透龍


「出逢うタイミングが… 良いね… いつも僕たち……… 」

ジョジョの奇妙な冒険』第8部『ジョジョリオン』の登場人物。名前の読みは「とおる」。
同作のヒロインである広瀬康穂の「元カレ」で、キノコみたいなアフロヘアーが特徴の青年。
現在は同作のキーマンである明負悟が院長を務める(※名誉職。現在は医師引退済み)TG大学病院でアルバイトをしている。
康穂とは当初は付き合っていたものの、色々あって透龍自身が彼女のもとから姿を消していたものの、
それを悔やんでおり、あの手この手でヨリを取り戻そうとしている。
その一方で、故意ではないとはいえど院長の追跡を妨げたり、
康穂のスタンドである「ペイズリー・パーク」でも発見できなかった明負悟の顔写真を自身のスマホに保存していたりと、
不可解かつ怪しい雰囲気を醸し出していたが……?

+ ネタバレ注意!!

「『正しい道筋』を…… たとえ聖人が間違わずに歩んでいようとも…
 悪事は時に起こり 避けられない それが『厄災』だ」

「わたしは『ワンダー・オブ・U』『流れ』はずっと厄災なんだ」

その正体は同作の敵対種族である「岩人間*1の1体で、作中のキーアイテムである「ロカカカ」密売グループのリーダー的存在。
即ち、第8部『ジョジョリオン』におけるラスボスである。
そもそも院長・明負悟の正体は透龍のスタンドである「ワンダー・オブ・U」であり、自身の正体を追跡する者をこの能力で始末していた。
ワンダー・オブ・Uには変身(変装・偽装)能力があるらしき描写が匂わされており、
作中ではほとんど実在した明負悟という老人の戸籍その他を奪って彼に成り代わり化けていたものの、本当の姿はロボットのような外観。
完全に正体を現すと腕から刃のようなものが生えているフォルムとなる(ただしこれを攻撃に用いる事は最後まで無かった)。
「ワンダー・オブ・U」の能力は自らを追跡する者達に「厄災」を降りかからせるというものであり、
その内容はソファや車にはねられるのは序の口で、
傘立てにぶつかって足が抉れたり、降ってきた落ち葉が指を切断したりと、現実では有り得ないぶっ飛んだ現象も起こってしまう。
さらに遠隔操作型でもあり、物理常識に囚われずに二次元と三次元を自在に行き来する事が可能など、
歴代ジョジョスタンドの中でも凄まじいチート能力*2である。
その後はロカカカの上位版の「新ロカカカ」を奪わせまいと、スタンド能力で定助を始末しようとするが……。

また、ゲーム作品では『オールスターバトルR』にDLCとして参戦。
ただし戦うのは透龍自身ではなくワンダー・オブ・Uであり、キャラ名も「ワンダー・オブ・U(透龍)」表記。
透龍自身も登場演出と勝利演出、及びGHAの演出のみの登場に留まっている。
同作でのCVは 島﨑信長 氏(透龍)、菅生隆之氏(ワンダー・オブ・U)がそれぞれ担当。
なお、両氏は2018年版『バキ』においても共演しており、刃牙独歩をスタンドにしたとネタにされたことも
原作同様「厄災」の能力を駆使して戦うがそれだけでは戦いにならないためか、手に持っている杖を振り回したり等の格闘でも戦うようになっている
やはりと言うかカウンター技設置といった間接攻撃が主体で、
自分から攻めるよりも相手を誘い込んで自滅へと追いやる「待ち」「受け身」のスタイルが持ち味。
さらには「あくまで闘っているのは本体ではなくスタンドである(実体が無い)」事の再現か、
通常投げが効かないという型破りな性能となっている。
また、ジョセフお得意の「次のお前の台詞は…」も通用しない。流石のジョセフも最強のスタンドの心までは読み取れなかったようだ。

キャラクター同士の掛け合いでは部を超えて多くのキャラに興味深い言葉を投げかけており、
プッチ神父のような強キャラにさえ「時を加速しても厄災からは逃れられない」と余裕を見せたかと思えば、
ジョニィ仗助には明確に警戒心を示すという一面を見せている
(それぞれ「たとえ自分は死んでも必殺の一撃をぶち込んでくる」「プッツンすると厄災すらものともせずに迫り来る
 という性質が透龍(&ワンダー・オブ・U)にとって厄介なのだろう)。
参戦PV


「厄災に正義は無い 悪との区別も無い」
「僕にも君に「何が」起こるとかは分からない 本当だ…」


MUGENにおける透龍

JUS』風ドットを用いたちびキャラが2体存在する。
なお、2体ともフォルダ名が「Tooru」となっているため、登録の際は上書きに注意されたし。

+ Gogetacris氏製作
  • Gogetacris氏製作
     
MUGEN1.0以降専用。
こちらは透龍自身が戦いワンダー・オブ・Uが常に追尾している。
厄災の力で車で跳ね飛ばしたり、ストライカーとして同じ岩人間の田最環や八木山夜霧、協力者の東方常敏を召喚する技を持つ。
AIは簡易的なものがデフォルトで搭載されている。
DLは下記の動画から

+ Necromistery氏製作
  • Necromistery氏製作
     
上記のものの改変版で、MUGEN1.1専用。
性能は基本的に改変元と同じだが、こちらはドットの新調や演出の強化が施されており、
ワンダー・オブ・Uも攻撃に参加するという違いがある。どう見ても分身してるけど気にするな!
AIもデフォルトで搭載されているが、動きは改変元と大差無いようだ。
DLは下記の動画から


「...君は誰だ?」

「元カレです」

出場大会

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*1
『ジョジョリオン』に登場する敵種族。
人間によく似た姿で性交も可能、時に人と恋に落ちる事もあるが体構成は地球生命の主な構成物質の炭素ではなく珪素
作中では炭素生物らが種として行き詰った際の滑り止めのような存在ではないかと考察もされている。
推定寿命は240歳で、その95%がスタンド能力を有している。
前述の通り人間と性交も可能で交際、結婚も起きうるが、その97.5%は破局している。透龍もその実例
遺伝学上人間のメスと岩人間のオスの間に子は出来えないが、岩人間のメスと人間のオスの場合は子が産まれた実例もある模様。
岩人間のメスは春から夏にかけて虫と同じようなサイズ(28mm)の小さい子供を産んだら枯れ木の根本に赤ん坊を放置し、
赤ん坊は巣材にするため枯れ木に寄ってきたスズメバチにしがみついた後、自身の体表を硬化させ巣まで運ばれた後、
女王蜂に寄生するように体を乗っ取って蜂の社会から様々な事を学んでいく。
そうして17年ほど過ごした所で急成長して巣の蜂を皆殺しにした後、
人間の大きさになって外の世界に巣立ち、6年ごとに脱皮して変態を繰り返しつつ一気に姿を変えて成長していく…という奇怪な生態を持つ。
また、突然眠りに入り30~90日は目を覚まさない「睡眠期」が存在し、
いつ睡眠期に入るかは個体によって差はあるが、覚醒期は2ヵ月ほど眠らなくても活動できる。
基本的に集団性や国家を持とうとしないが、本編時点では人間社会の中に「寄生」する個体が存在し、
劇中に登場する岩人間は他者の戸籍を奪って成り代わった者達である。
覚醒期と睡眠期を繰り返す生態故に人間社会の一般職には就けず、専ら定時や納期の義務が無い芸術系の職に就く事が多い。
「長期休載を繰り返している漫画家などは特に怪しい」と作中で注釈あり。……具体的にどの作家とは言わないが

第4部の吉良吉影と同じく「他者に成りすました存在」であると同時に、
「人間によく似た異種族」「石化して長い休眠に入る」など、第2部の柱の男との類似性が見られるが関連性は不明。

本項に掲載されている透龍の画像をご覧になれば分かるとおり、
透龍(&ワンダー・オブ・U)の衣装にはテディベアのようなぬいぐるみおよび太陽を模した刺繍が縫い付けられているが、
テディベア()には「スズメバチを恐れず、むしろ餌として生きる」(作中で透龍がスズメバチを喰うシーンあり)、
太陽には「吸血鬼や柱の男と違って太陽光を恐れない(克服している)」
という岩人間の性質を暗示する意味があるのではという意見もある。

*2
最強スタンド議論を瞬く間に塗り替えてしまうほどの破格のスタンドであるが、
一方で(公式のスタンドパラメーター未公開とはいえ)作中の描写からするとあまり精密性が高くなく、
通常の人間にとっては殺傷力が高くとも生命力の強い人外に対しては決定力に欠ける可能性がある。
よって一強とは言いがたい絶妙なバランスとなっている。
「相手を罠に誘い込んで自滅させる事」に異様に特化しているため自分から攻めるのが苦手であり、
作中でも「追われる立場だと強いが、追う立場になるとキツくなる」という風に描かれている。
追跡(=敵意)に反応して自動発動する能力なので相手に追跡の意図が無ければこちらからはどうしようもなく、
本体がピンチでも黙って見ているだけだったり、やっとの思いで敢行した自発的な攻撃がただの裸絞めだったりと、
意外とこの能力には穴がある。


最終更新:2024年05月01日 10:04