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Mの憂い@-1st.stage★Puzzled of fragments
Chapter 6:争いを呼ぶ輝き

「あたちのよー。」「おらのだあああああ。」「あたいのだってばぁぁぁ。」
びえーーーーーん.・゜゜>~<゜゜・.。

島の子供たちがクローバーの丘公園で取り合っていたのは、きらきら光る石やアクセサリー類だった。たいして高価なものではなかったが、少女達にとってはまさに宝石そのものだった。
わめき叫ぶ少女達の足元には、ショルダーバックが口を大きく開けて転がっている。
システム手帳、化粧ポーチ、携帯電話、のみかけの500mlのお茶・・・・。そして、ちょっと離れたところに、食い散らかされたお弁当の空き箱。
泣き声をききつけて、子供の一人の母親がやってきた。
「何けんかしてるのさ!泣かないのぉ。ささ、涙吹いて・・。どうしたの?あら?これは何かしら・・?。」母親はバックに気づいた。「おちてたの・・。」とりあえず、警察に届けた。

蟹派蛸科は、いつもの事ながら朝からぼーっとしてた。
交通課の婦警が入ってきた。暇そうにしている蟹派に話し掛けた。
「知ってます?昨夜ひき逃げがあったんですってよ。やーね最近観光客が多くなったから車の事故も増えて忙しいわ・・。」
「・・・」(え・・・・・・・。内心ドキッとした。だって・・・あれは、秘密裏に所長が・・・・・・)
「保護指定になってるフラコが轢かれたんですって。でも人間じゃないだけ平和よね^^。」
「・・・そ、そうだな・・、ま、がんばれよ。」(なんだ・・・・。フラコか。紛らわしいッ。)
「でもね、それがね・・口の周りに酢豚のあんがいっぱいついてるのよ。どこで食べたのかしら・・。最近、ホテルのゴミとか頻繁にあさるようになったのは聞いてたけど、酢豚ねぇ・・・。」

公園で食い散らかれていたお弁当は、フラコがあさった跡だった。
星人がココを跳ねた時、ココが持っていたショルーダーバックは意外とと遠くに飛んでいた。フラコそのなかの弁当の匂いをかぎつけ、人気のないクローバー公園までくわえていったのだった。

「すみませーん、落とし物を届に来たんですが・・」「はーーい」
受付のそばにいた若い婦警が応対した。
「どこで拾ったんですか?」「そこの公園で。」「じゃあ、これに住所とお名前を・・・・・」

それが、代田ココの物である事は手帳や携帯電話からすぐにわかった。
が。。そのなかに、光る石は、一個もはいってなかった。


「ここのくろーばーは、ぜんぶよつばですわ。きゃ。」
「ないすがい。はい、ぷれぜんと。」
「そんなもん、いらねぇよ。」
「ぎゃふん。」
妙に、乙女チックな女性、割賦来子がいかにもすけべそうなことしか考えてなさそうな男、黒田舞楽といっしょにクローバーの丘にやってきていた。
割賦:「いけませんわ。ないすがい。きゃ。」
黒田:「お星さま見ながらがすてきですわ。きゃ。って言ってただろ!」
   「腹減ってんだから、早く済ませて飯食いに行こうぜ。」
割賦:「ぎゃふん。」
   「なにかがこっちみてますわ。ああああああ、あそこにこわいどうぶつが。」
黒田:「うぉ。あいつなんかバッグのようなものあさってるな。こらああああああああああ。」

走って近づいてくる二人におどろいて、フラコは逃げていった。

黒田:「お、さいふがあるぞ。けっこうたくさんはいってるな。宝石らしきものもたくさんあるけど、これはおもちゃだな。」
割賦:「どろぼうはいけませんわ。ぎゃふん。」
その場から離れようとする黒田を追って、割賦も走った。どろぼうはいけませんわといっておきながら、ひとつだけ、他のおもちゃとは明らかに光り方がちがう石をポケットにしまっていた。
もちろん、二人はその足で、Suzusimaホテルへ豪華なディナーを食べに行き、ついでにお泊りもした。

と、そんなドキドキ・ワクワクの甘~い一夜を思い出しながら、
ぴかぴか光る石を、黒田の寝顔の横で幸せそうに眺めている割賦だった。

その頃涼島商事では 芳尾 平川 久万の3人に大至急南の島に来るように社長命令が出ていた。
3人はなぜ南の島に呼ばれたのかは聞かせれなかった。

最終更新:2005年12月26日 00:41