*
カリーナの艦艇反応の調査
【レッドスプライト号】
カトー
「バニシング・ポイントを前にして、まさか艦艇反応をキャッチするとは…。やはりギガンティック号なのか?ただ…それにしては明らかに様子がおかしかった…。先のオーカスの一件もある。くれぐれも細心の注意を払ってくれ。」
ウィリアムズ
「…本当の所を言うと、「疑わしきは敵と思え」というのが私のやり方なの。みんなはギガンティック号と言ってはいるけど…果たしてどうだか。少なくともさっきの様子からじゃあ、味方の雰囲気は感じられないわね。こういう不確定な状況でこそ、しっかりと準備しておきたいものね。」
ゾイ
「ギガンティック号、ねぇ…。もし生きて再会できたとなれば、普通は向こうからだって喜び勇んで呼びかけてくるはず…。でも、それは無かった。そして、呼んでも応えない…。あまり…いい予感はしないわね…。…気をつけて。」
ウルフ
「所詮シュバルツバースじゃあ、何をやってもキナ臭い展開にしかならないってコトかよ。まったく…因果なモンだぜ。」
カトー
「バニシング・ポイントを前にして、まさか艦艇反応をキャッチするとは…。やはりギガンティック号なのか?ただ…それにしては明らかに様子がおかしかった…。先のオーカスの一件もある。くれぐれも細心の注意を払ってくれ。」
ウィリアムズ
「…本当の所を言うと、「疑わしきは敵と思え」というのが私のやり方なの。みんなはギガンティック号と言ってはいるけど…果たしてどうだか。少なくともさっきの様子からじゃあ、味方の雰囲気は感じられないわね。こういう不確定な状況でこそ、しっかりと準備しておきたいものね。」
ゾイ
「ギガンティック号、ねぇ…。もし生きて再会できたとなれば、普通は向こうからだって喜び勇んで呼びかけてくるはず…。でも、それは無かった。そして、呼んでも応えない…。あまり…いい予感はしないわね…。…気をつけて。」
ウルフ
「所詮シュバルツバースじゃあ、何をやってもキナ臭い展開にしかならないってコトかよ。まったく…因果なモンだぜ。」
【調査開始→カリーナ】
(ライトニング号前)
>目の前には巨大な艦船が停泊している。
ヒメネス
「あれが目的の艦か…。静かに止まっているな。労せずにミッションは完了しそうだ。まさか、あの豚ヤロウが出てくるなんてことないよな?」
カトー(通信)
「こちら作戦班。無事に到着のようだな、任務ご苦労。ターゲットの4号ギガンティックだが、映像で見る限り、損傷箇所は無さそうだな…。むつ…?ちょっと待て、艦の識別コードが…。こいつは、ギガンティック号ではない…?」
ヒメネス
「レッドスプライトに良く似てるぜ。これなんじゃねーのか?」
ゼレーニン(通信)
「人間のいない世界に、こんな形の艦船なんていくつも無いわよね…。」
アーサー(通信)
「…識別コード、および送信された画像の解析から、艦船名を割り出しました。この艦船は、ギガンティック号ではありません。これはレッドスプライト号の原型艦である…ライトニング号。」
ゼレーニン(通信)
「ライトニング号……?これって…新しい艦がシュバルツバースに乗り入れたってこと!?」
ムッチーノ(通信)
「そんな情報、全く入ってなかったぞ!新しい侵入艦なんて!オレたちを救助に来たのか!?何なんだ!?」
アーサー(通信)
「この艦は、国に所有されるものではなく、財団系組織がプライベートに所有していたはずです。その点ではシュバルツバース合同計画の管轄外とも考えられます。しかし、何の目的でシュバルツバースに侵入してきたのか…それは調査の必要があります。」
ヒメネス
「何だか、怪しい雲行きだな…。救助しに来たって感じは…無いように思えるが、どうなんだか。それで、そーするんだッ!?強行突入して、威かく射撃でもやってみればいいのかッ!?」
声
「…精鋭を集めたシュバルツバース調査隊にしては、ずいぶん下品で物騒だな。」
>何者かが通信してきた!
ヒメネス
「……ンあッ?誰だぁッ!?」
声
「…こっちに戦意は無いのだ。粗暴な振る舞いは控えて欲しい。」
アーサー(通信)
「あなたはライトニング号のクルーですね?こちらは、シュバルツバース調査隊、レッドスプライト号。」
声
「わかってるよ、あんたが指令コマンドのアーサーだろ?だが交信は控えさせてくれ。ウチのシステムに入り込まれたりでもしたらコトだからな。乗艦許可を出す。数名、特使になるような人物を送ってくれ。付け加えておけば…。君たちの事情は、おおよそ把握している。「合同計画」程度にはね。安心して、来てくれたまえ。」
カトー(通信)
「ライトニング号の通信、断絶されました!!アーサー、どうする!?」
アーサー(通信)
「彼らは、敵意は無いと言ってはいましたが充分に注意して対応しましょう。有事に対応できる人員を持ってライトニング号との接触を試みます。タダノ隊員、ヒメネス隊員。そのままライトニング号に乗艦し、彼らと接触してください。」
ヒメネス
「…やっぱり、厄介な事になったな。敵では無いようだが…オレたちには興味がなさそうだ。ともかく、話を聞いてみるか…。」
>ヒトナリとヒメネスはライトニング号に乗り込んだ…。
(ライトニング号前)
>目の前には巨大な艦船が停泊している。
ヒメネス
「あれが目的の艦か…。静かに止まっているな。労せずにミッションは完了しそうだ。まさか、あの豚ヤロウが出てくるなんてことないよな?」
カトー(通信)
「こちら作戦班。無事に到着のようだな、任務ご苦労。ターゲットの4号ギガンティックだが、映像で見る限り、損傷箇所は無さそうだな…。むつ…?ちょっと待て、艦の識別コードが…。こいつは、ギガンティック号ではない…?」
ヒメネス
「レッドスプライトに良く似てるぜ。これなんじゃねーのか?」
ゼレーニン(通信)
「人間のいない世界に、こんな形の艦船なんていくつも無いわよね…。」
アーサー(通信)
「…識別コード、および送信された画像の解析から、艦船名を割り出しました。この艦船は、ギガンティック号ではありません。これはレッドスプライト号の原型艦である…ライトニング号。」
ゼレーニン(通信)
「ライトニング号……?これって…新しい艦がシュバルツバースに乗り入れたってこと!?」
ムッチーノ(通信)
「そんな情報、全く入ってなかったぞ!新しい侵入艦なんて!オレたちを救助に来たのか!?何なんだ!?」
アーサー(通信)
「この艦は、国に所有されるものではなく、財団系組織がプライベートに所有していたはずです。その点ではシュバルツバース合同計画の管轄外とも考えられます。しかし、何の目的でシュバルツバースに侵入してきたのか…それは調査の必要があります。」
ヒメネス
「何だか、怪しい雲行きだな…。救助しに来たって感じは…無いように思えるが、どうなんだか。それで、そーするんだッ!?強行突入して、威かく射撃でもやってみればいいのかッ!?」
声
「…精鋭を集めたシュバルツバース調査隊にしては、ずいぶん下品で物騒だな。」
>何者かが通信してきた!
ヒメネス
「……ンあッ?誰だぁッ!?」
声
「…こっちに戦意は無いのだ。粗暴な振る舞いは控えて欲しい。」
アーサー(通信)
「あなたはライトニング号のクルーですね?こちらは、シュバルツバース調査隊、レッドスプライト号。」
声
「わかってるよ、あんたが指令コマンドのアーサーだろ?だが交信は控えさせてくれ。ウチのシステムに入り込まれたりでもしたらコトだからな。乗艦許可を出す。数名、特使になるような人物を送ってくれ。付け加えておけば…。君たちの事情は、おおよそ把握している。「合同計画」程度にはね。安心して、来てくれたまえ。」
カトー(通信)
「ライトニング号の通信、断絶されました!!アーサー、どうする!?」
アーサー(通信)
「彼らは、敵意は無いと言ってはいましたが充分に注意して対応しましょう。有事に対応できる人員を持ってライトニング号との接触を試みます。タダノ隊員、ヒメネス隊員。そのままライトニング号に乗艦し、彼らと接触してください。」
ヒメネス
「…やっぱり、厄介な事になったな。敵では無いようだが…オレたちには興味がなさそうだ。ともかく、話を聞いてみるか…。」
>ヒトナリとヒメネスはライトニング号に乗り込んだ…。
(ライトニング号内部)
兵士
「…よし、止まれ!そこに立つんだ!大佐!レッドスプライト号のクルー、2名を連れてきました!」
男
「…うむ、ご苦労だった。」
>ヒトナリたちは黒いデモニカを着た男の前へ通された…。
男
「いやぁー、ライトニング号へようこそ。こんな地上を遠く離れた魔の地で会うなんて…、前世で奇妙な因縁でもあったんでしょうね、私たちには。」
ヒメネス
「…あんたがココの大将か?」
男
「交渉人にしては、口が荒いんですね。…まぁ、ウチの部下もそういうのが多い。そのままで結構ですよ。私が当艦含むジャック部隊を率いてます。ジャック大佐、皆は、そう呼びます。」
ヒメネス
「どーも、ジャック。今日はお招き…アリガトウ。オレはヒメネス。こっちが……ヒトナリだ。一応、調査隊を代表して来ている。」
バガブー
「…ブーッ!バガ、ブゥーッ!ヒメネス!」
ヒメネス
「おい、バガブー!おまえはいいんだよッ!静かにしてろッ!…あぁ、済まない。部下として使っている悪魔だ。絶対服従で、害は与えない。安心してくれ。」
ジャック大佐
「悪魔と戦うには…悪魔の力を利用する。存じ上げていますよ。いや、厳しい任務の中表敬いただいて申しわけないね。しかも…ようやく脱出できそうだという佳境の時を迎えているのに。」
ヒメネス
「オマエ…どこまで知っているんだ?」
ジャック大佐
「先ほどもお伝えしたのですが…。みなさんが連絡を取っている合同計画と同程度の情報を持っていると認識してもらえれば結構かと。調査隊が遭難した事、悪魔を使い悪魔と戦っている事、シュバルツバース内を進んできた事…。空を飛び交う情報を傍受しても、差し障りはないでしょう?」
ヒメネス
「……。話が早くて…交渉係としては楽になったがな。」
ジャック大佐
「あなたがたの情報があればこそ私たちは事故なくシュバルツバースに侵入できた。その点はお礼を述べておきます。ですが、お互いで共同戦線を張るかとなれば…。それこそ、この場の交渉議題ですね。」
ヒメネス
「主導権はそっちにありそうだ。用件を整理して言ってもらえるか?」
ジャック大佐
「それにはまず、あなたたちと私たちの立場を認識しないといけませんね。あなたたちは…、人類を救うという使命を帯び、この魔の地に突入した!素晴らしいっ!グレート!賞賛されるべき、自己犠牲の行動だ!だが…私たちの場合は事情が少し異なる。残念ながら、私たちは私たちのスポンサーとなる方々によって派遣された身の上だ。シュバルツバースという黒い砂漠をゆく隊商、とでもいいましょうか…。ある種のビジネスマンとして…ここにいるわけです。重要なのは…利益と、富。私たちと、私たちのスポンサーに利益をもたらす物が手に入ればそれでいいのです。…人類を救うためのあなたたちと、ここを「開発」に来た私たち。立場は違います。しかし…。私たちの目的は、反目する訳では無い。共存は十分に可能だ。互いの行動を認め、妨害をしない、「相互不可侵」を原則に…。助け合うべきは助け合う、良き隣人たる関係を築きたいと思うのですが、いかがかな?そう…。悪魔と契約することすらできるあなたたちなら、造作もないことでしょう。
私たちは良い関係を築けますかな?
兵士
「…よし、止まれ!そこに立つんだ!大佐!レッドスプライト号のクルー、2名を連れてきました!」
男
「…うむ、ご苦労だった。」
>ヒトナリたちは黒いデモニカを着た男の前へ通された…。
男
「いやぁー、ライトニング号へようこそ。こんな地上を遠く離れた魔の地で会うなんて…、前世で奇妙な因縁でもあったんでしょうね、私たちには。」
ヒメネス
「…あんたがココの大将か?」
男
「交渉人にしては、口が荒いんですね。…まぁ、ウチの部下もそういうのが多い。そのままで結構ですよ。私が当艦含むジャック部隊を率いてます。ジャック大佐、皆は、そう呼びます。」
ヒメネス
「どーも、ジャック。今日はお招き…アリガトウ。オレはヒメネス。こっちが……ヒトナリだ。一応、調査隊を代表して来ている。」
バガブー
「…ブーッ!バガ、ブゥーッ!ヒメネス!」
ヒメネス
「おい、バガブー!おまえはいいんだよッ!静かにしてろッ!…あぁ、済まない。部下として使っている悪魔だ。絶対服従で、害は与えない。安心してくれ。」
ジャック大佐
「悪魔と戦うには…悪魔の力を利用する。存じ上げていますよ。いや、厳しい任務の中表敬いただいて申しわけないね。しかも…ようやく脱出できそうだという佳境の時を迎えているのに。」
ヒメネス
「オマエ…どこまで知っているんだ?」
ジャック大佐
「先ほどもお伝えしたのですが…。みなさんが連絡を取っている合同計画と同程度の情報を持っていると認識してもらえれば結構かと。調査隊が遭難した事、悪魔を使い悪魔と戦っている事、シュバルツバース内を進んできた事…。空を飛び交う情報を傍受しても、差し障りはないでしょう?」
ヒメネス
「……。話が早くて…交渉係としては楽になったがな。」
ジャック大佐
「あなたがたの情報があればこそ私たちは事故なくシュバルツバースに侵入できた。その点はお礼を述べておきます。ですが、お互いで共同戦線を張るかとなれば…。それこそ、この場の交渉議題ですね。」
ヒメネス
「主導権はそっちにありそうだ。用件を整理して言ってもらえるか?」
ジャック大佐
「それにはまず、あなたたちと私たちの立場を認識しないといけませんね。あなたたちは…、人類を救うという使命を帯び、この魔の地に突入した!素晴らしいっ!グレート!賞賛されるべき、自己犠牲の行動だ!だが…私たちの場合は事情が少し異なる。残念ながら、私たちは私たちのスポンサーとなる方々によって派遣された身の上だ。シュバルツバースという黒い砂漠をゆく隊商、とでもいいましょうか…。ある種のビジネスマンとして…ここにいるわけです。重要なのは…利益と、富。私たちと、私たちのスポンサーに利益をもたらす物が手に入ればそれでいいのです。…人類を救うためのあなたたちと、ここを「開発」に来た私たち。立場は違います。しかし…。私たちの目的は、反目する訳では無い。共存は十分に可能だ。互いの行動を認め、妨害をしない、「相互不可侵」を原則に…。助け合うべきは助け合う、良き隣人たる関係を築きたいと思うのですが、いかがかな?そう…。悪魔と契約することすらできるあなたたちなら、造作もないことでしょう。
私たちは良い関係を築けますかな?
+ | 人間同士助け合おう |
+ | 仲魔の方が信頼できる |
+ | 人間も悪魔もすぐには信用しない |
ヒメネス
「まあ、こんな所で出会った人間同士、無駄ないさかいを避けたいのは同意となるだろう。ただ念のため、調査隊の総意を仰がなくてはならない。即答は待ってくれ。…しかし、清々しいほどストレートな告白だな。「金のために来た」…と。共感するところが無いわけじゃないが…人類が滅ぶかもしれないって時に、無駄なことなんじゃないのか?」
ジャック大佐
「国連の使命を帯び、さらには地上に戻ろうとしているあなたたちには言いにくいが…地上では、もはや信じられるものは失われようとしている。国家を信じようが、神を信じようが、はたまた富を信じようが大した違いはない。私たちや、私たちのスポンサーはその中の「富」を選択したわけです。ズタズタの世界経済、危うい資本主義に取って代わる新しい規範となる「富」。このシュバルツバースに眠ってるかもしれない、偉大な力がその「富」だと考えてね。」
ヒメネス
「…つまりは、新しい資源を手に入れて、金儲けがしたい、と」
ジャック大佐
「フフッ…俗な言い方をすればそうなりますかね。とはいえ、人を養うのは「富」だ。それがあるうちは路頭に迷わない。それ無しに社会、人間世界は成り立ちやしませんよ。…まあ、信条の議論はこんなところで良いでしょう。交渉を進めたい。先ほども言ったように、あなたたちとは良き隣人同士でありたい。その隣人同士は、私の知る限り…互いに「問題」を抱えているようだ。これを協力し合い、解決すれば、良い近づきになれませんかね。私たちが提示する条件は、あなたたちの脱出のサポートです。そちらが抱えている「問題」である、バニシング・ポイントの探索に協力しましょう。まぁ、もっとも…そのサポートは私たちの帰還のためでもあるのかもしれませんがね、ハハハッ…。」
ヒメネス
「それで、そちらが欲しいものは、お隣さん?」
ジャック大佐
「これまで、さんざん有益な情報をいただいておいてなんだが…。ウチのラボの方から、性能の良いフォルマサーチが欲しいと要望が上がっている。あなたたちが使っているフォルマサーチが優秀であるなら、それを頂ければと思うが…。」
ヒメネス
「…まあ、それくらいなら何てことなく取引終了となりそうだな。」
ジャック大佐
「残念ながら、頂いただけではそれが「優秀な」フォルマサーチかは判断しかねるので…。その性能証明ともいうべき未発見フォルマの入手も行っていただきたいのです。平たく言えば…。新フォルマを見つけたところで、「フォルマサーチ」と「フォルマ」、その両方を頂きたい…となりますかな。我ながら図々しい申し出とは思うが…。それに見合った見返りを出すつもりですから、お許し願いたい。」
ヒメネス
「…さすがの交渉術だな。要求はシビアでありながら、拒否しがたい条件がついている。ともかく、この件はオレたちがこの場で決定するものでも無いし、さらに詳細をうかがっておこう…。」
ジャック大佐
「では、調達していただきたいフォルマの種類の話を…。オイッ!ライアン!何が足りていない!」
ライアン
「…ハッ、ジャック大佐!足りてないのは、以下のフォルマであります!
1つ、ハイドロアップル!
1つ、九重氷石!
1つ、エックス金属!
以上、3つが我が部隊のラボから要求が出てきます!」
ジャック大佐
「よーし、わかった!その3つだな!
…おわかりいただけたかな、御二方?我々と、相互不可侵の信を結び、その上で、協力関係を望むなら…。今言った3つのアイテムをここに持ってきてくれないだろうか?そうすれば、あなたたちのバニシング・ポイント探索にも協力しよう。今、提示した3つのフォルマは、セクター・エリダヌスにあるらしいことまでは突き止めている。この情報を活用して、探索していただければと思う。我が部隊が邪魔されずに探索できるよう配下の悪魔に「転送装置」を見晴らせておいたが…。そいつの任務も解いておく。自由に通れるようになるだろう。」
ヒメネス
「…条件は出揃ったな。隊に戻って、相談するとしよう。で、とりあえずの返信は、交信すればいいのか?」
ジャック大佐
「いや、ご足労となるが……当艦まで来ていただきたい。交信の使用は避けたい状況なのだ。少し前に、何者かが私たちのシステムに侵入しようとした。それをやったのは、我々の存在すら知らなかった君たちでは無いだろうが…。トラブルに繋がるようなことは控えたい。一手の間違いが死を招く場所だ。もしかしたら、通信に潜り込むことができる器用な悪魔でもいるのかもしれんがね。」
ヒメネス
「ウチの連中には、そう伝えておこう。交信はできない、とね。」
ジャック大佐
「では、答えを待つとしましょう。…命を賭けて、ここに来たのです。お互い何かを手に入れ…帰りたいものですな。命…資源…平和…達成…友…真相…希望…あるいは、覇権。まあ、なんでもいい。さて、お引き取りください。これからの良い関係を…期待していますよ。」
「まあ、こんな所で出会った人間同士、無駄ないさかいを避けたいのは同意となるだろう。ただ念のため、調査隊の総意を仰がなくてはならない。即答は待ってくれ。…しかし、清々しいほどストレートな告白だな。「金のために来た」…と。共感するところが無いわけじゃないが…人類が滅ぶかもしれないって時に、無駄なことなんじゃないのか?」
ジャック大佐
「国連の使命を帯び、さらには地上に戻ろうとしているあなたたちには言いにくいが…地上では、もはや信じられるものは失われようとしている。国家を信じようが、神を信じようが、はたまた富を信じようが大した違いはない。私たちや、私たちのスポンサーはその中の「富」を選択したわけです。ズタズタの世界経済、危うい資本主義に取って代わる新しい規範となる「富」。このシュバルツバースに眠ってるかもしれない、偉大な力がその「富」だと考えてね。」
ヒメネス
「…つまりは、新しい資源を手に入れて、金儲けがしたい、と」
ジャック大佐
「フフッ…俗な言い方をすればそうなりますかね。とはいえ、人を養うのは「富」だ。それがあるうちは路頭に迷わない。それ無しに社会、人間世界は成り立ちやしませんよ。…まあ、信条の議論はこんなところで良いでしょう。交渉を進めたい。先ほども言ったように、あなたたちとは良き隣人同士でありたい。その隣人同士は、私の知る限り…互いに「問題」を抱えているようだ。これを協力し合い、解決すれば、良い近づきになれませんかね。私たちが提示する条件は、あなたたちの脱出のサポートです。そちらが抱えている「問題」である、バニシング・ポイントの探索に協力しましょう。まぁ、もっとも…そのサポートは私たちの帰還のためでもあるのかもしれませんがね、ハハハッ…。」
ヒメネス
「それで、そちらが欲しいものは、お隣さん?」
ジャック大佐
「これまで、さんざん有益な情報をいただいておいてなんだが…。ウチのラボの方から、性能の良いフォルマサーチが欲しいと要望が上がっている。あなたたちが使っているフォルマサーチが優秀であるなら、それを頂ければと思うが…。」
ヒメネス
「…まあ、それくらいなら何てことなく取引終了となりそうだな。」
ジャック大佐
「残念ながら、頂いただけではそれが「優秀な」フォルマサーチかは判断しかねるので…。その性能証明ともいうべき未発見フォルマの入手も行っていただきたいのです。平たく言えば…。新フォルマを見つけたところで、「フォルマサーチ」と「フォルマ」、その両方を頂きたい…となりますかな。我ながら図々しい申し出とは思うが…。それに見合った見返りを出すつもりですから、お許し願いたい。」
ヒメネス
「…さすがの交渉術だな。要求はシビアでありながら、拒否しがたい条件がついている。ともかく、この件はオレたちがこの場で決定するものでも無いし、さらに詳細をうかがっておこう…。」
ジャック大佐
「では、調達していただきたいフォルマの種類の話を…。オイッ!ライアン!何が足りていない!」
ライアン
「…ハッ、ジャック大佐!足りてないのは、以下のフォルマであります!
1つ、ハイドロアップル!
1つ、九重氷石!
1つ、エックス金属!
以上、3つが我が部隊のラボから要求が出てきます!」
ジャック大佐
「よーし、わかった!その3つだな!
…おわかりいただけたかな、御二方?我々と、相互不可侵の信を結び、その上で、協力関係を望むなら…。今言った3つのアイテムをここに持ってきてくれないだろうか?そうすれば、あなたたちのバニシング・ポイント探索にも協力しよう。今、提示した3つのフォルマは、セクター・エリダヌスにあるらしいことまでは突き止めている。この情報を活用して、探索していただければと思う。我が部隊が邪魔されずに探索できるよう配下の悪魔に「転送装置」を見晴らせておいたが…。そいつの任務も解いておく。自由に通れるようになるだろう。」
ヒメネス
「…条件は出揃ったな。隊に戻って、相談するとしよう。で、とりあえずの返信は、交信すればいいのか?」
ジャック大佐
「いや、ご足労となるが……当艦まで来ていただきたい。交信の使用は避けたい状況なのだ。少し前に、何者かが私たちのシステムに侵入しようとした。それをやったのは、我々の存在すら知らなかった君たちでは無いだろうが…。トラブルに繋がるようなことは控えたい。一手の間違いが死を招く場所だ。もしかしたら、通信に潜り込むことができる器用な悪魔でもいるのかもしれんがね。」
ヒメネス
「ウチの連中には、そう伝えておこう。交信はできない、とね。」
ジャック大佐
「では、答えを待つとしましょう。…命を賭けて、ここに来たのです。お互い何かを手に入れ…帰りたいものですな。命…資源…平和…達成…友…真相…希望…あるいは、覇権。まあ、なんでもいい。さて、お引き取りください。これからの良い関係を…期待していますよ。」
(ライトニング号前)
アーサー(通信)
「…交渉、ご苦労でした。これで艦船反応の真偽を確認することができました。ミッション「カリーナの艦船反応の調査」の終了を承認します。」
アーサー(通信)
「…交渉、ご苦労でした。これで艦船反応の真偽を確認することができました。ミッション「カリーナの艦船反応の調査」の終了を承認します。」
>ミッション「カリーナの艦船反応の調査」を完遂した。
ヒメネス
「相手はとんだクセ者だが…とりあえず敵意はないようだ。それで、どうするんだ?やつらは「相互不可侵」をまずは要求していたが。」
カトー(通信)
「協力を強制しても、まずムリだろうし、どうもここは友好的にいっといたほうが良さそうだな。ちなみに、対決なんてことになったら勝ち目はないぞ。何しろ、艦の性能が違いすぎる。」
ゼレーニン(通信)
「そんなに違うの?レッドスプライト号と、ライトニング号って…?」
カトー(通信)
「見た目は似通ってるがな。レース仕様のスポーツカーとファミリーワゴン位の差はあるぜ。俺たちのは、所詮、調査用。対して向こうは戦闘用。ケンカしても勝ち目は無いね。」
アーサー(通信)
「「相互不可侵」の案件は飲まざるを得ないでしょう。合同計画を通じ、有利な条件引き出しも試みてはみますが…。おそらく、彼らは受け入れないでしょう。」
ヒメネス
「…それで、やつらが望んだ「貢ぎ物」の件は?」
アーサー(通信)
「その件に関して、ジャック部隊が驚異となる可能性は高くありません。推定される彼らの技術力を考慮すれば、むしろ、バニシング・ポイント発見には有効だと判断されます。要求される資材を提供し、フォルマサーチを譲渡しても問題はないでしょう。」
タイラー(通信)
「ジャックが「協力」と言ったのは嘘ではない、…という判断なわけだな。」
アーサー(通信)
「あなたたちに、大きな反論がなければ、ジャック部隊の要求をミッションに組み込みたいと思います。「ジャック部隊への資材提供」これをミッションとして発令します。」
「相手はとんだクセ者だが…とりあえず敵意はないようだ。それで、どうするんだ?やつらは「相互不可侵」をまずは要求していたが。」
カトー(通信)
「協力を強制しても、まずムリだろうし、どうもここは友好的にいっといたほうが良さそうだな。ちなみに、対決なんてことになったら勝ち目はないぞ。何しろ、艦の性能が違いすぎる。」
ゼレーニン(通信)
「そんなに違うの?レッドスプライト号と、ライトニング号って…?」
カトー(通信)
「見た目は似通ってるがな。レース仕様のスポーツカーとファミリーワゴン位の差はあるぜ。俺たちのは、所詮、調査用。対して向こうは戦闘用。ケンカしても勝ち目は無いね。」
アーサー(通信)
「「相互不可侵」の案件は飲まざるを得ないでしょう。合同計画を通じ、有利な条件引き出しも試みてはみますが…。おそらく、彼らは受け入れないでしょう。」
ヒメネス
「…それで、やつらが望んだ「貢ぎ物」の件は?」
アーサー(通信)
「その件に関して、ジャック部隊が驚異となる可能性は高くありません。推定される彼らの技術力を考慮すれば、むしろ、バニシング・ポイント発見には有効だと判断されます。要求される資材を提供し、フォルマサーチを譲渡しても問題はないでしょう。」
タイラー(通信)
「ジャックが「協力」と言ったのは嘘ではない、…という判断なわけだな。」
アーサー(通信)
「あなたたちに、大きな反論がなければ、ジャック部隊の要求をミッションに組み込みたいと思います。「ジャック部隊への資材提供」これをミッションとして発令します。」
>ミッションログにメインミッション「ジャック部隊への資材提供」が追加された。
アーサー(通信)
「要求アイテムについてはミッションログで確認してください。」
ヒメネス
「妙な形でミッションを請け負ってしまったな、ヒトナリ。ジャック部隊…正直、気に入らないが、今は手を組むしかなさそうだ…。」
「要求アイテムについてはミッションログで確認してください。」
ヒメネス
「妙な形でミッションを請け負ってしまったな、ヒトナリ。ジャック部隊…正直、気に入らないが、今は手を組むしかなさそうだ…。」