//映画版の詳細をregion内に移動、簡単な概要を載せて流れが見やすいように編集 #image(Godzilla_halliwood.jpg,title=鳴き声は日本版と同じだが若干エフェクトがかかっている) 日本が誇る世界的に有名な特撮映画シリーズ『[[ゴジラ]]』を、映画会社トライスターによってハリウッド版として製作、 1998年に公開された特撮映画『GODZILLA』に登場する&s(){巨大生物}[[怪獣]]。監督はローランド・エメリッヒ。 1998年の映画版では日本版の最大の特徴である放射熱線に相当する能力は持たず、 炎を吐いているように見えるシーンもあるが、爆発させた車に息(パワーブレス)を吐きつける事で 炎を増大させているという設定(本によってはホットブレスと表記し区別している)。 他の特徴もミサイルや通常兵器が全く効かない日本版と異なり、 もし当たれば通常のミサイルでも大きなダメージを受け、ミサイル十数発を受けて死亡した。 ただし体温が低くてミサイル等でロックオンできず、移動速度も速いのでミサイル攻撃を当てにくい。 また単独で繁殖することが可能で、繁殖力の高さが脅威なのも日本版との大きな違いである。 これらの日本版との相違点ゆえに多くのゴジラファンに酷評されたが、 ゴジラとは別物のモンスター映画として観る分には悪く無い作品という意見も有る。 映画の評価の詳細は後述。 この酷評を受けてか、アニメでの続編『ゴジラ ザ・シリーズ』では、 1998年版USAゴジラの子供が主人公になり大きく性質が変化した。 こちらのゴジラは口から熱線を吐く、単独での繁殖能力を持たない等、日本のゴジラにより近い特徴の怪獣になった。 後述のMUGENで良く見るUSAゴジラはこちらの『ゴジラ ザ・シリーズ』に登場した個体を元にしている。 #region(ローランド・エメリッヒ監督による映画『GODZILLA』での個体の詳細) 映画のキャッチコピーは日本では&b(){「人類に打つ手は無い」}、アメリカでは&b(){「サイズがものを言う」}。 &s(){人類のミサイル8発で死んだし、[[キングギドラ]]とか100m以上の奴にサイズで誇ってもアレだし、&br()そもそも本家より小さいけどね。} 身長や体重などは、小説版によれば以下の通りらしい。 >身長:60m(前屈状態54m) >体重:約500t >全長:90m >尾長:60m 映画版では設定が用意されておらず、場面によって大きさがコロコロ変わる(日本の特撮・[[アニメにも言える事>エヴァンゲリオン初号機]]だが)。 製作のディーン・デブリンが来日した際、体の大きさをマスコミが尋ねると、 「日本人はどうしてそんな細かい事を気にするんだ?」と逆に尋ねられたという逸話がある。&link_anchor(*1){*1} 肉食恐竜に似た、日本版に比べると細身の体型をしており、小説版の説明によれば、 [[核実験>チェルノブ]]によって誕生した、複数の遺伝子が入り混じった雑種の[[突然変異体>イリス]]であり、 その中でもイグアナ・ワニが色濃く反映されているとのこと。 これ以外にもコモドオオトカゲ、更には[[鳥類>ペットショップ]]の特徴も備えていると語られている。 またカメレオンのように体色を変化させる事が出来るとも説明され、ビル群の中ではダークグレイ気味の体色となっている。 (&b(){“ビルの配色に溶け込むゴジラ”}を映像化する予定もあったが、中止された) 冷血動物であるため極端に体温が低い。劇中ではゴジラの体温よりもビルの温度の方が高かったため、 赤外線探知ミサイルで狙ったにも関わらずミサイルが逸れてしまう描写が見られた。 身軽で、480km/hというスピードで走る事ができる。 物語中盤において戦闘ヘリから逃れる一連のシーンでその速さが描かれているものの、 終盤ではなぜか&b(){タクシーで逃走する主人公たちに追いつけない}という演出もなされている。 小説版では、タクシーに追いつかなかった理由に関して 「単にすぐ追いついて殺しただけでは子を殺された怒りがおさまらないため、なぶり殺そうとしたのだろう」 と&s(){後付で}推測している。水中での移動速度は魚雷と同等で米原潜の3倍。 魚食性とされ、小説版では米軍によって集められた魚種は サバ・ヒラメ・カレイ・ホワイトフィッシュ・タラ・ブリ・キンメダイ・クロマグロ等と書かれていた。 性別はオスで誕生当初は一個体しか存在しなかったが、なんと[[単体で生殖が可能>ギャオス]]。 ドームを巣に大量に卵を産み落とし、しかも子は非常に短期間で歩行・捕食が可能となる。 この点に限って言えば「人類に打つ手は無い」というキャッチコピーも肯けようというもの。 ただし一箇所に集まっていたのが災いしたのか、ドームごと米軍に爆破され子は全滅。 これにより丁度巣に帰ってきた親が激昂、その場にいた主人公であるニック達を逆恨みし追いかけだす。 しかしタクシーを追いかけるのに熱中しすぎてブルックリン・ブリッジで身動きが取れなくなったところに、 戦闘機F/A-18のミサイル攻撃を受けて死亡した。 ……実は一体だけ卵の状態で無事であったが。続編を匂わせる描写はアメリカ映画のお約束。 #region(と思っていたら) 実は本作品は元々シリーズ化の予定であり、本当に続編が考えられていたのである。 -ゴジラは[[進化し続ける生物>真ゲッター1]]。第1作のゴジラはまだ進化の途上であり、いわば不完全な状態 -最後に生き残った1匹が続編における二代目ゴジラとなり、主人公に懐く -ゴジラ以外にも核実験の影響で怪獣化した生物たちが登場し、対決する などという要素が織り込まれていたようだ。 如何せん多大なバッシングを受けたことや、計画の延期中に版権が東宝に戻ったことなどからお蔵入りとなり、 これらのプロットは一部が後述のアニメ作品に受け継がれることとなった。 詳しくは[[こちら>>http://the-american-godzilla.wikia.com/wiki/Godzilla_2]]を参照のこと(英語のページなので注意)。 #endregion #endregion #region(『ゴジラ ザ・シリーズ』での個体) #image(гифки-godzilla-series-песочница-796479[1].jpg,width=500,) 後に映画の後日談としてアニメ版『ゴジラ ザ・シリーズ』(『Godzilla The Series』)も製作された。 映画に登場したゴジラの生き残った子供が成長し、生物学者ニック(映画版に続いて主人公を務める)を親と刷り込みで認識、 その仲間たちと共に侵略者や他の巨大生物に立ち向かうというストーリーである。 せめてオリジナルシリーズに近づけようとしたのかは不明だが、この子供ゴジラ、背びれを発光させて熱線のような緑色のブレスを吐く事ができるなど、 設定上は親ゴジラより小柄だが戦闘力や耐久力は親ゴジラより遥かに上である。 (流石にオリジナルシリーズの方の2代目には劣るが、それでも初代以上の強さを誇るという設定) また、&s(){アニメという媒体と、}親ゴジラ譲りの怪獣王らしくない体型が逆に功を奏したのか、 素早い身のこなしを活かした格闘術に関してはオリジナルシリーズの歴代ゴジラをも上回っている。 優れた地底移動能力も持ち、これを駆使した[[バラゴン]]のような奇襲戦法も得意としている。 水中戦での機動力もかなりのもので縦横無尽に泳ぎ回る。 尤も熱戦や格闘攻撃で相手に致命傷を負わせる事は稀であり、相手に苦戦して攻撃に耐えつつ人間の助けを借りて勝利することも多い。 また割と頭もよく、相手の住みかに水を流し込んで窒息させるなどの戦法を見せたこともあった。 ただ、劇中では可能な限り不殺に徹するなど、性格の方はゴジラとは思えないほど優しく穏やかだったりする。 人間にも友好的で、特定の人間を守ったり、人間を助けることもあった。 また親と認識したニックがピンチの時には、どんなに離れていても助けにくるほどでニックの言うこともよく聞く。 ここまで読んだ人は気付いたかもしれないが、性質や戦いの展開は日本のゴジラよりもむしろ昭和シリーズのガメラに近い。 とはいえ悪人や宇宙人にコントロールされた時や、体調悪化時には街を破壊して暴れることもあった。 その他、映画で死んだ親ゴジラの体を宇宙人が機械で補って操作出来る様にした「サイバーゴジラ」なる敵も登場している。 &s(){そこは「[[メカゴジラ]]」にしとけよ。} &nicovideo(sm5304946) また、海外ではゲームボーイカラーでゲーム『Godzilla The Series』が発売された。 #region(YouTubeより) #video(http://www.youtube.com/watch?v=clKHsFRX29U) #endregion #endregion #region(映画『GODZILLA』に対する評価) 日本では平成ゴジラシリーズや平成[[モスラ]]シリーズよりも高い約51億円の興行成績を上げており、 全世界で3億7900万ドルの最終興行収入を上げた。そうして見た人からは、 日本のファンの間では「アメゴジ(アメリカゴジラ)」「トライスター版ゴジラ」「エメゴジ(エメリッヒ版ゴジラ)」 等と呼ばれるが、専ら呼ばれるのは「ジラ」「マグロ喰ってる奴」(理由は後述)。 海外のファンには「GINO([[ジーノ]]、"Godzilla In Name Only"=&b(){ゴジラとは名ばかりなり}の意味)」と呼ばれる。 &b(){ぶっちゃけ世界的に駄作扱いである。}その年のゴールデンラズベリー賞の最低リメイク賞に見事輝いたほど。 [[日本版>リュウ]]ゴジラとは[[あまりに違う>ライユー]] (造型がただの巨大トカゲ、火炎(放射熱線)も吐かない、&b(){本家ゴジラには通用しなかった通常兵器の攻撃で死ぬ}) ゴジラの扱われ方が、日本、米国双方のゴジラファンの怒りを買い、 そうでない一般の観客には単なるパニック映画にしか見えない・・・といった部分が、 こうした低い評価に繋がってしまったものと思われる。 #co(){ 映画評論家の町山智浩曰く「日本版ゴジラのファンであるスピルバーグ監督は穏健な性格で知られるが、 このハリウッド製ゴジラについては『私は一生観ない!』とコメントし珍しく激怒した」という。 ⇒[[町山智浩のアメリカ映画特電・第80回 12:47>>http://www.enterjam.com/podcast/tokuden/tokuden080.mp3]] wikiスレより、記述がミスリーディングであるとの指摘を受けたので一旦コメントアウト。 http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/internet/1117/1268893726/406 } 造形については背びれの列や指の数などに東宝のチェックが入ったというが、そういう問題ではない気もする。 ただし、[[ゴジラ>スパイダーマン]]としてではなく、[[別物>スパイダーマッ]]の映画としてみれば&b(){決して出来は悪くない}。 単純なポップコーンムービーとして十分に楽しめるだろう。 繁殖のため人類の生活圏に入ってしまい、ゴジラと誤認されたまま倒された悲劇の巨大生物…と思えば、 ゴジラの存在する世界のスピンオフとしてありそうな話と言えなくもない…かもしれない。 その母性や、ちょっとドジっ子っぽい挙動などから、改めて見てみると可愛い、萌えるなどと評されることも。 ゴジラという名前を使わなければ、ここまで悪評が広まることもなかっただろうに…尤も、評判にもならなかったかもしれないが。 #region(実は……) 色々と「ゴジラではない」という点で評価が悪い本作であるが、それもそのはず。 この映画、実際にはゴジラの元ネタである『原子怪獣現る』のリメイク作として創られたのである。 しかし、『原子怪獣現る』では資金が集まらなかった為、『ゴジラ』を創ることにして資金を集めたのだとか。 …それって余計に酷いような。 日本の特撮で例えるならば、当初オリジナルの新ヒーローであったがネームバリューの問題で『[[仮面ライダー>仮面ライダー1号]]』シリーズとなった [[この作品>仮面ライダー響鬼]]のようなものである。 #endregion //この程度の豆知識を載せる意味は? //↑逆に言えば「この程度」の豆知識なら問題なくない? //流れ的にUSAゴジラの説明に役立つともあまり思えなかったので削除 2001年の『ゴジラ・モスラ・[[キングギドラ]] 大怪獣総攻撃』では「アメリカにもゴジラに酷似した巨大生物が出現し 『ゴジラ』と名付けられたが、&b(){日本の学者は同類とは認めていない}」と冒頭で[[防衛軍隊員>自衛隊]]に発言されている。 &b(){公式で否定されちゃいました。}いや、この発言がこのUSAゴジラを指してるのかは不明だが。&s(){そもそも全然酷似してないし。} ゴジラからその名がついた恐竜のスペルが「Gojirasaurus」であることなどから誤解されがちであるが、 本作でゴジラを「GODZILLA」と表記するのは別に本作オリジナルではなく 第一作目の輸出時(1956年頃)から使用されている正式なスペルである。 作中では被害にあった漁船の日本人乗組員の「ゴジラ…」(「日本の伝説の海の竜」の名前らしい。&s(){大戸島の人?}) という囈から命名されたという流れになっているが、 タイトルコールをはじめ登場人物の多くが「GODZILLA」を明らかにそれとは違う「ガッゼィラ」と発音しているのはご愛敬。 その日本人役の方が食べてた缶詰は思いっきり&b(){ハングル表記}で演じた方は日本人ではない様子。 更にこのスペル、ヒロインのスクープを横取りしたニュースキャスターが「ゴッドジラ」と間違えて発音するシーンがある。&link_anchor(*2){*2} 日本のVSシリーズでもGフォースの外国人科学者などの台詞をよく聞くと「ガヅィーラ」と言っているのがわかる。 #image(ジラ.jpg,width=350,title=夢の日米対決) 2004年の『ゴジラ FINAL WARS』では「&b(){ジラ}」という名前で登場。 「&b(){GODZILLA}」から「&b(){[[GOD>ゴッドルガール]]}」が抜けてただの「&b(){ZILLA}」。 #region(『FINAL WARS』での活躍(ネタバレ注意)) &font(20,b,i,red){「ゴジラめ。お前の強さを確かめさせてもらう……!」} X星人に操られシドニーを襲撃した。身長は90mでハイジャンプキックが必殺技とされている。 その後、人類の手で復活したゴジラがシドニーに到着した際、X星人の上の台詞と共に再び登場して激突。放射熱線をジャンプで交わすが、 [[飛び込んだところにカウンターになる形で尻尾攻撃を浴びて>波動昇龍]]吹き飛ばされオペラハウスに激突。 そこに放射熱線を喰らってあっという間に敗北した。この間、&b(){わずか40秒ほど。} 相当悔しかったのか、X星人は金切声を上げながら盛大に地団太を踏みまくっている。 DVDでのこのシーンのチャプター名はズバリ&b(){「秒殺!」}。 更にダメ押しと言わんばかりに肩で息してたX星人からも開き直りで下の台詞を言われてしまう始末。 歴代最強候補にも挙がるFWゴジラの熱線を避け、機動力という個性を発揮できただけマシと言えなくもないが…… ちなみに日本の各地の映画館でこいつが瞬殺された際、笑い声と&b(){拍手喝采があがった}との噂。 怪獣自体に罪はない。そう、罪はないんだよ…… &nicovideo(sm6088448) &font(20,b,i,red){「やっぱり、マグロ食ってるようなのはダメだな…… 次!」} ちなみにこのシーン、流れるBGMがカナダの著名なパンクバンドであるSUM41の曲である 「We're All To Blame」なのだが、無駄に激しくカッコいい曲が余計に笑いを誘うようになっている。 あとオペラハウス破壊、爆砕の特撮はかなりイイ。 完全な余談だが、「We're All To Blame」自体は非常に感慨深い曲でもある。 というか、タイトルを訳すと『''全て俺たちが悪いんだ''』であり、歌詞の内容も割とゴジラにマッチしている。 &s(){そこ、ジラへの当てつけとか「俺=ハリウッド」とか言うな} &nicovideo(sm4297840) #endregion とはいえ上記のアニメ版『Godzilla The Series』に対しては ドラマ構成は「事件発生→調査、対策を打ち立てる→怪獣出現→敵の怪獣と戦うゴジラ、練った作戦でゴジラを援護する人間達」と [[日本のオーソドックスな巨大特撮ドラマ>ウルトラマン]]に近いものだったり ゴジラも熱線のような必殺技を使うなどオリジナルに近いキャラクター性になっていることなどから 「実写版よりもオリジナルへのリスペクトが感じられる」「怪獣好きなら見て損はない」との評価も少なくない。 筆者もアニメ版のものに限っては「マグロ食ってるダメなやつ」とは言えないと思います。 #endregion //『原子怪獣現わる』のリメイクだという話は上にもあるので、わざわざこっちに2回目を書く必要は無いのでは? そして2014年、ギャレス・エドワーズを監督に据えて再びハリウッドにおいてゴジラが制作され、 本国で5月、日本国内で7月に公開された。 こちらは興業収入の高さは勿論、ゴジラ自体のデザインやキャラクター性が日本版に概ね忠実であった点などもあいまって好評である。 ちなみにインタビューで「(日本のゴジラとギャレス監督のゴジラ)どっちが強いかって?ご存知の通り、日本のゴジラはとんでもなく強いからね。僕の映画を見たうえで皆さんが決めてください(笑)(要約)」などと語っている一方、エメリッヒゴジラにはほとんど触れられなかった。&s(){やっぱり失敗作扱いなのか…} 日本人とアメリカ人で「ゴジラ」の発音が違う描写はこちらでも使用されており、渡辺謙演じる日本人博士は「ゴジラ」、アメリカ出身の人々は「ガズィーラ」とより違いが分かりやすくなっている。 &i(){(以上、Wikipediaより抜粋及び一部改変)} ---- **MUGENにおけるUSAゴジラ -ゴジラ・ザ・シリーズ版 #region(Zektard氏作 USAゴジラ) -Zektard氏作 USAゴジラ [[ガギ]]や[[ギマイラ]]など、手書きの怪獣キャラを製作しているzektard氏によって作られたものが2009年12月12日に公開された。 他キャラ同様クオリティの高いドット絵であり、後述の技の内容から恐らくアニメ版のUSAゴジラだと推測される。 必殺技において、アニメ『ゴジラ ザ・シリーズ』において、一度夫婦になった相手の怪獣を呼び出す事も出来る&link_anchor(*3){*3}。 [[バラン]]と同様、海外のゲーム『GODZILLA Unleashed』風にアレンジされている。 通常技は引っ掻き、噛みつき、尻尾攻撃の3種類だがいずれも出が早く威力も高いうえにガード削りもあり、一度当てれば目押しで永久可能。 超必殺技は威力が高いうえに無敵も長く、特に2ゲージ技の火炎放射は2発当てれば[[こいつ>ゼットン]]を倒せるほどの威力がある。 また、LIFE1500、defence140と耐久力も高い。 『[[ゴジラ 怪獣大決戦]]』で弱キャラに甘んじていた本家とは大違いである。 とはいえ、ダッシュなどができないので機動力は低め。 氏曰くこれまで作った怪獣キャラと統一した性能になるようあえてダッシュは入れなかったとの事。 そのため他の氏の怪獣キャラと基本的な性能は同様のものとなっている。 //ダッシュの有無については作者本人の意向があるのでなるべくそれを尊重した記事にしておきます。 また、ゲージ技以外では遠距離攻撃を持っていないので強力な飛び道具を持っているキャラには簡単に封殺されてしまう。 他には回復を持っている怪獣相手だとゲージ技の演出の長さが災いして せっかくダメージをあたえてもすぐに回復されてしまうという欠点がある。 [[やっぱり、マグロを食ってるようなのはダメ>恋するドラゴン]]だというのか。いやアレとは別個体だけど。 まあ、それらの特徴を備えている怪獣となるともはや格ゲーをやめちゃってるレベルが多いので 比較的まともに格ゲーをしているであろうUSAゴジラで対抗できないのは仕方ないのだが。 AIは未搭載だがそれでも強レベルの怪獣であれば時々ではあるが倒せはする。 また、プレイヤー操作によるこの動画ではその強さがいかんなく発揮されている。 &nicovideo(sm13908613) 外部AIとしては[[ガイガン]]や[[新メカゴジラ>メカゴジラ]]等の作者であるジロウガキ氏製作のものが2011年6月中旬に公開開始。 やや飛び道具に弱いものの、ひとたび間合いに入れば威力の高い通常技でラッシュをかけてきてあっという間に相手の体力を削ってしまう。 ゲージがあれば夫婦仲になった怪獣とのブレスや2ゲージの火炎放射も混ぜてくるので相手の初期DEF次第では即死コンボになることも。 また、ガード削りも大きいのでガードが固いAIにも強く、少なくともそこらの強キャラでは全く相手にならないどころか [[トキ]](シュウ氏版)や[[ジャスティス]]といった凶クラスのキャラとさえ互角に渡り合う。 同じ怪獣系のキャラなら這い寄る混沌氏のウルトラ怪獣といい勝負が出来るだろう。 改変・転載は自由とのこと。 #region(大会ネタバレ) [[まだ!僕の夢は魔物使いトーナメント]]で魔物側として出場。 参戦当初はまだAIが無かったため本戦では[[ベガ]]に割とあっさり撃破されたり、[[Final]]に封殺されたりと、 あまり活躍はできなかった。 やっぱマグロ食ってるやつは(ry が、同大会の番外編にて、とうとう上記のAIが導入された際には、圧倒的火力と凄まじい削りで並み居る強~狂キャラたちを撃破し、視聴者の度肝を抜いた。 14:13秒頃から。USAゴジラの本気 &nicovideo(sm14937539) さらに次大会の[[みんな仲良しタッグトーナメント]]では[[クレイクロウ]]とタッグを組み海鮮丼という名前で 参加する予定だったがあまりにも強すぎてお蔵入りになったことが判明し、最後のEDに戦闘がおまけで入ったが 改変[[ゴジラ]]と[[神竜]]をあっさり秒殺する強さを見せた。 13:11から~ &nicovideo(sm15153592) #endregion そして2015年6月16日にこのUSAゴジラを2014年版のUSAゴジラに変更するパッチがzektard氏により公開された。 スプライトの変更に伴い若干の性能変更が成されている。 2015年に新作ゲームが発売されたことも踏まえ、改変及び動画公開する際は注意し、自己責任で行うようにとのこと。 ジロウガキ氏の外部AIを反映することは可能だが、超必殺技で音ずれが起きてしまうので注意。 &nicovideo(sm26502855) #endregion #region(690氏 zektard氏版の改変版) -690氏 改変版 今は亡き無限ろだにて改変版が公開されていたが、そこの閉鎖後は入手不可の状態が続いていた。 しかし、2016年10月2日に製作者の許可を得て小物ロダで再公開された。 ヒットエフェクトが見栄えのいいものになり、出の早いパワーブレス、高速移動で相手に噛み付く高速移動攻撃、 カンガルーキックと遠くまで届き強力なウラニウムブレスの4つの技が追加された。 また、改変前との区別化のため大ポトレや中ポトレも変更されていた。 ただし、今現在公開されているバージョンは初期のものであるため、カンガルーキックとウラニウムブレスは追加されておらず、 エフェクトやポトレの変更などもされていないバージョンであるため注意。 高速移動攻撃、パワーブレスともに無敵が長く、上述した強力な飛び道具を持った相手にもある程度対応できるようになり、AI無しでもかなりの強さになった。 だが、やはりプレイヤー操作のほうがこのキャラの実力を発揮することが出来るだろう。 上述したとおり高性能な技が追加されたためより強い相手とのバトルも可能となり、アニメ版USAゴジラとしての威厳が増した。 #endregion -実写版 #region(作者不明 ジラ) ゴジラ2000と同じ人が作ったジラ。 実写取り込みで作られており、ハイジャンプキックや三角飛びをする。 恐らく[[パチモン怪獣>パチモン怪獣大熱戦]]をベースに作られており、投げが効かない。 動きが素早く、防御力が低い。 怪獣スレ3の277から行ける氏の公開場所に置いてある。 12Pだと「GODジラを目指して」性能が上昇するが、名前の割に[[神キャラ]]と戦わせるとあっさり沈む。 %%やっぱマグロ食ってるようなのはダメだな%% #endregion 基本的に動画によく使われるのは外部AIがあり、外部AIを搭載すると凶キャラになるzektard氏版である。 以前はいずれもAIがないためWatch戦には向いておらず、出場した大会動画では大抵敗北してしまっており その度に「やっぱマグロ食ってるようなのはダメだな」というコメントが多く流れていた。 (劇中の活躍を見ればダメどころかむしろ頑張ってる方なのだがアニメ版の存在自体がマニアックもいいとこで 怪獣ファンですら知らない場合が多いのでそこは如何ともしがたいもの) また、[[本家>ゴジラ]]がヤラレタ場合も「やっぱマグロry」のコメントが流れることがあり、一種の風評被害と化している。 だがzektard氏版に強力な外部AIがついた今ではその強さを遺憾なく見せつける機会も増えてきていて そんな時には「[[やっぱマグロ食ってるやつは違うな>http://dic.nicovideo.jp/a/%E3%82%84%E3%81%A3%E3%81%B1%E3%82%8A%E3%83%9E%E3%82%B0%E3%83%AD%E9%A3%9F%E3%81%A3%E3%81%A6%E3%82%8B%E5%A5%B4%E3%81%AF%E9%81%95%E3%81%86%E3%81%AA]]」「ちょっとマグロ買ってくる」などといったコメントがされる。 [[こいつ>アミバ]]と似たようなポジションになりつつあるのかもしれない。 …あ、作者不明の方はReadmeに「マグロ食ってるようなの ジラ」と書かれているので風評被害でもなんでもないと思います。 ***出場大会 #list_by_tagsearch_cache([大会],[USAゴジラ],sort=hiduke,100) -[[塵も積もれば山となる>>http://nico.ms/sm17545768]] #co(){ ''更新停止中'' #list_by_tagsearch_cache([更新停止中大会],[USAゴジラ],sort=hiduke,100) ''凍結'' #list_by_tagsearch_cache([凍結大会],[USAゴジラ],sort=hiduke,100) } ***出演ストーリー [[ウドン13]](調整型G) [[ネクサスまてぃっく]](EX6話) [[怪獣王 王座復権への道]](子供) [[仮面ライダーMIOMEGA]](12話、28話に登場) [[魂魄セカンドライフ]](第20話) [[ワルキューさまご来訪!]](第8話に登場) ---- &aname(*1,option=nolink){&color(red){*1}} ただし怪獣の身長と体重の設定というのは、日本の1960年代の怪獣ブームにおいて 書籍で怪獣の大きさをアピールするために使われて広まったものであり、日本独自の文化の側面が強い。 実際のところ、怪獣映画の歴史を日本以前に1925年の『[[キングコング]]』から始めたアメリカでは、 ゴジラ以前にも『原子怪獣現る』などの怪獣映画を作っており、これらに登場する怪獣に身長体重の厳密な設定は存在しない。 つまり怪獣に身長体重を設定するのは日本で独自に発達した文化であり、 それ以前から怪獣ものを作っていたアメリカにはそういった文化が無かったともいえる。 実際にキングコングなどのアメリカの怪獣には明確な身長設定の無いものが多く、 その流れからするとUSAゴジラに身長体重の設定が無いのは当然とも言える。 &s(){まあ日本の怪獣ゴジラを看板にした割には、日本の怪獣文化への理解が不足していた事をよく表してもいるのだが} 一方、2014年版の『GODZILLA-ゴジラ-』の場合、身長、体重はもちろん、 足回りの太さや歯の数、咆哮の届く距離などの詳細な情報が海外メディアにおいても公開されている。 &s(){もしかすると日米の文化の問題ではなく、1998年版スタッフの意識が低すぎただけなのかもしれない。} なお『空想科学読本』シリーズで有名な柳田理科雄氏は身長体重設定が無い事に対し、 『空想科学[映画]読本』でこのUSAゴジラの身長・体重を独自に計算している(77m・19000t)。 その際、氏はアメリカ版ゴジラのフィギュアを水に沈めて体積を算出し、それを全長77mのものに拡大、 (これがきっかけで当初「本家ゴジラは重すぎてつぶれる」としていた研究結果の間違いに気づき、修正している) さらに海外のイグアナの研究から出された体重算出法で77mのイグアナの体重を割り出した結果 &b(){非常に近い値が出た}ことに感動しており、&b(){「リアルな巨大イグアナ」としてのUSAゴジラの造形を絶賛}している。 前述の19000tはその中間の値をとったもの。 //先述のようにキングコングとかアメリカの方が先に怪獣文化を持っていたのにアメリカの方を後進国呼ばわりできるのか疑問はあるが、 //コメントアウトので書いてあったけど日本の怪獣映画とアメリカの巨大生物映画は明らかに別物。 //仮にアメリカの巨大生物映画を怪獣文化と見なすとしたら、はっきり言ってそれは怪獣後進国と呼んでも全く問題ないレベルで遅れてる。 //そもそも本読めばわかるけど氏は明らかに冗談で後進国呼ばわりしてるだけなのに、そこに茶々入れて名指しで「無知故の勘違い」扱いとか失礼以外何でも無い。 //きちんと本を読めば冗談だと伝わるにしても、このwikiでこの「怪獣後進国のクセに中々に生意気である」という発言だけ抜粋されているのを読むと余計な誤解の原因にしかならない。なのでその発言だけをwikiで読んだ人が誤解しないように補足を入れていた。補足が失礼というなら単品で読むと誤解を招く原因になる「怪獣後進国のクセに中々に生意気である」発言ごと外させてもらう。ネタを入れるよりも『空想科学[映画]読本』を読んでいない人がこのページを読んでも誤解しにくいようなシンプルな構造にするべき。 &aname(*2,option=nolink){&color(red){*2}} 原語版では横取りしたニュースキャスターが「ガッゼィラ」と間違えて発音→ヒロイン「ゴジラって読むんだよバカ!」を 邦訳する際にニュースキャスターが「ゴッドジラ」と間違えて発音→ヒロイン「ゴジラって読むんだよバカ!」としたもの。 発音の差だと聞きとりにくいと考えての措置と思われる。 //発音の話、一応追加しておきます。 &aname(*3,option=nolink){&color(red){*3}} 種族名はコモディスラックス(Komodithrax)。 コモドドラゴンが突然変異した怪獣で英語版2期の6話『End of the Line』(日本版の37話『恋の行方』)に登場。 #region(詳しい説明) #image(End_of_the_Line.jpg,width=350,title=このリア獣どもめ) 四足歩行の怪獣で性別は雌。ゴジラの吐く緑のブレスと似た青いブレスを吐く。 Wikipediaによるとこの青いブレスは冷気のブレスらしいが、特に本編中に冷凍能力を示す描写は無かった。 絶海の無人島に住んでいたが、ニックを助けにきたゴジラと出会い、つがいになってゴジラとの間に卵を授かる。 しかし亀の怪獣に卵を奪われてしまい、奪われた卵を取り返すためにゴジラとともに亀の怪獣と戦った。 最後は島の寒冷地帯にある巨大な氷の裂け目に亀の怪獣を落とした時に自身も巻き込まれ、卵とともに地底に消えた。 後に残されたゴジラには裂け目を覗き込み、悲しむようにさびしげに咆哮することしかできなかった。 ちなみに実際のコモドドラゴンはこの作品の放送後に、雌だけで卵を産む単為生殖が可能なことが明らかになった。 解説にもあるように、USAゴジラも単為生殖可能という設定であり、近い種族だという根拠がさらに強まった。 とはいえ作品の発表時期や話の流れを考えると、劇中の卵は特徴などのよく似たゴジラとこの怪獣の間に生まれた卵だと思われる。 #endregion ---- //タグ管理用スペース(タグを変更した時は内容をこちらにコピペ上書きしてください。) //怪獣,爬虫類