デルファイナスのロゼッタ入手2
【レッドスプライト号】
カトー
「デルファイナス奇症の解決に際して、例の洗脳装置が役に立ったのは認めるさ。しかし、な…。やっぱり俺には引っ掛かるんだよ。上層部が、何の目的でこんなものを積んだのかが…。」
ウィリアムズ
「医療班から聞いたんだけれど、ゴア隊長を見たっていう証言が出ているそうね。確かに、彼の遺体が消えている現状では、それを否定できる根拠も無いけれど…実際の所はどうなのかしら。…いずれ彼の遺体も探し出して、事実関係を究明する必要があるわね。ゴア隊長…一体どこにいるのかしら。」
ゾイ
「デルファイナス奇症の患者の証言で…「ゴア隊長がいた」というのが複数得られているのよ。まったく、悪い冗談…。確かに遺体こそ喪失しているけれど…。…彼は、死んだのよ。恐らく、発症中の幻覚症状か、回復時の記憶障害でしょうね…。」
ウルフ
「まったく…後味の悪い事件だったぜ。こんなのは今後一切ゴメンだな。オレはここに残って、治った連中の見張りに当たってるから、お前はお前で、調査を続けてくれ。…また暴れ出したりしないよう、こっちとしては祈るばかりだぜ。」
アーヴィン
「どうやら治療が完了したみたいだな。洗脳装置さまさま…って所か。まあ…この洗脳装置についてはあれこれ疑惑がありそうな所だが…。今は、みんなが元に戻ったことを素直に喜んでおくぜよ。」
チェン
「それにしても、デルファイナス奇症って一体何だったんでしょうね。精神寄生なんていう辺り、何だかもう、うさん臭くてキナ臭い感じですけど…。専門外なので、よく分かりません。結果が出るのを待ちましょう。」
ブレア
「あの奇病を「不運な病気」と言った奴がいたが…俺にはそうは思えんな。お前だって、口に出さないだけで、内心では薄々感じているんじゃないのか?人間の同士討ちに精神寄生…。「不運」で片付けるにしては、状況が作為的すぎる。…裏で何かが動いているのなら、それを探し出すものも俺たちの仕事、か…。」
カトー
「デルファイナス奇症の解決に際して、例の洗脳装置が役に立ったのは認めるさ。しかし、な…。やっぱり俺には引っ掛かるんだよ。上層部が、何の目的でこんなものを積んだのかが…。」
ウィリアムズ
「医療班から聞いたんだけれど、ゴア隊長を見たっていう証言が出ているそうね。確かに、彼の遺体が消えている現状では、それを否定できる根拠も無いけれど…実際の所はどうなのかしら。…いずれ彼の遺体も探し出して、事実関係を究明する必要があるわね。ゴア隊長…一体どこにいるのかしら。」
ゾイ
「デルファイナス奇症の患者の証言で…「ゴア隊長がいた」というのが複数得られているのよ。まったく、悪い冗談…。確かに遺体こそ喪失しているけれど…。…彼は、死んだのよ。恐らく、発症中の幻覚症状か、回復時の記憶障害でしょうね…。」
ウルフ
「まったく…後味の悪い事件だったぜ。こんなのは今後一切ゴメンだな。オレはここに残って、治った連中の見張りに当たってるから、お前はお前で、調査を続けてくれ。…また暴れ出したりしないよう、こっちとしては祈るばかりだぜ。」
アーヴィン
「どうやら治療が完了したみたいだな。洗脳装置さまさま…って所か。まあ…この洗脳装置についてはあれこれ疑惑がありそうな所だが…。今は、みんなが元に戻ったことを素直に喜んでおくぜよ。」
チェン
「それにしても、デルファイナス奇症って一体何だったんでしょうね。精神寄生なんていう辺り、何だかもう、うさん臭くてキナ臭い感じですけど…。専門外なので、よく分かりません。結果が出るのを待ちましょう。」
ブレア
「あの奇病を「不運な病気」と言った奴がいたが…俺にはそうは思えんな。お前だって、口に出さないだけで、内心では薄々感じているんじゃないのか?人間の同士討ちに精神寄生…。「不運」で片付けるにしては、状況が作為的すぎる。…裏で何かが動いているのなら、それを探し出すものも俺たちの仕事、か…。」
【調査開始→デルファイナス】
(2F)
ゼレーニン
「ヒトナリ!オートマッピングを見て!どう?新しい反応があるでしょ!?ロゼッタの反応よ!2階と…3階にもあるわね。…もしかして、他の階にも反応地点はあるのかしら?ちょっと弱い反応なのと、複数の場所で反応が出てるのが気になるけど…何かあるはずよ!突然、デモニカが反応し始めたのも何か理由があるからだとは思うけど…。調査をお願いするわね、ヒトナリ!」
(2F)
ゼレーニン
「ヒトナリ!オートマッピングを見て!どう?新しい反応があるでしょ!?ロゼッタの反応よ!2階と…3階にもあるわね。…もしかして、他の階にも反応地点はあるのかしら?ちょっと弱い反応なのと、複数の場所で反応が出てるのが気になるけど…何かあるはずよ!突然、デモニカが反応し始めたのも何か理由があるからだとは思うけど…。調査をお願いするわね、ヒトナリ!」
<ロゼッタ反応がある部屋>
ゼレーニン
「この場所ね、ロゼッタ反応があったのは…。」
声
「「美シクナイ」人間ドモヨ…。」
ゼレーニン
「…誰!?え…?この声、通信じゃないわ!…これは、直接頭の中に響いてる!」
>謎の悪魔が現れた!
ゼレーニン
「…悪魔!デモニカが姿をとらえない!」
謎の悪魔
「人間ドモノ霊ヲ「美しいカタチ」ニ変エテヤロウ!」
ゼレーニン
「ヒトナリ、…襲って来るわ!」
<戦闘開始→終了>
ゼレーニン
「な…、なんなの、この悪魔は!」
謎の悪魔
「ヒトマズ…戻ルト…シヨウ デハ…マタ…会オウ…」
>悪魔と、巨大な巣のようなものは消え去った。
>デモニカの微弱なロゼッタ反応も消えた…。
ゼレーニン
「悪魔が消えた…!?あ、この空間のロゼッタ反応も一緒に消えてるわ…。…でも、ロゼッタが手に入らなかった!」
アーサー(通信)
「こちら、アーサー。あなた方のデモニカを通じて、今遭遇したと「思われる」存在の分析を行いました。」
ゼレーニン
「「思われる」…?」
アーサー(通信)
「はい。微弱なロゼッタ反応は確認できましたが…その存在自体を捉えることは不可能でした。」
ゼレーニン
「機械では確認できない悪魔、…ということね。」
アーサー(通信)
「これまでの経緯と、人間の精神にのみ感応する性質から推察して、あなた方が遭遇した存在は…デルファイナス奇症となんらかの関係があると思われます。」
ゼレーニン
「あのデルファイナス奇症と…。」
アーサー(通信)
「はい。ただし、現時点では断定はできません。念のため、あなた方のデモニカの生体モニターをチェックしました。異常値は検出されませんでした。精神寄生の痕跡はありませんのでご安心下さい。では、ヒトナリ、ゼレーニン。今回はロゼッタを入手できませんでしたが…このセクターには、まだ複数の微弱なロゼッタ反応があります。引き続き、それらの調査を最優先して下さい。」
ゼレーニン
「…ちょっと待って!このまま正体が分からない悪魔と戦い続けなければいけないの?」
アーサー(通信)
「はい。ミッション遂行上、結果的にはそうなります。ロゼッタの入手は、いかなる事情よりも最優先すべきミッションです。万一、あなた方が精神寄生されても、MK型治療器がありますのでご心配なく。」
ゼレーニン
「ご心配なく、って…。…でも、ロゼッタが手に入らないと、私たちはここを脱出できないのよね。ヒトナリ、オートマッピングにある他のロゼット反応を追うしかなさそうね。」
ゼレーニン
「この場所ね、ロゼッタ反応があったのは…。」
声
「「美シクナイ」人間ドモヨ…。」
ゼレーニン
「…誰!?え…?この声、通信じゃないわ!…これは、直接頭の中に響いてる!」
>謎の悪魔が現れた!
ゼレーニン
「…悪魔!デモニカが姿をとらえない!」
謎の悪魔
「人間ドモノ霊ヲ「美しいカタチ」ニ変エテヤロウ!」
ゼレーニン
「ヒトナリ、…襲って来るわ!」
<戦闘開始→終了>
ゼレーニン
「な…、なんなの、この悪魔は!」
謎の悪魔
「ヒトマズ…戻ルト…シヨウ デハ…マタ…会オウ…」
>悪魔と、巨大な巣のようなものは消え去った。
>デモニカの微弱なロゼッタ反応も消えた…。
ゼレーニン
「悪魔が消えた…!?あ、この空間のロゼッタ反応も一緒に消えてるわ…。…でも、ロゼッタが手に入らなかった!」
アーサー(通信)
「こちら、アーサー。あなた方のデモニカを通じて、今遭遇したと「思われる」存在の分析を行いました。」
ゼレーニン
「「思われる」…?」
アーサー(通信)
「はい。微弱なロゼッタ反応は確認できましたが…その存在自体を捉えることは不可能でした。」
ゼレーニン
「機械では確認できない悪魔、…ということね。」
アーサー(通信)
「これまでの経緯と、人間の精神にのみ感応する性質から推察して、あなた方が遭遇した存在は…デルファイナス奇症となんらかの関係があると思われます。」
ゼレーニン
「あのデルファイナス奇症と…。」
アーサー(通信)
「はい。ただし、現時点では断定はできません。念のため、あなた方のデモニカの生体モニターをチェックしました。異常値は検出されませんでした。精神寄生の痕跡はありませんのでご安心下さい。では、ヒトナリ、ゼレーニン。今回はロゼッタを入手できませんでしたが…このセクターには、まだ複数の微弱なロゼッタ反応があります。引き続き、それらの調査を最優先して下さい。」
ゼレーニン
「…ちょっと待って!このまま正体が分からない悪魔と戦い続けなければいけないの?」
アーサー(通信)
「はい。ミッション遂行上、結果的にはそうなります。ロゼッタの入手は、いかなる事情よりも最優先すべきミッションです。万一、あなた方が精神寄生されても、MK型治療器がありますのでご心配なく。」
ゼレーニン
「ご心配なく、って…。…でも、ロゼッタが手に入らないと、私たちはここを脱出できないのよね。ヒトナリ、オートマッピングにある他のロゼット反応を追うしかなさそうね。」
(3F)
<ロゼッタ反応がある部屋(西)>
>目の前に、巨大な巣のようなものがある。デモニカは、微弱なロゼッタ反応を検出している…。
ゼレーニン
「今度こそ、ロゼッタが手にはいるといいのだけど…。ここにも、デルファイナス奇症の悪魔がいるのかしら…。」
>謎の悪魔が現れた!
ゼレーニン
「やっぱり、出たわ!」
謎の悪魔
「ヨウコソ…。ゴア隊長ヲ失ッタ レッドスプライト号ノ機動班クルー ヒトナリ ソシテ ミトラスノ捕囚ヲ逃レタ エルブス号クルー ゼレーニン…」
ゼレーニン
「…え?どういうこと!?私たちの行動を監視していたの?」
謎の悪魔
「ソウダ 貴様ラ ヒトリヒトリノ 頭ノ中ニ入リ込ンデナ…。」
ゼレーニン
「…!デルファイナス奇症の精神寄生体ね!」
謎の悪魔
「我ハ人間ドモノ精神ノ一切ヲ見タ。…人間ノ霊ハ美シクナイ!「美しいカタチ」トハ ホド遠イ!ダカラ我ガ少々「世話」ヲ焼イテヤッタマデ!」
ゼレーニン
「覗き魔なんて許せないわ!」
>ゼレーニンはMK型治療器を発射した!
>しかし、謎の悪魔には効果が無かった!
ゼレーニン
「…うそ!効かない!?」
謎の悪魔
「ソンナモノ通ジヌワ!…デハ貴様ラノ霊ヲ「美しいカタチ」ニ変エテヤロウ!」
>謎の悪魔は、ヒトナリたちに襲いかかった!
<戦闘開始→終了>
謎の悪魔
「ヒトマズ…戻ルト…シヨウ デハ…マタ…会オウ…」
>悪魔と、巨大な巣のようなものは消え去った。
>デモニカの微弱なロゼッタ反応も消えた…。
アーサー(通信)
「こちら、アーサー。残念ながら今回も、ロゼッタは入手できませんでしたが…ロゼッタ反応は他にもあります。引き続き、調査に当たってください。」
ゼレーニン
「ねぇ、アーサー!微弱なロゼッタ反応の正体は、デルファイナス奇症の寄生体だったわ!でも、MK型治療器は効かなかった!これはどういうこと!?」
アーサー(通信)
「MK型治療器は、人の脳に直接作用するものです。したがって、精神寄生体自体を殺すものではありません。」
ゼレーニン
「…ということは?」
アーサー(通信)
「精神寄生体に遭遇し、戦闘に突入した場合は…MK型治療器以外の武器で対抗するしかありません。」
ゼレーニン
「悪魔召喚プログラムとか…?」
アーサー(通信)
「はい。その選択が賢明な場合もあるでしょう。」
ゼレーニン
「これは…使いたくない…。」
アーサー(通信)
「では引き続き、調査に当たってください。ロゼッタ反応は他にもあります。」
ゼレーニン
「……。」
<ロゼッタ反応がある部屋(西)>
>目の前に、巨大な巣のようなものがある。デモニカは、微弱なロゼッタ反応を検出している…。
ゼレーニン
「今度こそ、ロゼッタが手にはいるといいのだけど…。ここにも、デルファイナス奇症の悪魔がいるのかしら…。」
>謎の悪魔が現れた!
ゼレーニン
「やっぱり、出たわ!」
謎の悪魔
「ヨウコソ…。ゴア隊長ヲ失ッタ レッドスプライト号ノ機動班クルー ヒトナリ ソシテ ミトラスノ捕囚ヲ逃レタ エルブス号クルー ゼレーニン…」
ゼレーニン
「…え?どういうこと!?私たちの行動を監視していたの?」
謎の悪魔
「ソウダ 貴様ラ ヒトリヒトリノ 頭ノ中ニ入リ込ンデナ…。」
ゼレーニン
「…!デルファイナス奇症の精神寄生体ね!」
謎の悪魔
「我ハ人間ドモノ精神ノ一切ヲ見タ。…人間ノ霊ハ美シクナイ!「美しいカタチ」トハ ホド遠イ!ダカラ我ガ少々「世話」ヲ焼イテヤッタマデ!」
ゼレーニン
「覗き魔なんて許せないわ!」
>ゼレーニンはMK型治療器を発射した!
>しかし、謎の悪魔には効果が無かった!
ゼレーニン
「…うそ!効かない!?」
謎の悪魔
「ソンナモノ通ジヌワ!…デハ貴様ラノ霊ヲ「美しいカタチ」ニ変エテヤロウ!」
>謎の悪魔は、ヒトナリたちに襲いかかった!
<戦闘開始→終了>
謎の悪魔
「ヒトマズ…戻ルト…シヨウ デハ…マタ…会オウ…」
>悪魔と、巨大な巣のようなものは消え去った。
>デモニカの微弱なロゼッタ反応も消えた…。
アーサー(通信)
「こちら、アーサー。残念ながら今回も、ロゼッタは入手できませんでしたが…ロゼッタ反応は他にもあります。引き続き、調査に当たってください。」
ゼレーニン
「ねぇ、アーサー!微弱なロゼッタ反応の正体は、デルファイナス奇症の寄生体だったわ!でも、MK型治療器は効かなかった!これはどういうこと!?」
アーサー(通信)
「MK型治療器は、人の脳に直接作用するものです。したがって、精神寄生体自体を殺すものではありません。」
ゼレーニン
「…ということは?」
アーサー(通信)
「精神寄生体に遭遇し、戦闘に突入した場合は…MK型治療器以外の武器で対抗するしかありません。」
ゼレーニン
「悪魔召喚プログラムとか…?」
アーサー(通信)
「はい。その選択が賢明な場合もあるでしょう。」
ゼレーニン
「これは…使いたくない…。」
アーサー(通信)
「では引き続き、調査に当たってください。ロゼッタ反応は他にもあります。」
ゼレーニン
「……。」
<ロゼッタ反応がある部屋(東)>
>目の前に、巨大な巣のようなものがある。デモニカは、微弱なロゼッタ反応を検出している…。
>謎の悪魔が現れた!
>謎の悪魔は、ヒトナリたちに襲いかかった!
<戦闘開始→終了>
謎の悪魔
「強サハ…「美シイ」…ソノ調子デ…我ヲ…楽シマセテ…ミヨ…」
>悪魔と、巨大な巣のようなものは消え去った。
>デモニカの微弱なロゼッタ反応も消えた…。
アーサー(通信)
「こちら、アーサー。残念ながら今回も、ロゼッタは入手できませんでしたが…ロゼッタ反応は他にもあります。引き続き、調査に当たってください。」
>目の前に、巨大な巣のようなものがある。デモニカは、微弱なロゼッタ反応を検出している…。
>謎の悪魔が現れた!
>謎の悪魔は、ヒトナリたちに襲いかかった!
<戦闘開始→終了>
謎の悪魔
「強サハ…「美シイ」…ソノ調子デ…我ヲ…楽シマセテ…ミヨ…」
>悪魔と、巨大な巣のようなものは消え去った。
>デモニカの微弱なロゼッタ反応も消えた…。
アーサー(通信)
「こちら、アーサー。残念ながら今回も、ロゼッタは入手できませんでしたが…ロゼッタ反応は他にもあります。引き続き、調査に当たってください。」
>目の前に何者かが現れた!
男
「……。」
>男はゴアの姿をしている。
ゴア
「おまえは…ヒトナリ…。この体が、そう教える。おまえは……何者だ?」
>ヒトナリはゴアに声をかけた。
ゴア
「…この男であった者に話しているのか?ヤツは新だ…いや、生まれ変わった…。そう、わたしは全てになった。この惑星と意識を同じにして…。人類の行く末を決める者になったのだ。」
ゼレーニン(通信)
「…ヒトナリ?どうしたの?誰と出会ったの?」
ゴア
「ニンゲンによって地球は滅ぼされようとしている。蝕み、増え、汚毒を残す。病魔と化したニンゲンにな。その病魔どもを根絶するため、地球は、この聖域を生んだのだ。病魔たるニンゲンを抗体たるアクマが駆逐する。それが、地球が生き延びるただ1つの方法だ。」
>ゴアはにじり寄ってきた。
ゴア
「おまえに正しい霊感があるなら、この地に満ちた、ニンゲンの宿業を感じているだろう。殺りくの力。欲望への耽溺。無際限の消費に、救いのない排泄…。滅びるべくして滅びるニンゲンどもの戯画のようだ。この体の持ち主だった男も、きっと嘆いていたことだろう…。……。戻したいとは思わないか……?傲慢なニンゲンの支配から逃がし、地球をあるべき姿にしたいとは思わないか?」
男
「……。」
>男はゴアの姿をしている。
ゴア
「おまえは…ヒトナリ…。この体が、そう教える。おまえは……何者だ?」
>ヒトナリはゴアに声をかけた。
ゴア
「…この男であった者に話しているのか?ヤツは新だ…いや、生まれ変わった…。そう、わたしは全てになった。この惑星と意識を同じにして…。人類の行く末を決める者になったのだ。」
ゼレーニン(通信)
「…ヒトナリ?どうしたの?誰と出会ったの?」
ゴア
「ニンゲンによって地球は滅ぼされようとしている。蝕み、増え、汚毒を残す。病魔と化したニンゲンにな。その病魔どもを根絶するため、地球は、この聖域を生んだのだ。病魔たるニンゲンを抗体たるアクマが駆逐する。それが、地球が生き延びるただ1つの方法だ。」
>ゴアはにじり寄ってきた。
ゴア
「おまえに正しい霊感があるなら、この地に満ちた、ニンゲンの宿業を感じているだろう。殺りくの力。欲望への耽溺。無際限の消費に、救いのない排泄…。滅びるべくして滅びるニンゲンどもの戯画のようだ。この体の持ち主だった男も、きっと嘆いていたことだろう…。……。戻したいとは思わないか……?傲慢なニンゲンの支配から逃がし、地球をあるべき姿にしたいとは思わないか?」
+ | 終わらせる |
+ | それはできない |
<ゴア、戦闘態勢に入る>
「「ママ」は、おまえを殺せという…。だが…。おまえは、そこまで悪いヤツだと感じない…。今は…まだ。」
>ゴアは戦いの姿勢を解いた…。
ゴア
「……。今、おまえたちに相応しいのは、ニンゲンたる宿業を悔いながら此の地をめぐることだ。悪魔らに身を裂かれるも良し…。アスラの毒気に身を冒されるも良し…。」
ゴア
「……!!また……ほうき星が……動いた……。災いの…鉄の…ほうき星…。おまえより……今は!」
>ゴアはどこかへ消えていった…。
アーサー(通信)
「…ゴア隊長の遺体を発見ですね、タダノ隊員。ミッション「ゴア隊長遺体紛失の調査」の終了を認めます。」
「「ママ」は、おまえを殺せという…。だが…。おまえは、そこまで悪いヤツだと感じない…。今は…まだ。」
>ゴアは戦いの姿勢を解いた…。
ゴア
「……。今、おまえたちに相応しいのは、ニンゲンたる宿業を悔いながら此の地をめぐることだ。悪魔らに身を裂かれるも良し…。アスラの毒気に身を冒されるも良し…。」
ゴア
「……!!また……ほうき星が……動いた……。災いの…鉄の…ほうき星…。おまえより……今は!」
>ゴアはどこかへ消えていった…。
アーサー(通信)
「…ゴア隊長の遺体を発見ですね、タダノ隊員。ミッション「ゴア隊長遺体紛失の調査」の終了を認めます。」
>ミッション「ゴア隊長遺体紛失の調査」を完遂した。
アーサー(通信)
「カーム・プリーズ。ヒトナリ、気を鎮めて指示を聞いてください。ゴア隊長に何があったかを現段階で判定する術はありません。デモニカも無しに生きているなど考えられることではありません。悪魔に乗っ取られたのか、それとも、死霊として甦ったのか。いずれにしろ、先ほどの振る舞いに、もはや隊長たる資格が無いことは事実です。ゴア隊長は、もういません。ゴアの体が、超常の力により動いているという事実があるだけです。彼はもはや、あなたたちの任務には不必要な存在なのです。…ゴアに執着することは任務遂行の遅れを意味します。この通信を聞いている他のクルーも、これを了解してください。もし今後、ゴアに遭遇したなら、撃退、あるいは回避し、接触をはからないこと。では、各自の任務に戻ってください。」
「カーム・プリーズ。ヒトナリ、気を鎮めて指示を聞いてください。ゴア隊長に何があったかを現段階で判定する術はありません。デモニカも無しに生きているなど考えられることではありません。悪魔に乗っ取られたのか、それとも、死霊として甦ったのか。いずれにしろ、先ほどの振る舞いに、もはや隊長たる資格が無いことは事実です。ゴア隊長は、もういません。ゴアの体が、超常の力により動いているという事実があるだけです。彼はもはや、あなたたちの任務には不必要な存在なのです。…ゴアに執着することは任務遂行の遅れを意味します。この通信を聞いている他のクルーも、これを了解してください。もし今後、ゴアに遭遇したなら、撃退、あるいは回避し、接触をはからないこと。では、各自の任務に戻ってください。」
【レッドスプライト号】
カトー
「…ゴア隊長と会った時のアーサー、なんだかいつもと感じが違わなかったか?口数が多いっていうのか、妙に言い聞かせる風でさ…。まあ…アーサーの言わんとする所は俺も分かっている。今のゴア隊長に対しては、深く考えれば考えるほど混乱するのは目に見えているからな…。「余計なことは考えないで、目の前の任務に集中せよ」…そういうことだろう。」
ウィリアムズ
「ゴア隊長の謎が解けたわね…。彼は、自分で歩いて出て行った。…でも、そんな解答はどうでもいい。それより重要なのは、彼が私たちに対して少なくとも友好的ではないという事。私たちは今、彼に対する認識を刷新しなければならないのよ。あのゴア隊長が敵に回る…。呆れるほどに皮肉な展開よね…。」
ゾイ
「…ゴア隊長に関して、医者の私がコメントできることはひとつだけ。彼はもう、人間ではないのよ…。人間としての「死」から外れて、人間でないものの「生」を持つ…。デモニカなしで活動していることが、その何よりの証拠だわ。」
ウルフ
「まぁ…アーサーの言う通りだわな。今のゴア隊長は、もう隊長とは呼べないぜ。チッ…悪魔に殺されるだけじゃなく、バケモンとして蘇っちまうとはな…。オレはつくづく、この世界が嫌いになりそうだよ。」
アーヴィン
「ワシらが心配で舞い戻ってきた…ってわけでもなさそうだな、隊長…。いいや…ここは「元隊長」と言わんと、アーサーに怒られちまうか…。…後味の悪い展開ぜよ。ワシはこういうのは苦手だな。」
チェン
「それにしても…ゴア隊長が蘇ったのって一体どういう理屈なんでしょうね。他の死んだクルーの人たちが別に蘇っていないのを考えると、隊長だけが特別…ってこと?うーん…謎ですね。アーサーの言いつけ通り、深く考えないのが得策かもですね。」
ブレア
「「彼」を「隊長」と呼ぶべきか、それとも「ゴア」と呼ぶべきか。…それも一つの問題だろう。だが俺としては、それよりも重要で気掛かりな問題がある。彼の目覚めは…望んだ目覚めか?それとも、眠りを妨げられたのか?それによって…俺たちが下すべき決断は変わってくるだろう。」
カトー
「…ゴア隊長と会った時のアーサー、なんだかいつもと感じが違わなかったか?口数が多いっていうのか、妙に言い聞かせる風でさ…。まあ…アーサーの言わんとする所は俺も分かっている。今のゴア隊長に対しては、深く考えれば考えるほど混乱するのは目に見えているからな…。「余計なことは考えないで、目の前の任務に集中せよ」…そういうことだろう。」
ウィリアムズ
「ゴア隊長の謎が解けたわね…。彼は、自分で歩いて出て行った。…でも、そんな解答はどうでもいい。それより重要なのは、彼が私たちに対して少なくとも友好的ではないという事。私たちは今、彼に対する認識を刷新しなければならないのよ。あのゴア隊長が敵に回る…。呆れるほどに皮肉な展開よね…。」
ゾイ
「…ゴア隊長に関して、医者の私がコメントできることはひとつだけ。彼はもう、人間ではないのよ…。人間としての「死」から外れて、人間でないものの「生」を持つ…。デモニカなしで活動していることが、その何よりの証拠だわ。」
ウルフ
「まぁ…アーサーの言う通りだわな。今のゴア隊長は、もう隊長とは呼べないぜ。チッ…悪魔に殺されるだけじゃなく、バケモンとして蘇っちまうとはな…。オレはつくづく、この世界が嫌いになりそうだよ。」
アーヴィン
「ワシらが心配で舞い戻ってきた…ってわけでもなさそうだな、隊長…。いいや…ここは「元隊長」と言わんと、アーサーに怒られちまうか…。…後味の悪い展開ぜよ。ワシはこういうのは苦手だな。」
チェン
「それにしても…ゴア隊長が蘇ったのって一体どういう理屈なんでしょうね。他の死んだクルーの人たちが別に蘇っていないのを考えると、隊長だけが特別…ってこと?うーん…謎ですね。アーサーの言いつけ通り、深く考えないのが得策かもですね。」
ブレア
「「彼」を「隊長」と呼ぶべきか、それとも「ゴア」と呼ぶべきか。…それも一つの問題だろう。だが俺としては、それよりも重要で気掛かりな問題がある。彼の目覚めは…望んだ目覚めか?それとも、眠りを妨げられたのか?それによって…俺たちが下すべき決断は変わってくるだろう。」
【調査開始→デルファイナス】
(4F)
機動班の女性
「ヒトナリ、この先はまだ暗闇の空間が続くみたいよ。何か対策を立てないと危険ね。フォルマがある程度集まったのなら、一度レッドスプライト号に戻るのも手よ。」
(4F)
機動班の女性
「ヒトナリ、この先はまだ暗闇の空間が続くみたいよ。何か対策を立てないと危険ね。フォルマがある程度集まったのなら、一度レッドスプライト号に戻るのも手よ。」
(7F)
>目の前に、巨大な巣のようなものがある。
>デモノカは、微弱なロゼッタ反応を検出している…。
ゼレーニン
「…いるんでしょ?姿を現しなさい!」
声
「ゼレーニンヨ…。周囲ノ人間ドモガ貴様ヲドンナ目デ見テイルカ知ッテイルカ?」
ゼレーニン
「…?」
声
「卑猥ナ目 偏見ノ目…ドイツモコイツモ表ニハ出サヌガ 皆 奥底デ黒イ望ミヲ クスブラセテイタゾ…。」
ゼレーニン
「…な、何を言い出すの!?」
声
「エルブス号ノ オ仲間タチハ 貴様ヲ卑猥ナ目で…」
ゼレーニン
「よして…!何よ、何がしたいのよ…!」
声
「…フフフ。」
アーサー(通信)
「ヒトナリ、ゼレーニン。その悪魔との不要なコンタクトは危険です。ただちに退治して下さい。」
>謎の悪魔が現れた!
謎の悪魔
「現実カラ 目ヲ逸ラスナ…!真実ヲ見ツメロ…!」
ゼレーニン
「キャア…ッ!」
>悪魔はゼレーニンに襲いかかった!
パワー
「ゼレーニン様!あぶない!」
{>ゼレーニンのデモニカから現れた天使パワーが悪魔の前に立ちはだかった!」
謎の悪魔
「チッ…邪魔ガ入ッタカ…!イイ感ジデ惑セテイタノニ…シブトイ女ダ…。…オット!ソレナラ ソッチノ男ハ ドウダ!?」
<戦闘開始→終了>
謎の悪魔
「ヒトマズ戻ルトシヨウ…デハ…マタ…会オウ…」
>悪魔と、巨大な巣のようなものは消え去った。
>デモニカの微弱なロゼッタ反応も消えた…。
アーサー(通信)
「こちら、アーサー。残念ながら今回も、ロゼッタは入手できませんでしたが…ロゼッタ反応は他にもあります。引き続き、任務に当たってください。」
ゼレーニン
「ごめんなさい、ヒトナリ。悪魔の言葉なんて聞いちゃダメよね。それにしても、つらいミッションね…。」
>目の前に、巨大な巣のようなものがある。
>デモノカは、微弱なロゼッタ反応を検出している…。
ゼレーニン
「…いるんでしょ?姿を現しなさい!」
声
「ゼレーニンヨ…。周囲ノ人間ドモガ貴様ヲドンナ目デ見テイルカ知ッテイルカ?」
ゼレーニン
「…?」
声
「卑猥ナ目 偏見ノ目…ドイツモコイツモ表ニハ出サヌガ 皆 奥底デ黒イ望ミヲ クスブラセテイタゾ…。」
ゼレーニン
「…な、何を言い出すの!?」
声
「エルブス号ノ オ仲間タチハ 貴様ヲ卑猥ナ目で…」
ゼレーニン
「よして…!何よ、何がしたいのよ…!」
声
「…フフフ。」
アーサー(通信)
「ヒトナリ、ゼレーニン。その悪魔との不要なコンタクトは危険です。ただちに退治して下さい。」
>謎の悪魔が現れた!
謎の悪魔
「現実カラ 目ヲ逸ラスナ…!真実ヲ見ツメロ…!」
ゼレーニン
「キャア…ッ!」
>悪魔はゼレーニンに襲いかかった!
パワー
「ゼレーニン様!あぶない!」
{>ゼレーニンのデモニカから現れた天使パワーが悪魔の前に立ちはだかった!」
謎の悪魔
「チッ…邪魔ガ入ッタカ…!イイ感ジデ惑セテイタノニ…シブトイ女ダ…。…オット!ソレナラ ソッチノ男ハ ドウダ!?」
<戦闘開始→終了>
謎の悪魔
「ヒトマズ戻ルトシヨウ…デハ…マタ…会オウ…」
>悪魔と、巨大な巣のようなものは消え去った。
>デモニカの微弱なロゼッタ反応も消えた…。
アーサー(通信)
「こちら、アーサー。残念ながら今回も、ロゼッタは入手できませんでしたが…ロゼッタ反応は他にもあります。引き続き、任務に当たってください。」
ゼレーニン
「ごめんなさい、ヒトナリ。悪魔の言葉なんて聞いちゃダメよね。それにしても、つらいミッションね…。」
>目の前に、巨大な巣のようなものがある。
>デモノカは、微弱なロゼッタ反応を検出している…。
アーサー(通信)
「ヒトナリ、ゼレーニン。繰り返しになりますが、そこに潜む悪魔との不要なコンタクトは危険です。ヒメネスらの先例があります。ただちに退治して下さい。」
ゼレーニン
「そうね、アーサー。心配かけてごめんなさい。…!悪魔が来るわ!」
>謎の悪魔が現れた!
謎の悪魔
「ゼレーニン…。ゼレーニンヨ…。」
ゼレーニン
「悪いけど、貴方のおしゃべりに付き合ってる暇はないわ!」
謎の悪魔
「…ナゼ無価値ナ人間ニマデ生キル権利ヲ与エル?美シキ霊ガ蹂躙サレルノヲ許セルノカ?」
ゼレーニン
「……。」
謎の悪魔
「貴様ヲ苦シメテイルノハ悪魔カ?…本当ハ人間デハナイノカ?」
ゼレーニン
「…ヒトナリ!早く倒してちょうだい!」
謎の悪魔
「我ガ計ライヲ邪魔スルナラバ……消エロ!」
<戦闘開始→終了>
謎の悪魔
「見所ノアル…人間ドモダ…デハ…スベテ…戻スト…シヨウ。」
>悪魔と、巨大な巣のようなものは消え去った。
>デモニカの微弱なロゼッタ反応も消えた…。
声
「来イ…我ガ…本当ノ姿ヲ見セテヤル…!」
ゼレーニン
「…え?これは…!?反応が…全部消えていくわ!」
>オートマッピングにあったロゼッタ反応が全て消えた…。
通信班クルー(通信)
「ヒトナリ!ゼレーニン!聞こえるか!?ロゼッタの反応が消えたが…何があったんだ?…「悪魔を倒したら消えた」?ロゼッタを手に入れたわけじゃないんだな!?何てことだ…手がかりを失ったわけか!?」
アーサー(通信)
「機動班クルーへ。ロゼッタ反応は失われましたが、悪魔は何か、次のアクションを起こしているものと思われます。各員、引き続いて注意深くミッションに当たって下さい。」
ゼレーニン
「「本当ノ姿ヲ見セテヤル」…。あいつはそう言ってたわ。きっと、どこかにいるんだわ!でも…どこなのかしら?」
>デモノカは、微弱なロゼッタ反応を検出している…。
アーサー(通信)
「ヒトナリ、ゼレーニン。繰り返しになりますが、そこに潜む悪魔との不要なコンタクトは危険です。ヒメネスらの先例があります。ただちに退治して下さい。」
ゼレーニン
「そうね、アーサー。心配かけてごめんなさい。…!悪魔が来るわ!」
>謎の悪魔が現れた!
謎の悪魔
「ゼレーニン…。ゼレーニンヨ…。」
ゼレーニン
「悪いけど、貴方のおしゃべりに付き合ってる暇はないわ!」
謎の悪魔
「…ナゼ無価値ナ人間ニマデ生キル権利ヲ与エル?美シキ霊ガ蹂躙サレルノヲ許セルノカ?」
ゼレーニン
「……。」
謎の悪魔
「貴様ヲ苦シメテイルノハ悪魔カ?…本当ハ人間デハナイノカ?」
ゼレーニン
「…ヒトナリ!早く倒してちょうだい!」
謎の悪魔
「我ガ計ライヲ邪魔スルナラバ……消エロ!」
<戦闘開始→終了>
謎の悪魔
「見所ノアル…人間ドモダ…デハ…スベテ…戻スト…シヨウ。」
>悪魔と、巨大な巣のようなものは消え去った。
>デモニカの微弱なロゼッタ反応も消えた…。
声
「来イ…我ガ…本当ノ姿ヲ見セテヤル…!」
ゼレーニン
「…え?これは…!?反応が…全部消えていくわ!」
>オートマッピングにあったロゼッタ反応が全て消えた…。
通信班クルー(通信)
「ヒトナリ!ゼレーニン!聞こえるか!?ロゼッタの反応が消えたが…何があったんだ?…「悪魔を倒したら消えた」?ロゼッタを手に入れたわけじゃないんだな!?何てことだ…手がかりを失ったわけか!?」
アーサー(通信)
「機動班クルーへ。ロゼッタ反応は失われましたが、悪魔は何か、次のアクションを起こしているものと思われます。各員、引き続いて注意深くミッションに当たって下さい。」
ゼレーニン
「「本当ノ姿ヲ見セテヤル」…。あいつはそう言ってたわ。きっと、どこかにいるんだわ!でも…どこなのかしら?」
(4F)
デモニカOS
「強力な悪魔の反応を感知。注意してください……。」
デモニカOS
「強力な悪魔の反応を感知。注意してください……。」
>目の前に石像がある…。
>石像からは強いエネルギー反応が出ている…。
ゼレーニン
「この石像は…?凄い気を感じるというか、生身でも威圧されるものを感じるけど…。」
<謎の悪魔出現>
ゼレーニン
「あの悪魔は…!悪魔が石像の中に入り込んだわ!何体も集まって来る…!」
>石像が悪魔の姿に変わった!
悪魔
「我が虚像をことごとく打ち破った人間どもよ。謁見を認めてやろう。我は…かつて人間どもが「アスラ」と称し、畏敬をもって奉った天魔である。」
ゼレーニン
「…デルファイナス奇症の親玉ね!」
アスラ
「貴様ら人間どもに問う。なぜ、この世界から逃げ出そうとばかりする?貴様らがシュバルツバースと呼ぶこの世界は、そも貴様らが現出させたというのに…!」
ゼレーニン
「…!?」
アスラ
「…貴様らの霊は、「美しいカタチ」とはいえぬ!私欲をむさぼり、この星を傷つける、低俗極まる霊だ!ゆえに、シュバルツバースが現れ、貴様らに試練を与えているのだ。ゆえに、我が貴様らの精神に入り込み、互いに霊を研磨し合う機会を与えてやったのだ。だのに人間どもは、逃げ出すことばかりを考える。なぜ、霊を磨かぬ!なぜ、「美しく」なろうとしない?」
ゼレーニン
「試練とか競い合うとか、そんな考えはおかしいわ!野蛮よ!…確かに世の中には悪い人間だっている。でも皆が「規律」を守って手を取り合えば、良い世界が作れるはずよ!争いで人間が良くなるなんて、そんなの間違っているわ!」
アスラ
「「規律」なぞ、戯れ言だ!…我は、貴様らが「古代」と呼ぶ頃より数千年の間、この世を見てきた。かつて、人間の霊は「美しい」カタチだった。強者が民を統率し、民は強者を崇めながらも、自らの非力さを恥じることは忘れなかった。そう、古代の世界が「混沌」の中にあったからこそ、人間の霊は「美しい」カタチでいられたのだ!ところが、何者かの入れ知恵で「規律」なぞという戯れ言が蔓延し、今では人間の霊は腐り切ってしまった。「規律」など、力無き者の慰みに他ならぬ!力無き者など、死に絶えて然るべきだ!この世界に「混沌」をもたらし、人間の霊の劣化を止めなければならぬのだ!」
ゼレーニン
「…そんな!」
アスラ
「地上が腐り始めたのは、そも、人間の霊が文明にうつつを抜かし、腐り始めたからだ!ゆえに我らが遣わされた!「地球の意志」に!再び混沌を!力を呼び戻すために!間違いなどない!我らは……美しい!…ここまで言うても貴様らには分からぬか?何もせず、その身の霊も、地上も、腐りゆくのを眺めるのか…?
人間の霊が衰えゆくを見過ごすのか…?」
>石像からは強いエネルギー反応が出ている…。
ゼレーニン
「この石像は…?凄い気を感じるというか、生身でも威圧されるものを感じるけど…。」
<謎の悪魔出現>
ゼレーニン
「あの悪魔は…!悪魔が石像の中に入り込んだわ!何体も集まって来る…!」
>石像が悪魔の姿に変わった!
悪魔
「我が虚像をことごとく打ち破った人間どもよ。謁見を認めてやろう。我は…かつて人間どもが「アスラ」と称し、畏敬をもって奉った天魔である。」
ゼレーニン
「…デルファイナス奇症の親玉ね!」
アスラ
「貴様ら人間どもに問う。なぜ、この世界から逃げ出そうとばかりする?貴様らがシュバルツバースと呼ぶこの世界は、そも貴様らが現出させたというのに…!」
ゼレーニン
「…!?」
アスラ
「…貴様らの霊は、「美しいカタチ」とはいえぬ!私欲をむさぼり、この星を傷つける、低俗極まる霊だ!ゆえに、シュバルツバースが現れ、貴様らに試練を与えているのだ。ゆえに、我が貴様らの精神に入り込み、互いに霊を研磨し合う機会を与えてやったのだ。だのに人間どもは、逃げ出すことばかりを考える。なぜ、霊を磨かぬ!なぜ、「美しく」なろうとしない?」
ゼレーニン
「試練とか競い合うとか、そんな考えはおかしいわ!野蛮よ!…確かに世の中には悪い人間だっている。でも皆が「規律」を守って手を取り合えば、良い世界が作れるはずよ!争いで人間が良くなるなんて、そんなの間違っているわ!」
アスラ
「「規律」なぞ、戯れ言だ!…我は、貴様らが「古代」と呼ぶ頃より数千年の間、この世を見てきた。かつて、人間の霊は「美しい」カタチだった。強者が民を統率し、民は強者を崇めながらも、自らの非力さを恥じることは忘れなかった。そう、古代の世界が「混沌」の中にあったからこそ、人間の霊は「美しい」カタチでいられたのだ!ところが、何者かの入れ知恵で「規律」なぞという戯れ言が蔓延し、今では人間の霊は腐り切ってしまった。「規律」など、力無き者の慰みに他ならぬ!力無き者など、死に絶えて然るべきだ!この世界に「混沌」をもたらし、人間の霊の劣化を止めなければならぬのだ!」
ゼレーニン
「…そんな!」
アスラ
「地上が腐り始めたのは、そも、人間の霊が文明にうつつを抜かし、腐り始めたからだ!ゆえに我らが遣わされた!「地球の意志」に!再び混沌を!力を呼び戻すために!間違いなどない!我らは……美しい!…ここまで言うても貴様らには分からぬか?何もせず、その身の霊も、地上も、腐りゆくのを眺めるのか…?
人間の霊が衰えゆくを見過ごすのか…?」
+ | 有りもしない言いがかりだ |
+ | 悪魔がその原因だ |
+ | すでに再生を始めている |
<戦闘開始→終了>
アスラ
「…人間どもよ。これで…終わったなどと…思うなよ。いずれにせよ…地上に…「混沌」が…もたらされるのだからな!ハハハハハハッ…ハハハハハハハハハハハハッ…!」
>アスラは力尽きた。
ゼレーニン
「やったわね、ヒトナリ!なんだか後味が悪い勝利だけど…。…ん?あれは!」
>床に何かが落ちている。
>ヒトナリは魔王の尺骨を手に入れた。
>ヒトナリはロゼッタ:Delを手に入れた。
アーサー(通信)
「こちら、アーサー。このセクターのロゼッタ反応は、そこにある多様体の他にはありません。そのロゼッタを回収したら、速やかに作戦司令室へ帰還して下さい。」
ゼレーニン
「…これで、このセクターの任務は完了よね。さすがに疲れたわ…。いえ、それを言ったら、ヒトナリの方がもっとそうよね。ずっと戦い詰めで…。あなたはきっと、このシュバルツバースで身も心も強くなっていくのね…。私は…。天使の助けを借りてようやく、という所かしらね…。」
アスラ
「…人間どもよ。これで…終わったなどと…思うなよ。いずれにせよ…地上に…「混沌」が…もたらされるのだからな!ハハハハハハッ…ハハハハハハハハハハハハッ…!」
>アスラは力尽きた。
ゼレーニン
「やったわね、ヒトナリ!なんだか後味が悪い勝利だけど…。…ん?あれは!」
>床に何かが落ちている。
>ヒトナリは魔王の尺骨を手に入れた。
>ヒトナリはロゼッタ:Delを手に入れた。
アーサー(通信)
「こちら、アーサー。このセクターのロゼッタ反応は、そこにある多様体の他にはありません。そのロゼッタを回収したら、速やかに作戦司令室へ帰還して下さい。」
ゼレーニン
「…これで、このセクターの任務は完了よね。さすがに疲れたわ…。いえ、それを言ったら、ヒトナリの方がもっとそうよね。ずっと戦い詰めで…。あなたはきっと、このシュバルツバースで身も心も強くなっていくのね…。私は…。天使の助けを借りてようやく、という所かしらね…。」
【レッドスプライト号】
(降車デッキ)
アナウンス
「おかえりなさい、タダノ隊員。任務完了、ご苦労でした。持ち帰ったロゼッタを動力班へ渡してから、作戦司令室へ…。」
(降車デッキ)
アナウンス
「おかえりなさい、タダノ隊員。任務完了、ご苦労でした。持ち帰ったロゼッタを動力班へ渡してから、作戦司令室へ…。」
(作戦司令室)
アーサー
「…隊がアスラの奇病にやられ、全滅も考えられる苦しい任務でしたが、よく遂行しました。「デルファイナスのロゼッタ入手」の終了を承認します。」
アーサー
「…隊がアスラの奇病にやられ、全滅も考えられる苦しい任務でしたが、よく遂行しました。「デルファイナスのロゼッタ入手」の終了を承認します。」
>ミッション「デルファイナスのロゼッタ入手」を完遂した。
アーサー
「本来、治癒したクルーは療養させたいところですが、人員が不足してます。任務に復帰してもらわざるを得ません。」
機動班クルー
「…隊に迷惑を掛けてしまったんだ。挽回したい、配慮は無用だ。」
アーサー
「このセクター・デルファイナスの主要任務は終了しました。作戦は、次の段階に入ります。当艦はこれまで、シュバルツバースの構造解析に務めてきました。ロゼッタの収集と解析。量子トンネルの航行と観測。地上の合同本部との連携による時空位置座標の測定。これらが基盤となるデータを提供してくれました。そして現在、最終目的地の推測を終えようとしています。地上、3次元世界へと繋がる「バニシング・ポイント」の位置予測です。」
ゼレーニン
「ついに……突き止めたの!?バニシング・ポイントを!?」
アーサー
「現在、最終段階です。バニシング・ポイントは、今までとは様相が異なるセクターに存在することが予測され、そこへの航行方法とともに検証される必要があります。」
マクリアリー
「凄いな…ボクたち人間って、こんな信じられない世界の謎まで解明してしまうんだ…。やっぱり…あきらめなくて良かったよ!」
アーサー
「新セクターへの進入作戦にはもう少し時間を要します。作戦検討班以外の各クルーは、待機しつつ休息してください…。」
ゼレーニン
「……。」
「本来、治癒したクルーは療養させたいところですが、人員が不足してます。任務に復帰してもらわざるを得ません。」
機動班クルー
「…隊に迷惑を掛けてしまったんだ。挽回したい、配慮は無用だ。」
アーサー
「このセクター・デルファイナスの主要任務は終了しました。作戦は、次の段階に入ります。当艦はこれまで、シュバルツバースの構造解析に務めてきました。ロゼッタの収集と解析。量子トンネルの航行と観測。地上の合同本部との連携による時空位置座標の測定。これらが基盤となるデータを提供してくれました。そして現在、最終目的地の推測を終えようとしています。地上、3次元世界へと繋がる「バニシング・ポイント」の位置予測です。」
ゼレーニン
「ついに……突き止めたの!?バニシング・ポイントを!?」
アーサー
「現在、最終段階です。バニシング・ポイントは、今までとは様相が異なるセクターに存在することが予測され、そこへの航行方法とともに検証される必要があります。」
マクリアリー
「凄いな…ボクたち人間って、こんな信じられない世界の謎まで解明してしまうんだ…。やっぱり…あきらめなくて良かったよ!」
アーサー
「新セクターへの進入作戦にはもう少し時間を要します。作戦検討班以外の各クルーは、待機しつつ休息してください…。」
ゼレーニン
「……。」
(ホール)
ゼレーニン
「…このまま、ここを脱出していいのかしらね、ヒトナリ?そのために、必死にミッションを遂行してきたとは思ってるけど…。」
機動班の女性
「どうしちゃったの、ゼレーニン?悩むことなんてあるの?」
ゼレーニン
「脱出して、ここで起きてる事を報告する以上に、わたしたちにできることは無いとは思うけど…。……。そうすることが、地上の人々を救うと約束するわけじゃないでしょ?「あの時、逃げるべきじゃ無かった」「もっと別の方法を探すべきだった」後でそう思うときが、来るような気がするのよ…。あなたはどう?ヒトナリ?
心おきなく地上へ戻れそう?」
ゼレーニン
「…このまま、ここを脱出していいのかしらね、ヒトナリ?そのために、必死にミッションを遂行してきたとは思ってるけど…。」
機動班の女性
「どうしちゃったの、ゼレーニン?悩むことなんてあるの?」
ゼレーニン
「脱出して、ここで起きてる事を報告する以上に、わたしたちにできることは無いとは思うけど…。……。そうすることが、地上の人々を救うと約束するわけじゃないでしょ?「あの時、逃げるべきじゃ無かった」「もっと別の方法を探すべきだった」後でそう思うときが、来るような気がするのよ…。あなたはどう?ヒトナリ?
心おきなく地上へ戻れそう?」
+ | そうだ、早く戻りたい |
+ | 引っ掛かるところはある |
+ | 脱出できると決まったわけじゃない |
機動班の女性
「…あら、ヒメネス。もう体は大丈夫なの?」
ヒメネス
「…ああ、大体な。それに、悠長に休んでる場合じゃねーんだろ?…おぅ、ヒトナリ。心配をかけたな…。オマエがオレを撃ってくれたおかげで正気に戻れたよ。」
ゼレーニン
「……。どこも変わりはない、ヒメネス?元のように動けてるの?」
ヒメネス
「ああ…、問題はないぜ。いや…そうだな…強いて変わったことを挙げれば…。気のせいか…仲魔の気持ちが良くわかるようになったくらいかな?なってみるもんだな…「悪魔憑き」ってやつにも。」
ゼレーニン
「……!!信じられない人!!どうしてあなたは、そうなの!?冗談のつもりかもしれないけど、そういう態度が規律を乱しているのよ!?悪魔同然の姿を治してもらえたのに、悪魔も良かったですって!?どうすれば、そんなことが言えるの!?少しは改めたらどうなの!?」
ヒメネス
「……。どういう気持ちか…わからないだろうな。人間同士が殺しあう中で、悪魔に守られてた、っていう身の上は…。……。あんまり人間を信じるのも考えもんだぜ?ゼレーニン…。むしろ、あの狂った姿が本当のオレや…みんななのかもしれないぞ。適当に、いがみ合ってた方がいいのかもしれないぜ。オレたち人間は…。」
ゼレーニン
「…もうアスラは死んだわ。変なことは言わないでちょうだい。わたしたちの命は、争い合うためにあるのではないはずよ。」
機動班の女性
「…2人とも止めなよ!なんでケンカ腰で話してるのさ!?ヒトナリ、アンタも言っておやりよ!」
ヒメネス
「…どうやら、オレはまだ完全復活とはいかないようだな。シャワーでも浴びて、ダメなら医療室で相談かな…。それじゃな、ヒトナリ。」
ゼレーニン
「……。」
「…あら、ヒメネス。もう体は大丈夫なの?」
ヒメネス
「…ああ、大体な。それに、悠長に休んでる場合じゃねーんだろ?…おぅ、ヒトナリ。心配をかけたな…。オマエがオレを撃ってくれたおかげで正気に戻れたよ。」
ゼレーニン
「……。どこも変わりはない、ヒメネス?元のように動けてるの?」
ヒメネス
「ああ…、問題はないぜ。いや…そうだな…強いて変わったことを挙げれば…。気のせいか…仲魔の気持ちが良くわかるようになったくらいかな?なってみるもんだな…「悪魔憑き」ってやつにも。」
ゼレーニン
「……!!信じられない人!!どうしてあなたは、そうなの!?冗談のつもりかもしれないけど、そういう態度が規律を乱しているのよ!?悪魔同然の姿を治してもらえたのに、悪魔も良かったですって!?どうすれば、そんなことが言えるの!?少しは改めたらどうなの!?」
ヒメネス
「……。どういう気持ちか…わからないだろうな。人間同士が殺しあう中で、悪魔に守られてた、っていう身の上は…。……。あんまり人間を信じるのも考えもんだぜ?ゼレーニン…。むしろ、あの狂った姿が本当のオレや…みんななのかもしれないぞ。適当に、いがみ合ってた方がいいのかもしれないぜ。オレたち人間は…。」
ゼレーニン
「…もうアスラは死んだわ。変なことは言わないでちょうだい。わたしたちの命は、争い合うためにあるのではないはずよ。」
機動班の女性
「…2人とも止めなよ!なんでケンカ腰で話してるのさ!?ヒトナリ、アンタも言っておやりよ!」
ヒメネス
「…どうやら、オレはまだ完全復活とはいかないようだな。シャワーでも浴びて、ダメなら医療室で相談かな…。それじゃな、ヒトナリ。」
ゼレーニン
「……。」
(作戦司令室)
アーサー
「…このデルファイナスで見つかった量子トンネルでは、今までのように新セクターへの進入とはなりません。従来のような航行では、最初のセクター、アントリアに戻ってしまうことでしょう。」
タイラー
「それは…、俺たちが今までのセクター内を回り続けるしかないということなのか?」
カトー
「…気付かなければ、そうなるかも知れないな。大まかな考え方での説明になるが…。俺たちはシュバルツバースを量子トンネルでつながれた多層的な構造だと思っていたが…そいつには、抜け出せないようにする巧妙な罠が仕掛けられていた。この時空ブレーンの層はそのまま量子トンネルに従い進んだのでは、無限ループするのだ。つまり…。上っても上っても一番上に着くことは出来ず、気付けば最初の場所にいる…。時空のトリックが利いた階段だ。」
アーサー
「その通りです。従来通りに航行していたのでは新しいセクターへは進めません。ですが、量子トンネルを、解析で導き出したバニシング・ポイントの位置に基づき、独自に航行すれば…。新セクターに到達できるものと推測されます。新セクターへの航行法は、すでに動力班に伝達し、用意を整えてあります。」
ゼレーニン
「危険がない訳じゃないけど…。アーサーの予想なら信じられそうね。」
ヒメネス
「さて、すんなり逃がしてくれるのかねぇ…。この悪魔の世界、シュバルツバースが…。」
アーサー
「ただちに、新セクターへ飛びましょう。バニシング・ポイントを見つけ出さなくてはなりません。」
テリー(通信)
「こちら動力班!これよりエンジンを始動するぞ!さぁー、みんな準備しろよ!地上は近いぞ!」
アーサー
「…このデルファイナスで見つかった量子トンネルでは、今までのように新セクターへの進入とはなりません。従来のような航行では、最初のセクター、アントリアに戻ってしまうことでしょう。」
タイラー
「それは…、俺たちが今までのセクター内を回り続けるしかないということなのか?」
カトー
「…気付かなければ、そうなるかも知れないな。大まかな考え方での説明になるが…。俺たちはシュバルツバースを量子トンネルでつながれた多層的な構造だと思っていたが…そいつには、抜け出せないようにする巧妙な罠が仕掛けられていた。この時空ブレーンの層はそのまま量子トンネルに従い進んだのでは、無限ループするのだ。つまり…。上っても上っても一番上に着くことは出来ず、気付けば最初の場所にいる…。時空のトリックが利いた階段だ。」
アーサー
「その通りです。従来通りに航行していたのでは新しいセクターへは進めません。ですが、量子トンネルを、解析で導き出したバニシング・ポイントの位置に基づき、独自に航行すれば…。新セクターに到達できるものと推測されます。新セクターへの航行法は、すでに動力班に伝達し、用意を整えてあります。」
ゼレーニン
「危険がない訳じゃないけど…。アーサーの予想なら信じられそうね。」
ヒメネス
「さて、すんなり逃がしてくれるのかねぇ…。この悪魔の世界、シュバルツバースが…。」
アーサー
「ただちに、新セクターへ飛びましょう。バニシング・ポイントを見つけ出さなくてはなりません。」
テリー(通信)
「こちら動力班!これよりエンジンを始動するぞ!さぁー、みんな準備しろよ!地上は近いぞ!」
<スキップドライブ>