フォックス・マクラウド

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フォックス・マクラウド - (2014/11/29 (土) 22:59:53) のソース

#image(250px-Fox643D.png,title=作戦完了!)

&font(b,i,green,23){「全機報告せよ!」}

任天堂のSFシューティングゲーム『スターフォックス』シリーズの主人公。
その名の通り狐の獣人の姿をしたパイロット。狐になった理由は、
「通信でキャラクターウィンドウが表示されたときに、どのキャラクターからの通信なのかを分かりやすくするため動物にしよう」という宮本茂氏の提案と、
「任天堂本社から近い場所に位置する伏見稲荷大社にちなんで」という2つの理由がある。

CVは、原作シリーズの「64」とスマブラシリーズの初代と『DX』では里内信夫氏、
「アサルト」およびスマブラ『X』と『forWiiU/3DS』では[[野島>遠野志貴]][[健児>七夜志貴]]氏。
64のリメイクとなる3D版では音声も改めて収録し、大原崇氏が演じた。
ちなみに氏は同じ任天堂作品の『ゼルダの伝説 スカイウォードソード』の[[リンク]]も演じていたり、
他社では[[サムライスピリッツ零SP>サムライスピリッツ]]の[[天草>天草四郎時貞]]役で格ゲーにも出演している。
本作ではファルコなど他のキャストも一新されているが、リメイク作として違和感を感じさせないよう『64』の再現にはかなりこだわったようである。
なお、『スマブラfor3DS/WiiU』では[[ボイス]]が新録されたため、当初は643Dの大原氏に変わったのではないかと噂されていたが、
実際にはスタッフロールには大原氏の名前は無いため野島氏のままと思われる。

#region(設定や経歴など)
***スターフォックス
辺境の惑星パペトゥーンを拠点に、アンドルフ軍の船だけを襲撃する宇宙義賊として活動していた。
しかし、戦果こそ挙がっていたものの金品にはめぐまれてはいなかった。
そんな折、かつてブラックホールに消えたコーネリア防衛軍のパイロットであった
フォックス・シニア軍曹の息子であることがペパー将軍に着目されていたため、
彼によってスカウトされ、コーネリア防衛軍が所有する最新鋭戦闘機「アーウィン」を託される。

仲間であるペッピー・ヘア、スリッピー・トード、[[ファルコ・ランバルディ]]と共にアーウィンを駆り、
父の消失の原因を作ったアンドルフを倒すためにベノムへ向けて出撃。
すぐれた操縦テクニックと仲間達とのチームワークでライラット系中のアンドルフ軍の兵器を次々と駆逐。
そして最後にはベノムにあるメインコントロールブレインを破壊し、アンドルフ軍を殲滅した。

なお上記は初代のみの設定であり、&b(){スターフォックス64以降は設定がリセットされている。 }

***スターフォックス64
やとわれ遊撃隊「スターフォックス」チームのリーダー。
故郷の惑星パペトゥーンの宇宙アカデミーでコーネリア防衛軍の士官候補生として勉学に励んでいた。
しかしやとわれ遊撃隊「スターフォックス」のリーダーである、父親のジェームズ・マクラウドが惑星ベノムで消息を絶つ。
そのため士官への道を断念して父の志を継ぐこととなり、ベノムから生還した初代メンバーのペッピー・ヘア、
アカデミー在学時代からの親友であるスリッピー・トード、宇宙暴走族「FREE AS A BIRD」の元族長ファルコ・ランバルディと共に
新生スターフォックスを結成し、ペパー将軍からの依頼を受けて出撃する。

正義感が強く非常に真面目で、仲間思いであり曲がった事が大嫌いという王道を貫く主人公タイプ。
一方で「やとわれ遊撃隊」の一員であるだけにあまり馴れ合おうとはせず、
ペパー将軍に軍に招かれても取り合わずにしっかり請求書をつきつけるやや冷たい一面も持つ。
戦闘機のアーウィン、戦車のランドマスター、潜水艦のブルーマリンなどさまざまなマシンを乗りこなしてライラット系の惑星を攻略していく。
対戦モードでは機体から降りて自らバズーカ砲を持ち戦うこともできる。
ちなみに64のエンディングに登場するペパー将軍宛の請求書を見ると&b(){[[字が汚い。>大道寺きら]]}

弱冠18歳でリーダーに着任したばかりのため、ファルコなどからはリーダーとして認められない発言をされることもあったが、
アンドルフ軍やスターウルフとの戦闘を通して自身の成長とメンバーの信頼を勝ち取ってゆく。
最後には単身でアンドルフを倒し、ライラット系を救った。 

***スターフォックス64後
時系列ではスターフォックス64とそれ以後に発売された作品は繋がっていることになっている。
64の8年後を描いた『ダイナソープラネット』ではペパー将軍から惑星調査の依頼を受け、
恐竜達が棲む惑星「ダイナソープラネット」(のちの惑星サウリア)に降り立つ。
降り立った先に刺さっていた魔法の棒「クリスタルスタッフ」を手に取り、
シャープクロウ族に囚われていたアソーカ族の王子、トリッキーと共に惑星中を冒険し、
シャープクロウ族のボス・スケール将軍によってバラバラになってしまった惑星を元に戻すために戦った。
このとき、スタッフの本来の持ち主である少女・クリスタルに出会い一目ぼれする。

1年後の『スターフォックス アサルト』ではクリスタルをチームに加え、
スターウルフを追われたアンドリュー・オイッコニーが率いる反乱軍を一掃するために反乱軍の基地を攻撃。
オイッコニーを追い詰めたがその直後にあらゆるものを侵食する謎の生命体「アパロイド」と遭遇。
そのアパロイドからライラット系を守るために戦った。
クリスタルとは最初こそ友達以上恋人未満、といったところだったが互いに助け合ううちに恋愛感情を高めていく。
アサルトではアーウィンやランドマスターに乗るよりも白兵戦の方が多く、様々な銃器を用いて戦闘を行う。
64の頃よりも性格が丸くなっており、ペパー将軍は仕事のお得意様になっている。

しかし『スターフォックス コマンド』では融通がきかない性格が災いし、クリスタルとは離れ離れになってしまっている。
更に他のメンバーもチームを離れていった(ペッピーは引退、スリッピーは恋人との生活を優先、ファルコは暴走族時代の仲間と共に行動中)
ため、フォックス以外はオペレーターロボのナウスしか残っていない状態で、ベノムから飛来したアングラー軍を相手に孤軍奮闘する。
なお、クリスタルとはストーリー分岐によっては復縁し、子供を授かる。
コマンドはストーリーの分岐など物語に力を入れているが、以前の作品と若干キャラの性格や口調が異なっている面も目立っている。
#endregion

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**[[大乱闘スマッシュブラザーズ]]シリーズにおけるフォックス
|>|>|>|作品ごとのデザインの変遷|
|&image(FOX_SSB.png,left,width=140,title=初代。原典もそうだが、本作では最も人形らしい外見)|&image(FOX_SSBM.png,left,width=180,title=DX。前作からかなりリアルに)|&image(FOX_SSBB.png,left,width=180,title=X。リアルから一転、デフォルメに)|&image(FOX_SSB4.png,left,width=220,title=for3DS/WiiU。意外にも「643D」が採用されず、「コマンド」のまま)|
#clear
初代からスターフォックス枠の代表として登場。シリーズを通して、高い機動力を活かした戦法を得意とするキャラ。
初代が出た時点(NINTENDO64の頃)ではフォックス自身が戦闘を行うシーンは原作にほとんどなかった為、
[[攻撃モーションや必殺ワザはほとんどスマブラのオリジナルとなっている>キャプテン・ファルコン]]。
ちなみにデザインと声優は初代、『DX』では「64」、『X』以降は「コマンド」に基づいている。
同枠では他にファルコやウルフも参戦している
(ファルコは『DX』ではフォックスの[[コンパチ>EXキャラクター]]だったが次作で差別化、ウルフはモーションが全く異なる)。
#region(各種[[必殺ワザ>必殺技]](以降「B」と表記))
各種[[必殺ワザ>必殺技]](以降「B」と表記)
・ブラスター(NB)
銃を取り出し、ビームを発射する。
初代のみ「連射性が低く、相手が怯む」タイプだった。
『DX』以降は当てても怯まなくなったがあらゆる飛び道具の中で弾速と連射力が最速になったため、隙あらば相手にダメージを溜められる。
ビームの色は赤色(初代のみショッキングピンク色)。

・ファイアフォックス(上B)
体に炎をまとわせて力を溜めた後、スティックを入力した方向へ突進する。%%WEBブラウザとは関係ない%%
スティックを入力しなかった場合は真上へ飛んでいく。地形にぶつかるとはね返る。

・リフレクター(下B)
[[飛び道具]]や投げられたアイテムを強化して[[はね返す>流影陣]]。Bを押し続けることで持続が可能。
発動した瞬間にのみ攻撃判定が発生する。また、空中で使用すると落下スピードが減る。

・フォックスイリュージョン(横B)
『DX』から追加されたワザ。
横方向へ幻影を残しながら高速移動し、すれ違った相手にダメージを与える。
ファルコビジョンと比べて移動距離は長いが、発生は遅め。
『for』では地上で使用すると距離に関係なく崖では必ず止まるようになり、空中で使用しても尻もち落下に移行しなくなった。

・ランドマスター([[最後の切りふだ>超必殺技]])
一旦飛び上がって画面外へ消えた後、ランドマスターに乗り込んで現れる。
攻撃ボタンの主砲やスティック下入力のローリング、そして移動で相手を蹴散らせる。
ジャンプはホバリングになっており、相手が上に乗っている状態で上昇してバーストさせることが可能。
#endregion

#region(初代におけるフォックス)
初代では機動力が高い反面決定力に欠ける、いわゆる速くて[[安い]]タイプ。
相手の[[飛び道具]]と相殺しない上に空中で出すと連射も利く高性能な飛び道具であるブラスターを軸に、
素早い[[立ち回り]]で敵を翻弄し手数の多い[[コンボ]]で敵を圧倒できるその性能でタイマン戦では中堅上層に位置している。
しかしその素早すぎる動きを制御するのが大変なのとコンボが非常に難しいこと、軽い上にコンボをもらいやすいことで
一度の操作ミスであっという間に逆転されることなど非常にプレイヤーに強いる負担が大きい。
前者は「他のキャラは一つのお手軽コンボでどの状況でも等しく通用するが、
フォックスの場合は[[いろんなコンボレシピをアドリブに応じて選ばなければならない>ラオウ]]上、精度の高い操作が求められ」、
後者は「全般的にヒット硬直が長いという仕様上、攻撃さえ当てればコンボをミスっても不利になることはそうそうないのだが、
フォックスだけは攻撃をしっかり当てても次の攻撃を即座につなげなければ[[確反>反確]]を喰らう」。
そのため理論上の強さに反してそのプレイヤー数は他の中堅キャラと同等くらいになっている。
#endregion

#region(『DX』におけるフォックス)
次作の『DX』では、さらに機動力が強化された上に攻撃性能が上昇。
ブラスターの性能が変わったこと(上記の「各種必殺ワザ」を参照)、
上方向にふっ飛ばす技(ぶっちゃけ[[サマーソルトキック]])がパワーキャラ並の威力を持つのに発生が非常に早いこと、
リフレクターをジャンプでキャンセルして連発する即死コンボ・通称「リフキャン」のおかげで、
タイマンではファルコ、シークと共に3強とされ、その中でも最強との声が高い。
#endregion

#region(『X』におけるフォックス)
『X』ではやや弱体化したが、前作までの特徴をそのまま引き継いだキャラとなっている。
『X』での彼の強い点は…
+全体的に技の発生が早い上にコンボ性能が高め。ついでに火力・吹っ飛ばし能力が高い技が多い。
+走行速度やジャンプ力が高く、運動能力や復帰能力に優れている。
+驚異的な連射力を持つ[[飛び道具]]を持つだけでなく、リフレクターによる[[飛び道具反射>流影陣]]など遠距離対策に優れる。
といった所。そのキャラクター速度に慣れれば、こちらの優位を保ったまま戦えるキャラである。
(特に[[クッパ]]や[[ドンキーコング]]、[[デデデ>デデデ大王]]なんかの重量級キャラ相手にはかなり有利)
だが飛び道具は相手をのけぞらせることが不能で、それ以外のリーチも短めなので、近距離での戦いをどうしても強いられるためダメージが蓄積しがち。

そして何よりも、&b(){吹っ飛ばされやすいのが最大の弱点}。なにせ、『X』の全キャラクター中の&bold(){下から3番目}、[[カービィ]]・[[メタナイト]]と同等である。
ついでに高いジャンプ力と裏腹に落下速度が早く、早く操作しないとステージに復帰することすらままならない。
このため操作ミスやアイテム、ステージの仕掛けや相手の大技を食らうなど、とにかく事故死が怖い。
いわば長所と短所がはっきりしている尖った性能なので、その優れた基本性能を存分に活かせるよう立ち回るのが重要なキャラである。 
キャラランクは中堅に位置づけられている。全体的にかなり弱めに調整されている初代のキャラの中では上位の方。
#endregion

#region(『for』におけるフォックス)
最新作の『for』にもやはり初期キャラクターとして参戦。前述の通りボイスが新録された。%%パッケージイラストからは消え去ったが%%
やはりというか性能も色々と調整され、攻撃力の低下や全体的な[[硬直]]の増加などの弱体化が目立つ。
特にこれまでコンボの起点として重宝した空中下Aがコンボに繋がらなくなったことが大きい。
火力が減って硬直も増えた上、フィニッシュまでに必要な蓄積ダメージが増えたため、
これまで以上に慎重なヒット&アウェイや細かなテクニックが必要となり操作難易度が上がった。
また、%%借金生活でロクなものを食べていないからか%%体重がさらに軽くなり、なんと''下から2番目''。メタナイトやカービィよりも軽くなった。
一方で、機動力や攻撃の発生の早さは据え置きであり、やや弱体化したとはいえ上スマッシュも
後隙が増えたことを除けばまだまだ強力なフィニッシュムーブとして機能する。
現段階では強キャラにこそ一歩届かないものの上位といった評価を受けている。
#endregion

…と、ここまで読めばわかる通り、強さの浮き沈みが激しい初代からの参戦キャラの中でも、
シリーズを通して一度も中堅以上のランクから落ちたことがない唯一のキャラでもある。
このスマブラと言うゲームシステムに合致した理想的な性能だということがお分かり頂けただろうか。

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**MUGENにおけるフォックス
MUGENでは2体のフォックスが確認されている。
#region(GiganX3氏製作 手描きドット)
-GiganX3氏製作 手描きドット
手描きドットのもの。動画でも時折見かける。
[[カンフーマン]]を改変してつくられているようである。
[[超必殺技]]のファイアフォックスは威力がかなり高い。
ほかに、ワンボタンで出せて移動距離は短いが回り込みなどに使える移動技もある。
五右衛門氏が[[AI]]パッチを製作・公開している。
&nicovideo(sm7018615)
&nicovideo(sm3484000)
#endregion
#region(青ドラネコ氏製作 手描きドット)
-青ドラネコ氏製作 手描きドット
#image(Fox_Mccloud.gif)
こちらも手描きドット。現在お試し版が公開されている。
AIは搭載されていない。
&nicovideo(sm14603488)
#endregion

***出場大会
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''更新停止中''
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#co(){
''凍結''
#list_by_tagsearch_cache([凍結大会],[フォックス・マクラウド],sort=hiduke,100)
}
***出演ストーリー
[[もしもフォックスが最強?>>http://nico.ms/sm7112985]](主人公、[[もしもシリーズ>偽死神五世]]とのクロス作品)
[[獣人だらけの傭兵団]](主人公)

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//主人公,狐,銃使い