迷宮管理日誌







(あとがきっぽいもの。)
とりあえず予定していた内容は全て書きあがりました。続けられる余地を残しつつ、いったん終了です。
最初なのでほとんど国の紹介エピソードですね。
楽しんでいただければ幸いです。


↓↓ネタバレ含んだキャラ設定




  • ノエリザード
王族出身(次男)の迷宮管理人。(人間、24歳♂)
幼少から政治や軍事よりも土木技術と迷宮作成に興味を持ち、その道を突き進んだ変わり者。
迷宮命であり、迷宮が全て。迷宮内にある者は石でも木でも人でも全て迷宮の部品だと思っているので生きていようが死んでいようが全てを等しく愛せるし、一度敵となれば全てに等しく冷酷になれる。
18歳の頃から延々と迷宮内を廻って補修&管理を行い月一で王宮と行き来する生活を送っている。巨大な荷車に大量の荷物を載せて、王族のみに許されている地図を片手に闊歩する。
だが、迷宮の構造は微細な部分まで全て頭の中に入っているので地図はまったく使わず荷物の底に眠っているようだ。地図を手に取るのは王城に帰還した際、変更箇所を地図に記すときくらい。
主な仕事は破損箇所の補修、時折回転壁の位置を切り替えて外部者の暗記を防ぐ、さらなる道の複雑化、行き倒れの死体の埋葬&遺品の回収、迷宮に住み着いているモンスターの観察。等等。
6年かけて魔物に「自分の方が強い」と体で叩き込んだので迷宮の魔物は彼をボスだと思っている。よく子連れの魔物が(子供が彼に興味があるらしく)彼と行動をともにしている。
いつも持っている愛用の長煙管は吸い口の部分が外れる構造になっており、迷宮のモンスターに指示を出す笛(犬笛のようなもの)になっている。
そのせいで迷い込んだ人には魔物だと思われるらしく、よく襲われる。そんな時はやむを得ない時は殺すか適当に痛めつけ、身包みを剥いで下級民として居住区へ連行するのもお仕事。
戦闘力はかなりのもの、魔法が使える。グリンガイア国内では、宮廷魔術師を上回る戦闘力。主な得物は巨大な戦闘用金鎚。
閉鎖国ではあるが、外からやってきた者と戦う機会が多いにも関わらず平然と全てに勝利しているあたり、ノエリザードは外でもそれなりに通用する実力のようだ。
夢は居住区に誰もたどり着けず全員が行き倒れるほど難解な迷路に仕上げる事。この夢を口に出すと父王に相当怒られるのは目に見えているのでめったに言わない。
唯一居住区と外を行き来する商人の男とは旧知の仲。


  • ティスリーク
グリンガイアに商売にやってくる唯一の商人。(獣人、24歳♂)
雄牛の獣人で肌の色は浅黒い、屈強な体格。こめかみから角が生えている。いつもにこにこ、営業スマイルを欠かさない。
普段は穏やかだが、赤い色を見すぎると興奮し気性が荒くなる。(戦闘中や気分が高揚している時等はちら見しただけでスイッチオン)
武器はオールマイティに使いこなせるらしく、その時その相手に応じて持っている商品から適当に選んで使うようだ(コラ)
最終更新:2007年06月19日 02:24