レッドアリーマー

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レッドアリーマー - (2010/12/16 (木) 21:26:03) のソース

#image(redarremerchaos2.jpg)

#image(redarremer-snkwin.gif,left)

*&color(red){&italic(){&bold(){「ギャギ! ギャギャ!」}}}
CAPCOMのアクションゲーム『魔界村』シリーズでおなじみの[[赤い>シャア専用ズゴック]][[悪魔>遠坂凛]]。
一部のファンからは名前をもじって「有馬さん」とも呼ばれる。
#clear
魔界村におけるザ・初心者キラー。2面と大魔王しか登場しない7面以外の&bold(){全ての面で登場し、}
1周クリアだけで&bold(){最低でも11匹}のレッドアリーマーと戦わなければならない。&link_anchor(*1){*1}
[[プレイヤーの攻撃動作に瞬時に反応>超反応]]、投擲武器よりも速い動きで射線を外す、という全盛期SNK真っ青のアルゴリズムを持つ。
ザコながら早いスピードで空を飛びまわって攻撃をことごとく避わし、不規則な動きから体当たりを仕掛けたり炎を吐き、
無視をしようとしてもどこまでも追いかけてくるため、そのザコとは思えない強さで幾百の[[アーサー]]を血祭りにあげてきた強敵。
ちなみに動き出してから一定時間放置するとブチギレて体の色が白くなり、更に凶暴化するのだがあんまり知られていない。
ゲーム自体の凄まじい難易度もあり、彼が出る&bold(){ステージ1の中間地点}で詰まり、クリアを諦めるユーザーも少なくない。
続編の『大魔界村』ではレッドアリーマーキング、『超魔界村』ではレッドアリーマーエースというそれぞれ上級のアリーマーが登場する。

#region(魔界村外伝シリーズ)
しかし、その絶大な存在感から嫌われ・恐れられながらも人気は高く、
レッドアリーマーが主役を勤める魔界村の外伝ゲームのシリーズが3本(移植を含めれば4本)あったりする。
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『レッドアリーマー・魔界村外伝』においては魔界を離れひっそりと修行を重ねていたレッドアリーマーの元に
「黒き光」が復活、魔界を侵略し始めたという知らせが届く。レッドアリーマーは助けに応じて魔界に戻る。

『レッドアリーマーⅡ』においては修行中の一匹の魔族が、遠い昔に封印されたが何者かに封印を解かれた『黒き光』
との戦いに身を投じていく「赤き魔物伝説」の始まりを描いた物語。

『デモンズ・ブレイゾン』においてはこれまでのシリーズとは時系列の繋がりは無く、「赤き紋章の魔物」と呼ばれるレッドアリーマーである。&link_anchor(*2){*2}

>かつて人界の地下にある魔界に、六つの紋章が出現した。
>火・地・気・水・時・天の強大な力を持つ紋章を巡る戦いは、魔界をして荒廃せしめるほど熾烈なものだった。
>その最中、突如として出現した「赤き魔物」レッドアリーマーは、熾烈な戦いを制して五つの紋章を獲得。
>天の紋章を持つ最強の魔龍にも辛勝し、遂に全ての紋章をそろえる事に成功した。
>だが――戦いで深手を負ったレッドアリーマーは、「白き魔物」[[ファランクス]]の不意打ちに斃れる。
>紋章を手中に収めたファランクスは「白き王」を名乗り、人界へと侵略。二つの世界の支配者として君臨した。
>そして、長い年月が過ぎ――赤き魔物は突然の復活を遂げる。
>再び戦場へと赴く彼の目的はただ一つ。ファランクスへの復讐であった!
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シリーズ最終作ともあって『デモンズ・ブレイゾン』においての“赤き魔物”の格好良さは尋常でなく、
それを受けて『[[NAMCOxCAPCOM]]』ではレッドアリーマー族の王、レッドアリーマー・ジョーカーとして[[アーサー]]のライバルとして大抜擢。
幾度と無く強敵として立ちはだかり、死闘を繰り広げ、最期まで武人として戦い抜くなど、かなり厚遇されている。
ちなみにCVは[[櫻井孝宏>ウザク]]。
ハンサムの声が多い彼だが、この手の渋いキャラの声もかなり上手。

雑魚?いいえ宿敵です(7:57~)
&nicovideo(sm530493)
#endregion

このように『魔界村』『大魔界村』『超魔界村』とシリーズ通してアーサーを苦しめた強敵であるが、
いずれの作品もパターンと対処法を覚えてしまえばやられる事は無くなり、文字通り無傷で倒せてしまうようになる。
最初あれほど苦労したアリーマーをあっさり対処できるようになるのは、自分の上達が実感出来る非常に気持ちの良い瞬間である。
そしてこれは魔界村というゲーム全体に通じる事であり、魔界村の優れたゲーム性と人気を象徴しているキャラクターであると言える。

#image(redarremer-svc.jpg,left,width=230,title=のっしのっし)
格闘ゲームのキャラとしては『[[SNK VS. CAPCOM SVC CHAOS]]』の隠しボスとして出演。
喋れないあたり上級のレッドアリーマーではないようだ。
性能としては、ゾンビやウッディピックなどの『魔界村』住人を飛び道具として呼び出し、
自分自身も多段ヒットする火球や下段判定のプチデビルをばら撒き相手を固めて、
『魔界村』の動きを再現したガード不能の変則的な突進技「ヘルハンター」でガードを崩し、
更にボスのため火力もそれなりに高かったりとまさに隠しボスな性能をしている。
#image(nes_makaimura.gif,title=ちなみに1985年の『魔界村』稼動当初から広く誤解されているが、ウッディピックが投げているものは槍であり、決してネギではない。)
肩を怒らせる歩き方も原作再現だが、なぜかしゃがめない。普通に胡座かいてたくせに。
[[弾幕>人間弾幕]]ボスのため接近戦はそこまで強くないので、倒す際はとにかく近づこう。
ちなみにレッドアリーマーに負けると何故か&bold(){妖怪}にされてしまう。&bold(){ひどい}。
[[女の子>デミトリ・マキシモフ]]や[[動物>アテナ]]にされる方がなんぼかマシである。
&nicovideo(sm3707918)
#clear

#region( これ以上やったらゲーム嫌いになるよ…)
CS「フジテレビ721」にて放送中の人気プログラム、&bold(){『ゲームセンターCX』}においても
&bold(){「課長」}こと有野晋哉氏が第2シーズンで『魔界村』に挑戦。
当然有野氏も例外ではなく苦戦をし、1面にして早くも3時間を消費、100機以上のアーサーを犠牲とした。
2代目ADの笹野大司氏の助言によりレッドアリーマーを攻略するも、2面のボス・ドラゴンに苦戦。
その後もAD笹野氏が3面のボスまで撃破したり、それまでの挑戦では史上初となる後日延長したりもしたが、
2日間・計16時間を費やし、遂にラスボス・大魔王を撃破。
しかし現れたのはエンディングではなく、「これまでの闘いは全て幻である」という英文、そして見慣れた1面の冒頭。
そして&bold(){「2周しないとエンディングは見られない」}という信じがたい事実を笹野氏から知らされた課長は、
&bold(){「嫌や! これ以上やったらゲーム嫌いになるよ・・・」}と言い残し、結局ここで挑戦を打ち切ったのであった…。 
その後『大魔界村』に挑戦した際も、終盤で同時に何匹も出てくる
レッドアリーマーキング連戦で苦汁をなめさせられていたり、
レッドアリーマーを主役として操るスピンオフ作品『レッドアリーマーII』では
挑戦当日が他のソフトとのダブルヘッダー(2本立て)だった事も災いし途中で断念を余儀なくされていたりしたが、
シリーズ最後と思われる『超魔界村』の挑戦でレッドアリーマーAから逃げおおせていたものの
最後の戦いにおいて見事な戦術で撃破。ナレーションでも「因縁に決着を着けた」と賛辞を贈られた。
以上の様にレッドアリーマーは『有野の挑戦』で課長と数々の名勝負を繰り広げた敵であり、
『ゲームセンターCX』を語る上でも欠かせないエピソードとなっている。
//隠しているのもどうかと思ったので思い切ってまとめてみました。
#endregion

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**MUGENにおけるレッドアリーマー
MUGENではH"氏作のSVCのほかに、[[KOF>THE KING OF FIGHTERS]]などのモードが選べる原作再現+αや、MVCアレンジのアリーマーがいる、
後者は、魔物弾幕こそはらないものの飛行や様々な巨大なブレスをはいたり、
『デモンズ・ブレイゾン』のように変身して体当たりする超必殺を使い、SVC版とはほぼ別キャラになっている。
動画で主に見るのは一応[[AI]]も入ってる前者。MUGENじゃ彼以上に弾幕はるキャラも多いのであまり活躍できてないのが現状。
そして最近になってH氏のアリーマーにおまけの人氏によるAIが作られた。
隙あらば[[弾幕]]を張る凶悪なAIとなっている。
また、声を上記のナムカプ版レッドアリーマー・ジョーカーにするボイスパッチも公開されている。

彼のライバルである『魔界村』主人公の[[アーサー]]のも作られてMUGEN入りしていたりする。
当然ながら原作のように相手の攻撃一発で鎧が脱げたりはしない。

ニコニコでは上記のエピソードもあり&bold(){『課長の宿敵』}(もしくは&bold(){ライバル・トラウマ・天敵等})と呼ばれる事がある。 

***出場大会
[[弾幕GPシリーズ]]
└[[弾幕グランプリ]]
└[[新弾幕グランプリ>>http://www.nicovideo.jp/watch/sm3955036]]
└[[弾幕グランプリ鳥杯]]
└[[弾幕タッググランプリ>>http://www.nicovideo.jp/watch/sm5322401]]
└[[弾幕グランプリHARD]]
└[[弾幕グランプリ次代の鳥杯]]
[[他力本願シングルトナメStrikerS]]
[[3on3 強キャラリーグトーナメント【1万件記念】]]
[[真の最強ラスボスは誰だ!トーナメント]]
[[何番煎じ目かの男女タッグトーナメント]]
[[仲間を呼び出せハチャメチャタッグトーナメント]]
[[主人公連合vsボス連合対抗多人数チームトーナメント]]
[[主人公連合vsボス連合ランセレ勝ち抜き戦]]
[[はい、X人組作って運動会]]
[[へー、君も同じ誕生月なのかトーナメント]]
[[無限旗争奪選抜団体対抗トーナメント]]
[[KIZUNAランセレタッグバトル]]
[[オールスターゲージ増々トーナメント]]
[[僕の夢は魔物使いトーナメント]]

***出演ストーリー
[[Mr.Kの挑戦状]]
[[Mr.Kの挑戦状Dynamite]]
[[MUGEN STORIES INFINITY]]
[[MUGEN悪魔城の人々]]
[[MUGEN ショートストーリー]]
[[イングリッドの愉しい学園生活]]
[[仮面ライダーMIOMEGA]]
[[クロス・ゼロ]]
[[ジャギ学熱血青春日記]]
[[スターダスト美鈴]]
[[てんこちゃん愛してる!]]
[[無限の果てに。]]
[[ロック・ボガードの憂鬱]]

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&aname(*1,option=nolink){&color(red){*1}} アリーマーが動き出す前の瞬殺テクやスクロールアウトなどを使うと
ガチで戦う数は5匹まで減らすことが出来る。
ただし2周目以降は瞬殺パターンが通用しなくなるので戦闘回数は増える。

&aname(*2,option=nolink){&color(red){*2}} ちなみに復活当初は普通のレッドアリーマーの姿であるため
単なる低級魔族と思われてそこらの貧弱一般魔族にタメ口をきかれたりもするが、
「時」の紋章を奪還することでかつての威容を取り戻し、タメ口きいていた魔族も
思わず命乞いするようになる。
時の紋章の力で往年の姿を取り戻したとみるか、そもそもかつて“赤き魔物”として
魔界全土に恐れられたのは時の紋章でパワーアップした後の姿だったのか。
結構悩む演出である。