外なる神

外なる神

クトゥルフ神話における外なる神は、宇宙の起源、あるいはそれ以前から存在する最高神格の存在として描かれています。
これらの神々は、人間の理解を超えた恐るべき力を持つ超自然的な存在です。


概要

外なる神の特徴
起源と性質
  • 多くは肉体を持たない超自然的存在や純粋なエネルギーの塊とされる
  • 宇宙の真理そのものとされ、人智を超えた存在
  • 旧支配者をも凌駕する強大な力を持つ
人間との関係
  • 基本的に人間に干渉することは稀
  • 例外として、ニャルラトホテプは人間世界に干渉し、恐怖や混乱を撒き散らす

主な外なる神
アザトース
  • 「盲目の阿呆神」と呼ばれ、無限の中心で宮廷を開いている
ヨグ=ソトース
  • 「全てにして一なるもの」、時間の化身とされる
ニャルラトホテプ
  • 「這い寄る混沌」、外なる神の使者
シュブ=ニグラス
  • 「千の子を持つ森の黒山羊」

外なる神の階層
外なる神の概念の発展
  • 1980年代のTRPG『クトゥルフの呼び声』で初めて「外なる神」という分類が用いられた
  • クトゥルフ神話TRPGでは外なる神と旧支配者を区別する傾向があるが、小説群では必ずしもそうではない

外なる神の存在は人間の理解を超えており、その一端を覗き込むことは非常に危険とされています。クトゥルフ神話世界観において、これらの存在は宇宙的な恐怖と畏怖の対象として描かれ、人間の無力さを象徴しています。

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最終更新:2025年01月14日 07:42