**1. *&bold(){&italic(){&color(blue){「オラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラ!」}}} #image(left,オラオラ2.gif,title=速さ比べというより力比べ?)#image(mudamuda!.gif,title=「ラッシュの速さ比べか… 面白い!」) #clear *&bold(){&italic(){&color(gold){「無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄!」}}} [[空条承太郎]]のスタンド、「星の白金(スタープラチナ)」の[[必殺技]](?)。 目にも止まらぬスピードで連続パンチをくりだす非常に単純かつ豪快な技。 第六部の主人公で承太郎の一人娘の徐倫の「ストーン・フリー」も同様の掛け声である。 派生版として[[DIO]]の「ザ・ワールド」や第五部の[[ジョルノ>ジョルノ・ジョバァーナ]]の「ゴールド・エクスペリエンス」の「無駄無駄」、 「クレイジー・ダイヤモンド」(第四部の主人公にして[[ジョセフ>ジョセフ・ジョースター]]の隠し子である「東方仗助」のスタンド)の「ドラララ」(偶に勘違いされるが「ドラドラ」ではない)、 [[ブチャラティ>ブローノ・ブチャラティ]]のスタンド「スティッキィ・フィンガーズ」の「アリアリ」などがある。 また原型と呼べそうなものとして、第一部の[[ジョナサン>ジョナサン・ジョースター]]の「山吹色の波紋疾走(サンライトイエローオーバードライブ)」にも 波紋を込めたパンチの連打を浴びせるパターンがある。 原作コミックスでも[[ラバーソール]]をはじめ、[[金属で>カーン]][[出来ていようが>アヌビス二刀流ポルナレフ]]、[[硬さを誇る相手>ミドラー]]だろうがものともせず、数多くの強敵を粉砕した。 //チャカと戦ったのはポルナレフなので変えておきました。 特に第三部では''「オラオラがまともに当たれば勝つ」''という物語上のルールが存在しているように取れ(第四部で[[シアーハートアタック>吉良吉影]]によって破られたが)、 まさに承太郎が苦戦した相手=オラオラのクリーンヒットが望みにくかった相手とも言える、当たれば必ず倒す、まさに必殺技。 //相手や無敵振りを追記 オラ無駄合戦は打ち合いなのでクリーンヒット扱いでない、ということで ちなみにオラオラの最長記録は「[[恋人(ラバーズ)>スティーリー・ダン]]」戦の52オラッ。約3ページ半。 さらに最高ラッシュ記録が「[[ゴールドエクスペリエンス>ジョルノ・ジョバァーナ]]」の&bold(){約7ページ半}の無駄無駄ラッシュ。100無駄以上。 荒木先生、[[いくらなんでもやりすぎです>オーバーキル]]。よっぽどページ数が余っ…ん?誰か来たようだ。 #region(勘違いしないように一応真面目に説明しておくと) 第5部のテーマであるギャングの抗争に何の関係もない一般人をも巻き込んで、 ジョジョ史上最大の無差別大量殺戮を繰り広げた敵に対しての[[ジョルノ>ジョルノ・ジョバァーナ]]の激しい怒りを表現したシーンなので、 決して紙幅稼ぎのために適当にやったのではない。 実際1ページごとに異常に拳の軌道や当たった跡が書き込まれており、見たらきっと 「楽したいとかページ稼ぎとかそんなチャチなもんじゃ断じてねぇ、[[もっと恐ろしい荒木先生の片鱗を味わったぜ…>恐怖の片鱗]]」 な気分になるだろう。 #region(そのシーン) #image(muda7.JPG,title=もうやめて!とっくにチョコラータのライフはゼロよ!!) 荒木先生マジパネェっす #endregion //ネタにもならない蛇足。大体無駄無駄以外にもWRYAAAAAAもあった。 #endregion 一つの技にこんなにページ数裂いた人はこの人が最初で最後なのだろうか・・・え?何?「ネオ・バイブル」・・・? ちなみに単行本になった際2ページ描き下ろしで追加されている(ジャンプ連載時は2ページだった)。 別名「オラオララッシュ」「突きの連打」。 ゲーム中には本体モード版とスタンドモード版の二種類がある。 前者はスタンドが単身飛び出し数秒のラッシュをくらわせるものだが、固めや[[コンボ]]の繋ぎとしても使用できる。 特に「強オラオラ」はラッシュ中の連携に組み込むと結構いい感じに。 まず「相手が本体モード時、体力をガリガリ削れる」。 原作でも削りKOが無いとはいえ1R通せば結構なダメージ、さらにMUGEN内では削りKOが存在するキャラも多い。 そしてもうひとつ、「[[ガードキャンセル>ガードキャンセル]] (GC) をたまに潰せる」。 オラオラの最後の方を狙ってGCをかけられるとダメだが、出始め~中ほどぐらいならばバシバシ潰せる。 (相手キャラにもよるが)ヒット・ガードに関わらずにそのままラッシュが続けられるのも強み。 さらに[[永久]][[補正]]がかかっても構わずに連続ヒットする強引な連打力も侮れないところ。 「マッハオラ」とあわせて使っていくのがベネ(良い)のはず。 &bold(){スタンド自体に食らい[[判定]]があるため}過信は禁物だが、ガードさせれば反撃は受けないかも。ただし[[飛び道具]]やアドバンシングガードに注意。 またオラオラ中は本体の承太郎はガードできないので、ハイジャンプなどでオラオラをスカされるのは避けたい。 承太郎の「オラオラ」は発生時間が短いため多分できないが、DIO版の「ムダムダ」は発生してから技終了までが長いため本体と挟んで擬似[[タンデム>タンデムアタック]]ができる。 スタンドモード版はボタン連打で一定時間継続させることが可能で、 さらに「マッハオラッ」にも繋がるため、連続技に重宝する。空中でも発動可。 上位技としてさらにラッシュの長い「プッツンオラッ」もある。 本体モード版は&bold(){当たれば}タンデムもどきができるが、発生がかなり遅く潰されやすい。 スタンドモード時のこれは暗転後の発生が非常に早いので割り込みに便利。 まぁ、ぶっちゃけ割り込みは高性能チートブレイカーの方が使える。 ダメージはこっちの方が高いので狙えるならこちらを当てていきたい。 また必殺技版と同じく空中発動可。こちらは発生2F(暗転前1F+暗転後1F)と更に早い。ただし地上版と違い当ててもダウンを取れないので注意。 承太郎がかつてMUGENで「膝太郎」と呼ばれた由来となったのも、かつてsoffのこの技を連発していたからである。 また風見氏[[AI]]も割り込みなどによく使ってくる。[[AIレベルを最大>AI#levelAI]]にすると・・・ ちなみにDIOの「無駄無駄」とぶつかると専用のカットインが出現、 俗に「オラ無駄合戦」「ラッシュの速さ比べ」と呼ばれるボタン連打戦になり、 負けたほうは大きく吹き飛ぶ。[[スタッフの心意気を感じる演出>原作再現]]である。 &nicovideo(sm533674) MUGENではまだ再現されていない模様。 先日、意外にも[[咲夜ブランドー]]が本家に先駆けこれを実装。ならば本家本元たる[[DIO]]も……と行きたいところだが、 そうはいかないのがMUGENの面倒なところでもある。 &nicovideo(sm4015915) この動画だけの一発ネタかと思いきや……なんと本格的に実装!! うp主曰く「もし見れたらラッキーくらいに考えておいてください」とのこと。 &nicovideo(sm6076496) また、DIOや承太郎の製作者である悪咲3号氏も実装予定があるらしいので気長に待っていよう。 なお[[DIO]]の[[ロードローラー>ロードローラーだッ]]とちがって格ゲーでのパロディは少ない。 //オマージュと言うにはネタ要素が強いと思った [[柏木楓]]や[[川澄舞]]、[[ロボカイ]]、あとオラオラ繋がりな『[[カプエス2>CAPCOM VS. SNK]]』の[[ジョー東]]、 最近では[[ラルフ>ラルフ・ジョーンズ]]もNEOMAXでやりだしているが、そのぐらいであろうか。 ちなみに舞の方は「マッハオラッ」もインスパイヤ済み。 MUGENにいない奴では『ザ・ランブルフィッシュ2』のラッドなどもある。 //いたらゴメン。闘魚キャラ全く見ない気がするので… MUGENオリジナルキャラも含めると[[竜子]]や[[ロボロック]]も含まれるが、やはりロードローラーに比べると少ない。 また格ゲー以外では「人型のものを呼び出し拳の連打で攻撃する」という、オラオラのパロディと見られる技や行為は商業同人問わず散見され、 ニコニコの動画でそのシーンが出るとオラオラ弾幕が付いたりする。 また、承太郎自体が[[対空必殺技>昇龍拳]]を持たないなど主人公としては特異な性能だが、 この必殺技も同じタイプの技は少なく、「波動コマンドで出る連打系必殺技」というと、 主人公クラスのキャラに限定すると初代MBの[[遠野志貴]]の「閃鞘・八点衝」くらいしかない。 ---- **2. #image(北斗羅裂拳.gif) *&bold(){&italic(){&color(darkred){「俺の剛拳いつまで受けきれるかな?」}}} [[ラオウ]]の必殺技「北斗羅裂拳」のこと。連続パンチからのアッパー。 言うまでもなく呼び方の由来は1の方。 発生はさほど早くないが[[飛び道具]]を打ち消す判定がついており、 削りダメージが多く、さらに&bold(){ゲージがものすごい勢いでたまる}。 クリーンヒットすればそのまま「無想陰殺」から即死コンボに移行でき、 ガードされても「無想陰殺」やブーストでフォロー可能。 ついでにガードランクの低い[[サウザー]]と[[マミヤ]]が相手の場合は、 「オーラガードや[[ガードキャンセル]]してゲージを犠牲にする」か、 「通常ガードしてガードクラッシュの危険性を高める」かの[[二択>択一攻撃]]を迫れる。 なお、カウンターヒットすると[[相手が壁まで吹っ飛ぶ>ワイヤーダメージ]]。 [[判定]]が結構強いので、下手な飛び込みは返り討ちに遭ってしまう。 『[[北斗の拳]]』の仕様上、一度壁まで飛ばせばかなりの高火力[[コンボ]]ができるので ブーストゲージや無想陰殺用のオーラゲージがあるときは相手にとって脅威となる。 必殺技「北斗呑龍呼法」のストックを消費することで強化され、 パンチが3HITから7HITに増え、締めのアッパーに[[星取り>死兆星]]効果がつく。 通称「マッハオラ」。またガードされたときの隙もやや小さくなっている。 またKOEIの「北斗無双」でも伝承奥義として使用可能。 脳天からのチョップでひるませた後、残像が見えるほどの拳のラッシュをたたきこみ、蹴り飛ばしてフィニッシュ。 ラオウ版北斗百裂拳といったところだろうか。 そのあと何故か腕を組みながらしばらく遠くを見つめる。拳王様、戦闘中にたそがれるのはどうかと思います・・・。 #image(破邪衝天.gif) ちなみに『北斗の拳』の次にアークが作った格闘ゲーム『[[戦国BASARA X]]』の[[豊臣秀吉]]も似たような技である「破邪衡天」を持つ。 こちらは「初段入力でブロー→追加の連打でと連撃が派生→別ボタンの追加入力で叩きつけ」という流れの技であり、 連打した分ヒット数が増える点ではこちらのほうが元ネタに近い 。 こちらは発生が遅い上に初段の間合いが短いために地上コンボではあまり使い道がないものの、 追加の連打が[[猿の惑星>宇宙旅行]]のためのヒット数稼ぎに好都合であるため、 相手を[[壁吹っ飛び状態>ワイヤーダメージ]]にしてからの追撃に使われるのがメイン。 //絵板かどっかにラオウと秀吉のオラオラ対決なんてのがあった気がしたけどどこだっけ…。 ---- **3. [[挑発]]をする際に口から出やすい言葉。 [[ジョー東]]や[[リョウ・サカザキ]]などが確認されている。 しかしジョーは何を間違えたかKOFでうっかり&bold(){尻も出してしまう}という変態的行為に目覚め、 KOF運営陣の制止を無視してところかまわず公衆の面前で尻を出し続けたため、 その後のKOF'98で他の餓狼勢の裏キャラが 『RB2』 仕様になっていたにもかかわらず &bold(){一人だけ 『餓狼SP』 仕様という社会的制裁を受けた}。 もちろん作中ぶっちぎりの最弱キャラである。 しかし出停を食らうよりは遥かに温情的な措置であり、 何のいわれもなく存在を抹殺された[[背景の漢>藤堂竜白]]などとの処分の差を疑問視する声もあるが、 //実際のところ、すごい漢はリストラって言うよりシリーズが終わっちゃっただけだし…… とにかくこれに懲りたのかジョーは'99から挑発で尻を出さなくなった。(他の場所で出していたが) '98UMの裏ジョーも尻は出さず'99以降の挑発を行うが、 最弱キャラの制裁措置が解除されることはなかった。…え、[[ビリー>ビリー・カーン]]? [[チャン>チャン・コーハン]]? [[聞こえんなぁ~>シン(北斗の拳)]] また挑発以外にも乱舞中にオラオラ言う[[K'(02)>K']]や[[リョウ・サカザキ(KOF)>リョウ・サカザキ]]など亜流もいる。 ジョーもカプエス2出場時には「爆裂拳」でオラオラ言うようになり、&bold(){技の見た目までもオラオラ}になっている。