遥か300万光年の彼方から、未知なる地球へ…
彼は、独りぼっちで恐怖におののいていた。
「E.T.、オウチ、デンワ」
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日本語吹替声優 |
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高橋和枝
- VHS・Blu-ray版
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水原リン(現:真山亜子)
- 20周年記念特別版、「ユニバーサル・スタジオ」CM、『E.T. アドベンチャー』
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言わずと知れた巨匠
スティーヴン・
スピルバーグ監督のSF映画『E.T.』に登場する宇宙人。
言葉は話せないが念力でボールを浮かせる事などが出来る他、
また、自分の描いたイメージ通りに現実の人間を操る事も可能。
アメリカのとある森に
球形の宇宙船が着陸し、中から数人の小柄な宇宙人が降り立つ。
彼らの目的は地球の植物を観察し、サンプルを採集する事だった。
その内の1人は宇宙船から遠く離れ崖の上から光の海(郊外の住宅地の灯り)を見て驚いていた。
その同時刻、宇宙船の着陸を察知した政府機関の人間達が車で接近。
宇宙船は危険を察知して離陸するが、仲間達から離れて崖の上から光の海(郊外の住宅地の灯り)を見ていた1人が取り残されてしまい、
近付いてくる人間達に怯えてその場から逃走する。
その後、10歳の少年エリオットと出会って彼と仲良くなり、
英語で
地球外生命体を意味する
「Extra-Terrestrial」(エキストラ・テレストリアル)を略して「E.T.」と名付けられ、エリオットの家に匿われる。
E.T.は故郷の星に帰るため、エリオットと自転車を浮遊させて郊外の森に行き、通信機で連絡を取るが、帰り道で迷った末に川に落ちて流されてしまった。
翌朝瀕死の状態の所をエリオットの兄・マイケルが発見。家に連れ帰ったものの、エリオットも体調を崩してしまう。
更に宇宙服を着た政府機関の科学者達が家に押しかけてきて、二人の治療を始めた。
翌朝、エリオットは回復したもののE.T.は器官が停止し、科学者達から死亡したと判断され冷凍コンテナに納められる。
対面したエリオットが悲しみに暮れて語りかけると突然E.T.の胸が赤くなって蘇生し、E.T.は迎えが来ると言う。
マイケルはE.T.を宇宙船の所まで連れて行くため、彼を乗せたバンに乗り込み、
途中でエリオットの自転車に乗り換えマイケルの友人達の協力を得て逃走するも、それを察知した警察や大人達に追いかけられしまう。
追い詰められ捕まる寸前にE.T.は念力で自転車に乗る子供達を浮遊させ、森の中へと辿り着く。
やがてE.T.が連絡を取った場所に宇宙船が現れた。
エリオット達とE.T.は最後の別れをし、E.T.は宇宙船に乗り込んで自分の星へ帰るのであった。
本シリーズのテーマ
BGM「Flying Theme」は非常に知名度が高く、
日本でもバラエティ番組で度々流用されており、原作未視聴でも曲は知っている人も多い。
とまあ、このような感動の超大作ではあるのだが、
1982年にアタリ2600(日本ではアタリ2800)用ソフトとしてリリースされたレトロゲームはUFOのパーツを探すという作業ゲーで、
落とし穴が多く落ちてしまうと空中浮遊で脱出しなければならなかったり、
宇宙船のパーツを集めてクリアになるはずなのに宇宙船が来ないというバグが起きるなどといった欠点だらけのクソゲーである
(ただし「当時のATARI2600用としては並みの出来である」と言う意見もある。
が、ATARI社が500万本は売れる(ATARI2600は当時の米国で1000万台、最終的に2000万台も売れている)と皮算用した結果、
150万本と言うミリオンヒットを飛ばしたものの350万本も売れ残るという大惨事に至った)。
中には
起動しない物まで混じっているという始末であり、
「アタリショック」というアメリカのゲーム業界最大の市場崩壊を引き起こし、
日本のゲーム業界にシェアを奪われた原因とまで言われている。
もはや感動の名作が台無しである
その経緯から1983年に埋め立て地に廃棄処分されたという都市伝説があったが、
2013年6月5日にドキュメンタリー制作会社が当局からの認可を得て2014年4月26日に発掘を行った結果、事実であった事が判明した。
その発掘されたゲームカセットは同年12月15日に国立アメリカ歴史博物館に
アメリカゲーム業界の(本来の意味の)黒歴史として収蔵される事になった。
(以上、Wikipedia及びゲームカタログ@Wikiより一部引用・改変)
2001年から2009年まで「ユニバーサル・スタジオ・ジャパン(USJ)」にてライドアトラクション「E.T. アドベンチャー」も開催されていた。
MUGENにおけるE.T.
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Basara-kun氏製作 |
2021年のエイプリルフールに公開された、 MUGEN1.0以降専用の ちびキャラ。
ドットは上記のゲームのものを用いている。
エイプリルフールの公開という事もあって そのクソゲーっぷりを再現したのか、動作が歩き、ジャンプ、 挑発しかない。
また、サイズが小さすぎてキャラによっては攻撃を当てづらかったり、ライフも尋常ではなく多かったりとネタキャラである。
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borderoflife氏製作 E.T. Extreme |
- borderoflife氏製作 E.T. Extreme
某所で公開されているE.T.。こちらもMUGEN1.0以降専用。
氏曰く5分で作った設定によると、
偶然地球にたどり着いたE.T.は、悪ガキのエリオットに捕まり、思う存分いじめられる。
ある日、政府がE.T.を見つけ、10ドルで売られてしまう。エリア51は何年も彼を実験台にしたが、
ある日心を失って基地の職員を皆殺しにし、家に電話をかけて故郷の星に逃げ込んだ。
宇宙で数多の冒険を経験し、多くの新能力を身につける。そして、人類へ復讐するために地球に戻ってきた。
との事。
操作性は6ボタン方式。
上記の設定を反映して、ほとんどの技が原作とかけ離れている。
ぶんなげグローブの如く、エリオットのクローンをぶつけ、エリオットが 骨ごとバラバラになったり、
インベーダーの自機で光弾を撃ったり、 ストライカーとして UFOに乗った アルフを呼んで攻撃したりと、実にカオス。
ちなみに攻撃を食らうと、何故かアタリ版のドットになる。
AIは 強クラス相当のものがデフォルトで搭載されており、 弾幕で攻めてくる。
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「イツモ、ココニ、イルヨ…」
出場大会
最終更新:2023年11月13日 22:07