イワーク

「イワーク」の編集履歴(バックアップ)一覧に戻る

イワーク - (2011/09/15 (木) 03:08:47) のソース

#image(095.png,title=初代最初の難関)

&font(b,i,20,#800000){「岩タイプを極めたいなら、イワークほど育てがいのある奴はいないよ」}

>8メートル いじょうもある おおきなからだをくねらせて、
>つちのなかを じそく 80キロでほりすすむ。

任天堂の育成RPG『ポケットモンスター』に登場するポケモン。
「いわへびポケモン」の分類通り、無数の岩が繋がったヘビのような姿をしている。
体長8.8m、体重210kgと非常に大きく、初代では最も大きかったポケモンである。&link_anchor(*1){*1}
また、地中を時速80kmで移動できるなど、見た目に反して素早い。


***種族値
>HP: 35 
>攻撃: 45 
>防御: 160 
>特攻: 30 
>特防: 45 (初代は30)
>素早: 70 

防御の数値が非常に高い(初代では種族値180のパルシェンに次いで&b(){全ポケモン第二位}。
現在は全649種中でも七位という進化前形態のポケモンではダントツの数値であるが、
HPが低すぎるので実際の物理耐久は数値ほど高くなく、サイドンやゴローニャに劣っている。
素早さは岩タイプにしてはそこそこだが、全体と比較したら遅い方である。
見た目に反し攻撃が極めて低いのも痛い(なんと&b(){ポッポと同等})。後述のジムリーダーを考慮して下方修正したという説があるが、あんまりだ。
HPだけでなく特防も低すぎるので、同レベルの特殊アタッカーの「こうかはいまひとつ」(半減ダメージ)ですらぶっ倒れたりする。[[豪鬼]]もビックリ。
初代ではレベルアップで覚えられるタイプ一致技が低威力の「いわおとし」のみなので、ストーリー進行ですら使わることはまず無い。
同タイプでは素早さ以外の性能で上回るサイドン(ダイパ以降はドサイドン)やゴローニャの方が数段優秀である。
金銀以降はメタルコートというアイテムを使って通信交換するとハガネールへと進化し格段に強くなるので、
よほどイワークに思い入れのある人でない限りとっとと進化させるのが無難だろう。
ちなみに、最近のイワークはレベルアップで&b(){りゅうのいぶき}を覚える。
実はドラゴンポケモンなのかもしれないが、[[たぶん気のせい>矢吹真吾]]。

#region(ゲーム中、敵として出てくるイワーク)
初代に登場する8人のジムリーダーのうち、最初に対決するニビジムの「タケシ」が繰り出す切り札としても有名である。
最初に貰える3匹のポケモンのうち、ヒトカゲを選んだプレイヤーはタイプ相性で苦戦したことだろう。
一応、初代ではこのイワークはいわタイプの技を使ってこないため、特殊とHPの低さをついて「ひのこ」でゴリ押し出来るので勝てなくもないが。
一方、フシギダネやゼニガメを選んだプレイヤーはそれぞれ弱点を突ける技を覚えられるので楽勝である。
……と言いたいところだが、水タイプの攻撃技「あわ」をレベル8で覚えるゼニガメはともかく、
フシギダネが草タイプの攻撃技「つるのムチ」を覚えるのはレベル13なので、レベル上げがちょっと大変かもしれない。
トキワの森でキャタピーを捕まえてバタフリーに進化させ、「ねんりき」による力押しで倒すのも1つの手。
その他、相性的に絶望のはずのピカ版では事前にマンキーが使え、ニドラン♂が低いレベルでにどげりを覚えるなどするため、やたらと楽勝モードになっている。
リメイク版の『ファイアレッド』『リーフグリーン』では、ヒトカゲ自身がいわタイプに強いはがねタイプの技を早い段階で覚えるようになった…が、
覚えたてのレベルだと例えはがねタイプの技でも[[悲しいダメージ>安い]]しか出ない上に、
それまでただ硬いだけだったイワークに、強力な攻撃技が追加されたことで逆に辛くなってしまっている。
とはいえ、ピカチュウ版同様、序盤からマンキーが使え(しかも、ニャースと合わせてバージョン関係なしに)、
マンキーがすぐ覚えられるかくとう技「けたぐり」が「相手の体重に威力が比例」という仕様変更のため、
非常に有効(イワークの体重の場合だと威力はばかぢからと後のインファイトと同等の120)であり、やっぱり楽勝モードだったりする。
「金銀クリスタル」ではトレードで序盤に入手する事が可能で、最初に対決するキキョウジムの「ハヤト」との対戦に有利ではあるが、
それより前に野生のイシツブテ(攻撃種族値80)をゲットできるのでやっぱり目立たない。
また、金銀クリスタルでは殿堂入り後のお楽しみとしてカントー地方へ行く事ができ、タケシとも再び戦う事ができた。
当時のエースであったイワークも健在。その脇をオムスターやカブトプス、ゴローンにサイホーンで固めた結果&b(){エースのイワークが1番弱い。}
『ルビー・サファイヤ・エメラルド』では岩タイプのジムはあるものの、そこのジムリーダー戦ではノズパスに出番を譲っており登場しない。
『ダイヤモンド・パール・プラチナ』においても最初のジムリーダー「ヒョウタ」が使用。
弱いと言ってもまだまだ能力差が小さい時期、いやなおとで防御力を半減させて来るため意外と侮れない。
ただし、イワークの後には&b(){攻撃種族値125}を誇る[[ズガイドス>ラムパルド]]が控えているため、このイワークは完全に[[かませ犬>ベガ]]である。
また、これまで通信交換でイワークを進化させなければ手に入らなかったハガネールが野生でも出現するようになったため、
シナリオ攻略における立場が殆ど無くなってしまった。

リメイク版金銀『ハートゴールド・ソウルシルバー』でもタケシのイワークは健在。時代が変わってもやっぱり弱い。
注目すべきは最近流行のお楽しみ要素、ジムリーダー・四天王強化であろう。
強さが良心的だったタケシのパーティーも当然、対人戦でも通用するほどの超ガチ編成(岩タイプ縛りだけど)に進化したわけなのだが。
&b(){それでもなお、イワークがエースの座を守っているのである。}
進化もリストラもさせずにエースをイワークで通した辺りにゲームフリークのこだわりが伺える。よくやった。
&s(){ポケスタ金銀では普通に進化させていたが。}

…実はメタ的なことを言うと進化してハガネールになると、岩タイプがなくなり鋼タイプが付いてしまう為。
その為に「ダイヤモンド・パール・プラチナ」の同じ岩タイプ使いの強化版ヒョウタが使用する時には[[リ>藤堂竜白]][[ス>紅美鈴]][[ト>タムタム]][[ラ>k9999]]されている。
最新版の『ブラック・ホワイト』では、「こだいのしろ」のクリア後に行けるエリアに野生でちょこっと出現するだけ。
クリア前に出てこないのは他の旧ポケモン全員そうなので仕方ない。むしろ野生で出現する分まだマシな部類である。
ハガネールが再び野生で出現しなくなった為、捕獲の必要性が少しだけ増えた。
#endregion

#region(アニメ・漫画作品のイワーク)
アニメでも[[タケシ>ザッパ]]の切り札として登場、初戦では[[ピカチュウ]]を圧倒しその巨体と共に圧倒的存在感を見せつけたが、
リベンジ戦では、ピカチュウの電撃の火花でスプリンクラーが作動し噴射された水がかかり電気技が感電して敗れた。
&s(){水で電気が感電?そもそも地面タイプに電気は利かな(ry}&link_anchor(*2){*2}
その後タケシの手持ちとして旅に同行したが
帰ってきたニビジムの弟たちにポケモンバトルを教える為に他の手持ち達と共に預け出番をなくす(冒頭のセリフはその時のタケシのもの)が
再登場したときには二男のジローによってハガネールに進化していた。&s(){ニビジムなのに岩ポケモンがますます少なくなる…}
その他に、野生で通常より大型の個体やクリスタルでできた個体も登場した。

ちなみに進化系のハガネールはやたらと優遇されており、砂嵐や嫌な音で水技、炎技無効化するならまだしも、
コータスのオーバーヒートを素で耐えたり、ポッチャマがバブル光線したら ポッチャマの方が疲れて倒れたりするなどやたら固く
強敵扱いになっている、何なんだこの差は。
ちなみにアニメではハガネールと同じ鋼タイプであるメタグロスや[[ハッサム]]、ボスゴドラはというと
コイキングに負けたことのあるピカチュウに負けたり毒が効かないはずなのに効いたり、半減どころか1/4という相性のいい攻撃でも1発でKOとやたら扱いが悪い。
というかアニメは全体的にハガネールを除いた鋼タイプがかませ犬になっている。
レアコイルなんかもピカチュウに勝利したことがあるが、電撃合戦での勝利なのではがねタイプとして扱われているかと言われると微妙である。

漫画作品においてもイワークの扱いは悪い。
&s(){エロさで有名な}『電撃ピカチュウ』では&b(){イシツブテ×2もろともピカチュウとオニドリルに一コマ負け。}水?スプリンクラー?ないよ。
カスミ戦も同じ話で書く過密な展開の都合でタケシ戦を端折る必要があったためだが、逆に言えばこの程度で十分だと見なされたわけで……
実際、カスミ戦はギャラドスが出るわ十ページ以上使われるわ&s(){カスミの水着が無駄に力入っててエロいわ}とその差は歴然。
&b(){お前ら人間じゃねえ!}&s(){黒髪巨乳カスミのハイレグ水着はむしろよくやったと[[褒めてやりたいところだけど>ブロリー]]}。

『ポケットモンスターSPECIAL』にてタケシの切り札として登場した際もレッドのピカチュウの電気技で&b(){一撃で撃破}。水?スプリンクラー?な(ry
これだけなら電ピカよりマシかもしれないが&b(){体がバラバラになる}という惨状まで晒したので十分過ぎるほどひどい扱いである。
その後、リニア開通記念のカントー対ジョウトのジムリーダー対抗戦にてタケシ対ミカン戦で再登場。
状況不利と判断したミカンが繰り出したイワークに対抗して登場。
が、彼女のイワークは通常とは段違いの強度を誇り、圧倒的な実力差を見せ付けられ完敗することに。
実はミカンの使用していたイワークは、作品内の学会に発表されていなかった新種であるイワークの進化系、ハガネールということが判明。
&b(){「ハガネちゃん(彼女のハガネールのニックネーム)が見せ物になってしまったらかわいそうだと思ったから…。」}
という理由でハガネールに岩を纏わせイワークに見せかけていたという。
ミカンの優しさが伝わる話であるが、&b(){全国放送で新種ポケモンのかませとなった姿を晒されてしまった}イワークにとってはかわいそうな話である。
四天王・シバも対レッド戦で使用。細長い体を生かしてギャラドスの水攻撃をかわしたり、地面に潜ってから頭を出して相手の気を引き、
その隙に反対側から尾を出して攻撃するなど大胆かつトリッキーな戦い方でレッドを翻弄した。
なお、四天王の本拠地スオウ島には多数のイワークが生息しており、シバも修行用の相手としていた。
その際登場していた野生個体も、&b(){サワムラーの蹴りで首が吹き飛ばされており}、かませの役割は固定のようだ。
マチス・マサキ戦でも複数登場しているが、このときの個体は野生のもの。酸の池の上に橋のように体を渡しているという
そのまま生きたバトルフィールドと化していた。結局マチスのマルマインの「じばく」を利用した戦法でイワーク自体にダメージを与えて
揺らすことでシバを下に落とし倒したかに見えたが…
#endregion

----
**MUGENにおけるイワーク
MUGENでは、minoo氏の制作したイワークが存在する。
原作再現か、[[魔界大帝フェルナンデス]]並のサイズを持っている。
相手の下から攻撃する「あなをほる」、[[地上にいる相手にダメージを与える>全地上判定]]「じしん」、相手の頭上から攻撃する「いわおとし」等の技を駆使して戦う。
その巨体故に技のリーチが非常に長いので、中~遠距離で相手を近づけさせない戦いが得意。反面懐に潜られると技の発生の遅さもあってかなり厳しい。
原作の通り、スピードがかなり速く、巨体に似合わぬ立ち回りを見せることも。
また、防御力も非常に高く、なんとびっくりの160である(ただしHPは900と原作と同じく低い)。
もちろんmugenに属性や特防といった概念はないので[[ダム決壊>ユダ]]とか喰らっても一撃で死ぬことはないのでご安心を。
…まぁ、通常攻撃をノーマルだとすれば、タイプ的に再現された方が良い可能性はあるが([[炎>ヒューマン・トーチ ]][[を>草薙京]][[使>藤原妹紅]][[う>K']][[キ>イフリート]][[ャ>ソル=バッドガイ]][[ラ>八神庵]]や[[雷を>二階堂紅丸]][[使う>カイ=キスク]][[キャラ>廿楽冴姫]]も多いし…)、
この際みんなかくとうタイプってことでいいか。
ただし一発ごとの攻撃力は普通で、コンボも「何それおいしいの?」な状態なので、総合的な火力は原作同様いまいち。
蓬莱氏制作のキャラの特性を生かした優秀な[[AI]]が公開されていたが現在は入手不可能となっている。
扇風機氏制作のAIパッチも公開されていたこともあったが、やはりサイト削除で入手不可能。
&nicovideo(sm5584496)

***出場大会
#list_by_tagsearch([大会],[イワーク],sort=hiduke,100)
-[[忍者大好き!!幻想忍大戦!!]](番外編&司会者)
-[[武術大好き大擂台賽トーナメント]](場外戦、ハーレム)
-[[ペット大好き!?名トレーナー決定トーナメント]]
-[[運命に惹かれた者に捧げる!高性能タッグ大会【ステラ杯】]](おまけ)
''削除済み''
#list_by_tagsearch([削除済み大会],[イワーク],sort=hiduke,100)
''更新停止中''
#list_by_tagsearch([更新停止中大会],[イワーク],sort=hiduke,100)
//''凍結''
//#list_by_tagsearch([凍結大会],[イワーク],sort=hiduke,100)
''非表示''
#list_by_tagsearch([非表示大会],[イワーク],sort=hiduke,100)

***出演ストーリー
[[がんばレイセン!R2]]
[[グラットン伝説]]
[[なこるる茶屋]]

----
&aname(*1,option=nolink){&color(red){*1}}
体格は非常に大きい物の、8.8mに対して210kgは異常というのは良く聞く話。
実は地球に存在する岩石は大体メートル四方で2、3トン程であり、イワークの組成が2トン立方mの岩石だと仮定して
イワークの総体積を求めると何と0.1立方m以下。
一定の棒状に近似すると真正面から見て11平方cm、つまり半径2cm以下の円となる。
胴回り直径4cm以下というのは、実在の蛇にしてもさほど大きい部類ではない。
というか実在する蛇「オオアナコンダ」は大きい物で全長&b(){9m}、直径30cmを優に超え、体重は&b(){250kg}を超す。
実は長さも重さもリア獣に負けていたりする。

ちなみにアニメ版の描写などを考慮して、直径1m、長さ8.8mの円錐より確実に大きく、
概算では近似できると仮定して求めた密度は91kg立方mとなる。
言い換えると91g/Lないし91mg立方cm。具体的にどれほど軽いかというと、少なくとも&b(){コルク}より確実に軽い。
とは言え、餌やポロック(ポケモン用お菓子)などを食べる事から消化器官の存在が窺える為、
かなりの空洞があるはずであるのでおかしくは無いのかもしれない。
と思ったが91g/Lというのは&b(){空気と比べてもその八倍弱しかない}。[[風が吹けば為す術も無く確実に吹っ飛ばされるだろう…。>ガメラ]]

&aname(*2,option=nolink){&color(red){*2}}
後にブラック・ホワイトで相手のタイプをみずタイプに変更する「みずびたし」というわざが出てきた。
なるほど、スプリンクラーでみずびたしになったから水タイプに・・・と思われたが漫画では上記の通りスプリンクラー無しで(ry

----
//タグ管理用スペース(タグを変更した時は内容をこちらにコピペ上書きしてください。)
//ポケモン,蛇,岩石生物,地底移動,地震攻撃