イワーク

          
  • 分類:いわへびポケモン
  • 高さ:8.8m
  • 重さ:210kg
  • 特性:いしあたま(突進攻撃で反動を受けない)
               がんじょう(一撃必殺攻撃が効かず、一撃で倒れるダメージを受けてもこらえる)
  • 隠れ特性:くだけるよろい(直接攻撃を受けると防御が下がるが、素早さが上がる)

「いわタイプを極めたいなら、イワークほど育てがいのある奴はいないよ」

ふだんは つちのなかに すんでいる。
ちちゅうを じそく 80キロで ほりながら エサを さがす。

+ 担当声優
石塚運昇
アニポケ(タケシの手持ち)、1997年アニメ版(ユウジの手持ち)
『ニンテンドウオールスター!大乱闘スマッシュブラザーズ』(アニポケ第5話のライブラリ出演)
『ピチューとピカチュウ』『ミュウツー!我ハココニ在リ』
『ダイヤモンド&パール』(ヒョウタの手持ち)、『XY』(ザクロの手持ち)
中嶋聡彦
1997年アニメ版(コナツの手持ち)
田尻浩章
『ベストウイッシュ シーズン2』第87話
遠藤大智
『ベストウイッシュ シーズン2』第87話
かぬか光明
『ベストウイッシュ シーズン2』第87話
金本涼輔
『ベストウイッシュ シーズン2』第87話
武田幸史
『ベストウイッシュ シーズン2』第87話
樋口智透
『ベストウイッシュ シーズン2』第87話

石塚氏はオーキド博士と兼任。

任天堂の育成RPG『ポケットモンスター』に登場するポケモンの一匹。城之内克也の断末魔の空耳や『ガンダムAGE』の強いられてる人ではない。
体長8.8m、体重210kgと非常に大きく、『初代』では最も大きかったポケモンである。*1
また、地中を時速80kmで移動できるなど、見た目に反して素早い。
「いわへびポケモン」の分類通り、無数の岩が繋がったヘビのような姿をしている。
そのほか作中では「大量の土を飲み込みながらトンネルを掘る」「イワークが這ったような文字で読めない!」などのミミズ分を含んだ設定も見受けられる。


原作での性能

HP:35
攻撃:45
防御:160
特攻:30
特防:45(『初代』では30)
素早さ:70

いわ・じめんの複合タイプを持つポケモン。『初代』では進化前も進化後も存在しなかった。
防御の種族値が非常に高く、種族値180のパルシェンに次いで全ポケモン第2位(現在でも全649種中7位で進化前形態のポケモンではダントツの数値)であるが、
HPが低すぎるので実際の物理耐久は数値ほど高くはなく、同タイプのサイドンゴローニャに劣っている。
それ以上に、見た目に反し攻撃が極めて低いという致命的な短所を持っている。なんとポッポと同等
後述の出番を考慮して下方修正したという説があるが、あんまりである。
HPだけでなく特防も低すぎるので、同レベルの特殊アタッカーの「こうかはいまひとつ」(半減ダメージ)ですらぶっ倒れかねない豪鬼もビックリのっぷり。
『初代』ではレベルアップで覚えられるタイプ一致技が低威力の「いわおとし」のみなので、旅パ(ストーリーを進めるためのメンバー)ですらまず使われない。
しかも初代の「いわおとし」は命中65とやたら低く死に技も同然の性能である。
結局、同タイプかつ素早さ以外の性能で上回るサイドン(『DP』以降はドサイドン)やゴローニャの方が数段優秀なので、
『初代』を代表する不遇ポケモンとして扱われていたのである。
救済として第2世代『金銀』以降はハガネールへと進化し、すばやさを除いて格段に強くなるので、
よほどイワークとすばやさに思い入れのある人でない限りとっとと進化させるのが無難。

…と、長らく不遇な扱いだったが、第8世代『ソード・シールド』では大きな転機が訪れた。新技「ボディプレス」の登場である。
この技は「こうげき」ではなく「ぼうぎょ」の数値とランク補正を反映してダメージを与えるという、イワークに素晴らしくかみ合った技なのだ。
おかげでポッポ並に貧弱だった火力面は大きく向上し、元々すばやさや「ステルスロック」の習得などで起点作成要員としては悪くない評価だった事もあって、
ようやくハガネールとはまた違った強みを得られたと言えるだろう
(ハガネールは一致技の範囲が被っている事もあり、ボディプレスの採用理由は薄め)。

ちなみに、『ファイアレッド・リーフグリーン』以降のイワークはレベルアップで「りゅうのいぶき」を覚える他、
第8世代で「ドラゴンテール」を新たに習得。
その一方で、「いわへびポケモン」なのにも拘らず、蛇モチーフのポケモンの多くが覚える「へびにらみ」は未だに覚えない。
実はミミズドラゴンポケモンなのかもしれないが、多分気のせい

+ ゲーム中、敵として出てくるイワークの歴史
『初代』に登場する8人のジムリーダーの内、最初に対決するニビジムの「タケシ」が繰り出す切り札として有名である。
最初に貰える3匹のポケモンの内、ヒトカゲを選んだプレイヤーはタイプ相性で苦戦……
と思われるだろうが、タケシのイワークはいわタイプの技を使わない上、前述の特防の紙さ故、
半減される「ひのこ」でもゴリ押しは可能(無論時間はかかるが)。
タケシは「なんでもなおし」を使用するため追加効果「やけど」での継続ダメージを狙うのは不可(ターン潰しには使える)。
ポッポの「すなかけ」でひたすら命中率を下げたり、トキワの森でキャタピーを捕まえ、
バタフリーに進化するとすぐ覚える「ねんりき」で戦うのも手。
相性的に絶望のはずの『ピカチュウ』では事前にマンキーが入手でき、ニドラン♂もレベル12で「にどげり」を覚えられるようになったため、
やたらと楽勝モードになっている。
その他、『ポケモンスタジアム』では初代作の段階で使用できるが、前半戦のトレーナーが使うばかり
そもそも強ポケ使用禁止の99大会でも使える事で察して欲しい。

  • 初代リメイク(ファイアレッド・リーフグリーン)
ヒトカゲ自身がいわタイプに強いはがねタイプの技「メタルクロー」を早い段階で覚えるようになった…が、
覚えたての状態だと、例え有効な技でも悲しいダメージしか出ない上に、
イワークの方もタイプ一致の攻撃技「がんせきふうじ」を得た事で逆に辛くなってしまっており、
ヒトカゲだけでなく上述のポッポやバタフリーも簡単には通用しなくなった。
とはいえ、『ピカチュウ』同様、序盤からマンキーが使える(しかも、ニャースと合わせてバージョン関係なしに)上、
マンキーがすぐ覚えるかくとう技「けたぐり」が「相手の体重に威力が比例」という仕様になったため、
非常に有効(イワークの体重だと、威力は「ばかぢから」「インファイト」と同等の120)。やっぱり楽勝モードである。

  • 第2世代(金・銀・クリスタル)
トレードで序盤に入手でき、最初に対決するキキョウジムの「ハヤト」(ひこうタイプオンリー)との対戦に有利ではあるが、
それより先に野生のイシツブテ(攻撃種族値80)をゲットできるのでやっぱり目立たない。

ちなみにこの個体(ブルブル)だが、「他人から貰ったポケモンの現在のレベルが高すぎる場合、ジムバッジが足りないと指示に従わなくなる」
という仕様のチュートリアルも兼ねているらしく、
普通に使っているとほぼ確実にヒワダジム(命令を聞く上限レベルを上げる1つ目のバッジ入手場所)戦の前に暴走する
(具体的に言うと、命令を聞く上限レベルはデフォでは10しかない。ヒワダジムをクリアすれば30まで上がるので余裕が出るが…)。
また、殿堂入り後のお楽しみとしてカントー地方へ行く事ができ、タケシとも再び戦う事ができた。
当時のエースであったイワークも健在。その脇をオムスターやカブトプス、ゴローンにサイホーンで固めた結果、
エースのイワークが最も弱い
上記2世代で四天王を勤めるシバもイワークを使用するが、彼は格闘ポケモンの使い手なので立場としては数合わせに近い。

  • 第3世代(ルビー・サファイア・エメラルド)
『ファイアレッド・リーフグリーン』との通信交換でないと入手できない。
当時から登場した特性は「いしあたま」「がんじょう」だが、ゴローニャも同じ特性を得ていた。

  • 第4世代(ダイヤモンド・パール・プラチナ)
やはり最初のジムリーダー「ヒョウタ」が使用。野生としても早い段階で出てくるが出現率は低い。
弱いと言ってもまだまだ能力差が小さい時期、「いやなおと」で防御力を半減させてくるため意外と侮れない。
ただし、イワークの後には攻撃種族値125を誇るズガイドスが控えているため、このイワークは完全に前座である。
また、これまで通信交換でイワークを進化させなければ手に入らなかったハガネールが野生でも出現するようになった。
手軽にハガネールを捕獲できるようになって喜んだ者は多いが、シナリオ攻略におけるイワークの立場が殆ど無くなった事を嘆く者もいるとか。

  • 金銀リメイク『ハートゴールド・ソウルシルバー』
タケシのイワークは健在。時代が変わってもやっぱり弱い。
注目すべきはお楽しみ要素、ジムリーダー・四天王強化であろう。
強さが良心的だったタケシのパーティーも当然、対人戦でも通用するほどの超ガチ編成(岩タイプ縛りだけど)に進化したわけなのだが、
それでもなお、イワークがエースの座を守っているのである。
進化もリストラもさせずにエースをイワークで通した辺りにゲームフリークのこだわりが窺える。よくやった。

メタ的な事を言うと、進化してハガネールになると、いわタイプが無くなりはがねタイプが付いてしまうため。
『ポケスタ金銀』では普通に進化させていたが
そのため、同作でのシバや『プラチナ』の強化版ヒョウタが使用する時にはリストラされている。

  • 第5世代(ブラック・ホワイト)
旧世代ポケなのでクリア前は一切入手できず、クリア後に行ける「こだいのしろ」の一部エリアに野生でちょこっと出るだけ。
ハガネールが再び野生で出現しなくなったため、捕獲の必要性が少しだけ増えた。
「がんじょう」の仕様変更で使い勝手が大きく改善されたものの、やはりゴローニャもその恩恵を受けていたことには変わりなかった。

  • ブラック2・ホワイト2
イッシュ図鑑の改訂により、全国図鑑入手前からイワークが野生で出現するように。
イシツブテやサイホーンは復活しなかったものの、これまでのイシツブテの立ち位置に相当するダンゴロがいるため、やっぱりストーリー攻略では影が薄い。
また、かなり終盤であるためストーリー攻略には関係ないものの、洞窟内に現れる土煙からハガネールが再び野生で出現するようになった。
新要素の『ポケモンワールドトーナメント』でもタケシのイワークは健在。
エースの座を守っている…というかガチガチの超実戦構成になっており、多くのプレイヤーを驚かせた。
所持技は「すなじごく」「すなあらし」「ステルスロック」「まもる」。
特性は「がんじょう」、持ち物はカムラの実(瀕死時素早さUP)、さらに努力値は素早さに全振りというもの。
攻撃面が話にならない一方、同タイプの中でも高めの素早さと一撃で倒されない特性「がんじょう」を活かし、
「すなじごく」「すなあらし」「ステルスロック」の固定ダメージで削り取るという、正しくイワークの強みを引き出した構成である。
単なるネタポケからここまでの個性を打ち出した、タケシのイワーク愛には感服せざるを得ない

余談だが、対戦考察の方でも「イワーク・ハガネール限定の技構成」という他ポケモンとの確実な差別化点が確立されたため、イワークの評価は少し上昇した。

  • 第8世代(ソード・シールド)
ワイルドエリアに行けるようになってから最初に入れるエリアである「うららか草原」に固定シンボルで出現。
草と水が4倍のため、御三家はサルノリかメッソンを選んでいれば楽勝…と思いきや、そうは問屋が卸さない。
固定シンボルのポケモンはレベルが高めに設定されており、イワークもこの時点では倍くらいのレベルで立ちはだかるのだ
(エンカウント時のメッセージも「とても強そうな」という表示が出る。この場合は捕獲もできない)。
少なくとも初めてワイルドエリアに来た時点ではスルーしたほうが無難だろう。特に天候が砂嵐の時は…。

  • Pokemon Go
導入当初から出現するが、野生での出現はかなり稀な部類。
ただ、CPがあまり高くないため、テコ入れされたサイドンとゴローニャに比べて使用人口は少ない。
しかも素早さ・特攻・特防がないため、原作では耐えられた技でも即死する危険性があり、
無効化できた電気タイプの技も効果はいまひとつとはいえ食らうようになった事から、
能力値次第では漫画版よろしくスプリンクラーなしで感電する事になる。
導入当時は第1世代のみが登場していたためハガネールには進化できなかったが、2017年2月以降はアメ50個とメタルコート使用で進化可能に。

+ アニメ・漫画作品のイワーク
アニメでもタケシの切り札として登場。
初戦ではピカチュウを圧倒し、その巨体と共に圧倒的存在感を見せつけたが、
リベンジ戦では、ピカチュウの電撃の火花でスプリンクラーが作動、噴射された水がかかった所を電気技で感電して敗れた。
水で電気が感電?そもそも地面タイプに電気は利かな(ry*2
その後、タケシの手持ちとして旅に同行したがあまり戦績は良いとは言えず、
ロケット団のニャースと戦った際にバケツで水をぶっかけられ、弱った所にダメ押しとばかりに「みだれひっかき」でKOされてしまった事も。
最終的にはタケシがニビジムに帰ってきた際、弟達にポケモンバトルを教えるために他の手持ちと共に預けられ(冒頭のセリフはその時のタケシのもの)、
ストーリーから一時退場するが、再登場した時には二男のジローによってハガネールに進化していた。ニビジムなのに岩ポケモンがますます少なくなる…
その他に、野生で通常より大型の個体や、クリスタルで出来た個体も登場した。

劇場版『セレビィ 時を超えた遭遇』では、タケシのイワークが敵キャラであるビシャスのバンギラスと交戦。
当然と言うべきか圧倒されてしまうが、スイクンの援護で隙が出来た所を湖に吹っ飛ばして勝利するという大金星を挙げている。

ちなみに進化後のハガネールはやたらと優遇されており、「すなあらし」や「いやなおと」でみず・ほのお技を無効化するならまだしも、
コータスの「オーバーヒート」を素で耐えたり、ポッチャマが「バブルこうせん」を使ったらポッチャマの方が疲れて倒れたりするなどやたら硬く、
強敵扱いになっている、何なんだこの差は。

漫画作品においてもイワークの扱いは悪い。
比較的マシな穴久保版では、先にニビジムに挑戦していたグリーンがヒトカゲと共に負けて叩き出され、
「タケシの持つモンスターは強すぎる」と言い放つ展開から始まり
(戦闘場面が無いのでイワークが相手だったのかは不明だが、直後のレッドとの対戦時はイワークしか出してこなかったので、
 順当に考えるとイワークにやられたと思われる)、
レッドもピッピと共に挑戦するがやはりイワークは固く、ピッピの攻撃では削岩機でもダメージが通らない上に、水をかける攻撃も失敗。
最終的にピッピが自分の絵をイワークの尾に描いてそれを囮にし、
イワークが追いかけて疲弊した所をジムの柱を倒して下敷きにするという荒業で撃破された。

エロい事で有名な『電撃!ピカチュウ』では、イシツブテ2匹諸共ピカチュウとオニドリルに1コマ負け。水?スプリンクラー?ないよ。
カスミ戦も同話で描く過密な展開の都合もあって、タケシ戦を端折る必要があったためだが、逆に言えばこの程度で十分だと見なされたわけで……。
実際、カスミ戦はギャラドスが出るわ十ページ以上使われるわ、カスミの水着が無駄に力入っててエロいわとその差は歴然。お前ら人間じゃねえ!
しかし黒髪巨乳カスミのハイレグ水着はむしろよくやったと褒めてやりたい所だけど欧米版ではウェットスーツに修正された

『ポケットモンスターSPECIAL』にてタケシの切り札として登場した際も、レッドのピカチュウの電気技で一撃で撃破。水?スプリンクラー?ありませんが?
これだけなら『電ピカ』よりマシかもしれないが、体がバラバラになるという惨状まで晒したので十分過ぎるほど酷い扱いである。
なお、この頃のレッドの他の手持ちはニョロゾとフシギダネという相性最悪の奴らばかりだったので、どれが来ても多分勝ち目は無い
(ちなみにこの2匹を出さなかったのはポケモンセンターが襲撃されて使用不可になっており、その状態で勝ち進んだ結果タケシ戦前に限界を迎えたため)。
また、さりげなく「いわとばし」というゲームにないオリジナル技を使用している。
その後、リニア開通を記念したカントー対ジョウトのジムリーダー対抗戦にて、タケシ対ミカン戦で再登場。
状況不利と判断したミカンが繰り出したイワークに対抗して登場するが、
彼女のイワークは通常とは段違いの強度を誇り、圧倒的な実力差を見せ付けられ完敗する事に。
実はミカンの使用していたイワークは、作品内の学会でまだ発表されていなかった新種、「ハガネール」だった事が判明。
「ハガネちゃん(彼女のハガネールのニックネーム)が見せ物になってしまったらかわいそうだと思ったから…」
という理由でハガネールに岩を纏わせイワークに見せかけていたという。
ミカンの優しさが伝わる話であるが、全国放送で新種ポケモンの噛ませとなった姿を晒されてしまったイワークにとってはかわいそうな話である。
四天王・シバも対レッド戦で使用。細長い体を活かしてギャラドスの水攻撃をかわしたり、地面に潜ってから頭を出して相手の気を引き、
その隙に反対側から尾を出して攻撃したりと、大胆かつトリッキーな戦い方でレッドを翻弄した。
なお、四天王の本拠地スオウ島には多数のイワークが生息しており、シバも修行用の相手としていた。
その際登場していた野生個体も、サワムラーの蹴りで首が吹き飛ばされており、噛ませの役割は固定のようだ。
マチス・マサキ戦でも複数登場しているが、この時の個体は野生のもの。
酸の池の上に橋のように体を渡しているという、生きたバトルフィールドと化していた。
結局マチスのマルマインの「じばく」を利用した戦法で、イワーク自体にダメージを与えて揺らす事で、シバを下に落とし倒したかに見えたが…。

大乱闘スマッシュブラザーズ』シリーズにおいても登場。
『初代』ではモンスターボールから出てくるポケモンの1体で、上空に飛び挙がった後「いわおとし」で一定時間岩を降らす。また、本体にも攻撃判定がある。
『DX』では隠しステージ「ポケモン亜空間」で足場の一つになっている。


MUGENにおけるイワーク

minoo氏の製作したイワークが存在する。
原作再現か、魔界大帝フェルナンデス並のサイズを持っている。
相手の下から攻撃する「あなをほる」、地上にいる相手にダメージを与える「じしん」、相手の頭上から攻撃する「いわおとし」等の技を駆使して戦う。
その巨体故に技のリーチが非常に長いので、中~遠距離で相手を近づけさせない戦いが得意。反面、懐に潜られると技の発生の遅さもあってかなり厳しい。
原作の通り、スピードがかなり速く、巨体に似合わぬ立ち回りを見せる事も。
また、防御力も非常に高く、なんとびっくりの 160 である(ただしHPは900と原作と同じく低い)。
もちろんMUGENに属性や特防といった概念はないので、
雨が降ってるステージで戦ったりダム決壊とか危ないですよとかショォォゲツ!!とか喰らったりしても一撃で死ぬ事はないのでご安心を。
…まぁ、通常攻撃をノーマルだとすれば、タイプ的に再現された方が良い可能性はあるが(使雷を使うキャラも多いし…)、
この際みんなかくとうタイプって事でいいか。
ただし、一発ごとの攻撃力は普通で、コンボも「何それおいしいの?」な状態なので、総合的な火力は原作同様いまいち。

蓬莱氏によるキャラの特性を生かした優秀な外部AIが公開されていたが、現在は入手不可能となっている。
扇風機氏のAIパッチが公開されていた事もあったが、やはりこちらもサイト削除で入手不可。
プレイヤー操作
性能解説

この他にRel氏が改変したものが存在していたが、現在サイト削除で入手不可。
UMVC3仕様で、Xファクター、アシスト(霊夢&豪鬼のペアのみ)等も搭載。
AIは未搭載。

出場大会

+ 一覧
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出演ストーリー

プレイヤー操作

MUGENキャラをさっくり触ろお!!(「イワーク」で、さまざま48操作キャラ)


*1
体格は非常に大きい物の、8.8mに対して210kgは異常というのは良く聞く話。
実は地球に存在する岩石は大体メートル四方で2、3トン程であり、イワークの組成が2トン立方mの岩石だと仮定して、
イワークの総体積を求めると何と0.1立方m以下。
一定の棒状に近似すると真正面から見て11平方cm、つまり半径2cm以下の円となる。
胴回り直径4cm以下というのは、実在の蛇にしてもさほど大きい部類ではない。
というか実在する蛇「オオアナコンダ」は大きい物で全長9m、直径30cmを優に超え、体重は250kgを超す。
実は長さも重さもリア獣に負けている。

ちなみにアニメ版の描写などを考慮して、直径1m、長さ8.8mの円錐より確実に大きく、
概算では近似できると仮定して求めた密度は91kg立方mとなる。
言い換えると91g/Lないし91mg立方cm。具体的にどれほど軽いかというと、少なくともコルクより確実に軽い。
餌やポロック(ポケモン用お菓子)などを食べる事から消化器官の存在が窺えるため、
かなりの空洞があるはずであるのでおかしくはないのかもしれないが、
そもそも91g/Lというと空気と比べてもその八倍弱しかない風が吹けば為す術も無く確実に吹っ飛ばされるだろう…。
原作でも「ふきとばし」で飛ばされるし。

*2
後に『ブラック・ホワイト』で相手のタイプをみずタイプに変更する「みずびたし」というわざが追加された。
なるほど、スプリンクラーでみずびたしになったからみずタイプに…と思われたが漫画では上記の通りスプリンクラー無しで(ry


最終更新:2023年12月19日 21:49