Mの憂い@-1st.stage★Puzzled of fragments
Chapter 8:曇行く空
南の島のやや北に小島がある。
以前はジャングルだったが今は米軍基地になっている。
「南の島に財宝があるらしいぞ」
「ふふん、今度の休みに南の島探検してみないか?」
「どうせ暇だし行ってみるか」
ピピ大佐とファー中尉・ゼクス軍曹・ゼット2等兵の4人は財宝を探しに行くことにした。
休みの日4人はヘリコプターでふふーんエアポートにやって着た。
空港に常備されてる米軍用ジープでシッタカ文明があると言われてる西のほうに行ってみることにした。
南の島警察署では、かつてない程の爆破事件に慌てふためいていた。
大掛かりな鑑識も本土から来てもらわなければいけなかった。
「はじめまして警視庁鑑識課の愛知華子です」
「よろしくおねがいします蟹派です」
「華子の部下の栗田倉子です」
「華子の部下の有田戎です」
蟹派は緊張した面持ちで、警視庁鑑識課から派遣された3人と挨拶を交わしていた。
実は、先日届けられた落とし物の持ち主と見られる代田ココとも連絡が取れていなかった。
後藤の謎の死体や剣斗や緑田の事件を、単なる、よそ者による連続殺人事件として
楽観視している雰囲気ではなくなっていた。
島の人間が巻き込まれて行くのではないか、あるいは、本当は犯人は島の人間ではないかという見方も出てきたのである。
島民の中にも、もちろん署員の中にも「シッタカ文明」の存在を知る者はいるはずである。
だが、最近本土から遅れて届いた雑誌が書店に並んだ頃から、密かに島内で噂の的になっていた。
おおっぴらには言わないまでも、影で、あちこちを探し回る者さえいるようだった。
ホテル内も混乱がおきはじめていた。
こう立て続けに殺人事件がおきれば、宿泊客はキャンセルや予定を切り上げてのチェックアウトも多く発生した。
フロントクラークの冦夢魁矢も、客の対応に追われていた。
「ちょっとーーー、まだあああああーー。早くでたいのよーー」
「申し訳ございません。ただいま御精算いたしますので、恐れ入りますもう少しお待ちください。ご迷惑おかけいたしております。」
「エレベータまだこないのぉー?」「はやくもういっこも直してよーー。」
「現在修理中でして、いましばらくご迷惑おかけいたします。申し訳ございません。」
「え_______。」
そんな、やり取りが永遠続きそうな状況に、ホテルの従業員一同は疲れ果てていた。
平和だった島が、一変していた。
最終更新:2005年12月12日 11:45