依頼:大事な話があるから
……会える?
【
マイス】
「あれ?
トゥーナ、出かけてるのかな……。」
「とりあえず、ガジさんに聞いてみようか。」
「ガジさん。」
【ガジ】
「…………。」*険しい顔
【ガジ】
「……お?」
「なんだ、
マイスじゃないカ。
どうしたんダ?」
【ガジ】
「まあ、たまに居なくなるのは
珍しいことじゃないんだガ……。」
【ガジ】
「うーん。ここのところ、
少し様子がおかしかったからナ。」
【
マイス】
「ええ……。
(たぶん、あのダンジョンでのことから
ずっとだ……)」
【ガジ】
「もしかしたら、
ソフィアや
カリンなら、
何か知ってるかもしれないナ。」
【
マイス】
「そうですね。
二人にも確認してみます。」
【ガジ】
「ああ、頼むヨ。」
【
マイス】
「…………。」
「(あの光と、何か関係があるのかな……)」
【
マイス】
「…………。
(やっぱり、
あの光と何か関係があるのかな……)」
【
カリン】
「
トゥーナ……?
(ふわ……)」
「さあ……。
(そういえば、どこかで見たような……)」
「居ないの?」
【
マイス】
「うん。
ガジさんも聞いてないって……。」
【
カリン】
「そういえば、氷原に咲く花の方に
歩いていったのを……。」
【
カリン】
「ような気もする……。
(うろおぼえだけど)」
【
カリン】
「
トゥーナなら、氷原に咲く花にでも
行ったんじゃないかしら?
(たぶん……だけど)」
【
マイス】
「あの……手紙、くれたよね。
話があるんじゃなかったの?」
【
トゥーナ】
「…………。」
「……どうして来ちゃったの?」
【
トゥーナ】
「あれは……間違いだから。
もう
マイスに話すことなんてない。」
【
トゥーナ】
「……もう、あたしに近づかないで。」
「……お願いだから。」*横向き
【
トゥーナ】
「…………。」
「……嫌われちゃったかな。」
【
トゥーナ】
「あ……。」
「…………。」
「……また、独りになっちゃったな。」*横向き
@インヴァエル川 氷のほとり
【
マイス】
「……やっぱり何か変だ。」
「でも、今のままじゃあ--」
@モコモコが横を通り過ぎる
【
マイス】
「あのモコモコ、
トゥーナになついてる……。」
「…………。」
「もしかして、
あのモコモコのふりをすれば……。」
【
マイス】
「よし……。」
「あとは雪で体を白くすれば……。」
@氷原に咲く花
【
トゥーナ】
「あんたは……。」
「そっか……。
戻ってきてくれたんだ。」
【
マイス】
「モコモコ!」
「…………。
(
トゥーナ……だましてゴメン)」
【
トゥーナ】
「…………。」
「……ガジ、心配してるかな。」
【
トゥーナ】
「
マイスは……。」
「……もう、嫌われちゃったよね。」*横向き
【
マイス】
「モ、モココモコ!
(そ、そんなことないよ!)」
【
トゥーナ】
「……なにいってるか分かんないよ。」*笑顔
【
トゥーナ】
「でも……ありがと。」
「どうしていつも、
こうなっちゃうのかな……。」*横向き
【
トゥーナ】
「やっと仲良くなれたと思ったのに……。」
「あの光が……、
みんな、みんな、持ってっちゃうんだよ。」
【
マイス】
「…………。」
「(それって、この前に言ってた
呪いの話……だよね)」
【
トゥーナ】
「だからもう、
誰とも仲良くならないって……。
そう決めたのに。」
「……決めたのにな。」
「…………。」
「……やっぱり、独りはさみしいよ。」
【
マイス】
「こんなところで寝たら風邪引くよ、
トゥーナ。」
「まあ、モコモコが毛布の代わりに
なってくれてたみたいだけどね。」
【
トゥーナ】
「
マイス……。」
「帰って。
あんたと話すことなんて何もない。」*険しい顔
【
トゥーナ】
「!?」
「来ないで!」
「……もうイヤなの。」
「やっと見つけたと思ったのに……。
やっと、つかめたと思ったのに!」
「でもね……。
手を開いたら何もないの。」
「いつも、空っぽなの」*涙
【
トゥーナ】
「もう、耐えられない。
大事な人を失うのは、もう……。」
「…………耐えられないよ。」*横向き
@辺りが光る
【
マイス】
「また……!」
「(でも……なんだろう、この感じ)」
「(なにか懐かしい感じがする……)」
「(あのモコモコ--)」
「(いまの感じ、やっぱり何かに似てる……)」
「(それに、あのモコモコも……)」
「…………。」
「
トゥーナ……?」
【
トゥーナ】
「……消えちゃったかと、思った。」*横向き
【
トゥーナ】
「…………。」*驚き
「…………。」
「…………うん。」
@鍛冶屋前
【
トゥーナ】
「今日は……その、ありがと。」*赤面
【
マイス】
「なんていうか……、
トゥーナらしいな。」
「ん?服に何か……。」
「……!」
「これ、ソル・テラーノ砂漠で
助けてくれたあの鳥の……!」
「この羽がついてるってことは、
あの鳥がどこかに居たってこと……?
でも……どうしてあんなところに……。」
「…………。」
「まあ、
考えても仕方ないかな……。」
依頼を達成しました!
依頼:みんなにお礼がしたいから……
手伝ってくれる……?
【
トゥーナ】
「あ……。」
「……手紙、読んでくれた?」
【
マイス】
「うん。
みんなにお礼がしたいんだよね?」
【
トゥーナ】
「うん……。
この前、いろいろ迷惑かけちゃったから。」
「だから、みんなの好きなものを
プレゼントしようと思って。」
【
マイス】
「じゃあ、僕はそれを集める
手伝いをすればいいんだね?」
【
トゥーナ】
「……うん。」
「
ソフィアには失敗作を、
カリンにはアメジストの指輪。」
「それとガジには、金をあげたいと
思ってるから……。」
【
マイス】
「うん、分かった。
じゃあ、順番に用意して渡していこう。」
【
トゥーナ】
「
ソフィアには失敗作を、
カリンにはアメジストの指輪。」
「それとガジには、金を
あげたいと思ってるから……。」
【ガジ】
「オ?」
「これをオレにカ?
嬉しいけど、いきなりどうしたんダ?」
【
トゥーナ】
「この前……心配をかけちゃったから……。」
【ガジ】
「なんだ、そんなことカ。」
【ガジ】
「まあ人それぞれだろうが、
オレにとっては当たり前のことだヨ。」
「家族を心配するのはナ。」
【ガジ】
「
トゥーナだって、オレがいなくなったら
心配してくれるだろウ?」
【ガジ】
「そういうことだヨ。」
「でも、せっかくだから
これはもらっておこうカ。」
「ありがとうナ。」
【ガジ】
「新しい武器の材料に使わせてもらうヨ。
ありがとうナ。」
【
ソフィア】
「そう!
とても「かなしい」わ
ありがとう!」
「あ、そういえば--」
「あなた、神隠しの光が
人を消すって思い込んでるみたいだけど。」
【
ソフィア】
「ちょっと調べてみたんだけど、
あの現象は、人間とモンスターが入り乱れた
場所とか、比較的ルーンの不安定な場所に
発生しやすいみたいね。」
【
マイス】
「人間とモンスターが入り乱れた……。」
「(それって、ハーフである僕の存在
そのものじゃないのか……?)」
【
ソフィア】
「でも、あの現象で人間が消えたという
事例は見つからなかったわ。消えたのは、
だいたい家畜だったモンスターね。」
【
トゥーナ】
「けど、あたしは見た。
この目で、友達が消えるのを……。」*険しい顔
【
ソフィア】
「ま、どっちでもいいわ。
わたしはちょっと調べてみただけで、
「全然気にしてない」から……。」
「何か分かったら教えてね。」
【
ソフィア】
「「全然気にしてない」から
何か分かったら教えてね。」
【
カリン】
「これ、アメジストの指輪じゃない……!
(キレーイ)」
「でも、どうして私に?
(もしかして、だまされてる?)」
【
トゥーナ】
「ううん……。
この前、迷惑かけちゃったから。」
【
カリン】
「あー、いや、うん。
迷惑した気がするわ。
(……ということにしておく)」
「じゃ、ありがたくもらっておくわね。」
- 依頼中にカリンに話す(アメジストの指輪を渡した後)
【
カリン】
「ありがとうね、
トゥーナ。
(なんでくれたのか、よく分からないけど)」
【
マイス】
「そっか……。」
「ありがとう。
嬉しいよ。」
【
マイス】
「あ、そういえば……。」
「……はい、これ。」
【
マイス】
「この前、
トゥーナと一緒に帰ってきたときに
見つけたんだ。」
「良かったら、
またアクセサリーにでも使ってよ。」
【
トゥーナ】
「…………。」
「うん。
ありがと……。」
【
トゥーナ】
「…………。
ううん。なんでもない。」
「それじゃあ。」*横向き
依頼を達成しました!
依頼:伝えたいことがあるから……
ちょっと、付き合って。
……大事な話があるから。
【
トゥーナ】
「あ……。」
「手紙、見てくれたんだよね?」
【
トゥーナ】
「…………。」
「一緒に、
インヴァエル川 氷のほとりへ行って。
そこで全部、話すから。」
【
トゥーナ】
「一緒に、
インヴァエル川 氷のほとりへ行って。
……そこで全部、話すから。」
@倒れているモコモコに近づく
【
トゥーナ】
「よかった……。
大したことないみたい……。」
「……すぐに済むからね。」
「ほら、これでもう歩ける--」
@ゲート出現
【
マイス】
「く……!
(どうして
トゥーナと居るときに限って……)」
「(それにしても、この感じは……?)」
@モコモコがゲートに向かって歩く
@
トゥーナがモコモコとゲートの間に移動したときに、
トゥーナが鳥に変身、ゲートは消滅
【
トゥーナ】
「これは………!?
どうして……!?」
【
マイス】
「あの姿……。
もしかして
トゥーナも……?」
「それに、あの光。
あの感じは……。」
「…………。」
「とにかく、
今は
トゥーナを追いかけないと!」
【
トゥーナ】
「…………。」
「……怖いよね、こんな姿。」
【
トゥーナ】
「いいの。」
「わたし、どうしても言えなかったから……。」
【
トゥーナ】
「あの光が……、
自分のせいで起こってたって
分かってたのに……言い出せなかった。」
【
トゥーナ】
「こんな姿……見られたくなかったから。」
「嫌われたくなかったから……。」
【
マイス】
「…………。」
「僕のほうこそ、ごめん。」
【
マイス】
「僕も
トゥーナと一緒なんだ。」
「だからあの光は、
君と僕、二人のせいだったんだよ。」
@辺りが光り、ゲート出現
@モコモコがゲートに近づく
【
トゥーナ】
「待って……!」
「あんたも……、
あたしを置いていっちゃうの?」
【
マイス】
「あの向こうから、
なつかしい香りがしたんだ。」
「
トゥーナからも感じてた、
記憶にあるどこかと同じ匂い……。」
【
マイス】
「きっと、
みんな消えたんじゃないんだよ。」
「帰ってたんだ。
自分たちの帰りたいところに。」
「……そうなんだよね?」
「(ありがとう)」
@モコモコがゲートに入る ゲート消滅
【
マイス】
「そういえば、
崖に落ちたときに助けてもらったお礼、
まだだったよね。」
「……ありがとう。」
【
マイス】
「実は、すごくキレイだって思ってたんだ。
あの時も、今も。」
@鍛冶屋前
【
トゥーナ】
「…………。」
「それじゃあ……。」
【
トゥーナ】
「
マイスのおかげで、
一人じゃなくなったから……。」*横向き
【
トゥーナ】
「これからも……よろしくね。」*赤面、微笑み
依頼を達成しました!
最終更新:2022年06月01日 22:20