 
      
 分類:なぞのポケモン 
 タイプ:みず/エスパー 
 高さ:1.1m 
 重さ:80.0kg 
 特性:はっこう(先頭にいるときエンカウント率を高める)
    しぜんかいふく(手持ちに戻ると状態異常が治る)
 隠れ特性:アナライズ (後攻で繰り出す技の威力が1.3倍になる。相手の交代時にも適用される)
 
きょうれつな サイコパワーを はなつとき
コアと よばれる きかんが なないろに きらめく。
    
    
        | + | 担当声優 | 
愛河里花子
アニポケ(カスミの手持ち)
大谷育江
『大乱闘スマッシュブラザーズ』シリーズ 
 
大谷女史は言わずとしれたピカチュウ との兼任。
 
「フゥ!」とやけにセクシーな鳴き声が耳に残るという人も。トサキントといい、こんな声も出せるんです。
 | 
任天堂の育成RPG『
ポケットモンスター』に登場するポケモンの一匹。初出は第1世代(『赤・緑』)。
ヒトデマンに「みずのいし」を使用する事で進化する。
中央の赤いコアから放たれる電波を宇宙に向け、何かしらの交信をしている様子が目撃されており、
星型のボディーの中心にコア(目?)という独特で幾何学的なフォルムから
宇宙から来たポケモンではないかと説もある。
…図鑑によれば「地元」という、どこともわからない非常にアバウトな場所での局地的なものではあるが、
現状では明確に地球外出身だと判明している
デオキシスなどの存在や、
月から来た説のあるピッピがアニメ版で宇宙船を作っているシーンもあるため、
一概にトンデモ説とも言い難くなっている。
    
    
        | + | というより…… | 
特撮怪獣のオマージュっぽいポケモンは結構多い……というかそもそもポケモン自体『ウルトラセブン 』のカプセル怪獣 が元ネタなのだが、
 
何を隠そう進化前のヒトデマンの元ネタこそ、宇宙の彼方からやってきたウルトラマンその人 (厳密には胸のカラータイマーとも)。
 
(後述するように)アニメでやたらウルトラマンっぽい鳴き声だったり、ピンチになるとコアが点滅する など、
 
スタッフも(広義の)確信犯である事は疑いようも無い。
 
		| 2018年にはこんな動画も公開されてたりする |  
 
余談だが、コアが無事ならいくらでも再生するという設定はヒトデの高い再生力が由来と思われるが、
ウルトラマンタロウ にも「ウルトラ心臓があれば爆散した肉体を再構成できる」という設定があり、この辺りも元ネタの一つかもしれない。
 
また、宇宙から来たという設定は、ウルトラマンだけでなくパイラ人 (かの岡本太郎氏 がデザインしたことで有名)にも影響されている可能性が高い。
 
さらに言うとヒトデマンは企画段階での名前が「ミミー」であることが判明しており、
 
そこから「『ウルトラセブン 』に登場するミミー星人 の星型の円盤が元ネタではないか」とする説も出ている。
 | 
主食はプランクトンとの事。また、食物連鎖的にはネオラントが天敵らしい。
ポケポケではスターミーからベンチに逃げた相手をネオラントで仕留めるデッキが猛威を振るった好タッグだが
『赤・緑(初代)』ではジムリーダーのカスミの切り札として登場(続編の『金・銀』でも同じく切り札)。
高い素早さに加えて
バブルこうせんでこちらの素早さを下げる戦法をとる上、『初代』ではディフェンダーを使って防御力まで上げてくる。
なおバブルこうせんは素早さ低下以上にスターミーの種族値の高さもあってこの時点では高威力技であり、草、水タイプ以外で戦うのはかなり厳しい
(はじめに
フシギダネを選ばなかった場合は、近くに棲息しているナゾノクサやマダツボミを捕まえると有利になるが、
 そこに行くには立ちはだかるライバルに勝利しなければならない)。
更に『初代』の敵トレーナーはAIが甘い中、カスミは珍しく無駄行動が全く無いフルアタAIなため、
『初代』仕様の急所率の高さも相まって猶更苦戦させられることになる。
故にスターミーは対戦のみならず、シナリオでも
序盤の壁として印象に残るポケモンとなった。
第3世代の初代リメイク版である『ファイアレッド・リーフグリーン』でも「みずのはどう」のこんらん追加効果発動率が地味に高く、
ついでに「じこさいせい」も使うため、初代とは別のベクトルで厄介な難所と化している。
余談だが、全ポケモンの中で図鑑の分類に形容詞があるのはこいつだけだったりする。
原作中の性能
HP:65 
攻撃:75 
防御:85 
特攻:100 
特防:85(『初代』のみ100) 
素早さ:115 
合計:520 
鈍足、もしくは積み型が多い水タイプのなかでは希少な高速アタッカー。
加えて多彩なサブウェポンと、優秀な数々の補助技を備えている。
ただし、ヒトデマンから進化させるとレベル及び思いだしで取得できる技が著しく制限されるので注意。
メインウェポンはタイプ一致の「
ハイドロポンプ」と「サイコキネシス」。
その他にも、相手をやけどにして心許ない防御面をカバーする「ねっとう」、
特攻耐久用にダメージを防御で計算する特殊攻撃「サイコショック」が候補に挙がる。
補助技は、相手との道具を入れ替える「トリック」が人気。
「こだわりメガネ」等の道具を持たせていれば、アタッカーとして使いつつ、
状況に応じて道具を入れ替える事で相手の行動を著しく制限できる。
また、「じこさいせい」や、積み技「ちいさくなる」、「コスモパワー」で低めの耐久を補う事も出来る。
技スペースの問題もあるが「ねっとう」の火傷、「でんじは」、「あやしいひかり」などの状態異常と組み合わせれば、なお安定性が増す。
特性の「しぜんかいふく」も積み技とは相性が悪いが、状態異常に高い対応力を持てるため便利。
隠れ特性の「アナライズ」は、一番最後に行動すると攻撃の威力がアップするが、
水最速の115の素早さ種族値を持つスターミーには、「一番最後」という部分ではまず発動しない。
だが「相手の交代によって後攻になった場合でも発動する」というのが判明してからは、
交代先に負担を与えれ、火力補強アイテム以外を持たせていてもある程度の火力が保証される事から
この特性は非常に優秀な特性とされている。
高い素早さとこれらの手札の多さから、『初代』から一貫して環境に居座っていたのもスターミーの魅力であった。
『初代』のポケモンは、まだ手探りだった部分もあるため後世代と比較してスペックが低かったり無駄な部分も多く、
新たに進化体を得たり、
メガシンカするなどでテコ入れされる種類が少なからず存在していた
(無論、
リザードンのように仕様変更で評価が見直された種類も存在するが)。
しかし、スターミーは、
フーディンや
シャワーズ等と共に、火力インフレ時代と呼ばれた第4世代でも、
純粋な『初代』出身でありながら環境に残り、第6世代で同じ水タイプ高速アタッカーの
ゲッコウガが登場しても、
やや採用枠を向こうに明け渡したものの、ゲッコウガが覚えない多彩な補助技を武器に、現役で通用できる強さを持っていた。
第8世代ではゲッコウガに代わりインテレオンという高速アタッカーが登場したたため陰りが見えたが、
やはりサブウェポンの豊富さではスターミーが勝り、採用枠争いしつつも環境に居残り、
第9世代でリストラ枠入りするまで常に現役で活躍していた。

9.5世代『Pokémon LEGENDS Z-A』ではメガシンカ態「メガスターミー」を獲得した……のだが、
足?がものすっごい伸びて人型のフォルムと化し、そのシュールな外見からネット上では大いに話題になり、
ポケモンを知るユーザーからはその姿を形容するのにウルトラマン派、
さいごのスターマン派、
パイラ人派の
3つに分かれ混沌を極めていた。
VSエッホエッホのメンフクロウミーム派
種族値は素早さが微妙に上がり、攻撃は飛躍的に上昇、その他もHP以外はそこそこ上昇しており、
通常種とは打って変わって物理寄りの両刀アタッカー向けとなっている。
上昇値が他のメガシンカと異なり合計140上昇しているが、同作では特性が無く代わりに種族値の上昇で特性を補っており、
例えば「ちからもち」を持つ
メガクチートは攻撃がナンバリングの105から147へと上昇値が増加しているため、
今後の本家ナンバリングでメガシンカが再実装されるかはゲーフリ次第だが、合流した場合メガスターミーの特性は「ちからもち」、
もしくは「ヨガパワー」のような同等の効果を持つ別特性と推察される。
劇中では主人公サイドである「MZ団」の一員である女子学生、デウロのパートナーポケモンとして登場しており、
当初はみずのいしを持っていない為ヒトデマンのままだったが、暴走メガシンカポケモンを鎮めた後、
それらによる災害における人払いに来ていたサビ組幹部のジプソと交戦。
彼に認められた事でみずのいしを託され、スターミーへと進化した。
    
    
        | + | メディアミックスにおける活躍 | 
アニメ版でもカスミの所持するポケモンとして登場。
 
ヒトデマンに比べて出番は少なく、コダック の加入以降は彼(彼女?)が 自分の名前をスターミーと思い込んで代わりに出てくるので主力と化していた。
 
バトル面においても相性で有利なはずのゴローンにコアを砕かれ負けるなど戦績は悪く、
 
カスミ以外のトレーナーが使うスターミーも相手トレーナーのラッタに中央のコアを噛み砕かれて敗北していたりと、妙に不遇。
 
 
コミック『ポケットモンスターSPECIAL』では原作通りカスミが所持している他、
Saque/サキやガイル・ハイダウトが所持している個体が確認できる。
 
 
『大乱闘スマッシュブラザーズ 』シリーズでは『初代』のみアイテムのモンスターボール から登場するが、
 
『DX』以降は進化前であるヒトデマンが登場する。 スターミーが何をしたって言うんだヒトデマンは「ヘヤッ!」という野太い声が印象深いからスターミーよりキャラが目立つのもあるけど
攻撃はどちらも「スピードスター」を高速で連射するというもので、当たると中々抜け出せない。
 
出現時に最も近くにいたファイターを対象とし、
 
スターミーはそこに向かって移動した後に、ヒトデマンはしばらくの間追尾してから攻撃を行う。
 | 
MUGENにおけるスターミー
ポワルンの製作者であるStarmie氏の製作したキャラが公開中。
原作再現なのか、非常に高い機動力を持つ。
遠距離タイプのキャラであり、
飛び道具の「スピードスター」や「バブルこうせん」などがある。
超必殺技も多段ヒットの「サイコキネシス」など、リーチの長いものが多い。
一方、接近戦はめぼしい技が「こうそくスピン」程度しかなく、
相手と距離を取りつつ、飛び道具で攻める戦術が基本になる。
更新によりバージョン2となり、
AIが搭載された。
 
2020年6月には性能を一新した更新版が公開された。
出場大会
最終更新:2025年10月30日 14:16