大川隆法大救世主仮説

 『大川隆法大救世主仮説』は2011年に「トラ研」から刊行された栫井邦彦の著書。


【画像】表紙

内容

 題名の通り、宗教法人「幸福の科学」総裁の大川隆法(未作成)が大救世主であるという仮説を立て、大川隆法の霊言集、イギリス人画家ベンジャミン・クレームのメッセージ、ノストラダムスの予言、「幸福の科学」内部で起こっている奇跡という4つの事象によって、その仮説について検証するものになっている。

ノストラダムス関連

 詩百篇第5巻53番(偉大なメシアの法が登場する詩)、詩百篇第10巻72番恐怖の大王の詩)、詩百篇第10巻75番ヘルメスが出てくる詩)などを採り上げて、大川隆法が大救世主であることを検証している。

コメント

 恐怖の大王に関する解釈は人類滅亡ではなく、大救世主の降臨を予言したものだったという解釈が展開されている。それ自体は、ノストラダムスを扱った新興宗教の信者や同調者の著書にしばしば見られるものであるが、かつて大川隆法のもとに下ったという「ノストラダムスの霊」が恐怖の大王を核ミサイルの雨だと語ったりしたことなどとの整合性は、今ひとつよく分からない。

書誌

書名
大川隆法大救世主仮説
著者
栫井邦彦
版元
トラ研
出版日
2011年11月3日
注記

外国人研究者向けの暫定的な仏語訳書誌(Bibliographie provisoire)

Titre
OOKAWA Ryûhô Dai-Kyûseishu kasetsu (trad./ Une hypothèse qu'OOKAWA Ryûhô est le grand Messie.)
Auteur
KAKOI Kunihiko
Publication
Toraken
Lieu
Tokyo, Japon
Date
le 11 novembre 2011
Note
Examen des quqtrains V-53, X-72, X-74 etc.

外部リンク



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最終更新:2012年02月23日 22:12