ジーン

「ジーン」の編集履歴(バックアップ)一覧に戻る

ジーン - (2023/05/14 (日) 00:53:04) のソース

#image(GodHandGene.jpg,title=オレの右手はゴッドハンド(自主規制))

&font(22,b,i,#1b0f40){「人間なんてのは みな心に闇を抱えて生きてるもんさ」}

『[[大神>アマテラス]]』や『[[ビューティフルジョー]]』で有名な、クローバースタジオ開発のアクションゲーム『GOD HAND』の主人公。
[[スットコ>サイクロップス]]の[[嫁>ジーン・グレイ]]ではないし、[[アンドロイド>アンドロイドのジーン]]でもない。[[ザクII]]にも乗ってません。

あてもなく旅を続ける風来坊であり、ある町で暴漢に襲われている少女オリヴィアを助けた事がきっかけで、
作中で悪魔の一派とそれに組する人間達がその世界において噂される、
「神の力を得られる伝説の腕」を求めて横行している「ゴッドハンド狩り」に遭い、右腕を切り落とされてしまう。
気を失ったジーンが目覚めた時、右腕は伝説の「ゴッドハンド」となっていた。
オリヴィアは伝説のゴッドハンドを守る一族の生き残りであり、
危険を顧みず自分を救ってくれたジーンを認め、ゴッドハンドを託したのであった。
そして彼は、ゴッドハンドを巡る戦いに巻き込まれる事になる…。

髪型・格好・体格・武器・技・動きetcが酷似している事から、よく[[「家康」(『戦国BASARA3』)>本多忠勝]]と呼ばれる事もある。
恐らく、ジーンを意識して似せた([[カプコンの>豊臣秀吉]][[いつもの病気>前田慶次]])と思われる。
|&nicovideo(sm8922255)|&nicovideo(sm11760529)|

#region(……と、ここまで見るとすっごいシリアスな設定なのだが)
&b(){本作が一部で「バ神ゲー」と呼ばれるように、彼含め登場人物のほとんどがギャグの塊である。}
//少し下線や太字化がくどくなってきているように思われます。それのみの編集をされる方は一応全体のバランスを…
まずヒロイン・オリヴィアの頼み事はどんなムチャなものでも断る事が出来ない&b(){ドM}である(ただし悪態はつく)。
しかしゲームの内容・難易度が後述する通りなのでこのドMっぷりが微妙にマッチしていたり。

その他にも[[ストーリー冒頭で倒れて「み、水…」とか叫んだり、>ケンシロウ]]
[[ゴリラ]]の姿をした敵に対し何故か後述の関西弁(※注・このゲームの言語は英語です)でツッコミを入れたり、
オリヴィアを助ける時にどっかの[[「なけるぜ」の人>レオン・S・ケネディ]]と全く同じセリフを呟いたり、
四天王との対決時どこからか[[イス>長森瑞佳]]と[[テーブル>水瀬秋子]]を持ってきてカルピスをラッパ飲みしてくつろぐなど、
彼のギャグ的行動を上げていくとキリが無い。

が、そもそもこのゲーム&b(){悪役と一般人含め皆こんな感じ}なので、
むしろ、左腕にゴッドハンドを持ち「デビルハンド」を名乗って人間を裏切り、
悪魔側に付いた&s(){ちょっと邪気眼的言動の}ライバルキャラのアゼル、
四天王のまとめ役&s(){で一番地味}である壮年悪魔ベルーゼと並んで、&b(){作中屈指の良識人である}。
割とまともっぽいラスボスのサタンでさえ、対決前のあるステージで&b(){物凄い大ボケをかます}始末。

まあ他二名はギャグをはさむ余地がない場面が多いので、作中全体でのツッコミ役は結局ジーンに回されている。
とは言え、ジーンも肝心のツッコミがズレていたりツッコミの中でボケたり、そしてボケたりするので、
最早ツッコミ不在のコントの如き様相を呈している。
//最近だと『[[エルシャダイ>イーノック]]』の公式PVはこのノリを持ってきたといわれる始末である。
//(クローバーは本作を最期に解散となったが、スタッフのごく一部がそちらのイグニッションに流れた)
//主要なスタッフが移動したのはプラチナゲームズのはず。エルシャダイ紹介動画で挙げた方がいてイメージが着いている人もいるようですが、実際のところはプロデューサーなど極々一部しか被っていないのではないかと。
本作のバカゲーっぷりに興味のある方はぜひ手に取っていただきたい。

|EDまでこんな調子&u(){(MADではありません)}&br()&nicovideo(sm67716)|

#region(オリヴィアについて)
本作のヒロインであり、その出会いからか弱い女性とも思える彼女だが、その本質は&b(){ドS}である。
自分は悠々と風呂に入りながら過酷な悪魔退治をジーンに依頼し、
ジーンが嫌がった際には風呂の中から斧を取り出しゴッドハンドを返せと脅したりする。
また、愛読書は&b(){「Mの扱い方」「Sの細道」}。一部では&b(){「真の黒幕」}等と呼ばれる始末。

ゲームを進める事で見られるオマケ写真には彼女の生活が写されているのだが…。
まるでゴッドハンドを守る責務から解き放たれた反動とでも言わんばかりに、堕落した生活をしている。
大酒や遊園地に始まり、ジーンのツケにして通販で大量の品物を購入、
果てには[[スロットマシン]]に暴行を加え店員に止められる始末である。
ちなみに、ゲーム冒頭でジーンが「み、水…」とか言っていた時、一緒に居た彼女は平然としていた。
人並み外れて渇きに強いのか、はたまた&b(){持ってた水を一人で全部飲んだ}のか……。
#endregion


&font(20,b,i,#1b0f40){「いやいや、お前}&font(30,b,i,#1b0f40){人間ちゃうやろ!」}

ちなみに、この台詞の英語音声は"You're not a human, are you!?"であり、
『デビルメイクライ』シリーズ恒例の台詞。
それをゴッドハンド風にした結果、こうなってしまったのだろう。
#endregion

----
**原作のゲームについて

&font(24,b,i,#ffb6c1){完全無欠のゴッドアクション!!}

#image(left,float,jiin.jpg,title=キャラ絵のジーン。絵師はKOFなどでお馴染みのヒロアキ氏だったりする)



前作『大神』が簡単だという声があったからなのか、「ノーマルですら一般ゲームのハードレベルかそれ以上」
と言われる程の高難易度3Dアクションゲームとなっている。
具体的にどんな難易度かというと、ゲームを開始して一分にも満たない内に最初の[[雑魚二人>モヒカン]]にボコられた&link_anchor(*1){*1}とか、
[[チュートリアルが無くて不親切だなと思いつつ苦労して一面をクリアしたら、その一面がチュートリアルだった>ジャン=ピエール・ポルナレフ]]とか、
難易度ノーマルで既に&b(){[[DMC>ダンテ]]の「ダンテマストダイ」級とゲーム雑誌で評価される}&link_anchor(*2){*2}とか、
そんなプレイ感想が出ている程度。
#clear

しかし、やり応えのあるカスタマイズ要素や敵を倒した際の爽快感などから嵌る人も多く、やりこみプレイの動画なども良く上がっている。
現在では万人にはオススメ出来ないが、ハマる人はとことんハマる良スルメゲーという評価を得ているようだ。
&s(){誰だハマッた人はマゾって言った奴は!}
&s(){ドMゲーというがハードすらクリアして責めに回るとドSに変わってしまうプレイヤーがいるのも事実。}

戦闘は通常は肉弾戦のみでリーチが非常に短く、ぶっ飛ばした敵、拾った武器、下記のゴッドリール技以外は[[飛び道具]]は使えない上に
&b(){&u(){ジーンはガードが出来ない}}ため、避け動作で対応仕切れない対複数戦は非常に不利となっている。
打開策の一つとして、ゲージ消費で任意に発動と出来る「ゴッド解放」を行う事で10秒間無敵+αとなる強化状態になれる。
「タイマン戦では無敵過ぎ、二人相手にゃ即解放(ダーッ♪)」とは良く言ったもんである。&s(){制作スタッフ確信犯だろ……}
(まぁ、狭い場所で敵が連なっていれば、敵を吹っ飛ばす技を上手く当てる事で何体も巻き込んで吹っ飛ばす事も可能…
 というか、こうしないとやってられない)
そんな難易度である為、基本操作に慣れてきた頃、最初に詰まるのは&b(){同時に二人の中ボスと戦う戦闘}とも良く言われている。
ちなみにその戦闘は1面の中盤というかなり早い段階で訪れる。
これ以降も中ボス3人同時、5人同時、果ては中ボス1人+雑魚7人同時(しかも最高クラスの戦闘力を持つ雑魚ばかり)
というシチュエーションすらある。ドMホイホイってレベルじゃねーぞ!

その肉弾戦のみでも、攻撃方法は100種類を越え、クリアボーナスやカジノ等で稼いだポイントを使用し新たな技を購入し、
どの技を設定するかは自分で考えるカスタマイズ仕様となっている。

技によっては文字通り面白いほど[[敵が横方向に吹っ飛び>ワイヤーダメージ]]、それを利用して[[壁]]ハメも可能。
他にもチャンスの時には&b(){「ボコる」}を初めとした敵の種類による固有対応技が発動出来る。
また、ストックを消費する事で必殺技である「ゴッドリール技」を使用出来るが、
こちらも通常技同様購入する事により、使用出来る技が増えていく。
一発のダメージが非常に多い技や多数の敵を一度に巻き込める技等があり、一発逆転や状況打開を狙える。
中には「[[ゴッド☆土下座>早乙女乱馬]]」のような傍目にはネタ技にしか見えない物もあるが…。
このゲーム、自分が死なずに敵を倒し続けるとどんどん難易度が上がっていく仕様であるため、
難易度を最低まで下げるこの技は地味に優秀な技である。&link_anchor(*3){*3}
また、本来はリール選択の失敗である「スカ」も、極小ダメージのみで一定時間無敵となれるため、
緊急脱出として使用する余地が残されている。

|>|CENTER:ゴッドリール技の一覧|
|&nicovideo(sm1841541)|&nicovideo(sm2673004)|

|>|CENTER:前述の通りかなり難しいゲームだが、極めるとこうなる……らしい。|
|&nicovideo(sm6907739)|&nicovideo(sm11325413)|
……ただし、このうp主は&b(){『BASARA3』を無着地でプレイ}するような方だが。

#region(神か~悪魔か~分からない~♪)
後に『デビルメイクライ』に登場した[[彼>ネロ]]とは色々と共通点があるため、こんなMADも作られてたりする。
&s(){でもネロの方が有名だって?お前毒チワワの刑な}
&nicovideo(sm2267110)
#endregion

----
**MUGENにおけるジーン
#image(mugengene.gif,title=原作は基本的に背面視点固定なので、モデルもモーションも自作のようだ)
ブラウン氏が3Dモデルを用いて製作したものが存在していたが、現在は入手不可。
原作の動きをかなり忠実に再現しつつ、格ゲー仕様に落とし込んでいる。
原作同様に自分で技をカスタマイズする仕様となっており、オプションファイルで設定可能。
豊富な技を自由に付け替える事が出来る。
「技が多すぎて完成がいつになるか分からない」との事で、ベータ版としての公開だが、
豊富な技が搭載されているので動作には問題ないレベルに仕上がっている。

全体的にリーチ、[[判定]]が弱めで打点も高いため、[[小柄なキャラ>ちびキャラ]]が苦手。
また攻撃を立て続けに受けると[[ピヨってしまう仕様>気絶]]なので[[コンボ]]キャラにも分が悪い。
しかしコンボ火力は高く、「浮かし技からの[[笑龍拳>昇龍拳]](&u(){[[誤字>誤植]]ではない})連発→空中廻し蹴り」
といった空中連携を狙えば一発逆転も可能という、中々にロマン溢れるキャラである。
なお、原作では女性と一部の敵には効果のない「キンテキ」だが、MUGENでは女性にも問題なく効果がある。
後々何かしらの対処をする予定であったようだ。

[[AI]]は未搭載だが製作は自由となっており、ホルン氏によるAIパッチが2015年7月24日より公開されている。
このAIは技のセレクトに関係無く全ての技を使用する。
接近してコンボを積極的に狙い、コンボレベルを上げるほど長いコンボを使うようになる。
コンボレベルを3以上にすると1回のコンボで5~6割のダメージを与え、最大の4では使う技は減るがしっかりとコンボを狙ってくる。
この他、立ち回りの設定、反応レベル、ガードレベル等を設定可能。
強さとしては基本的に強クラス、各種設定を最大にすると凶下位~中位に匹敵する。
|>|CENTER:[[プレイヤー操作]]|
|&nicovideo(sm16881406)|&nicovideo(sm25546610)|

***出場大会
#list_by_tagsearch_cache([大会],[ジーン],sort=hiduke,100)
#co(){
''更新停止中''
#list_by_tagsearch_cache([更新停止中大会],[ジーン],sort=hiduke,100)
''凍結''
#list_by_tagsearch_cache([凍結大会],[ジーン],sort=hiduke,100)
}
***出演ストーリー
[[無限を馳せる者]]
***プレイヤー操作
[[ジーンでビギローン>>https://www.nicovideo.jp/mylist/30297593?ref=pc_watch_description]](操作キャラ)

----
&aname(*1,option=nolink){&color(red){*1}}
このゲームの敵の[[世紀末]]っぷりを伝えるために例を挙げると、
この最初の雑魚二人が&b(){どれだけ体力の上限をアイテムで上げても一撃で満タンから瀕死になる攻撃を繰り出してくる}。
技の内容は「膝をついてお手上げ→油断して近付くと金的アッパー」という流れの不意打ち。
尤も、実際は一度把握してしまえばそうそう当たるものではないし、他の技は流石にこれよりは控えめな威力。
ちなみにこの雑魚二人、難易度ハードの番人的な役割も兼任しており、
「ノーマルをクリアしてハードが出現したので挑戦してみたら&b(){&color(red){開始数秒でボコボコにされた}}」とのたまう&s(){ドM}プレイヤーもちらほら。

&aname(*2,option=nolink){&color(red){*2}}
ゴッドハンドの難易度を表現する上で語り草になっているこの逸話だが、信憑性についてはいささか疑問が残る。
というのも、「敵がガード出来るのに主人公がガード出来ないから」という理由などで微妙な評価を下されており、
これに対し「ちゃんとプレイしたとは思えない」というような意見も出ているため
(このゲームは&b(){スウェーによる回避、ガード崩しからの攻勢が非常に重要})。
とは言えやり込みによる研究もない状態だし、[[某クロスレビューだからしょうがない>○○だからしょうがない]]のかもしれない。
実際難しいのは間違いないのだから。

&aname(*3,option=nolink){&color(red){*3}}
しかし最高難易度のハードでは敵レベルが最高のDIEで固定されているため、この戦法は通用しない。&b(){というか土下座が使えない。}
まあ、好き好んでこのゲームのハードをやるプレイヤーはあっても使わないだろうが。
同じカプコンのRPG『ラストランカー』の「ザ・土下座」はどんな強敵にも通用する行動停止技となっている。

----
//タグ管理用スペース(タグを変更した時は内容をこちらにコピペ上書きしてください。)
//カプコン,主人公