり復元します。
コナミの名作アクションゲーム『悪魔城ドラキュラ』シリーズに登場するキャラクター。
第3作『悪魔城伝説』の主人公であり、後に『闇の呪印』、『ジャッジメント』などにも主要キャラとして登場した。
また、[[シモン>シモン・ベルモンド]]を差し置きパチスロシリーズ「悪魔城ドラキュラ」でも主人公を務める。
初めて[[ドラキュラ伯爵]]を倒したベルモンド一族の中でも伝説の存在。
ミドルネームのCが何の略なのかは不明&link_anchor(*1){*1}で、そこを省略して&b(){ラルフ・ベルモンド}と表記される事もある。
海外名は&b(){Trevor C. Belmont}(トレバー・C・ベルモント)&link_anchor(*2){*2}。
また、『宿命の魔鏡』ではこの海外名に準じて&b(){トレバー・ベルモンド}として登場する。

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**『悪魔城伝説』でのラルフ 
#ref(cv3-offart1.jpg,,title=SNKのにも似てるような気がするラルフ)

ドラキュラ伯爵が人間滅亡の手始めにトランシルバニアを襲い始めた。
教会は様々な対抗策を試みたがことごとく失敗に終わり、最後の望みを掛けて、ベルモンド一族に協力を要請する。
ベルモンド一族は、人間離れした力を持っていた事から人々に迫害されていたが、
ラルフはこの要請を承諾、悪魔城へ乗り込んでドラキュラ伯爵を撃破し、封印に成功する。
この英雄的な功績からベルモンド一族への偏見は無くなり、ラルフは初めてドラキュラを倒した男として伝説となった。

ヴァンパイア・ハンターであり、シリーズ第1作目の主人公[[シモン・ベルモンド]]の先祖。
メインウェポンはムチで、3段階のパワーアップが可能。
サブウェポンとして短剣、オノ、聖水、クロス(十字架)、懐中時計の5種類を使いこなし、連射アイテムの取得により最大3連射も可能と、
1作目のシモンの性能に近い。
ベルモント一族はあまり馴れ合いを好まない傾向があるのだが、
ラルフのドラキュラ討伐は3人の仲間達と協力して成し遂げられたという事から、彼のカリスマ性が窺えるだろう。
道中には上下の分岐[[ステージ]]があり、どちらを選ぶかで難易度が変わり、
さらに特定のステージをクリアする事で仲間キャラクター(後述)をパートナーに加えるか選択する事ができる。
パートナーがいれば、プレイ中にSELECTボタンを押す事でラルフとのキャラクターチェンジが可能となる。
ライフポイントはラルフ・仲間キャラクターで共有。
ただし2人以上でゲームを進める事はできず、新しい仲間を加えるとそれまでのパートナーとは別れる事になる
(とはいえ、別れる事になるパートナーはゲーム進行的に必ず一人の人物に固定されているが)。
敢えてパートナーを加えず、ラルフ1人で攻略する事も可能である。
仲間キャラクターによっては特殊な移動技能(壁伝いに這う・空中を飛行)を持つ者がおり、
その能力を活用する事で面の道中を大幅にショートカットしたり、ラルフでは回収できないアイテムを取得する事も可能で、
パートナーとの連携がゲーム難易度を大きく左右する事になる。
なお、最終ブロックをクリアする時に誰をパートナーにしたか(もしくは誰も居ないか)により4種類のエンディングが用意されている。
また、2周目以降は1周目クリア時に連れていたパートナーが最初から居る状態でスタートし、仲間を選ぶイベントが発生しない。
#region(パートナー一覧)
**パートナー一覧
-グラント・ダナスティ
#ref(cv3-offart2.jpg,,title=無限に湧き出る投げナイフ)
ラルフを兄貴と慕う勇猛果敢な若者。怪物の姿に変えられていたが、ラルフに倒されて元の姿を取り戻す。
ドラキュラ討伐後は村の復興に努めている。
移動関係において最高の性能を持つ。歩行やジャンプが速く、まだ[[高速移動>ユリウス・ベルモンド]]が存在しなかった悪魔城伝説では飛び抜けた性能。
また、『悪魔城』シリーズで初めて[[マリオ]]のように空中のコントロールが利くキャラで、
さらに壁や天井にへばりついて進む事ができるため、[[他のキャラクターには不可能なショートカットも可能>マクシーム・キシン]]。
戦闘能力はと言うと&b(){短剣をハート消費無しで無限に投げる事ができる}上に、
サブウェポンとして斧を装備して(斧はハートを消費する)&b(){二種類の飛び道具を併用する}事が可能(懐中時計も装備可能)。
防御力はラルフより低いが、高機動・遠距離型なのでほとんど気にならない。
仮に接近戦を余儀なくされる場面になったら&b(){セレクトボタン一発でいつでもラルフと交代可能}なので事実上弱点は無い。
単体で優秀、ラルフとの役割分担もバッチリ。文句なしに強い。ぶっちゃけこいつ一人で十分クリア可能。
寄り道が必要とはいえ、順番的に一番早く仲間になるため、グラントを仲間にした状態で他の二人のどちらかを仲間にした場合、
グラントとは別れる事になる。

なお海外版悪魔城伝説(キャッスルヴァニアⅢ)では性能が変更されており、
メインウェポンがリーチの短いナイフ突きに代わり、サブウェポンがナイフと斧、懐中時計になり、
張り付き時の攻撃がハートを消費したサブウェポン攻撃に変更され使いづらくなっており、グラントだけの攻略は厳しい。
しかし、ナイフ突きは連射が効き、サブウェポンは日本版では二連射までに対し、海外版では三連射まで可能なので、瞬発的な火力は強化されている
そのため、完全な弱体化というわけでもなく、要はラルフとグラントを使い分ければ良いだけの話である(正しいグラントとラルフの役割分担でもある)。
パチスロ『悪魔城III』には&b(){登場しない。}彼が何をしたっていうんだ。
おまけにNetflixで配信されたアニメでも&b(){未登場。}だから彼が何をした。

ちなみに彼の子孫はゲームには登場していないが、『蒼月』の後日談小説に登場している。

-サイファ・ヴェルナンデス
#ref(cv3-offart3.jpg,,title=美女の面影が全く見られない。
というか手がごつすぎて完全に男性……)
ローブに身を包んだ性別不明の僧侶。
[[実は女性>キング]]であり、戦いの後にラルフと結婚し、ベルモンドの血を後世に伝えた。
教会で修行を積んでおり、メインウェポンは杖。サブウェポンとして炎、冷気、光弾の魔法と懐中時計を使う事ができる。
彼女は専用のサブウェポンを用いて敵を圧倒する&b(){火力特化キャラ}。
特に光弾の魔法・ライトニングは、威力の高い大き目の円弾を縦列に3発動時発射、さらにそれぞれホーミングして敵を攻撃するという高性能ぶり。
ハートさえあれば、段差のあるところでも敵を一方的に狙撃できる上、接射すれば大抵のボスを瞬殺。
その規格外の攻撃性能の前には、ドラキュラ伯爵も例外ではない。
第一形態だけは頭にしか判定が無いのでライトニングが当たりづらいものの(炎の魔法なら第一形態を楽々叩きのめす)
第二形態と第三形態は完全にライトニングの的である。
冷気の魔法は敵を凍らせる事ができ、硬い敵(耐久力256発)も[[凍らせてから殴れば一発で倒せる>即死攻撃]]。多分この人ならバキュラを壊せる。
ゆえにサブウェポン特化型キャラ……と思いきや、杖は射程こそ短いものの連打が速いため、耐久力の高い敵が突進してきた時に、
ラルフだと敵が[[殴られつつ突き進んでくる>スーパーアーマー]]事があるが、サイファなら[[一歩も動かさずに撲殺する>永久]]事が可能。
防御力こそラルフより劣るが、移動能力はラルフと同じ。つまり「ラルフなら避けられるが、サイファだと避けられない」という局面は存在しない。
さすがに魔法を使うためのハートが切れたら、対応力という面でラルフより弱いので、
普段はラルフで進行してハートを溜め込んでおき、魔法が有効な局面になったらサイファと交代という戦術が王道。
序盤はラルフ、ラルフでは対処が難しい敵配置の場面や、ボス戦はサイファと役割分担がハッキリしており、
お互いの協力プレイという点で楽しめる組み合わせとなっている。%%悪魔城ファン必見のラルフとのラブロマンスのフラグ立てまくりである%%
そんな火力特化の彼女にも弱点はきちんとある。それは&b(){アルカードとグラントのような移動アクションが無い事}。
冷気の魔法で凍らせてショートカットは可能だが、敵がいることが前提なのと、サブウェポンを冷気の魔法固定になってしまう。
それを用いても二人の移動アクションに劣ってしまうため、険しい地形やギミックの攻略は正攻法で挑まざるを得なくなる。
特にアルカードがいる下ルートを二周目で経由すると地獄を味わう事になるだろう。
とはいえ、メインで使うライトニングは、無消費でナイフ投げまくりのグラントには一歩劣るものの、
そのホーミング性能から有利な場面も多々あり、やはりこちらも遠距離攻撃キャラとして猛威を振るう。
グラント、アルカード選択時より、移動アクション面でのリスク軽減はできないが、
その圧倒的火力は魅力的なので彼女の魔法で敵を粉砕したいなら選ぶといいだろう。

……正直、なぜ敵に捕まってたのかよくわからない。運悪く、ハートが尽きたところを襲われたのだろうか?
[[「悪魔城シリーズは女性キャラの方が強い」>マリア・ラーネッド]]という法則は彼女から始まったのであった。

なお、『ジャッジメント』では身体のラインが浮き出た騎士っぽいコスチュームで、雰囲気的には[[この辺>シャルロット]]や[[あの辺>エリザベート・ブラントルシュ]]に似ている。
これで性別不明って事はないだろと、という事で、ジャッジメント公式では最初から女性であり、魔女である事を公表している。

パチスロ『悪魔城III』にも登場するが、こちらもローブを羽織っているがミニスカートとブーツで、明らかに性別を隠してはいない。
が、こちらでも性別不明という設定は無いので問題はないのだろう。

#region(スロットでのサイファ)
#ref(https://img.atwikiimg.com/www30.atwiki.jp/niconicomugen/attach/3043/13938/chara_02.png,width=640,height=480,title=パチスロIII仕様。元々のデザインを継承しつつ、可愛いらしくアレンジされている)
//#ref(http://www.konami.jp/gs/game/dracula_wii/gallery/sypha_1024_768.jpg,width=640,height=480,title=ジャッジメント仕様、CVは小清水亜美氏が担当した)
//リンクが無効になっている模様
#endregion

-[[アルカード]]
#ref(cv3-offart4.jpg,,title=現在と比べると完全に別人)
ドラキュラの息子で、本名は「アドリアン・ファーレンハイツ・ツェペシュ」。アルカード(ALUCARD)は「DRACULA」の逆読み。
父の悪事に耐えかね、ラルフに協力しようとする。メインウェポンは3段階にパワーアップが可能なショット弾。
コウモリとなって空を飛ぶ事ができる(飛行中はハートを消費)。サブウェポンは懐中時計のみ。
&b(){[[攻撃面はぶっちぎりの最弱キャラ>ダン]]。}
通常ショットは射程が中途半端で(グラントのナイフは射程無限)
3方向ショットにパワーアップしても全弾命中させるためには相当近距離でなければならず、
同じく3段階にパワーアップする(つまりパワーアップアイテムを2回取る必要がある)ラルフの鞭と比べると射程・威力・汎用性全てに劣り、
ついでに超接近戦なら&b(){サイファの杖が最強}なので、あらゆる局面で全キャラに劣る攻撃。
しかもサブウェポンが懐中時計だけなので、嫌でもこのショットで戦う羽目に。
さらにこのショット、&b(){[[階段を上り下りしている最中は発射できない>アーサー]]}という泣きたくなるような仕様があり、
数画面分の縦スクロールを階段で登っていく[[ステージ]]では正に地獄を見る。
アルカード固有のアクションとしては蝙蝠に変身してハートを消費しながら飛行できる。
ハートを消費する上、グラントでは行けて、蝙蝠では行けない部分があり、さらに攻撃を受けると即座に変身が解ける弱点がある。
そのため、そもそもブロックがなく、ショートカットするには飛ばなきゃ行けないような場面でない限り、蝙蝠飛行はグラントに劣る。
しかし、ハートがあって、ライフが0になっていなければどんな状態でも蝙蝠に変身して飛行可能という強みがある。
これを利用して、ラルフがダメージを受けて吹っ飛び、穴に落下死するような場面でも、
すぐにアルカードに交代して蝙蝠に変身すれば落下死を回避できる。
また、階段を登っている状態でも変身でき、アルカード専用のショートカットもあり、ギミックと攻撃の回避にも使える。
つまりハートさえあれば、敵の攻撃を受けての落下死や厄介なギミック、攻撃を回避できるのはグラントにはない強み。
ただ、それ以外がガタガタなので、基本はラルフで行き、厄介なギミックや吹っ飛んで落下死する時にアルカードに交代してリスクを回避する、
という謂わば保険的な役割のキャラなのである。

ドラキュラ伯爵の息子という立ち位置としては残念な弱さだが、設定は非常に格好良く、[[つい使いたくなってしまう>ロマン技]]キャラ。
また、弱いと言ってもそれは攻撃面だけで、飛行能力の魅力は高い。攻撃面が必要ないならサイファよりアルカードの方が助かる場面が出てくる。
…流石にグラントには負け気味だが。
ゲームに慣れてきたらぜひ「最初から最後まで一度もラルフに交代せず、アルカードだけでクリア」に挑戦してみよう
(二周目は最初からアルカードを仲間にした状態で開始できる)。

ED後、しばらく眠りにつく。
後に『悪魔城ドラキュラX 月下の夜想曲』にて目覚めて主人公に抜擢され、[[以後のシリーズにも何度か顔を出している>来須蒼真]]。
戦闘能力は大いに強化され、ポマード頭でおっさん風だった外見も無かった事にされている。
ちなみに『ジャッジメント』によると、『悪魔城伝説』時代は本気で戦っていなかったという事になっているようである。

なお、後の作品で実はラルフのご先祖様(下手すりゃ父親)だったという衝撃の設定が明かされたが、すぐに黒歴史になったので現在は赤の他人。

パチスロ「悪魔城III」では[[お馴染みのイケメンな姿>アルカード]]で登場するが、設定は『悪魔城伝説』の時のもので、
「ドラキュラに勝手に吸血鬼にさせられた」という事になっているそうだ。
姿を『月下』のものにするなら設定も『月下』のままでよかったのでは…。

#endregion
ところで、彼らを仲間に加える際、ラルフは右手を差し出して握手を求めるのだが、みんな左手を差し出してくるため、
握手ではなくグータッチをしているように見える。
まあ[[海外の挨拶だから>○○だからしょうがない]]……と思いきや、実は海外版では絵が描き直されていてきちんと握手している。

**『月下の夜想曲』でのラルフ(偽)
本人が登場する訳ではないが、ボスキャラとしてラルフ・フェイク、グラント・フェイク、サイファ・フェイクという偽者トリオが登場する。
頭身が上がっているので、アルカードのビジュアルが大幅に変更された『月下』の設定におけるラルフはこの姿だったのかと思いきや、それ以前の場面でアルカードが思い浮かべたラルフはFC版そのものなので姿が全然違う。
天井からナイフで攻撃してくる偽グラント、空中から魔法攻撃を放つ偽サイファ、地上でムチ&クロス&聖水攻撃を放つ偽ラルフと、
パチモノではあるが最低限のツボは押さえておりそれなりには強敵。神聖な十字架は扱えないため偽ラルフが投げてくるのは骨を十字に括ったもの。
巨大な骨のクロスを投げてくる必殺技も持っている。また、こちらが死ぬとサムダウンのポーズを取る。
ただし、グラントとサイファを倒してしまえばラルフのムチとクロスは&b(){しゃがむだけで当たらなくなる}ため、後は煮るなり焼くなりお好きにどうぞ。
ちなみに偽サイファはローブのフードを被っていないため長い金髪が露出しており、一目で女性だと分かるようになっている。
偽サイファを最後に残すと倒された偽ラルフをゾンビとして蘇生してくる。
『悪魔城伝説』にも偽物とのボス戦はあったが、操作キャラに変身してくる同キャラ対決だった。
『月下』ではアルカードのドッペルゲンガーがボスとして出てくるので、こっちも再現されてるっちゃ再現されてるが。
なお、アルカードにとってはかつての仲間達(仕様上ラルフ以外と一緒に戦う事は無いが)の姿を模した許し難い敵のはずだが、
このボス戦に&b(){会話イベントなどは特に無い}ため、その辺りの心情は不明。まぁ、この作品は[[会話>マリア・ラーネッド]][[イベント>リヒター・ベルモンド]][[があるボス>ドラキュラ伯爵]]の方が珍しいが。
&s(){自分のドッペルゲンガーにすら反応しなかったくらいなので、&b(){思い浮かべたラルフの姿と全く違うから気付かなった}とかそういうわけではないはず。}
#image(gekka.jpg,,width=320,,title=作中でアルカードが思い浮かべるFC版そのままのラルフ。)

**『闇の呪印』でのラルフ 
#ref(350px-Cod_offart47.jpg,,title=脚長でイケメンなラルフ)

『悪魔城伝説』の三年後を舞台に、再度ドラキュラ復活を阻止するために単身悪魔城に乗り込む。CVは[[増谷康紀>https://w.atwiki.jp/niconicomugen/tag/|CV:増谷康紀|]]氏。
ただし主人公は元ドラキュラ配下で悪魔精錬士のヘクター。つまりラルフはサブキャラ。
本作では3Dアクションのためカメラワークが三人称視点となっており、操作には若干慣れが必要。
ストーリーでは敵として二度に渡り戦う事になるが、元ドラキュラ配下のヘクターを全く信用していないので、
言動も攻撃的でこっちの話を聞きゃしない。
このためファンからは脳筋呼ばわりされた。あぁ、ラルフのカリスマ性はどこへ……。
また、『闇の呪印』では敵からアイテムを盗めるのだが、ラルフから盗れるアイテムは何故か&b(){[[カレー>シエル]]}。
通称は「ベルモンドカレー」。
もしかして弁当なのだろうか? だとしたらサイファが包んでくれたのだろうか? 真相は闇の中である。

なお、隠し要素でラルフモードも搭載されているので、ラルフファンも安心である。

『ギャラリーオブラビリンス』においても、隠しボスとして上記の偽者トリオが登場する。
サイファ・フェイクがメロンソーダを、グラント・フェイクがラーメンを落とす中、ラルフ・フェイクが落とすのはやはり&b(){[[カレー>川名みさき]]}である。
……[[お前そんなにカレーが好きなのか?>来須蒼真]]

**『ジャッジメント』でのラルフ
#ref(150px-Cj-trevor-belmont.jpg,,title=ガチムチなラルフ)
&font(b,i,23,#daa520){「誰が来ようと我が一族は負けん」}

本作は3D対戦アクション。
キャラクターデザインは、[[デスノート>夜神月]]で有名な小畑健氏が担当。CVは[[近藤隆>https://w.atwiki.jp/niconicomugen/tag/|CV:近藤隆|]]氏。
筋肉質であり、どこか[[教官>ハイデルン]]っぽくも見えてしまう。っていうか、チュートリアルでシモン相手に教官やってる。
なおカリスマ性は復活しており、ミドルネームのCが消えた。

ちなみにこの作品、シモンがどうみても[[新世界の神>夜神月]]だったり、マリア・ラーネッドがミサだったり、グラントが&b(){リンゴ好きの死神}だったり、
アイオーンが中の人ネタで[[絶望先生>糸色望]]だったり、ドラキュラ伯爵が[[ジョージ>アーカード]]だったりする。
//こっちの方がふさわしい気がする。まさしくドラキュラだし。
[[絵を元に作ってるからしょうがない>○○だからしょうがない]]。

そんな個性派メンバー揃いな中、初心者から上級者まで安定して使用されている人気キャラである。

**パチスロ&ポップンでのラルフ
|&ref(ralph_slot2.jpg,,title=パチスロ版ラルフ,width=200)|&ref(ralph_popn_name.gif,,title=ラルフ・ベルモンド)&br()&ref(ralph_popn.gif,,title=シモンのコンパチ)|
『闇の呪印』を元にした『パチスロ悪魔城ドラキュラ』の主人公としても活躍中である。&s(){あれ?ヘクターは……?}
また、このパチスロ版の主題歌を持参して音ゲーの『[[ポップンミュージック>ゴルゴン]]18 せんごく列伝』にも出場を果たした。
ちなみにこれらの作品ではミドルネームの無い&b(){「ラルフ・ベルモンド」}名義になっている。
#region(『ポップン』でのラルフ)
ただし、『ポップン』でのラルフは&b(){[[シモン>シモン・ベルモンド]]の色違い(3P)扱い}というあまりよろしくない待遇に……。
(カラー1種のみ・モーションは完全にシモンのコンパチ)
まあ、ファミコン版悪魔城伝説の時もグラフィックはシモンのコンパチだったのだが……。

その後、続編『パチスロ悪魔城ドラキュラII』も稼働!&color(gray){&s(){ただしこの『2』、前作から評価は一転、評判はあまり良くなかった…。}}
『ポップン19 TUNE STREET』の方にもこのパチスロ続編の曲を引っさげて再びラルフが帰ってきた!
……が、イラストは新たに描き下ろされたものの、プレイ中のアニメはやはり使い回し、どころか追加カラーもやっぱりなかった…。
ちなみにこの曲が解禁される『ポップン19』のタウンモード(ポップンのほぼ全キャラが町に訪問してくるモード)では、
このコンパチ扱いのせいか、&s(){逆にシモンがハブられて}ラルフのみがタウンに現れる仕様になっていた。

そして、『パチスロ悪魔城ドラキュラIII』と共に21作目『ポップンSunnyPark』では「3」にも登場!
……したが、三度目もやっぱりアニメ使い回しだった(イラストだけは描き下ろし)。もはや恒例ネタ。
それどころか背景までも別曲「クラシック9」の使い回しという有様。
|悪魔城ドラキュラSLOT&br()&nicovideo(sm9625908)|悪魔城ドラキュラSLOT2&br()&nicovideo(sm13718123)|
|悪魔城ドラキュラSLOT3&br()&nicovideo(sm19671488)||
#endregion

**『宿命の魔鏡』でのトレバー
#ref(los_sadame_trevor.png,,title=トレバー・ベルモンド)
2013年に発売された3DS用ソフト『キャッスルヴァニア ロード オブ シャドウ 宿命の魔鏡(さだめのまきょう)』では、
無印『ロード オブ シャドウ』の流れを汲んで、海外版の名前の「トレバー・ベルモンド」として登場。
ただし「新生」悪魔城を名乗っているため、設定が再構築され&b(){過去の作品年表等とは関係のないパラレル}となっており、
トレバー・ベルモンドは前作主人公であるガブリエル・ベルモンド(後の吸血鬼ドラキュラ)の息子、
そしてシモン(というかサイモン)はトレバーの&b(){息子}となっている。
なお、本作は後にPS3と360でHDエディションが配信された。
|&nicovideo(sm20388958)|&nicovideo(sm21209522)|

** アニメ『キャッスルヴァニア』でのトレバー
#ref(トレバー.jpg,,title=アニトレ……と言っても女の子と一緒にトレーニングする方じゃないぞ,width=300)
2017年からNetflixで配信されている『悪魔城ドラキュラ キャッスルヴァニア』では、
海外版の「トレバー・ベルモンド」を名乗り、主人公の一人として登場。
なお、CVは&b(){アルカードも出てくるのにまさかの[[置鮎龍太郎>https://w.atwiki.jp/niconicomugen/tag/|CV:置鮎龍太郎|]]氏}(アルカードのCVは三木眞一郎氏に交代)。当人もこれには驚いたとか。

吸血鬼退治の英雄であったフランク王国騎士レオン・ベルモンドの末裔であり、トランシルヴァニアでも長らく怪物共と戦っていたが、
やがて教会の権力が拡大するにつれて異端の烙印を押されてしまい、ベルモンド家は没落。
トレバーは己の身分も家名も隠し、各地を放浪するゴロツキめいた状態に落ちぶれてしまっていた。

本作では酒場の乱闘でチンピラ達に殴り倒されるという衝撃の登場を飾るものの、
その内側には一族の使命と誇りが宿っており、ドラキュラの侵略に際して戦うことを決意。
卓越した鞭さばきと、退魔の知識、そしてベルモンドの家宝&b(){モーニングスター}で怪物共を蹴散らしていく。&s(){[[サラ>リヒター・ベルモンド]]の魂も宿ってるのかしら……。}
サイファ、アルカードとの三人組での珍道中も中々愉快であり、『悪魔城伝説』のアニメ化として十分に楽しめるだろう。
&s(){グラントは出てこないが}
|&youtube(https://www.youtube.com/watch?v=FHpVw6cSX2w){250,150}|&youtube(https://www.youtube.com/watch?v=TIJyyS3p4zY){250,150}|

**『悪魔城伝説』のBGMについて
彼が活躍する『悪魔城伝説』は、ドラキュラシリーズでも、また数多のファミコンソフトの中でも、
群を抜く完成度とクオリティで、熱狂的なファンを獲得しているタイトルでもある。
特に[[BGM]]に関しては、「VRC6」という特殊処理を行う専用拡張チップに内蔵された拡張音源により、
ファミコンサウンドの常識を覆すダイナミックな演奏を実現し、
「Beginning」、「Aquarius」、「Dejavu(Vampire Killer)」と言った数多くの名曲達を生みだしている。
上記の『パチスロ悪魔城ドラキュラ』でも、このVRC6+ファミコン音源での原曲版「Beginning」が収録される程、
その完成度はある種の「伝説」にまで達している。
今なお、実物のファミコンROMカセットはそれなりの値段で売買されるが、
Wiiでのバーチャルコンソールでもプレイする事が可能なので、興味があればプレイしてみるのもいいだろう。
&nicovideo(sm452893)

ちなみに、海外版だと「VRC6」が搭載できなかった関係上、どうしても日本版と比べると音質は劣るが
そもそも楽譜はそのままだし、「ファミコンのデフォルト音源で演奏してみたらどこまでできるのか」という点で見れば相当頑張っている。
こちらはこちらでなかなかの出来である。
動画では日本版と比較するコメントが散見されるが&b(){日本版が凄すぎるだけ}なのだ。
&nicovideo(sm1556233)

**TAS動画でのラルフ
#region(TAS動画でのラルフ)
[[子孫>ユリウス・ベルモンド]][[達>リヒター・ベルモンド]]のような変態的動きはなく、ごく普通に戦ってゲームをクリアする。
&b(){ベルモンド一族にただ一人残された常識人}である。
|&nicovideo(sm25282352)|&nicovideo(sm39506839)|
//別ルートなので古い動画も消さないでおきます

仲間達と一緒にクリアする方が早いので、それぞれのルートのTASが作られている。
グラントにはバグでいきなり最終面まで行ってしまうルートが発見されて、ついにこのゲームも変態に制覇されてしまった。
続いてサイファにも一箇所変なショートカットが見つかり、やはりジュストの先祖は変態だったという事に。
いよいよ残る真人間はラルフただ一人となってしまった。
そのラルフも真人間でいられるかはTAS未開拓の『闇の呪印』の研究次第である。
|グラント編。移動能力とショートカット能力に優れる|グラント(バグ)編。バグったと思ったら最終面に|
|&nicovideo(sm17103636)|&nicovideo(sm37105313)|
|サイファ編。人呼んで『悪魔嬢伝説』|サイファ編(ショートカット)。&br()ついに変態ショートカットが発見され、&br()真人間がこの世からまた一人消え去った…|
|&nicovideo(sm403187)|&nicovideo(sm30989273)|
|>|CENTER:アルカード編。アルカードのショートカット能力とラルフの攻撃力の両方が見所|
|&nicovideo(sm404910)|&nicovideo(sm30989405)|
#endregion

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**MUGENにおけるラルフ・C・ベルモンド
MUGENでは、海外産の悪魔城伝説版(トレバー)とライグ・ギラル氏による『月下』仕様が存在する。
動画で活躍しているのは大抵後者であり、ここではそちらを紹介する。

『月下の夜想曲』(に登場した偽者)のグラフィックが使われており、[[リヒター>リヒター・ベルモンド]]とは技を共有しているが、
追加技の存在などで差別化が図られている。
今後、ウェポンの増加や、ストライカーとしてグラントやサイファを搭載する予定であった模様。
|参考動画&br()&nicovideo(sm11126648)|

***出場大会
#list_by_tagsearch_cache([大会],[ラルフ・C・ベルモンド],sort=hiduke,100)
//''更新停止中''
//#list_by_tagsearch_cache([更新停止中大会],[ラルフ・C・ベルモンド],sort=hiduke,100)
//''凍結''
//#list_by_tagsearch_cache([凍結大会],[ラルフ・C・ベルモンド],sort=hiduke,100)
#co(){
//情報あるもののみ残す
[[ゲージMAXタッグトーナメント【ゲジマユ2】]](海外産・トレバー)
[[ゲージMAXシングルトーナメント【Finalゲジマユ】]](海外産・トレバー)
}
***出演ストーリー
[[I can`t back to the yesterday]]
[[今宵はこの物語を]]
[[有刺美花]]

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&aname(*1,option=nolink){&color(red){*1}}
あくまで一つの仮説だが、このCは&b(){「クリストファー」}の略ではないかという説がある。
すなわちラルフ・C・ベルモンドと[[クリストファー・ベルモンド]]同一人物説……もとい&b(){本来は同一人物のはずだったのではないか説}。
『悪魔城伝説』の時代設定は&b(){『悪魔城ドラキュラ』の100年前}であり、『ドラキュラ伝説』と思いっきり被っている。
英雄クリストファーという存在は第1作の時点で既に提示されており、彼を主人公にした作品を作るというのは自然な発想である。
そして&b(){二つの開発チームでネタが被ってしまい}、クリストファーの名は先発の『ドラキュラ伝説』に譲り、
『悪魔城伝説』ではとりあえず名前だけ変えて別人という事にしたのではないか……という仮説。繰り返すようだがあくまで仮説である。
現在では年表が整理され、ラルフがドラキュラを倒したのは&b(){200年前}という事になり、クリストファーとは明確に別人とされている。
とは言え過去の作品そのものまで弄る訳にもいかないので、バーチャルコンソールの紹介ページ([[外部リンク>>https://www.nintendo.co.jp/titles/20010000005387]])などでは、
&b(){「『悪魔城ドラキュラ』からさかのぼること100余年」}という記述はしっかり残っている。

&aname(*2,option=nolink){&color(red){*2}}
ちなみにこの一族、日本では(初期作品を除いて)「ベルモン''ド'' (Belmondo)」だが、海外では「ベルモン''ト'' (Belmont)」と微妙に表記が違っている。
また、日本でも初期の作品や一部のゲスト出演作品では「ベルモント」になっている場合がある。

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//タグ管理用スペース(タグを変更した時は内容をこちらにコピペ上書きしてください)
//|CV:増谷康紀|,|CV:近藤隆|,|CV:置鮎龍太郎|,主人公,鞭使い,ベルモンド一族

復元してよろしいですか?