ロフィルナ連邦共同体 > 歴史


概要

 当記事では、ロフィルナ連邦共同体の成立に関する歴史を纏める。

歴史

古典古代

F.F.初期?(世界創暦)
 古代ヨルキア王国(現サンパレナ共和国ヨルキア自治区)の長がパルディ・ルスタリエを召喚。直後に天変地異が発生し、魔王軍による進攻が始まった。

F.F.中期?
 詳細不明。魔王軍による源ロフィルナ王国(レミソルト朝)の征服を契機に何世代にも渡る勇者一行の旅路が綴られているが、正確な時系列は判明していない。

F.F.後期?
 セトルラーム朝ロフィルナ王国率いるジェルビア神聖連合が魔導都市レーゼルタスを攻略。強力な対魔結界が施され、世界に真の平和が訪れた。

近遠古代

L.F.3820年頃(文明元暦)
 セトルラーム王家の圧政に不満を抱く植民諸侯共同体グレイデン地方の独立を宣言。インスニア帝国を始め、複数国からなるティンドゲルム帝政連合の成立へと繋がった。

H.F.50年(宇宙正暦)
 ティンドゲルム帝政連合の最盛期。北洋帝国インスニアが北半球の大部分を支配し、多くの本国系ロフィルナ人を引き入れた。

H.F.86年
 ラスール・レミソルト率いるジェルビア連合諸国がティンドゲルム帝政連合に宣戦布告。(第一次北洋戦争)
同グレイデン地方最南端に位置するブルセカ帝国(現:ユミル・イドゥアム連合帝国・ブルシェンドルーク地方)への侵攻を開始した。

H.F.100年
 現状維持を条件とする休戦(イェルサム・ステル停戦協定)。セトルラーム朝を盟主とする新ロフィルナ連合王国が成立し、北半球の覇権を巡る二大列強の競争が始まった。

H.F.212年
 レベラソール伯率いる帝政連合軍がブルシェンドルーク地方に侵攻。第二次北洋戦争が勃発する。

H.F.238年
 帝政連合・星教騎士団フィーエス軍がブルシェンドルーク地方を奪還し、グロノヴェイルまで侵攻。ロフィルナ側が講話文書に調印し、長きにわたる北洋戦争の終結を迎えた。

H.F.275年
 南中央大陸・パルストーラ地方を巡るロフィルナ連合王国・ティンドゲルム帝政連合間の領土交渉が決裂。過去最多の国が挙兵し、第三次北洋戦争と呼ばれる総力戦へと発展した。

H.F.300年
 ロフィルナ連合王国が帝政連合に勝利。ブルセカ地峡以北を併合し、第三次北洋戦争が終結する。

H.F.351年
 南北中央大陸において産業革命が起こる。これ以降、基幹産業の近代化が進んでいく。 

中近代

S.S.201年(宇宙新暦)
 ロフィルナ連合王国を含む全てのイドゥニア諸国が星間文明統一機構に降伏。これ以降は同機構による分割政策をもって解体された。

S.S.1265年
 第三次存続戦争の敗戦を受け、星間文明統一機構が崩壊。多くのイドゥニア諸国が独立宣言を発し、統制を失いつつある占領軍と衝突した。

S.S.1280年
 北部インスニアにおいて新秩序条約が締結される。これにより、テラソルカトル王政連合が成立。星外人種を含む新たな世界共栄圏の構築を掲げた。

S.S.1300年
 航空宇宙都市グロノヴェイル(現:革命記念都市)において、国民武装赤軍解放戦線がセトルラーム朝ロフィルナ王国の復活を宣言。失地の回復を掲げて周辺諸国(新ジェルビア連合・テラソルカトル王政連合)と衝突した。一方のエルク家(ユリーベル公国)はセトルラーム王朝による統治を受け入れず、逆に恭順を要求。軍事的劣勢を恐れず王国本土の解放へと踏み切った。更にエリッツ本島を占めるサンリクト公国が独立を宣言。かつてロフィルナ連合王国を構成した多くの勢力が戦火を交える様相を辿った。(グロノヴェイル戦争)

S.S.1428年
 新秩序世界大戦が勃発。種の存続を賭けた総力戦となる。ロフィルナ本土においてはユリーベル公国軍が優勢となり、ここにエルク朝の成立が認められた。

S.S.4005年
 ロフィルナ国内において貧困層の不満が爆発。これを以て第1次ロフィルナ革命の様相を呈すると、直ちに大陸解放アライアンス(連合国陣営)が動きはじめ、圧倒的戦力の敵軍に押し潰される様相を辿った。時のアリウス・ヴィ・レミソルト上級大将(当時)は、ロフィルナ国民に対して同盟の呼びかけを継続。歴史の真実を知るコックス大宰相が全てを暴露すると、これに怒った多くの軍主力が反旗を翻し、連合側に寝返ったとされる。長きにわたるエルク朝の権威は地に堕ち、転覆の時を迎えつつあった。

S.S.4015年
 時のロフィルナ情勢。アリウス上級大将による寛大な停戦勧告が功を奏し、多くのエルク朝兵士が武器を下ろした。
これ以降、ロフィルナ王国連合帝国との同盟を破棄。新レミソルト王朝の成立とともに連合軍としての参戦を決定する。エルク王家(特にロフィーリア女王)のその後については、エルクール大公国の記事を参照されたし。

S.S.4500年
 ジェルビア平和条約が締結される。これにより、書類上では新秩序世界大戦の終結を迎えた。
(恒星間通信の限界もあり、完全な停戦履行を果たすまで暫しの時を要した。)

S.S.4995年
 革命記念都市グロノヴェイルにおいてロフィルナ連邦条約が締結される。これにより、アリウス女大公を元首とする同君連合構築のための具体案が示された。

現代

H.S.0年(S.S.5000年)(現代)
 ロフィルナ連邦条約が発効。これをもって同共同体の成立を迎えた。セトルラーム共立連邦においては、国民主権を明記した共立憲法が施行される。

H.S.700年
 エルクール大公国が連邦共同体に加盟。これにより、ロフィーリア及びアリウス、セレーナ・エルク間の和解が果たされる。

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最終更新:2024年06月03日 00:34