「世捨て人の世阿弥に何のようですか?」
ハドソンの人気RPG『天外魔境』シリーズの登場キャラクター。
第3作『
風雲カブキ伝』から初登場している主人公パーティーの一人。
担当声優は『超時空要塞マクロス』のマクシミリアン・ジーナス役や『トライガン』の
ニコラス・D・ウルフウッド役等で知られる
速水奨
氏。
恩妙寺に住む仮面を着けた世捨て人。
異国から来た宗教組織・大門教(デーモン教)にさらわれたジパングの女を取り戻す為の旅をしていた、
主人公・
カブキ団十郎と出会い、成り行きで打倒・大門教の仲間に加わる。
博識かつ錬金術に長けており、ガープ四使徒1人である「黄金のカンビエ」に止めを刺す為の武器「王水の剣」を作ったり、
ロンドンでもルーンの魔術でジパングの言葉が通用するようにしたり、大門教と敵対するドルイド教会を紹介してくれたりと、主人公のカブキを多方面にわたってサポートする。
異様な風貌に反して礼儀正しく謙虚で冷静沈着な性格でカブキとはまるで正反対だが、
尊敬をもって常にカブキを立てるようにしているため気に入られるなど意外と相性のいいパートナーである。
一方で、ジェットコースターに轢かれて「私は不死身です」と言ったり、
同じく主人公パーティーの1人である力士「プッシュ富士山」を目の当たりにして「美しい肉体」「神の戦士」と大絶賛したり、
ガープ四使徒の一人である「永遠のサングエ」の話になると感情が昂ったりと、時折怪しげな言動を見せる。
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彼の正体(ネタバレ注意) |
かつて永遠の命に憧れ、ガープ四使徒の1人である吸血鬼・永遠のサングエの配下となったドルイドの僧。
仮面とカツラを着けていたのはサングエに噛まれた事から日光から身を守るためだと思われる
(露天風呂には仮面とカツラを着用したまま入っていたので、頭部さえ守れば大丈夫なのだと思われる)。
大門教の宗主・魔王ガープを封印するためのドルイドの魔法を歪めたが大門教の本当の目的に気付き、
己の過ちを贖いガープを倒す予言の戦士を探すべく、ジパングに渡った。
ブラッド城でサングエを倒す一歩手前まで追い詰めるが、最後の力を振り絞ったサングエにより、
精神を操られカブキを攻撃するが、彼の呼びかけにより正気を取り戻す。
しかしその直後、サングエの攻撃からカブキを庇ったことにより、致命傷を負う。
その後、カブキの手を借りてサングエに止めを刺すことに成功するが、その命は助からず、
花は枯れるからこそ美しさを永遠に留めておけるのだと悟り、カブキの腕の中で「友達ですよね」と言い遺して息を引き取った。
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格闘ゲームにおける世阿弥
1995年に発売されたPCエンジン用ゲーム『カブキ一刀涼談』にプレイアブルキャラとして参戦。
奇跡的に死の淵から蘇ったが、過去の記憶を失っており、唯一覚えている言葉は「ジパング一の伊達男」。
必殺技は片手から炎を発射する「烈火弾」、足に雷を纏って逆立ち蹴りする「自雷蹴」、
ジャンプした後に地面に片手を付けて氷柱を起こす「幻氷柱」、数回ものパンチの後、自雷蹴を放つ
乱舞技「修羅冥界波」を持つ。
(以上、Wikipedia及びピクシブ百科事典より引用・改変)
MUGENにおける世阿弥
たるせ氏による、『カブキ一刀涼談』の
ドットを用いたキャラが存在。
代理公開していたにゃん☆鬼龍氏のサイトはトクトクのサーバー障害復帰後に消滅してしまったが、
現在はhamer氏が許可を得た上で、にゃん☆鬼龍氏のキャラと併せて代理公開している。
操作方法は6ボタン方式で、『カブキ一刀涼談』の技や演出が一通り揃っている他、
特殊技としてライフを回復させる「天女面」や相手の動きを遅くする「千里面」、
自らの動きを早くする「般若面」など、『風雲カブキ伝』の要素も取り入れられている。
この他にオリジナル
超必殺技として両手から大きな青い光を放つ「神威光弾波」も追加されている。
また、ゲージ消費は固有の
ライフバーで行われる。
「花は散るから美しいのです。
また…生き残ってしまった…。」
出場大会
最終更新:2025年03月09日 17:53