セイバー(Fate/EXTRA)

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セイバー(Fate/EXTRA)」を以下のとおり復元します。
#image(Saber_Fate_Extra.png,width=400,title=これで男装なのである)

&font(20,b,i,red){「拳を握れ、顔を上げよ!命運は尽きぬ!なぜなら、そなたの運命はいま始まるのだから!」}

身長:150cm
体重:42kg
スリーサイズ:B83/W56/H82
属性:混沌・善
イメージカラー:薔薇の赤
特技:何でも出来るぞ!
好きな物:自分、奏者
苦手な物:節制、反逆、没落
//天敵:セネカ、アグリッピナ(母親)
//天敵が正体の核心過ぎるので遮蔽

TYPE-MOONの『Fate』シリーズにおける一作である対戦型ダンジョンRPG『Fate/EXTRA』に登場するキャラクター。
主人公(プレイヤー)が使役できる[[三人のサーヴァント>アーチャー]][[のうちの一体>キャスター(Fate/EXTRA)]]であり、
赤い舞踏服に身を包んだ少女剣士。自ら皇帝を名乗り、一人称は「余」。マスターである主人公のことは「奏者」と呼ぶ。
声優は『カードキャプターさくら』の[[木之本桜]]や『ラブプラス』の小早川凜子等が代表作の丹下桜氏。
通称商標等では「セイバーエクストラ」と表記されることが多いが、ファンや原作者の奈須きのこの間ではもっぱら
「赤セイバー」「嫁セイバー(理由は後述)」「赤王」「暴君」等呼ばれている。

Fateシリーズをよく知らない方には絵師が武内崇氏ではなくワダアルコ氏と変わってはいるものの、
Fateシリーズの顔たる[[青い誰か>セイバー]]にもの凄く似ているように見えるだろうが、&bold(){別人}である。
というか声優が川澄綾子氏じゃなく丹下桜氏になっているほか、身長が4cmも違う&del(){しスリーサイズも天と地程の差がある}。
前述のとおり性格や口調も全く違う。
ついでに言うと例えば[[MUGENにもいるとあるキャラクター>ギルガメッシュ]]等は青い方とも赤い方とも面識があるが、見間違えたりもしない。
シナリオ担当の人曰く「蕎麦とうどん位違う、武内崇とワダアルコ位違う」。

自身を万能の天才と豪語して憚らない尊大さと、寂しがり屋でかまってちゃんな面が同居した非常に愛らしい少女。
女王系ワンコキャラと評されることも。美しいものが大好きで、芸術をこよなく愛する。
美少年好きの美老年好きで、美少女はもっと好き。つまりは&bold(){バイセクシャル}なお方。

胸を強調し、透けているスカートのついたドレス(なお後ろは尻が半分見えている)を着ているがあれは「&b(){男装}」である。
とてもそうは見えないが本人が男装だと言っているので仕方がない。
EXTRAの続編では新衣装になっており、こちらは男装を投げ捨てたウェディングドレスをモチーフにした衣装となっている。
この衣装が先述の「嫁王」の愛称の元である。
#region(束縛の花嫁衣装……すごい名前だ)
#image(Saber_bride.png,title=余は奏者の嫁!)
#endregion

#region(その真名、及び経歴(当然ネタバレ全開である))
真名はローマ帝国の悪名高き暴君として知られる五代皇帝ネロ。同じ型月キャラだけど[[教授>ネロ・カオス]]は関係ないです(名の由来ではあるけど)。
史実では男性だが、「花嫁として男性と結婚した」という逸話からか、本作では女性となっている。
主人公との会話で口走りかけた最初の名はルキウス・ドミティウス・アヘノバルブス。
四代皇帝クラウディウスの養子となった際にネロ・クラウディウス・カエサル・ドルーススとなり、
皇帝に即位してネロ・クラウディウス・カエサル・アウグストゥス・ゲルマニクスとなった。

どこかの[[青い王様>セイバー]]に似ている理由は、アーサー王伝説自体がイギリスにおいてキリスト教、ケルト神話、そして古代ローマ文化への憧憬から成り立ったものである為。
つまりは青い王様が赤い王様に似ているというのが設定的には正しかったりする。&del(){後付臭いとか言うなこれが公式見解なんだよ}

中高生で世界史を習った人なら、
&bold(){「え?あの暴君ネロ?キリスト教迫害してローマ帝国の国家予算湯水のように贅沢で無駄遣いして、母親のアグリッピナ毒殺して、}
&bold(){ 師の哲学者セネカ自殺に追い込んだろくでなし皇帝?マジかよ」}
となるだろうが、本作ではそのようなキャラではない。

野心家である母アグリッピナが皇后になる為に実の娘でありながら特に皇帝になりたくもなかった彼女を男装させ皇帝に据え結婚したのだが、
アグリッピナが命じ教鞭を振らせた師であるセネカに「母の言いなりでいいのですか」と言われ、目を覚ます。
皇帝を操り人形としか考えておらずローマ国民の福利厚生より私腹を肥やすことが第一だった腐りきった元老院への反発による国家財産の国民への放出、
それが面白くもないアグリッピナに対し操りやすくするよう頭痛が持病となる毒を盛られたのでやり返すように毒殺。
そして師のセネカはそんな常に「自由」であり続けた皇帝ネロに「教えることはなくなりました」と自殺したのである。
(セネカに関しては余から離れていかないでくれと釘を刺していたが、後日結局自害されさめざめと泣いた)
これらの経験からか、セイバーの天敵はアグリッピナとセネカになっている。

キリスト教迫害についてもローマ帝国の固有宗教であるローマ神話の神々への信仰、ともすれば神の子たるローマ皇帝崇拝をそっちのけで、
当時発足したばかりの小規模宗教に過ぎないキリスト教が布教する横暴を見て、「仕方なく」迫害したのである。
そんなとにかく国民を心から愛した彼女であったが、皇帝の座から元老院の陰謀等によりついに追い落とされることとなった。
国を逃げるように後にし、愛を捧げた国民達は特に助けてもくれず、彼女は「己の愛は一方的なものだった」と哀しく悟りながら自害した。

そんな彼女が英霊として主人公に呼ばれ、月の聖杯戦争で剣士として戦うこととなるのが物語の始まりである。

なお、コンセプトは「きのこが考えた女体化[[征服王>>http://dic.nicovideo.jp/a/ライダー(Fate/Zero)]]」との事。
傍若無人な割に不思議と人から嫌われない辺りは似てなくもない。

**ステータス
筋力:D 耐久:D 敏捷:A 魔力:B 幸運:A 宝具:B 
**スキル
***対魔力:C
二工程以下の詠唱による魔術を無効化する。
大魔術、儀礼呪法等、大がかりな魔術は防げない。
彼女自身に対魔力が皆無なため、セイバークラスにあるまじき低さを誇る。 
***皇帝特権:EX
本来もち得ないスキルも本人が主張することで短期間だけ獲得できる。
該当するスキルは騎乗、剣術、芸術、カリスマ、軍略、等。
このスキルランクがA以上の場合、肉体面での負荷(神性など)すら獲得する。 
***頭痛持ち:B 
生前の出自から受け継いだ呪い。
慢性的な頭痛持ちのため、精神スキルの成功率を著しく低下させてしまう。
せっかくの芸術の才能も、このスキルがあるため十全には発揮されにくい。 

安定して高いパラメータが売りのセイバークラスでありながら、筋力・耐久が低く、敏捷・魔力・幸運が高いという非常にピーキーな能力を持つ。
本来であればセイバークラスの条件を満たしていないのだが、にもかかわらずセイバーとして召喚されたのは、
彼女の最大の特長であるスキル「皇帝特権」の恩恵である。

セイバーの皇帝特権がEXという規格外のランクを持つのは、皇帝の持つ強権や彼女の生前のワガママぶりのみならず、真実彼女が万能の天才だったからである。
(ただし歌だけはダメ、つまり[[音痴>ジャイアン]]である。史実通りだから仕方ないね。なお本人に音痴の自覚は全くない。
 …中の人の歌唱力のせいでめっちゃ可愛い癒し系音痴だが)
生前彼女はその旺盛な好奇心を発揮して大抵の職技を経験しており、また自己解読でコツを掴むことのできる天才だった。
もっとも、バッドスキル「頭痛持ち」と生来の飽きっぽさからすぐコツを忘れてしまうのだが…。
戦闘では自ら鍛えた深紅の大剣、隕鉄の鞴『原初の火(アエストゥス・エウトゥス)』を用いた剣戟戦を得意とする。
…そう、彼女の持つ剣はただの自作の剣であり、宝具でもなんでもないのだ。
セイバーなのに剣が宝具(とっておき)ではないというシリーズでも珍しい英霊なのである。

ちなみに、当時のローマの知識人らしくギリシャ文化かぶれであり、[[大英雄ヘラクレス>バーサーカー]]の大ファンである。
彼を真似して闘技場でライオンと丸腰で戦い、首の骨をへし折ってやろうという挑戦すらしたことがある(ライオンの首が太すぎて気絶させるに留まったが)。
アタランテという女英雄にもぞっこんであり、聖杯戦争にてすれ違った際は見惚れていたという。
#endregion

#region(EXTRA系列以外での作品での彼女とか)
なんだ青い方のセイバーのパチモンか、となるかとEXTRA発表当初は言われた彼女であるが、その青い方にはないダメダメな王様感、
でも一生懸命愛されようと子犬のように懐いてくる姿からあちらの王様とはまた違った厚いファン層を確立するに至る。
&del(){いいか!CCCの裏ルートは絶対彼女をパートナーの時行くなよ!?心が盛大に粉砕されるからな!}
EXTRAでも[[キャス狐>キャスター(Fate/EXTRA)]]とは人気を二分しており、大体EXTRAの新企画といったら赤セイバーかキャス狐メインの代物である。
しかしそのせいかその青い方とはギャグ作品などで&bold(){「赤いニセモノ」「青はオワコン」}と罵り合い殴り合い、
出番を巡って仁義なき戦いを繰り広げていたりもする。

またEXTRA内でも主人公サーヴァントの同僚キャラ達とはあまり仲が良くなく、特にキャス狐とはひっきりなしにマスター(男主人公の)の奪い合いをしている。
(一方男サーヴァントたる[[アーチャー]]は女主人公とだいたい平和にイチャイチャしている。CCCで[[金ぴか>ギルガメッシュ]]が参戦したせいかこちらも危うくなってきたが)

また彼女、非常に公式のエイプリルフール企画に好かれているのか良く大役で登場する。
2013年エイプリルフールでは黄金ヒロインの三番手として、
&nicovideo(sm20490391)
2014年エイプリルフールではニコニコ生放送を彼女が立ち上げたという体でフルボイスでやりたい放題、
&nicovideo(sm23238244)
また今年2015年ではTwitterにてアイドル事務所を設立しましたという体で暴れ回った。
それにしてもこの赤王、公式に愛され過ぎである。
#endregion

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**Fate/EXTRA及びFate/EXTRA CCCでの性能
ゲームでの性能は初心者向きのバランスタイプ。
上述のパラメータ評価とは異なり、ゲーム中ではMP、魔力の成長率がやや低いことを除けばどれも平均的に伸びる。
特にHP、筋力の成長率が味方サーヴァント3人の中で最も高く、「レベルを上げて物理で殴ればいい」を地で行くキャラ。

一方、CCCでは新加入の[[ギルガメッシュ]]とイベント加入の赤ランサーにHP、筋力で劣り、最強スキルの攻撃力は味方サーヴァント中最低と相対的に弱体化。
おまけにMPの成長率も一人だけ低い(セイバー:6.8、その他:8.0)のでスキルによるゴリ押しがし辛く、ボス戦で苦戦しやすい。
通常攻撃のチェインの補正が高いという利点はあるものの、それを活かすためには相手の手を的確に読み切らねばならず、
前作とは逆に味方サーヴァント中もっともテクニカルなプレイを要求される仕様になった。
***花散る天幕(ロサ・イクトゥス)
相手に向かって突進し、すれ違い様に斬り付けて筋力ダメージを与える。
***喝采は剣戟の如く(グラディサヌス・ブラウセルン)
大きく振りかぶって斬り下ろし、斬り上げ、V字斬りの三連斬。相手に筋力ダメージを与える。
***喝采は万雷の如く(パリテーヌ・ブラウセルン)
EXTRAでのみ、アイテムを100個使用すると喝采は剣戟の如くから変化。
演出は特に変わらないが、攻撃力と消費MPが上昇している。
***燃え盛る聖者の泉(トレ・フォンターネ・アーデント)
3ターンの間、ATTACKの攻撃力が上昇する。
***傷を拭う聖者の泉(トレ・フォンターネ・クラーティオ)
3ターンの間、BREAKにHP吸収効果を付与する。
***時を縫う聖者の泉(トレ・フォンターネ・テンプスティス)
3ターンの間、GUARDに対ATTACKスタン効果を付与する。
***三度、落陽を迎えても(インウィクトゥス・スピリートゥス)
自身にリレイズ効果を付与する。
***黄金律・皇帝特権
自動スキル。戦闘終了時のアイテム入手率が上昇する。
***剣術・皇帝特権
自動スキル。チェインの威力が強化される。CCCでのみ習得。
***童女謳う華の帝政(ラウス・セント・クラウディウス)
宝具中にのみ使用可能な攻撃スキル。相手に筋力貫通ダメージを与える。
EXTRAでは花散る天幕と同じ演出だったが、CCCでは相手の懐に飛び込んで十文字に斬る技になった。
***星馳せる終幕の薔薇(ファクス・カエレスティス)
&font(20,b,i,red){「余は、奏者が、大好きだ!」}
CCCで追加されたセイバー最大の攻撃スキル。 別名、告白剣。
剣で弧を描いた後に相手に向かって突進し、突きと炎による攻撃を加える。
相手に筋力ダメージ+燃焼の追加効果(筋力半減&ターン終了時に追加ダメージ)を与える。

#region(宝具)
&font(20,b,i,red){「オリンピア・プラウデーレ! 門を開け、独唱の幕を開けよ!」}
&nicovideo(sm20889888)
***招き蕩う黄金劇場(アエストゥス・ドムス・アウレア)
ランク:B
種別:対陣宝具
レンジ:30、60、90
最大補足:百人、五百人、千人

正式名称はアエストゥス ウストゥス・ドムス・アウレア。
彼女がローマに建設した劇場を魔力によって再現したものであり、自己の願望を達成させる「絶対皇帝圏」。
この宝具を使用している間は、相手の能力を弱体化させて自分に有利な空間を創り出すことができる。
「自分は楽神アポロンに匹敵する芸術家」と豪語し、自身の芸術性を疑わなかった彼女のみがなせる、固有結界とは似て非なる大魔術である。
一時的に世界の上に別世界を上書きする固有結界と違い、世界の上に一から建築するので非常に長持ちする。
ちなみに、この「固有結界とは似て非なる大魔術」という部分が何気にチートであり『とびたて!超時空トラぶる花札大作戦』においては&bold(){すでに展開されている固有結界を上書き・無効化}するというとんでもないことをやらかしている。[[無限の剣製>アーチャー]]涙目である。
もっとも今のところ番外編限定の話であり本編等において一方的に固有結界を打ち消せるかは不明。消せる場合は固有結界メタとなって一部のサーヴァントに相性大幅有利を取れてしまうのだが。
セイバーの任意による増改築が可能であるらしく、他にも鍛冶用「白銀工房」や料理用「灼熱厨房」といった亜種があるとかないとか。

ゲームでは発動時に相手に筋力貫通ダメージを与え、3ターンの間相手の筋力・耐久を低下させる。
また、宝具展開中のみ攻撃スキル童女謳う華の帝政が使用可能になる。

&font(20,b,i,red){「我が才を見よ、万雷の喝采を聴け!インペリウムの誉れをここに!咲き誇る華の如く――開け! 黄金の劇場よ!」}
#endregion
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**MUGENにおけるセイバー(Fate/EXTRA)
deadhead氏による手書きドットキャラが公開されている。
特徴である半透明のスカートもしっかり再現された気合いの入ったドットである。
現在α版。
基本的な技は搭載されており、EXTRAの技やモーションが再現されている。
しかし3ゲージ技など一部はまだ未搭載であり、宝具展開中の技も未搭載である。
&nicovideo(sm25806720)
AIは搭載されていないが、Air氏による外部AIが公開されている。
なお、キャラクターとAIのファイル名が完全に同じなのでDL、展開の際は注意。

//#image(~.gif,title=~)
//>締めのgifアニメ用。下の締め用のセリフに合うものが良いでしょう。

&font(20,b,i,red){「然り! 我が剣は原初の情熱にして、剣戟の音は宙巡る星の如く。&br() 聞き惚れよ。しかして称え、更に喜べ。&br() 余は至高にして至上の名器―――剣の英霊、そなたのサーヴァントだ」}

***出場大会
#list_by_tagsearch_cache([大会],[セイバー(Fate/EXTRA)],sort=hiduke,100)
-[[最凶歌姫決定戦 余の歌を聴け!杯【3人制タッグ】>>http://www.nicovideo.jp/watch/sm26298800]]
#co(){
''更新停止中''
#list_by_tagsearch_cache([更新停止中大会],[セイバー(Fate/EXTRA)],sort=hiduke,100)
''凍結''
#list_by_tagsearch_cache([凍結大会],[セイバー(Fate/EXTRA)],sort=hiduke,100)
}
***出演ストーリー
[[稗田喫茶物語]]
//***プレイヤー操作
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//タグ管理用スペース(タグを変更した時は内容をこちらにコピペ上書きしてください。)
//金髪,剣士,|CV:丹下桜|

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