ダオス

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ダオス」を以下のとおり復元します。
#image(daosvs.jpg,width=300)
**&bold(){&i(){&color(red){「我が胸中に宿っているのは覚悟。未来を掴みとるための、覚悟だ。」}}}
初出はSFC、その後PS版・GBA版・PSP版と移植&リメイクが繰り返されたナムコのRPG「[[テイルズ オブ ファンタジア>テイルズオブシリーズ]]」、その外伝作品である「テイルズ オブ ファンタジア なりきりダンジョン1」に登場するキャラクター。
[[魔王]]。そして[[ラスボス]]。
強力な魔力と戦闘力を持ち、魔法でしか傷つけることができないと言われている上、
[[時空間を>ドラえもん]][[移動する力>吉良吉影]]を持ち、たとえ追いつめても別の時代へ逃走してしまうため、倒すことは極めて困難である。

声優はSFC版とGBA版では[[レイ]]や[[ザトー=ONE>エディ]]役などでお馴染みの故・[[塩沢兼人>大蛇丸]]氏。
OVAやPSP版などの作品では[[セフィロス]]などを演じた[[森>片倉小十郎]][[川>リュウ]][[智>ホンフゥ]][[之>死々若丸]]氏が努めている。

#region(原作ネタバレ)
その正体は異星デリス・カーラーンよりやってきた[[異>ウルトラマン]][[星>スーパーマン]][[人>ベジータ]]にして統括者。

マナを生み出す「大樹カーラーン」が枯れてしまったことで滅び行く母星を救うため、他の星の大樹が生み出すマナの結晶体にして新たな大樹を生む種子である“大いなる実り”を求めて、「大樹ユグドラシル」が存在する『ファンタジア』の舞台である星にやって来た。 
しかし降り立った星はマナを大量消費する魔科学が徐々に発展を続けており、
十分なマナが大気に存在しない事で“大いなる実り”が作られないどころか、ユグドラシルそのものも枯れる危機に直面していた。

魔科学を捨てるように魔科学に関係する人間とハーフ[[エルフ]]に宣告するが、ダオスの説明不足もあって大きな反発を受けることとなり、
ダオスが魔物を率いて実力行使で魔科学を滅ぼそうとした事で大規模な戦争に発展する。
これにより人間達からは「[[魔王]]」[[として恐れられる>織田信長]]ことになり、その目的は[[世界征服>ベガ]]だと思われていた。

『ファンタジア』の世界では主人公である[[クレス・アルベイン]]たちにより時空転移と改変(或いは並行時間軸の形成)が何度か行われるが、
“本来の歴史”では後に時空転移の法術を完成させる人物の先祖を含めた4人組に倒され時空転移し、クレスたちの時代の少し前に現れたところを、
4人組の子孫たちにより、未来と過去への移動を封じる2つのペンダントにより時間停止状態に持ち込まれ、封印された。
しかし本編開始時には封印に綻びが生じており、封印場所の近くを訪れた人間に「ダオスを復活させればその力を思いのままに操れる」という洗脳を行うことで復活を遂げる。
(その際、操られた人間が騎士団の長であったこともあって、封印のペンダントを手に入れるために一つの村が滅びるまでの惨事になり、[[クレス>クレス・アルベイン]]の家族を始め多数の犠牲が出る)
目的のためなら手段を選ばず他者を操ることも厭わないが、その一方で無関係の人間をなるべく巻き込まないような配慮も行っていた。 

前述の通り時間転移能力を持ち、過去から未来に渡りクレス達と何度も対決したが、未来での最終決戦において時空を操る剣「エターナルソード」の力で時空転移能力を封じられ、敗れ去る。
だが、その真意を知ったマーテルによって、彼の亡骸は“大いなる実り”とともに母星へと送られた。
(ちなみに過去に移動することも可能だが、本編では未来にしか時間移動を行なわない。その理由は小説『語られざる歴史』にて語られている) 

『魔法でしかダメージを与えられない』という設定のくせに&bold(){普通に物理攻撃が効く}のは内緒。
SFC版では「物理攻撃でダメージは与えられるが、そのダメージは即座に回復する」という仕様のため、実質魔法しか効かない。
しかしPS版以降はその仕様がなくなり、普通に武器攻撃が効くようになってしまった。
というか、実はPS版だと&bold(){普通に物理攻撃が弱点だったりする}。流石に最終決戦時は違うが、それでも物理攻撃に対して耐性は無い。

#region(ちなみに)
作中に登場する都市ミッドガルズの魔科学研究所に「開発者」というキャラがおり、「&bold(){バグではなく仕様です}」と発言している。
…何がとは言わないが。
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#region(なりきりダンジョンでは)
ファンタジアの後日談的な作品であるため、ダオスは既に消滅している。
そのため、ボスとして登場するものの「星が記憶しているダオス」という残留思念という形で現れている。
デリス・カーラーンのマナが失われた理由、大いなる実りを手に入れるために魔王と呼ばれるまでの行動を起こすことへの苦悩などを知ることが出来る。
そしてクリア後のおまけ部屋で主役であると明言される。
ちなみにマナが失われた理由は、完全にデリス・カーラーン人の自業自得であり、結果的ではあるがダオスの行動の正当性を弱めてしまった感が否めない。

#region(おまけ:ダオスになろう)
なりきりダンジョンではシリーズキャラクターやナムコキャラクターなどの専用コスチュームも用意されており、当然のようにダオスのコスチュームを使用することが出来る。
また、初代なりきりダンジョンではコスチュームに対応した適正性格が存在していてダオスのそれは「なやめるボーイ」である。
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#region(語られざる歴史)
祭紀りゅーじ作のファンタジアの前日談

ダオスが人間を滅ぼそうと決心するまでを、OPの中で唯一その正体が語られなかった(イベント戦闘時には既に倒れていた)4人組の最後の一人にして、ダオスが過去に飛ばなかった原因であるウィノナ・ピックフォードの視点で描く
ティルズとは思えないぐらい世界が暗く、エゴイスティックな登場人物が多いが、それがまた、ダオスとウィノナの関係と、ダオスの決心を深く掘り下げている。

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歴代シリーズのボスキャラクターの中では非常に人気の高いキャラクターで、公式の「記憶に残る敵」アンケートでは1位となった。
彼と人類の一度目の戦い(ヴァルハラ戦役)がメインとなる小説「語られざる歴史」はファンからの評価が高い。
他の作品にもよくゲスト出演していたりする(流石に[[某穴子>バルバトス・ゲーティア]]程ではないが…)。
また、その身に背負った事情から「[[RPG三大不幸ラスボス>オルステッド]]」の一人としても名高い。
が、作中ではやたらと人間を見下したり、焦る余り手段を選ばなさ過ぎた(というよりも問題のある手段しか選ばなかった)せいで洒落にならないほどの多大な犠牲を出してしまったのは覆しようの無い事実(作中で登場人物の一人に言及されてしまっている)であり、それ故に「RPG三大不幸ラスボス」の残りの二名と比べて、同情の余地があったかどうかで疑問を投げ掛ける声もある。

&bold(){原作『テイルズ オブ ファンタジア』での性能}
通常の人型の形態では過去→現代→未来と三度戦うことになる。後の作品にゲスト出演したり、MUGENで再現されているのは基本的にこの形態。
ボス・ラスボスだけあってそのステータスと技性能はかなり高い。主に使ってくる技は
全員に対し低級魔術を繰り出し足止めする「テトラスペル」、体術の乱舞技「テトラアサルト」
周囲を衝撃波で吹き飛ばす「ダオスコレダー」、詠唱(タメ)があるものの画面端まで届く・太い・高威力・貫通する「ダオスレーザー」など。
以上がダオス独自の技で、まれにサンダーブレード(過去)やレイ(現代)、メテオスォーム(未来)など通常の魔術を使う。
それぞれの技の用途が綺麗に噛み合っており、テトラスペルで後衛の回復や強力な術を妨害しつつ、
前衛の[[クレス>クレス・アルベイン]]をテトラアサルトで押し込み、吹っ飛んで気絶した所にすぐさまダオスレーザー→パーティー壊滅状態
というパターンはファンタジア経験者なら大抵経験しているのではないだろうか。
欠点らしい欠点はほぼ無いが、前述のとおりPS版以降は物理攻撃に耐性を持たないため、属性の無い武器でクレスや[[チェスター>チェスター・バークライト]]が攻撃し続けるのが有効。

未来の最終決戦で戦う第二形態は巨大で禍々しい姿の「フェザーダオス」。[[悪魔>ブロリー]]のような姿。
SFC版のみ「ダオスアーム」(腕)と「フェザーダオス」(頭部)の2パーツに分かれているが、PS版以降は統一されて「フェザーダオス」のみ。
技は全て一新され、回避が難しい小さい球を乱射する「ケイオス」や、光球が舞って行動を妨害されやすい「サーキュラー」などがあり
中でも十数秒間&bold(){全ての攻撃・状態変化に対し無敵になる}「ヒドゥン」が非常に嫌らしい。
「ヒドゥン」に加え、SFCでは「キュア」PS以降は「リザレクション」といった強力な回復術も使うため長期戦になりがち。
PS版以降は回復術、「ヒドゥン」ともに頻度が低下した模様(?)だが、その分さらに最終形態が待っている。

最終形態は元の人型に近くなり、フェザーダオスとは対称的に[[天使>フロン]]のような姿になる。翼も生えていて常時空中に浮遊している。
曲がる光線を執拗に乱射してくる。光よ…!光よ…!焼き尽くせ!光よ…!

&bold(){『テイルズ オブ エターニア』では}
ダオスをモデルとしたと思われる“時”の大晶霊「ゼクンドゥス」が登場。
本作の開発中に担当声優の[[塩沢兼人氏が逝去したため、その哀悼の意を込めて>エディ]]のゲスト出演だと思われる。
サブイベントで戦うことが出来るが、大晶霊としての力は倒さなくても貸してくれる。
召喚技は[[時を止めて>時よ止まれッ!]]4回攻撃し、敵全体に8400の固定ダメージ(無耐性時)を与える。
このとき、1撃ごとにアップになって迫り来る。こっちくんな。
戦闘では(技名こそ変わっているが)ダオスのボイスが流用されており、
下手をすると&bold(){気絶を挟んで100ヒット以上}する驚異的な連続技や、属性耐性なしでは致命的な威力の全体攻撃を容赦なく連発してくる。
その鬼畜っぷりは[[こちらの戦闘動画>http://www.youtube.com/watch?v=PBiC2tQIlRY]]などを見て貰えればよくお分かり戴けるだろう。
また、ある条件の下で[[キール>キール・ツァイベル]]かメルディが「インディグネイション」を使うことで、今作の冒頭のワンシーンが再現される
(ガイドブックなどでは「裏インディグネイション」と表記)。 


&bold(){『テイルズ オブ ヴェスペリア』では}
「時を駆ける男」として登場。
PS3版ではリタの秘奥義「インディグネイション」の発動条件に関わっており、初回の発動時に『エターニア』と同様のシーンが再現される。
今作から、OVAやPSP版と同様に森川氏がダオスの声を担当することになった。
 
&bold(){『テイルズ オブ バーサス』では}
精霊マーテルの意思の達成を至上の目的とする天界の住人。
大いなる実りの力を私利私欲にしか使わない人間達に、怒りと絶望を感じている。
ちなみに同作ではプレイヤーキャラクターとしても登場する。「真ダオスレーザー」という秘奥義も追加される。
技は魔法が使える格闘キャラ、と言ったところだが魔法は中級術1つでそれ以外は上級術、と唯一魔法が使えて下級術を持たないキャラ。
テトラスペルは今までのだと「ファイアボール>アイスニードル>グレイブ>ライトニング」と&bold(){下級術を}4連打する攻撃なのだが、
今作だとなんと「グランドダッシャー>ダイダルウェーブ>サイクロン>エクスプロード」の&bold(){上級術を4連打する魔法}となってしまった。どうしてこうなった。
避けれなくはないが、空中に逃げ続けてなければすべてを回避するのは不可能。
さらにこのゲームでは魔法の詠唱速度を高める天ぷらが存在しており、使われればテトラスペルがラッシュで飛ぶ始末。
ここまで書くと魔法向けのキャラと思われがちだが、[[アーマー>スーパーアーマー]]が付加される技もあるので近距離戦でも戦える。
魔法でも近距離、どちらにもいえることだが、対戦では見て避けられる技が多く、こちらの技は少なめなので対策を立てられやすい。
秘奥義の発動条件を満たせるのはミリオンアサルトだけだが、秘奥義は「オーバーリミッツ中、ミリオンアサルトのレーザー以外が当たれば発動と同時に相手の目の前で発動のため回避はほぼ不可能(1つだけ手はあるが、それも成功するのは難しい)。
ダオスがオーバーリミッツ中はテトラスペル乱射もあってか、基本逃げ回ることとなる。などボスらしく、性能が高め。

またその他にも『テイルズ オブ ザ ワールド レディアントマイソロジー2』などに登場している。


***mugenでは
白髪の騎士氏と無虚氏によるものが存在する。

前者は3ボタン式。ポトレのグラが粗い?こまけぇこたぁいいんだよ!
最初からゲージは1500あるのだが、テトラアサルトを除いた必殺技を使用するのにもゲージが必要。
ダオスコレダーやダオスレーザーなども実装。

後者はPS版仕様。ほとんどの技が「レバー+ボタン」という非常に簡単な動作で攻撃できる。
魔神拳や獅子戦吼も使える。

&nicovideo(sm274032)

なお、両者とも[[さすがに魔法しか効かないなんてことは無い>格ゲー補正]]。普通に物理攻撃も通用するので安心を。

またゼクンドゥスの方もDEMAN氏によるものが公開されている。 

BIRD氏が作っていた原作ドットを使った物の改変で、より原作の隠しボスとしての性能に近くなるような改造がされている。
具体的にはのけぞり時間が異常に短く、ジャンプはできないが攻撃で浮くことはなく、残りHPに応じて段々と凶悪になる攻撃技など、
原作をやった人間ならトラウマになっている強さがそのまま再現されている。

あの[[バルバトス>バルバトス・ゲーティア]]と互角の勝負をするといえば、どれくらい凶悪なのかがお分かりいただけると思う。
また、狂キャラスイッチも搭載されており、スイッチが入ると無敵になり[[バルバトス>バルバトス・ゲーティア]]12Pカラーさえも封殺する。

しかしサイズが小さく、[[神キャラ]]に近い性能のため、動画での出番はあまり期待できないだろう。 
#region(close,必殺技・超必殺技解説)
高性能な技が多いが全体的に威力が低い、ただしスイッチが入れば別。

-Wind Blade(Power100消費)
相手を風の刃で攻撃する、威力は低く出だしに隙があるがガード不能。

-Twin Assault
打ち下ろしからアッパーに繋ぐ連続攻撃、一見通常攻撃の弱→強と同じだが2発目が当たると相手は浮く。
ここからTetra Assault等に繋ぐ事も出来る。

-Tetra Assault
打ち下ろし→アッパー→蹴り→かかと落としと繋ぐ連続攻撃。
他の技にキャンセル出来るがこれを連発するだけで10ヒット位つながったりする。
ダオスのものとは大きく違う技。

-Sekundes Koreda(Power200消費)
拳を地面に打ち付け発生した衝撃波で周囲を攻撃する技。%%ネーミングセンスの酷さがさらに浮き彫りに%%
原作やダオスのものと比べると攻撃範囲は小さい方。
当たると相手は大きく浮く。ライフ半分以下でWind Bladeが追加発動する。

-Holy Lance(Power500消費)
相手に光の槍を突き刺す術、詠唱はないが威力は低い。

-Sekundes Laser(Power500消費)
光のレーザーを打ち出す、原作のような溜めが無く一瞬で画面は時まで届く
ダウン追い打ちも出来、その上ガード不能な高性能技。

-Super Sekundes Laser(Power1000消費)
Sekundes Laserの上位互換、ヒット数が増えた。

-Million Assault(Power1000消費&ライフ半分以下)
Tetra Assault→Sekundes Koreda→Sekundes Laser×2→Super Sekundes Laser→Holy Lance
と繋ぐ技、また特定条件下でコマンド入力するとDual the Solが発動する。

-Tetra Spell(Power1500消費&ライフ3分の1以下)
以下の4つの術を指す、特定条件下でコマンド入力すると他の術に連携できる。
単発でも使用可能。

Dual the Sol
「Tetra Spell」の1つ。デュアル・ザ・サン
特定条件下でコマンド入力するとEternity Swarmが発動する。

Eternity Swarm
「Tetra Spell」の1つ。エタニティ・スォーム
特定条件下でコマンド入力するとPrismic Starsが発動する。
コマンドは「F, D, DF, y」ではなく「D, DF, F, D, DF, F, y」。

Prismic Stars
「Tetra Spell」の1つ。プリズミックスターズ
特定条件下でコマンド入力するとEternity Swarmが発動する。
コマンドは「B, D, DB, y」ではなく「D, DB, B, D, DB, B, y」。

Shining Gate
「Tetra Spell」の1つ。ブライティスト・ゲート
特定条件下でコマンド入力するとUltimate Spell Self Summon "Sekundes"が発動する。

-Ultimate Spell Self Summon "Sekundes"(Power3000消費&ライフ4分の1以下)
原作でのゼクンドゥス召喚時の攻撃、相手にダメージを与え時間を止める。
Tetra Spellから繋ぐか攻撃を受けてるときにコマンド入力で発動。
スイッチが入るとこればかり使うようになる。

#endregion

***出場大会
[[僕と君は同い年なかよしタッグトーナメント]]
[[テイルズオブトーナメント]](ダオス&ゼクントゥス)
//***出演ストーリー
***対プレイヤー操作
[[カクゲ 強キャラ祭]]

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