磯撫


漫画『NARUTO』に登場する「尾獣」と呼ばれる怪物の一体。「いそぶ」と読む。
アニメの担当声優は 宗矢樹頼 氏。

「三尾」の通称を持つ、鋭く尖った角と巨大な甲羅、海老に似た3本の尾を持つ亀に似た姿をしているのが特徴。
精神世界でナルトと会話した際は一人称は「ボク」で、外見とは裏腹に内向的かつ子供っぽい言動を見せた。
他の尾獣と異なり野放しになっていた所を、暁のデイダラとトビによって捕獲され、外道魔像に封印された。

原作ではあっけなく封印されたが、アニメではオリジナルストーリー「三尾出現の章」が描かれ、
人間に幻覚を見させる効力のある霧を発生させることもできる他、高周波を帯びた咆哮や、
強力な水球を射出するなどの能力を持つことが明かされた。

第三次忍界大戦時には霧隠れが有していたが、敵対関係にあった木ノ葉を潰すため、
戦場で拉致した木ノ葉隠れの忍・のはらリンを強制的に人柱力にして、
里に戻ったところで暴走させる計画に利用された。
この目論みはリンがある方法で自殺したため失敗し、磯撫もリン共々一度死亡したようだが*1
その後は四代目水影・橘やぐらに封印された。
後にやぐらは消息不明になったらしいのだが、後のアニオリにて暗殺依頼のために訪れた、
元霧隠れ・枇杷十蔵とうちはイタチがやぐらと交戦し、イタチがやぐらに致命傷を負わせた事実が描かれ、
人知れず人柱力のやぐらごと再び磯撫は死亡し、再度復活した後で本編のように野放し状態になったと思われる。

第四次忍界大戦では薬師カブトの穢土転生により他の人柱力と共に蘇生され、
トビによって片目が万華鏡写輪眼、片目が輪廻眼という状態で新たなペイン六道に改造されたやぐらに再封印され、
ナルト・キラービーと交戦するが、戦いの末に倒された。


MUGENにおける磯撫

CobraG6氏の製作したキャラが公開中。
近接戦では腕を振る攻撃や甲羅に引っ込んで回転しながらの突進技を用いて戦う他、
水球や水流などの飛び道具を備え、攻撃範囲は広い。
超必殺技では尾獣玉で攻撃する。
AIは未搭載。
DLは下記の動画から

出場大会

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*1
尾獣は死んでも復活することが示唆されていたのだが、続編『BORUTO』にて、
一度死んでも完全に消えるわけではなく現世に「因子」が必ず残り、それを核にして時間をかけて再生していく、
というメカニズムが明かされた。
ただし蘇生直後は幼体のように弱体化し、加えていつ復活出来るかは当の尾獣ですら把握できない。


最終更新:2025年10月11日 20:33
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