Mの憂い@-1st.stage★Puzzled of fragments
Chapter 4:動きだした悪意
ふふーんドーム近くのバーに酒に飲まれてしまった女がいた。
「ぎゃはははははははは」
「ゴーゴーココちゃんてかんじいいいいいいいいいいい」
その女はわけのわからないことをさけんでいた。
代田ココはテンテン失踪でコンサートが中止になった責任を取らされて首になってしまったのだ。
49才のココにとって再就職はかなり難しい。
仕事一筋で生きてきたココには、付き合ってる相手もいなかった。
☆コンサート中止にしてごめんなさい。詳しい説明は今は出来ないけど、生きてるから心配しないでね☆
人志がお酒をとりにいってる間に、典子はココにメールした。
ココは典子の心配なんてしてなかった。
むしろこんな目に合わせた典子に一言言わないと気がすまなかった。
ココは日本人と、野生人のハーフで子供のころはジャングルで育ち、動物的勘を持っていた。
典子は海が好きだ、もしかしたら海にいるな・・・ココはだめもとでとりあえず海に行ってみることにした。
ココがバーを出て10秒ほど経過した時、どおおおん 外からものすごい音が聞こえた。
バーにいた人たちが、外に出てみると車にはねられ、倒れてるココがいた。
ココはもう死んでいた。
ココをはねた車はどこかに消え去っていた。
*******
学生A:おい知ってるか・・?南の島で後藤教授が死んだこと・・・。
学生B:ああ、あれは殺されたんだろうな・・。
学生A:あのシッタカ文明を追いかけて、とうとう南の島に行ったか・・・。
学生C:ん・・。先月、雑誌でシッタカ文明が紹介されてから、なんか毎日うわのそらでだったからなー。ぇ_?じゃあ・・もしかして、あの呪いのせいで・・・?
密場大学の考古学科/後藤研究室では明日の講習会に向けての準備に追われていた。
ギィィーバタンッ。一人の男が入ってきた。
彼の名前は権田世慧。この研究室の助教授である。
世慧:おーい、明日の講習会の準備はおわったのかー?
学生B:はーい、いまやってまーーす。
学生D:ところで、世慧助教授、ご存知ですか?南の島で後藤教授が亡くなったこと・・・。
世慧:ああ。
考古学者の間で数年前から、まことしやかに囁かれていたシッタカ文明の謎には、莫大な財宝の存在とともにシッタカ王国の2000年にわたる呪いの言い伝えもあった。
だが、雑誌に紹介されて以来、後藤はもはや一刻も早く財宝を一人占めすることしか頭になかったのだ。
(研究生)野琵:でも確か、誰かと一緒に行くって言ってましたよ。誰だっけなぁ・・。
まいどー。ご注文の品お届けにきましたぁ、かにん急便ですー@
世慧:いつもご苦労様。えーと、その辺に置いといて。
配達人:サインお願いしまーす。
世慧:野琵くん、サインしといて
野琵:はぃ。えーーっと・・あああああああ、思い出したああああ、!
キャップのつばから見える顔が、最近来てくれいた若い男とは違っていた。
野琵:先月くらいから配達に来てくれているあの人だよ。教授と一緒に行ったの。あのー、いつもくる、あの人今どうしてます?
野琵は配達人に尋ねた。後藤が殺された今、彼も生きてるかどうか心配だったからだ。
配達人:彼は先週辞めました。今はどこに行ったんでしょうねぇ。でも彼近いうちに大金が入るから会社なんて辞めたっていいやって強がってましたけど。
後藤が一緒に行くと言っていたその男は、織重梧郎だった。
梧郎は、有名大学を卒業して大手企業に一度は就職したのだが、上司と反りが合わず1年で辞めてしまっていた。その後職を転転とし、当面食いつなぐために先月からかにん急便に就職していた。だが、いまいち根気強さにかける梧郎は、次の転職を考え始めていた。
(あーつまんねー、自分のやるべき事はこんなことじゃないはずだ。こんなんで人生終わってたまるか。いつかきっと・・)そう思っていたから、仕事に身が入らなくなり、こっそりサボることが多くなっていた。
会社側もそれはうすうす気づいていたが、なにせ梧郎は甘いマスクとさわやかな受け答えはOLや主婦に受けがよかった。彼に会いたいがためにわざわざ集荷の依頼をする主婦もいたほどである。が、先月ちょっとした昼寝のつもりが熟睡してしまい、たまたま時間指定の配達に間に合わないとういう事態を起こしていた。それを、理由に体良くリストラされたのだった。
そんな時、後藤が梧郎に近づいてきた。後藤は優秀な学者だったが、研究一筋でここまでやってきた、だから車の運転や、船の手配やらもろもろの雑用をしてくれる誰かが必要であった。
しかも、発掘や調査には力仕事も出てくる。梧郎は、運転もできるし、何より若くて、発掘や調査の際の力仕事を担ってもらうには丁度よかった。
だから、構内でぷらぷらしていた織重梧郎を誘ったのだった。
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この島に財宝目当てで 集まった人々は 実は 偶然集まったのでは 無かった・・
シッタカ文明を発見した謎の人物によって この島に集められたのである。
そして、それによって 呪の儀式が 始まったのであった・・・
最終更新:2005年11月08日 12:21