DESTROYED

「DESTROYED」の編集履歴(バックアップ)一覧に戻る

DESTROYED - (2016/06/21 (火) 22:09:23) のソース

*&sizex(7){&color(crimson){D E S T R O Y E D}}

『[[GUILTY GEAR]]』シリーズの[[一撃必殺>即死攻撃]]を決めたときに表示される文字のこと。
現在最もよく見られる演出は『GGX』以降のもの。通称「デストローイ」。
それ以前の作品では「DESTROYED」の文字は同じだがデザインが大きく異なる。
原作では『初代』と『GGX』以降で一撃必殺の仕様が大きく異なる。
また、『Xrd』でも大幅な変更が入っている。

***GUILTY GEAR(初代)
『初代』はP+Kで出せる殺界発生技をヒットもしくはガードさせるか、相手の打撃技を直前ガードすることで殺界を発生させる。
殺界発生中に↓↘→+攻撃ボタンを入力すると一撃必殺技が発動し、
殺界を受けた側は一撃必殺が発動する前に↓↙←+攻撃ボタンと入力することで回避できる。
回避されても攻撃側にデメリットはなく、いつでも何度でも一撃必殺技を狙うことができる。
一撃必殺技がヒットすると1ラウンドではなく1試合丸々奪い取り、文字通り一撃で勝敗がつく必殺技となっている。
家庭用専用だからこそ許された仕様。

殺界中に防御側が回避コマンドを入れると、回避モーションを取り一撃必殺を回避する。
攻撃側が一撃必殺を入力していなくても、防御側が回避コマンドを入れれば回避モーションを取るが、このモーション中は打撃にしか無敵がない。
そのため攻撃側が入力なし+防御側が回避コマンドを入力した場合、攻撃側の投げが確定する。

参考動画
&nicovideo(sm3137870)
----
***GUILTY GEAR X~GUILTY GEAR XX ΛCORE +R
『GGX』以降はP+K+S+HSボタン同時押しで「一撃必殺準備」。完了すると構えに入り、「殺界」と呼ばれる赤いオーラが出る。
この状態になるとテンションゲージ(一般的にいうパワーゲージ)が一撃必殺専用ゲージになり、一撃準備したときのテンションゲージ量からじわじわと減っていく。また、このゲージが0になると、今度は体力が削られていく。ただしスリップダメージでKOとはならない。

一撃必殺専用ゲージになるとロマンキャンセルや覚醒必殺技(超必)といったゲージが必要な行動が一切使えなくなる。
準備した状態で特定の[[コマンド]]入力(ほとんどのキャラは↓↘→↓↘→+HS)で一撃必殺技が発動する。
『初代』とは違い、一撃必殺技を当てても1ラウンドしか取れなくなっている。
準備した状態でまた全ボタンを同時押しするとまた構えに入り、一撃必殺準備を解除したうえでゲージも元に戻る。ただし、テンションゲージ残量は0%になる。

これらの一撃必殺技は非常にスキが大きかったり、技を出すと成否問わずそのラウンドのテンションゲージが消滅したりと、
とにかくリスクがとても大きいため滅多に使われない。全ての一撃必殺技はキャンセルがかからないため連続技に組み込むこともできない(EXザッパのみ組み込める)。
相手が[[ピヨっていたら>気絶]]何とか出せるくらいである。(ただし、相手の気絶値が溜まっているからといって一撃準備をするわけにも行かない。
準備中は相手の気絶値の減少が2倍になるため準備後即カウンター始動でコンボでもしない限り相手はほぼ気絶しない)
また、[[A.B.A]]の諸刃モード強制解除(通称「スカ」)でも大きな隙が出来るため、ここも一撃必殺を当てるチャンスである。
ソルのグランドヴァイパーやチップの万鬼滅砕などガードしたら確定する技もいくつかある。
…とまぁ非常に限られた条件でしか当てる事ができず、[[ロマン技]]通り越してほぼ[[死に技]]であると見るのが常識である。

ただし、GGXは全体的に気絶値の設定が甘く、かつFCDの恩恵もあり1コンボで気絶というのもざらだったため、数人のキャラクターは実用範囲内であった。
#region(CLOSE,GGX~AC+Rの一撃必殺技)
&color(gray){灰色}は初代の一撃必殺技。初代一撃の解説は省略。
・[[ソル=バッドガイ]] &color(gray){「オールガンズブレイジング」}「ナパームデス」
斜め上に上がる火柱と共に飛び、膝蹴りで舞い上がる。
上に[[判定]]が強いが横の判定が狭く、地上の敵には密着しないと当たらない。
また、相手の気絶時に狙う場合でも、気絶モーションの姿勢が低いキャラに当たらないという弱点も。
・[[カイ=キスク]] &color(gray){「ツヴァイヴォルテージ」}「ライジング・フォース」
封雷剣の最大出力で放たれる突き。
カイ自身の一撃必殺の準備時間の短さ、発生の早さもあって最良の一撃必殺技とも呼ばれている。
下の動画を見ると、意外と実戦でも使える…かも。
しかし「究極奥義!(一撃準備)→ヴェイパースラスト!(→↓↘+HS暴発)」とかやってしまうと恥ずかしい。
・[[メイ]] &color(gray){「とんでっちゃえ!」}「メイと愉快な仲間達」
[[コマンド投げ]]技。相手を掴んで空中から叩きつけ、快賊団のメンバーがドカドカと踏みつけていく。
GGXX以降ではこっそりとディズィーも混じっており、きちんと対ディズィー戦では居なくなっている。
最後にリープさん(大変大柄なおばちゃん)がズコーっとボディプレスでトドメ。ヘヴィだぜ…
DESTROYEDのフォントがちょっと可愛らしいものになる。
他のキャラと違って、←↙↓↘→←↙↓↘→+HSという難しいコマンドになっている。
バージョンによっては→↘↓↙←→↘↓↙←+HSという逆ヨガ2回でも出る。
メイには気絶確定コンボもあるため比較的決めやすい。ただコマンドが長いため焦ってハイジャンプHSに良く化ける。
・[[エディ]](ザトー) &color(gray){「フィアオブザダーク」}「ブラック・イン・マインド」
斜め上に突きを放つ。モーション自体は地味だが当たると演出が入る。
ACだとエディは気絶を狙いやすいので、比較的見る機会が多いかも。
また、空中ガード不能なので対空技としても使えなくはない。一撃準備した時点でバレバレではあるが。
・[[ミリア=レイジ]] &color(gray){「バグバイト」}「アイアンメイデン」
地面に髪を突き刺し、相手の足元から攻撃。打ち上げた後、ドリル型の髪が×字に串刺し。
攻撃が相手の足元からなのでどこからでも使えるが、ご多分に漏れず発生が遅いので使いどころは…
・[[アクセル=ロウ]] &color(gray){「煉獄連斬」}「鎌閃奥義・亂髪」
「れんせんおうぎ・みだれがみ」と読む。
鎖を蜘蛛の巣状に放ち、当たった相手を鎖で雁字搦めにして爆殺。
発生の遅さや隙の大きさが一撃必殺の中でも悪い性能らしいが、
唯一下段判定の一撃技なので[[引っかかっちゃう人は引っかかる。>わからん殺し]]
・[[ポチョムキン]] &color(gray){「ニュークリアハンマー」}「マグナムオペラ」
アーマーをパージ(何故か相手が高く打ち上げられる)し、全力ストレートパンチ。
殴る前に拳にキスしているのがちょっとお茶目。
一撃準備は非常に遅いが、技自体はポチョムキンの周りに判定があり
攻撃発生まで無敵時間があるため、見た目の割りに(一撃必殺技の中では)高性能である。
・[[テスタメント]] &color(gray){「ソウルヴァイス」}「セヴンスサイン」
二本の鎌で斬りつけた後、禍々しいベッドに寝かせてサキュバスが寝首を掻いてトドメ。
テスタメントに斬り捨てられるよりは、かわいいサキュバスに殺される方g(ry
血が飛び散る表現があったが『GGXX AC』では無くなってしまったようだ。
発生が遅く、気絶を狙えるキャラでもないため滅多に使われない。当然ゼイネストで捕縛した相手にも当たらない。
・[[梅喧]] &color(gray){「殺陣瞬幕」}「画竜点睛」
突進技。すれ違いざまに相手を斬り捨てる。
当たると背景が情緒ある日本庭園に切り替わり、障子に血飛沫が飛び散る。
「殺陣瞬幕」も、演出が多少違うことを除けばほとんど同じ技である。
ちなみにEXバージョンでは覚醒必殺技として「殺陣瞬幕」を使用することができる。
出始めに打撃無敵があるものの一撃準備時間が長く、避けられた時の隙も非常に大きい。
・[[蔵土縁紗夢]] 「我羨惚」
文字からして「自惚れ」とか「自画自賛」という意味だろうか。
これも突進技。当たると「天!上!天!下!唯!我!独!尊!」と打撃を加え、ラストは夕日をバックに飛び蹴りでトドメ。
掛け声ごとに1枚ずつカットイン絵があり、「独」の時の絵が可愛い。
GGXの時に何故か尊で落としてデストローイしないという謎のバグがあった。
準備、発生共に中々で気絶も実践レベルで狙いやすいため実用性は高い方に入る。
・[[御津闇慈]] 「絶」
光の球体になって一端画面外に移動し、巨大な龍に乗って横一線に駆け抜ける。
[[ベガ]]というか[[我旺>兇國日輪守我旺]]というか日本昔ばなしというか。
一端画面外で準備してくれるお陰で、[[見てからガード余裕>小足見てから昇竜余裕でした]]なんてレベルじゃねーぞ!
使用後は当たったかどうかに関らず、画面外からテケテケと戻ってきて扇子で頭をペチッ。
外した場合のリスクの大きさはトップクラスである。自分がデストローイされることが確定する相手も多い。
空中投げから重ねると[[めくり]]になる小ネタがあるそうな。MUGENでも出来るかどうかははてさて。
・[[ファウスト]](Dr.ボルドヘッド) &color(gray){「昇天落獄」}「今週のYAMABA」
相手を診療台に寝かせて、爆殺という名のオペを行う。が、火薬の量が多すぎて周囲一面が綺麗さっぱり吹っ飛んでしまう。
でもちゃっかりシェルターに避難している先生。「観客動員数0…」

EXバージョンになると演出が『GGX』時代のものとなる。「アナタ一人のアフロステージ!」
こっちは火薬の量に間違いは無いようだがスイッチがうまく入らず、診療台を確かめに行った瞬間に爆発。
自分もろともアフロステージ。キャラによってはリーゼント。
また、ほとんどのキャラは髪型が変わると同時に服がボロボロになる。
女性キャラに使えばちょっとした[[脱衣KO]]である。でもアフロ。

しかしこの技、最初に繰り出される突きの打点が異様に高く、同ゲーム内でも小柄なキャラ(メイやブリジットなど)にはなかなか当たらない。
まぁ、先生の身長がアレだし…EXとの演出の違いの楽しみもある辺り、おうちで楽しむ技である。
・[[ジョニー]] 「ジョーカートリック」
水平に投げたカードの中に相手を閉じ込め、カードごと一刀両断。
カードの弾道が高く、ほとんどのキャラは屈めば回避できてしまう。気絶状態の姿勢が低いキャラが相手だと涙目。
発生はそこそこ速く、ガードされても有利であるがそれでも使い道はない。
相手の低空ダッシュを読んで出せば当たるかもしれない。
・[[ヴェノム]] 「ディムボゥガー」
相手をボールに変化させてセット、ショットしたボールが相手に吸い込まれるように叩き込まれ、
最後に手玉がヒットして大爆発。「ナインボール、ゲットだ。」
[[こいつ>ナインボール=セラフ]]あたりに決めるとそれっぽいかもしれない。
[[博麗霊夢]]の「夢想封印」を彷彿とさせる弾道である。
一撃必殺としては準備も発生も速く、打撃無敵付きで上方向にも判定が少し広めで空ガ不能。性能だけならカイと並んで優秀。
ジャンプ軌道が低い聖ソル相手に準備すると、ジャンプ牽制になったりならなかったり。
まぁそれでも普通は使わない。おまけにヴェノム相手に気絶するというケースはほとんど発生しないので出番は無いに等しい。
・[[チップ・ザナフ]] &color(gray){「全天全地無双鬼刃」}「ディエルタ・エンド」
空中で5人に分身し、飛び込んできた相手を閉じ込めると星型の陣を結び、印を切って爆☆殺!
だが技の準備時間(攻撃判定が発生するまで)が異様に長く、対人で使ったらこっちがエンドしてしまう。
適当に使ってしまえば相手は失笑、自分はシッショー! おそろしや。
当たり判定の持続が長いので、CPU戦で使うと意外とホイホイ飛び込んでくる。
見た目より当たり判定が広く、普通の人はディエルタ・エンドの当たり判定なんて詳しくない為、時々事故って当たったりする場合もある。
それくらいロマン技。
・[[ディズィー]] 「力が…抑え切れない…」
自身で制御できないほどの力が発動し、周囲に衝撃波を放つ。
今まで一撃必殺技が無かったディズィーにも、アクセントコアからこの技が追加された。
ガンマレイ同様テンションゲージ100%で使用可能で、一撃必殺準備を必要としない(しかし外せばテンションゲージは消滅する)。
だがコマンドが↓[[タメ>タメ技]]↑←→↓+P+HSとえらい難解で、普通に入力するとジャンプしてしまうため、
挑発や敬意の硬直を利用してコマンド入力しなければいけない。おまけに発生がとても遅い(100Fぐらい。発生動作中に余裕で相手の一撃準備→一撃が間に合うレベル)、
無敵時間ももちろん無い、とCPUすら当たってくれないあたりロマン技どころか[[死に技]]である。
・[[スレイヤー]] 「オールデッド」
ショルダーアタックから演出に入り、スレイヤーが趣味としている「HAIKU」を詠み上げられ、相手はお星様に。無茶しやがって…
よく「衝撃のアルベルトみたいだ」と言われたりするが、元ネタとして正解である。
この「HAIKU」、上の句、中の句、下の句で多彩なパターンがあり、『GGXX/』までは各33種類(計3万5937通り)、
『GGXX AC』からは更に種類が増え各41種類(計6万8921通り)になった。
ごく平凡な性能だがCHから気絶してくれる場合が割と多かったりするので狙ってみるのも一興。
・[[イノ]] 「臨書遺言」
「ありがと~う♪」と両手を広げ、当たると背景がライブ会場になり、イノ・オンステージ。
スピーカーにピンボールされた後イノのソロギターでフィニッシュ。判定がとっても狭い。
・[[ザッパ]] 「こわいよー」
コマンド投げ技。S子がおいでおいでしてくる。
掴まれると演出に入る。ひいいいいいい・・・こわいよー!
メイ同様、DESTROYEDのフォントが違う、こっちは不気味。
S子という名前だけあって、演出がリングっぽい。
投げ技なので間合いは狭いが、それ以外はなかなかの性能。
状況限定だが気絶確定コンボもあるため他キャラと比べれば決める機会はある。
SLASHのEXザッパの場合、「さっきまで居たんだよ!」を当てると長時間よろけるので
あらかじめ一撃準備をしておけば''確定''で入る。
・[[ブリジット]] 「シュート ザ ムーン」
宇宙の旅にご招待。YOYOと一緒に相手を月まで投げ飛ばす。
どんないかつい奴が相手でも、月面に頭から突き刺さってピクピクしている様はシュール。
実際のYOYOにも実在する技。投げ飛ばしちゃってるあたり、違う技のような気もするが…
一撃技にしては発生が速く、無敵時間が長い。狙えばなんとかなるかもしれない。
MUGENでは[[某遊撃動画>ブリジットで世紀末に挑戦]]において数多の凶悪キャラが月送りとなっている。
・[[ロボカイ]] 「13カイ弾」
今週のおっかなびっくりロボ!
相手を切り払って気絶させ、ゆっくりとイスに腰掛けて口からちびロボカイを召喚、相手を空中に持ち上げて爆発させる。
セリフからお察しの通り、元ネタはタイムボカンシリーズの「びっくりどっきりメカ」。
画面端での空ミサコンなどで気絶させれば入るがキャラ特性上外した時のリスクが尋常でなくデカイため封印推奨。
・[[A.B.A]] 「無知の闇」
通常・諸刃どちらのモードでも使用可能。
両腕の包帯をぶちまけ、ヒットすると扉(石碑?)が出現し、相手がその中に吸い込まれる。
吸い込み終わると扉が閉じ、パラケルスが鍵でも掛けるのかと思いきやまとめて両断してしまう。
元ネタは錬金術繋がりで『[[鋼の錬金術師>エドワード・エルリック]]』の真理の扉。
気絶確定コンボもあるっちゃあるが準備と発生が遅いので使い勝手は良くない。
・[[聖騎士団ソル]] 「ドラゴンインストール:殺界」
厳密には[[覚醒必殺技>超必殺技]]であり、条件がそろうと一撃必殺技に変化する。
テンションゲージ100%、チャージレベル3で使用可能。
コマンドは、→↘↓↙←→+S後、P・K・S・HS・D・K・S・→↘↓↙←→+HSと[[デッドリーレイブ]]系の[[乱舞技]]で、
ドラゴンインストールで相手をロックし乱舞に突入、最後は『初代』のタイランレイブでトドメ。
フルヒットすれば全体力の7割強は持っていく凄まじい威力を誇る。
さらにタイランレイブ後の相手の体力が一定値以下であれば特殊演出に移行し、ナパームデスを相手に叩き込んで「DESTROYED」。
追加入力に失敗すると気絶モーションに入り致命的な隙が生じるが、決まればカッコいい魅せ技である。

ちなみに、EX版には「オールガンズブレイジング」という一撃必殺技がちゃんと搭載されている。
これは初代のソルの一撃必殺技を再現したもので、膝蹴りがヒットすると相手を通り抜け、それを追うように火柱が通り、相手を焼き尽くす。
膝蹴りのリーチが短いので当てづらいのが難点だが、それ以外の性能としては優秀な分類に入る。
・[[クリフ=アンダーソン]] 「破龍爆砕」
巨大な龍を召喚し、その攻撃共に相手を斬り倒す。
どのあたりが爆砕なんだろうか。ともかく豪快な技である。
性能は悪い部類だが、クリフの前Pの性能がハンパ無い(気絶値超高い上に上半身無敵)ので
リバサ気味の対空から気絶して普通に繋がったりしちゃう。
・[[ジャスティス]] 「イグゼレイザー」
相手に高速で突進し、掴んだ相手を宇宙まで持ち上げて爆発させる。
勝利ポーズと同時に、相手が上空から落ちてくる。
ジャスティス自身の準備の早さ、発生、突進の速さと一撃でもボスキャラらしく高性能。
AC+では気絶を狙うのも容易いため実質的に最強の一撃必殺技である。
アーケードのAC+Rでは一撃準備時間が長くなってしまった。

…何気に『GUILTY GEAR』の一撃技は爆発技が多いようだ。
・ファニー 「死の119番」
※「GUILTY GEAR PETIT」シリーズに登場する看護師のキャラクター。
古風な電話機(いわゆる「黒電話」)の乗った台を取り出して相手にぶつけ、
これがヒットすると一撃確定となる。
ヒット後はファニーが電話で救急車を呼び出し、
そこへ相手を突っ込んで&bold(){緊急手術}を始めるというぶっ飛んだものになり、
さらにオペ後は相手をその場に&bold(){放棄して}救急車で走り去っていく。
そして、何故かそのあとに&bold(){上空から天使のように舞い降りて帰還する}。
設定上、Dr.ボルトヘッドに命を救われて、その追っかけをする看護師なのだが、
どう見ても&bold(){先生がラリってらっしゃった頃の[[覚醒必殺技>超必殺技]]}まんまである。
全キャラが[[ちびキャラ]]としてデフォルメされ、技の演出やストーリ等もコメディー調にアレンジされた中、
この技だけに妙なサイコ臭が漂う…。
#endregion

参考動画
&nicovideo(sm261018)

----

***GUILTY GEAR Xrd -SIGN- ~ GUILTY GEAR Xrd -REVELATOR-
『GGXrd』では一撃必殺技のシステムにいくつかの調整が加えられた。
-コマンドは「一撃必殺準備中に236236+HS」に統一
-コマンド入力時に発生する始動モーションが当たると特殊演出に移行する形に変更。演出パターン(セリフの差異等)は基本3パターン+特定のキャラの組み合わせによる特殊パターン
-「決着条件」を満たした状態で一撃必殺準備を行うと、性能が大幅に強化される
※決着条件は「マッチポイントラウンド(このラウンドを取れば勝敗が決する)」「相手がヘルファイア状態(ライフバーが点滅している)」「自身のテンションゲージが50%以上貯まっている」の3つ全てを満たしていること。
決着条件下で一撃必殺準備を発動した場合、一撃必殺準備時に時間停止を伴う暗転が加わり、さらに一撃必殺技をコンボに組み込めるようになる。

一撃必殺技のモーション中はサイクバーストの発動が不可能なので、「決着条件を満たす」という必要最低条件こそあるものの、
相手のサイクバーストによる脱出を許さないコンボが構築できるようになった。(例…使用キャラソル、決着条件下かつTC100%:ぶっきらぼうに投げる→(赤RC)→一撃必殺準備~一撃必殺技)。
また、本作では根性値補正が非常に強力で、通常時では4~5割減るコンボであってもヘルファイア状態だと殺しきれない、という事態が多々発生するため、
一撃必殺技を絡めたコンボは覚えておいて損はない。これにより、完全な死に技ではなくなり若干見せ場が増えたといえよう。
#region(CLOSE,GGXrd、XrdRの一撃必殺技)
・[[ソル=バッドガイ]]「ブランディングブリーチ」
「まだミディアムレアなんだがな…」
ジャンクヤードドッグをフル稼働させた後相手の胸倉を掴み、火炎流で焼き尽くす。
ドラゴンインストール中に決めた場合一連の流れこそ同じだが、竜人状態のまま行うため演出が大きく変化する。
・[[カイ=キスク]]「ライジング・フォース」
「…心育むとき、四海はその涙、奮い立て…!ライジング・フォース!」
技名こそ同じだが、今回は上述の詠唱の後突進突きを見舞うように変化。
本作のカイは大ダメージを受けると確率で髪留めがほどけるのだが、それもきちんと演出に反映される。
なお、この詠唱は一部分でしかない。全文は家庭用版やGG2で聞けるようになっている。
・[[メイ]]「そしてさらば。」
「入ってる入ってる!」
始動モーションの打撃で気絶させた後、人間大砲で彼方へ吹っ飛ばす技に変更。
うろたえている時のセリフは終わり際がカットされてしまうことが多いが、こちらも家庭用版でノーカット版が聞けるようになっている。
今までの作品同様、メイのみDESTROYEDの文字が違う。
・[[ザトー=ONE>エディ]]「グズマニア・マグニフィカ」
「君を覚えておこう。」
エディが相手の影を食い、影を食われた相手はそのまま倒れこむ。
地味といえば地味だが、その後の[[ザトーのポーズが何かとネタにされている。>DIO]]
・[[ミリア=レイジ]]「アイアンメイデン」
「なまじ、強いから…」
技名は以前のものと同じであるものの、演出は大幅に変更されている。
・[[アクセル=ロウ]]「鋺烈火(かなまりれっか)」
「クールに決めたろ?」
相手を鎖で絡め、そのまま爆発させる。
アンリアルエンジンによるものなのか、やられる側の表情も作りこまれている。
・[[ポチョムキン]]「インファナルツアー」
「最終工程だ…」
相手を強く地面に叩きつけ、そのまま地球の反対側まで飛ばしてしまう。
その様子はまるで「ギガトンパンチ…」
・[[ファウスト]]「コレが…、私?」
「スーパー術式(オペ)、開始!」
相手を寝台に寝かせた後、顔を整形して脱力させる笑撃の必殺技。
整形パターンは3種類用意されており、それぞれにリアクションが用意されている。
・[[ヴェノム]]「ギガマキナシステム」
「もう君のターンは無い。」
相手をボールに変えてセットするところは前作と同じだが、
今回はそこからのブレイクショットで相手を「第七のポケット」へ誘う。
ボール化されている状態のキャラはきちんと全キャラ分作られている。
・[[チップ・ザナフ]]「雷禊断(らいせつざん)」
「シキソクゼクー。」
エグザイルめいた分身から大量のスリケンを投げつけた後、雷遁の術で〆。相手はたまらず爆発四散!
出の速さが標準的になったため、以前よりは狙うチャンスが増えている。
・[[スレイヤー]]「オールデッド」
「今年こそ
   全裸で頼むよ
      全米ナンバーワン     須齢屋流」
演出及び技名は前作までのものと同様である。
強いて変更点を挙げるとすれば、HAIKUの後に相手キャラの「ダンディ…」というつぶやきと、「須齢屋流」のハンコが現れることだろうか。
・[[イノ]]「メガロマニア」
「そろそろ限界かしら?」
ボスイノ専用技が一撃必殺技にまさかの昇格。
3Dによる弾幕演出は必見。
・ベッドマン「シアターオブペイン」
「過去を見せておくれ。君の悲劇的な過去を!」
自分の悪夢に相手を取り込み、トラウマ映像を見せて心の傷をえぐる。
キャラの反応(再生されたトラウマ)は3種類存在する。大抵シリアスなのだが、ギャグをぶっ込んでくる場合もあるため油断できない。
・ラムレザル=ヴァレンタイン「アニモエスティンギ」
「私は役目が終わるまで、意味がある。」
突進しつつ相手を幾度も切り刻み、最後は大剣によるクロス斬りでトドメ。
「私には感情なんて無い」とか言ってる割には、閉めの際の邪悪な笑みが…
なお、REVELATORでは一部セリフが変化している。
・シン=キスク「ライディーン」
「多分めっちゃ痛ぇから、しっかり気張れよ!」
両腕をクロスさせつつ相手に突進し抑え込み、加速して岩塊を粉砕しつつ前身、最後に
大爆発でフィニッシュ。「イグゼレイザー」を思い出させる演出。
・エルフェルト=ヴァレンタイン「マグナムウェディング」
「乙女の宣戦布告です。覚悟してください!」
胸の谷間から「恋の弾丸」を取り出し、相手のハートを射抜く。
ハートを射抜かれたキャラはメロメロ状態となり、セリフをつぶやきながら倒れ込む。
相手が女性であっても問答無用で魅了する。キマシタワー
・レオ=ホワイトファング「ヴィンタートデスヴェートラウム」
「これが獅子王たる俺の、全力全開スクリューだっっ!」
双剣を合体させて獅子を模した大剣に変えた後、回転突進突きでフィニッシュ。
セリフのパターンによってはウォーズマン理論やどこぞの戦乙女っぽいフレーズも…
・[[ジョニー]] 「ジョーカートリック」
「切り札があるなら、出し惜しむな。」
技名こそ同じだが内容は一新。
カードを投げた後地上版ツヴァイハンダーで追いつき、カードが相手の眼前に着弾すると同時に居合一閃。
・[[蔵土縁紗夢]] 「我羨惚」
「天・上・天・下・唯・我・独…尊ー!!一次面接通過~!」
こちらは細部こそ違うものの過去作とほぼ同じ流れ。「独」の時の絵が可愛いのもそのまま
(もっとも、本人にとっては店全焼のトラウマ映像なわけだが…)。
・ジャック・オー 「アイウォントアウト」
「ふっふふ、次は地球も…割る!」
サーヴァント達が相手を拘束した後、思いっきり勢いを付けたジャック・オーがライダーキック。大爆発が起きる。
「I want out(意訳:飛んでっちゃえ!)」といった感じなのだろうか?
#endregion

参考動画
&nicovideo(sm25045809)

----

***MUGENにおける「DESTROYED」
MUGEN動画などでよく見かける㍻㌢氏の[[AI]](LV7以上)の場合、KO直後に一撃準備はするものの、
単なるパフォーマンス止まりで実際にデストローイはしてくれない。
まあ[[北斗>北斗の拳]]と違いリスクが高すぎるので無理かと思われる。
ただし、たまにAI起動前に一撃準備してしまうことがあるため、その場合は一撃を使うことがある模様。

最近のナテルオ氏AIの高レベルではピヨリから一撃を決めるようになっている。メイやエディの6Pカウンターなどは気絶値が3倍なので、開幕飛び込んで、6P対空から即気絶→デストロイで秒殺というのも見られる。

ちなみに実際にアーケードで対戦中確定状況以外に出すのは[[暴発]]か舐めプレイとしか思われず、
さらにKO後一撃準備をするのは[[挑発]]以上にトラブルを引き起こすのでご利用は計画的に。

----

#region(CLOSE,番外編)
・[[初音ミク]] 「みくみくにしてあげる」
初音ミクの項に詳しい説明があるので、参照されたし。
この技でフィニッシュできた際にも、GGXX同様のDESTROYEDの表示が出る。
・[[天子さん]] 「全人類のデストロおいィ?」
アレンジキャラであるブロン子さんが持つ一撃必殺技。
有頂天状態でライフ200以下、3ゲージ消費と条件は高めに見えるが、
有頂天中では防御力が高く、ライフは2割以下になる事が%%稀に%%よくある事、最大ゲージは9本あるので条件はかなり緩い。
始動技に当たった相手をかち上げて「全人類の緋想天」で焼き尽くし、 完 全 論 破 。
決まると[[ブロントさん]]PVでお馴染みのあの曲が流れるため、実は[[オーモーイーガー]]のほうが性質が近い。シンクノソラー
ちなみにブロントさんの方も「デストロおいィ?」を当初から実装予定だったがまだ未実装。
#endregion