フォルナクスのエキゾチック物質
【レッドスプライト号】
機動班クルー
「うう…ううぅん…。ここは…どこだ…?」
カトー
「アーサー!アーサー!状況報告を…!ダメだ!応答しない!どうしたんだ!?」
タイラー
「俺たちは脱出に成功したのか!?ここは地上なのか!?それとも時空の果てか!?」
ウィリアムズ
「レッドスプライトはどこかに不時着しています!観測班、ただちに艦外モニターの用意を!」
ムッチーノ
「体は打ちつけてるわ、記憶は飛んでるわ…、…もう何が何だか分からんぜ。地上へ脱出してたときに何かが起こって…。…!!そうだ、あの3人の男!オレだけじゃないよな!?あの3人の男を見たのは!アイツらがレッドスプライトの脱出を邪魔したのか!?」
メイビー
「あれは悪魔か…幻覚か…。いえ、皆が見たって事はきっと何か意味がある存在なのよ!」
カトー
「ともかく、態勢を立て直すんだ!ええい、アーサーめ!何をしてるんだ!…自己修復だと?急ぎやがれ!」
ウィリアムズ
「…主要インフラ、正常動作中。衝撃は大きかったようですが艦に重大な損傷は無い模様です。早くアーサーが戻れば…。」
マクリアリー(通信)
「こちら観測班マクリアリー!艦外の映像観測できました!艦内モニターに回します!」
>モニターに外の様子が映し出された。
マクリアリー
「ここは地上ではありません!どこか、今までとは別の、未知の時空に上陸しています!」
ミア
「なんてこった…。また、見知らぬどこかに落ちてしまったのか…。」
ヒメネス
「…何ひとつ、成功しやしなかった…。地上へ脱出するつもりがこのザマだ。何の力も無いな…オレたち人間には…。」
マクリアリー
「これまでのセクターと違って、幾何学的というか、人間世界には無いような空間ですが…。大気組成などのフィールド予備調査の数値も入っています。見たところ…いずれも上陸可能な数値を示しています。」
ウィリアムズ
「…そうだわ。通信班、地上の合同計画と交信ができない?」
ムッチーノ
「…ああ、そうだな!すぐに交信の態勢を………!!何だ!?これは!?重力子通信機が大破してます!作動できません…!この状況は…一体、どういうことだ!?」
ウィリアムズ
「重力子通信機が壊れてる…!?どういうことなの!?他の設備には損傷は無いのに…!?」
ムッチーノ
「理由はこっちが聞きたいくらいだよ!圧壊というのか…?ひしゃげるように壊れてしまってる。修復は期待できないぞ。どれだけ負荷をかけた使い方でもこうまでなるとは……。」
ゼレーニン
「地上との…交信…無理な負荷……。もしかして…あの3人が地上からの破壊の様子を見せるため利用して…壊れたの?」
カトー
「…原因は何にしろ、これで地上の合同計画に連絡を取る手段は無くなってしまったな。孤立無援の状態に逆戻りだ…。」
ウィリアムズ
「…!!来ました!!アーサー、システム復旧します!」
アーサー
「ハロー…レッドスプライト。ワタシはアーサー…。……。システム障害の復旧完了。正常に動作中。新規重要データの存在を確認。システム更新完了。正常に動作中…。」
ゼレーニン
「「新規重要データ」…?」
アーサー
「…クルーのみなさん、心配をかけましたがワタシは正常状態に復旧しました。ただちに状況を確認しプラン構築に入ります。」
ヒメネス
「くたばっては無かったようだな、このポンコツが。」
メイビー
「分からないことだらけよ、アーサー!何が起きたの?ここはドコなの?私たちは何をすべきなの?キチンと説明してくれる?説明できる?」
アーサー
「クルーのみなさん、ワタシの報告を聞いてください。レッドスプライト号の脱出アタックは失敗しました。それはシュバルツバースの構造が予想を超えたものであったことや…謎の3生命体による妨害行動を受けたためです。総合的に判断すると…。あなたたちは地上へ脱出できる状態では無かったということです。」
ミア
「…ハハハ、ハハハハッ!こいつは笑えてくるぜ!俺たちは、地上へ戻る気満々だった!だけど、それって幻想だったんだろ!ハハハハッ…!そろいもそろって、バカ揃いだったってわけだ!」
タイラー
「…何がおかしい!深刻な事態だぞ!」
ヒメネス
「ミッションの提唱者が「脱出できる状態ではなかった」と言うんだから…。きっとそうなんだろうよ。」
メイビー
「…シュバルツバースの破壊は!?地上から攻撃があったはずよ!?」
マッキー
「脱出の時に見えた…あの映像…。あれが、地上から撃たれた爆弾か…!?」
アーサー
「地上からのシュバルツバース破壊作戦も失敗のようです。シュバルツバースが破壊された兆候はありません。」
ゼレーニン
「……。人類の力では…シュバルツバースに勝てない…。そういうことね…。」
アーサー
「プランの変更を行わなくてはなりません。そのための状況精査を行いましょう。最初に、このレッドスプライト号の現在の位置ですが…。バニシング・ポイントから、これまでのシュバルツバース内でも位相の異なる領域に落ち込んでいます。ワタシが新しく得た情報に基づくと…。シュバルツバースの中にあってシュバルツバースを創り出した存在により近い、根源的な領域です。」
マクリアリー(通信)
「シュバルツバースは底なしに広がっていたということか…?」
ムッチーノ
「よくもまぁ、命を失わずにそんな場所にたどり着けたものだな…。…こういう風に慰めればいいか?哀れなオレたちの身の上を?」
アーサー
「ヒトナリ、あなたが手にしているその無質量ソリッドは飾り物の類ではありませんでした。エキゾチック物質という、時空の航行を制御する特別なエネルギーを有した物質で、バニシング・ポイントからの行く先を決定づける因子なのです。つまりこのエキゾチック物質によってあなたたちはここへ導かれたのです。」
>無質量ソリッドは、EX物質:Eriだと判明した。
タイラー
「この妙な物質が…俺たちの行き先を決めているのか。」
アーサー
「ワタシが新しく得た情報に基づくと…。このエキゾチック物質を収集することによって、シュバルツバースの深奥へと進むことができます。エキゾチック物質によってバニシング・ポイントからの移動先が拡張されるのです。」
ゼレーニン
「…ちょっと待って、アーサー。引っ掛かる点があるわ。今、あなたが「新しく得た情報」と言ってたり……復旧した時に「新規重要データ」と言ってたりしたわよね?それの出所はどこなの?」
アーサー
「これらの情報は、脱出アタック中に入手したものです。艦外からワタシに向けられ送られてきたものを受信しました。」
ゼレーニン
「それは、もしかすると…。」
アーサー
「情報の種類や入手時期などから判断するに、これらの情報は…。あなたたちが「謎の3生命体」として知覚したものと同じ存在から送られたと思われます。」
ムッチーノ
「…あの3人の情報なのか!?アーサー、おまえはあの…バケモノどもの情報からプランを立てているのか!?」
メイビー
「信用できるのアーサー!?脱出させまいと邪魔した相手の情報を私たちは信じることになるのよ!?」
ゼレーニン
「何てことなの…。アーサー、あなたが…。」
アーサー
「あなたたちは疑念を抱くことでしょう。無理もありません。しかし、あなたたちの反発があったとしても彼らの情報の優位性は覆りません。彼らからもたらされた情報は、シュバルツバースの事象を正しく説明し、観測データとも一致します。脱出失敗の経緯説明、現在地の分析、未到達地の予測の論理にも矛盾はありません。つまりは、正しいと判断せざるを得ません。シュバルツバースという事象に関しては、彼らのほうが優れた情報を有しているのです。」
マクリアリー(通信)
「あいつらが自分で言ってた通りに「高度な知性を有している」ということか…。」
アーサー
「奇妙なことに、あの謎の3生命体は調査隊への妨害とアシストを同時に行っているのです。あたかも、生き延びることができるなら先へ進めと言っているかのように。彼らからは、さらに未知であった情報が示されています。シュバルツバースの中心たる…。メムアレフという存在についてです。」
ヒメネス
「メムアレフ…?」
ゼレーニン
「シュバルツバースの…中心…。」
メイビー
「巧妙なワナよ、きっと!そのメムアレフとかいうのも私たちを惑わすための言葉よ!あいつら、私たちが苦しむさまを見て楽しんでいるんだわ!」
タイラー
「…たとえワナだとしても、他に進む道が無い…。それが、今、俺たちが置かれている状況なのかもしれんがな…。」
ヒメネス
「…何もかもが信じがたい状況になってきたな、ヒトナリ?今までのミッションの苦労が水の泡となったところに、今度は違うターゲットの話だ。オマエは「イエッサー」と乗り換えることができるか?」
ゼレーニン
「アーサー、あなたが最善の行動を執ろうとしてるのは分かるけど…。別のプランは無いの?承諾しかねる内容だわ。それに…あなたの思考状態にも疑問を持たざるを得ない状況よ。」
アーサー
「残念ですが、他の有力なプラン提示はできません。ですがゼレーニン中尉、あなたや他のクルーがワタシに懐疑の念を抱くことも理解できます。「ミッションに参加しない」という選択肢も、各クルーには与えられるべきなのかもしれません。」
ゼレーニン
「…あなたはどう、タダノ?迷ってない?不安だらけの中で任務を続けていける?任務継続の意思は残ってる?」
タイラー
「…任務に従事したくないというヤツはやらなければいい。やるというヤツ…俺らだけでもやってやるさ!任務が嫌な奴は機関室の床で横にでもなってろ!連れて帰ってやるよ!」
メイビー
「不安はあっても、何もしないんじゃ何も変わらないわ。ただ死ぬのを待つのはごめんだわ。ここまで生きてこれたのもそうしてきたからだし。」
ヒメネス
「あまり気は乗らないが…。そのエキゾチック物質とやらがここで見つかるかどうかが分かるまでくらいは…。このレッドスプライト号のクルーでもいいかもな。」
ゼレーニン
「……。他に道が無い以上…今は争ってる時じゃないわね。」
アーサー
「調査隊の方針としては、今後もワタシの提唱するミッションに基づき行動するということで良いようですね。では、実ミッションの発令に移りましょう。まず、この新しいエリアのセクター・コードとしてフォルナクスを発効します。このフォルナクスで行うべきはバニシング・ポイントの能力拡張をするエキゾチック物質を見つけ出すことです。「フォルナクスのエキゾチック物質」、これをミッションとして発令します。
機動班クルー
「うう…ううぅん…。ここは…どこだ…?」
カトー
「アーサー!アーサー!状況報告を…!ダメだ!応答しない!どうしたんだ!?」
タイラー
「俺たちは脱出に成功したのか!?ここは地上なのか!?それとも時空の果てか!?」
ウィリアムズ
「レッドスプライトはどこかに不時着しています!観測班、ただちに艦外モニターの用意を!」
ムッチーノ
「体は打ちつけてるわ、記憶は飛んでるわ…、…もう何が何だか分からんぜ。地上へ脱出してたときに何かが起こって…。…!!そうだ、あの3人の男!オレだけじゃないよな!?あの3人の男を見たのは!アイツらがレッドスプライトの脱出を邪魔したのか!?」
メイビー
「あれは悪魔か…幻覚か…。いえ、皆が見たって事はきっと何か意味がある存在なのよ!」
カトー
「ともかく、態勢を立て直すんだ!ええい、アーサーめ!何をしてるんだ!…自己修復だと?急ぎやがれ!」
ウィリアムズ
「…主要インフラ、正常動作中。衝撃は大きかったようですが艦に重大な損傷は無い模様です。早くアーサーが戻れば…。」
マクリアリー(通信)
「こちら観測班マクリアリー!艦外の映像観測できました!艦内モニターに回します!」
>モニターに外の様子が映し出された。
マクリアリー
「ここは地上ではありません!どこか、今までとは別の、未知の時空に上陸しています!」
ミア
「なんてこった…。また、見知らぬどこかに落ちてしまったのか…。」
ヒメネス
「…何ひとつ、成功しやしなかった…。地上へ脱出するつもりがこのザマだ。何の力も無いな…オレたち人間には…。」
マクリアリー
「これまでのセクターと違って、幾何学的というか、人間世界には無いような空間ですが…。大気組成などのフィールド予備調査の数値も入っています。見たところ…いずれも上陸可能な数値を示しています。」
ウィリアムズ
「…そうだわ。通信班、地上の合同計画と交信ができない?」
ムッチーノ
「…ああ、そうだな!すぐに交信の態勢を………!!何だ!?これは!?重力子通信機が大破してます!作動できません…!この状況は…一体、どういうことだ!?」
ウィリアムズ
「重力子通信機が壊れてる…!?どういうことなの!?他の設備には損傷は無いのに…!?」
ムッチーノ
「理由はこっちが聞きたいくらいだよ!圧壊というのか…?ひしゃげるように壊れてしまってる。修復は期待できないぞ。どれだけ負荷をかけた使い方でもこうまでなるとは……。」
ゼレーニン
「地上との…交信…無理な負荷……。もしかして…あの3人が地上からの破壊の様子を見せるため利用して…壊れたの?」
カトー
「…原因は何にしろ、これで地上の合同計画に連絡を取る手段は無くなってしまったな。孤立無援の状態に逆戻りだ…。」
ウィリアムズ
「…!!来ました!!アーサー、システム復旧します!」
アーサー
「ハロー…レッドスプライト。ワタシはアーサー…。……。システム障害の復旧完了。正常に動作中。新規重要データの存在を確認。システム更新完了。正常に動作中…。」
ゼレーニン
「「新規重要データ」…?」
アーサー
「…クルーのみなさん、心配をかけましたがワタシは正常状態に復旧しました。ただちに状況を確認しプラン構築に入ります。」
ヒメネス
「くたばっては無かったようだな、このポンコツが。」
メイビー
「分からないことだらけよ、アーサー!何が起きたの?ここはドコなの?私たちは何をすべきなの?キチンと説明してくれる?説明できる?」
アーサー
「クルーのみなさん、ワタシの報告を聞いてください。レッドスプライト号の脱出アタックは失敗しました。それはシュバルツバースの構造が予想を超えたものであったことや…謎の3生命体による妨害行動を受けたためです。総合的に判断すると…。あなたたちは地上へ脱出できる状態では無かったということです。」
ミア
「…ハハハ、ハハハハッ!こいつは笑えてくるぜ!俺たちは、地上へ戻る気満々だった!だけど、それって幻想だったんだろ!ハハハハッ…!そろいもそろって、バカ揃いだったってわけだ!」
タイラー
「…何がおかしい!深刻な事態だぞ!」
ヒメネス
「ミッションの提唱者が「脱出できる状態ではなかった」と言うんだから…。きっとそうなんだろうよ。」
メイビー
「…シュバルツバースの破壊は!?地上から攻撃があったはずよ!?」
マッキー
「脱出の時に見えた…あの映像…。あれが、地上から撃たれた爆弾か…!?」
アーサー
「地上からのシュバルツバース破壊作戦も失敗のようです。シュバルツバースが破壊された兆候はありません。」
ゼレーニン
「……。人類の力では…シュバルツバースに勝てない…。そういうことね…。」
アーサー
「プランの変更を行わなくてはなりません。そのための状況精査を行いましょう。最初に、このレッドスプライト号の現在の位置ですが…。バニシング・ポイントから、これまでのシュバルツバース内でも位相の異なる領域に落ち込んでいます。ワタシが新しく得た情報に基づくと…。シュバルツバースの中にあってシュバルツバースを創り出した存在により近い、根源的な領域です。」
マクリアリー(通信)
「シュバルツバースは底なしに広がっていたということか…?」
ムッチーノ
「よくもまぁ、命を失わずにそんな場所にたどり着けたものだな…。…こういう風に慰めればいいか?哀れなオレたちの身の上を?」
アーサー
「ヒトナリ、あなたが手にしているその無質量ソリッドは飾り物の類ではありませんでした。エキゾチック物質という、時空の航行を制御する特別なエネルギーを有した物質で、バニシング・ポイントからの行く先を決定づける因子なのです。つまりこのエキゾチック物質によってあなたたちはここへ導かれたのです。」
>無質量ソリッドは、EX物質:Eriだと判明した。
タイラー
「この妙な物質が…俺たちの行き先を決めているのか。」
アーサー
「ワタシが新しく得た情報に基づくと…。このエキゾチック物質を収集することによって、シュバルツバースの深奥へと進むことができます。エキゾチック物質によってバニシング・ポイントからの移動先が拡張されるのです。」
ゼレーニン
「…ちょっと待って、アーサー。引っ掛かる点があるわ。今、あなたが「新しく得た情報」と言ってたり……復旧した時に「新規重要データ」と言ってたりしたわよね?それの出所はどこなの?」
アーサー
「これらの情報は、脱出アタック中に入手したものです。艦外からワタシに向けられ送られてきたものを受信しました。」
ゼレーニン
「それは、もしかすると…。」
アーサー
「情報の種類や入手時期などから判断するに、これらの情報は…。あなたたちが「謎の3生命体」として知覚したものと同じ存在から送られたと思われます。」
ムッチーノ
「…あの3人の情報なのか!?アーサー、おまえはあの…バケモノどもの情報からプランを立てているのか!?」
メイビー
「信用できるのアーサー!?脱出させまいと邪魔した相手の情報を私たちは信じることになるのよ!?」
ゼレーニン
「何てことなの…。アーサー、あなたが…。」
アーサー
「あなたたちは疑念を抱くことでしょう。無理もありません。しかし、あなたたちの反発があったとしても彼らの情報の優位性は覆りません。彼らからもたらされた情報は、シュバルツバースの事象を正しく説明し、観測データとも一致します。脱出失敗の経緯説明、現在地の分析、未到達地の予測の論理にも矛盾はありません。つまりは、正しいと判断せざるを得ません。シュバルツバースという事象に関しては、彼らのほうが優れた情報を有しているのです。」
マクリアリー(通信)
「あいつらが自分で言ってた通りに「高度な知性を有している」ということか…。」
アーサー
「奇妙なことに、あの謎の3生命体は調査隊への妨害とアシストを同時に行っているのです。あたかも、生き延びることができるなら先へ進めと言っているかのように。彼らからは、さらに未知であった情報が示されています。シュバルツバースの中心たる…。メムアレフという存在についてです。」
ヒメネス
「メムアレフ…?」
ゼレーニン
「シュバルツバースの…中心…。」
メイビー
「巧妙なワナよ、きっと!そのメムアレフとかいうのも私たちを惑わすための言葉よ!あいつら、私たちが苦しむさまを見て楽しんでいるんだわ!」
タイラー
「…たとえワナだとしても、他に進む道が無い…。それが、今、俺たちが置かれている状況なのかもしれんがな…。」
ヒメネス
「…何もかもが信じがたい状況になってきたな、ヒトナリ?今までのミッションの苦労が水の泡となったところに、今度は違うターゲットの話だ。オマエは「イエッサー」と乗り換えることができるか?」
ゼレーニン
「アーサー、あなたが最善の行動を執ろうとしてるのは分かるけど…。別のプランは無いの?承諾しかねる内容だわ。それに…あなたの思考状態にも疑問を持たざるを得ない状況よ。」
アーサー
「残念ですが、他の有力なプラン提示はできません。ですがゼレーニン中尉、あなたや他のクルーがワタシに懐疑の念を抱くことも理解できます。「ミッションに参加しない」という選択肢も、各クルーには与えられるべきなのかもしれません。」
ゼレーニン
「…あなたはどう、タダノ?迷ってない?不安だらけの中で任務を続けていける?任務継続の意思は残ってる?」
タイラー
「…任務に従事したくないというヤツはやらなければいい。やるというヤツ…俺らだけでもやってやるさ!任務が嫌な奴は機関室の床で横にでもなってろ!連れて帰ってやるよ!」
メイビー
「不安はあっても、何もしないんじゃ何も変わらないわ。ただ死ぬのを待つのはごめんだわ。ここまで生きてこれたのもそうしてきたからだし。」
ヒメネス
「あまり気は乗らないが…。そのエキゾチック物質とやらがここで見つかるかどうかが分かるまでくらいは…。このレッドスプライト号のクルーでもいいかもな。」
ゼレーニン
「……。他に道が無い以上…今は争ってる時じゃないわね。」
アーサー
「調査隊の方針としては、今後もワタシの提唱するミッションに基づき行動するということで良いようですね。では、実ミッションの発令に移りましょう。まず、この新しいエリアのセクター・コードとしてフォルナクスを発効します。このフォルナクスで行うべきはバニシング・ポイントの能力拡張をするエキゾチック物質を見つけ出すことです。「フォルナクスのエキゾチック物質」、これをミッションとして発令します。
>ミッションログにメインミッション「フォルナクスのエキゾチック物質」が追加された。
アーサー
「エキゾチック物質の作用によりここまでの航路は保全されていると思われます。必要なら、以前のセクターへ戻ることも可能なようです。ですが、このセクターの探索を中心に行動してください。地上の合同計画との交信手段が失われるなど厳しい局面ですが、冷静に任務に当たってください。では、あなたたちの良い報告を期待します。」
「エキゾチック物質の作用によりここまでの航路は保全されていると思われます。必要なら、以前のセクターへ戻ることも可能なようです。ですが、このセクターの探索を中心に行動してください。地上の合同計画との交信手段が失われるなど厳しい局面ですが、冷静に任務に当たってください。では、あなたたちの良い報告を期待します。」
カトー
「破壊作戦が、失敗だと…?合同計画、いや…。人類の力を結集した作戦が…?あり得ない…!シュバルツバースは、どれだけの謎を秘めているというのだ…!」
ウィリアムズ
「…これほどに人類の無力を感じさせられたのは、初めてよ。私たちは文字通り、何か「上位の存在」に支配され、もてあそばれているようね…。この支配を打ち破ることなど、本当に可能なのかしら…。今やれる事を始める…。そうするより他に無いようね…。」
ゾイ
「破壊作戦の失敗も残念だけれど、私はそれよりも「その後」が心配ね…。この失敗経験が、もし心の中にイメージとして焼き付いてしまったら、今後の作戦の失敗にもつながるわ。どうか…気を確かに持って。私の方でも極力、隊員のメンタルケアに努めるから。」
ウルフ
「…ここだけの話だ。オレは第六感にピリピリと感じてたのさ。「これで本当に終わりなのか?オレたちは何かを見落としてるんじゃないか?」…ってな。…そしたらこのザマだよ。あまりの勘の良さに泣けてくるぜ。っと…こんな所でグチグチ言ってても仕方ねぇ。さっさと出撃して、次なるチャンスに賭けるとしましょうや。」
アーヴィン
「新しいセクターってことで、また新しいフォルマが見つかるが…。さすがに今回ばかりは喜べんな…。ワシもそれなりにガッカリきてる。だが、落ち込んでても仕方ない。こういう時だからこそ、フォルマを集めて状況を打開するぜよ!」
チェン
「こんな言い方もアレなんですけど、あの破壊作戦に対して、合同計画はどれだけ勝算を見てたんでしょうね。立案した以上は、充分なデータが揃ったという認識を持ってたとは思うんですけど…。…そもそも、このシュバルツバースに対して「充分」なんてことがあるんでしょうか?とにかく、今後は認識を改めないといけないと思います。私たちは、シュバルツバースに関して、「何も分かっていない」ってことですね。」
ブレア
「どうやら俺たちの脱出に横槍を入れた野郎どもがいるみたいだな。何のつもりかは知らんが、人を駒みたいに勝手に転ばしやがって…。まあ、四の五の言っても始まらん。さっさと出撃するぞ。それが俺たちにできる、唯一の抵抗だ。」
「破壊作戦が、失敗だと…?合同計画、いや…。人類の力を結集した作戦が…?あり得ない…!シュバルツバースは、どれだけの謎を秘めているというのだ…!」
ウィリアムズ
「…これほどに人類の無力を感じさせられたのは、初めてよ。私たちは文字通り、何か「上位の存在」に支配され、もてあそばれているようね…。この支配を打ち破ることなど、本当に可能なのかしら…。今やれる事を始める…。そうするより他に無いようね…。」
ゾイ
「破壊作戦の失敗も残念だけれど、私はそれよりも「その後」が心配ね…。この失敗経験が、もし心の中にイメージとして焼き付いてしまったら、今後の作戦の失敗にもつながるわ。どうか…気を確かに持って。私の方でも極力、隊員のメンタルケアに努めるから。」
ウルフ
「…ここだけの話だ。オレは第六感にピリピリと感じてたのさ。「これで本当に終わりなのか?オレたちは何かを見落としてるんじゃないか?」…ってな。…そしたらこのザマだよ。あまりの勘の良さに泣けてくるぜ。っと…こんな所でグチグチ言ってても仕方ねぇ。さっさと出撃して、次なるチャンスに賭けるとしましょうや。」
アーヴィン
「新しいセクターってことで、また新しいフォルマが見つかるが…。さすがに今回ばかりは喜べんな…。ワシもそれなりにガッカリきてる。だが、落ち込んでても仕方ない。こういう時だからこそ、フォルマを集めて状況を打開するぜよ!」
チェン
「こんな言い方もアレなんですけど、あの破壊作戦に対して、合同計画はどれだけ勝算を見てたんでしょうね。立案した以上は、充分なデータが揃ったという認識を持ってたとは思うんですけど…。…そもそも、このシュバルツバースに対して「充分」なんてことがあるんでしょうか?とにかく、今後は認識を改めないといけないと思います。私たちは、シュバルツバースに関して、「何も分かっていない」ってことですね。」
ブレア
「どうやら俺たちの脱出に横槍を入れた野郎どもがいるみたいだな。何のつもりかは知らんが、人を駒みたいに勝手に転ばしやがって…。まあ、四の五の言っても始まらん。さっさと出撃するぞ。それが俺たちにできる、唯一の抵抗だ。」
【調査開始→フォルナクス】
機動班クルーA
「見たことも無い奇妙な景色だぜ。残念だが、どうあったって地上じゃねぇよなぁ。とんでもない場所に落とされちまったようだ。」
機動班クルーB
「神秘的な場所だけど…どうやって出来上がったんだろう…?それに、どこまで続くんだ…?何のための場所なんだ…?」
機動班クルーA
「分かってるのは、謎だらけってことぐらいだな。…おいヒメネス、どうした?珍しく静かだな?異様な雰囲気に飲まれたか?」
ヒメネス
「…別にビビったりはしてないぜ?奇妙な場所だが、落ち着く気も…しなくはない。」
機動班クルーB
「へぇ、余裕あんだな。それは見習わないと。」
機動班クルーA
「…おまえはいつも通りだな、ヒトナリ。頼りにしてるぜ。よし、行こう!」
機動班クルーA
「見たことも無い奇妙な景色だぜ。残念だが、どうあったって地上じゃねぇよなぁ。とんでもない場所に落とされちまったようだ。」
機動班クルーB
「神秘的な場所だけど…どうやって出来上がったんだろう…?それに、どこまで続くんだ…?何のための場所なんだ…?」
機動班クルーA
「分かってるのは、謎だらけってことぐらいだな。…おいヒメネス、どうした?珍しく静かだな?異様な雰囲気に飲まれたか?」
ヒメネス
「…別にビビったりはしてないぜ?奇妙な場所だが、落ち着く気も…しなくはない。」
機動班クルーB
「へぇ、余裕あんだな。それは見習わないと。」
機動班クルーA
「…おまえはいつも通りだな、ヒトナリ。頼りにしてるぜ。よし、行こう!」
<モロク戦>
デモニカOS
「付近に強力な悪魔の反応あり!座標は特定できません。注意してください……。」
>悪魔が壁と突き破って現れた!
悪魔
「久しいな、愚かな探検者よ!古傷をなめる日々は、なかなかに屈辱であったぞ!忘れたとは言わせぬ、ワシは魔王モラクス…。いや、この世界では…!」
>悪魔は本性を現した!
悪魔
「…猛火の魔王、モロクだ!」
モロク
「この地、種の記される地でなら本来の姿でいられる!見よ!力が溢れ返って、おかしくなりそうな程だ!今度こそは思い知らせてやる!誰が支配する者となるべきかをな!
ワレら悪魔の偉大さを知るがいい!」
デモニカOS
「付近に強力な悪魔の反応あり!座標は特定できません。注意してください……。」
>悪魔が壁と突き破って現れた!
悪魔
「久しいな、愚かな探検者よ!古傷をなめる日々は、なかなかに屈辱であったぞ!忘れたとは言わせぬ、ワシは魔王モラクス…。いや、この世界では…!」
>悪魔は本性を現した!
悪魔
「…猛火の魔王、モロクだ!」
モロク
「この地、種の記される地でなら本来の姿でいられる!見よ!力が溢れ返って、おかしくなりそうな程だ!今度こそは思い知らせてやる!誰が支配する者となるべきかをな!
ワレら悪魔の偉大さを知るがいい!」
+ | もう知っている |
+ | 人間と別の地に生きろ |
+ | 悪魔はみな消えるべき |
「燃えて、噴いて、輝いて、おのれらを焼き尽くしてくれようぞ!」
<戦闘開始→終了>
モロク
「ワシらの…復讐は…こんなものでは…終わらぬぞ…。「母」は…ニンゲンが…ある限り…何度…でも…腹を痛め…悪魔を…生み出すだろう…。」
>モロクは消え去った。
>デモニカは通信を受信した。
ヒメネス
「ヒトナリ、ずいぶん派手な戦いだったな。悪魔の悲鳴がこっちにまで響いたぜ。…どうやらこのセクターは、今までとは一味違うようだ。お互い、悲鳴を上げる方には回らんよう気をつけて行こうぜ!」
<戦闘開始→終了>
モロク
「ワシらの…復讐は…こんなものでは…終わらぬぞ…。「母」は…ニンゲンが…ある限り…何度…でも…腹を痛め…悪魔を…生み出すだろう…。」
>モロクは消え去った。
>デモニカは通信を受信した。
ヒメネス
「ヒトナリ、ずいぶん派手な戦いだったな。悪魔の悲鳴がこっちにまで響いたぜ。…どうやらこのセクターは、今までとは一味違うようだ。お互い、悲鳴を上げる方には回らんよう気をつけて行こうぜ!」
>目の前に扉が並んでいる。
>扉の奥から声が響いてくる…。
気取った声
「復讐するぞよ、アタシを倒せし…。」
鼻息のあらい声
「復讐するゥゥゥゥーノ!ワシを倒せし…。」
野太い声
「復讐だ、我を倒せし…。」
全員の声
「ヒトナリに、復讐するぞ!」
気取った声
「ティアマト女神の腹を2度まで痛めて生まれたアタシたち…。」
鼻息のあらい声
「栄光の姿を取り戻せしワシら…。」
野太い声
「霊の汚れたヒトナリを!ニンゲンどもを!」
全員の声
「余さず葬ってくれる!」
>ヒトナリは吹き飛ばされ、声は聞こえなくなった。
>ヒトナリは背後に気配を察知した!
ルイ・サイファー
「やあ、また会ったね。ヒトナリ君。ここから先は、今まで君たちが調査してきた場所とは…次元が違う、と説明すればいいのかな?この世界では、君たちがロゼッタと呼んだ悪魔たちがその本来の姿でいられるんだよ。君たちが「神」と呼ぶ者に「貶められる前」の姿でね…。ヒトナリ、君へのツケを支払いたがっている者たちが、再会を望んでいるようだ。では、見物させてもらうとしよう…。」
>ルイ・サイファーは消え去った。
アーサー(通信)
「こちら、アーサー。すべての機動班クルーに通達します。ヒトナリのデモニカを通じて、強いエネルギー反応、すなわち悪魔の存在を確認しました。エネルギー反応は3つです。調査の妨げを排除するため、すみやかに悪魔3体を撃退してください。これはミッションです。」
>扉の奥から声が響いてくる…。
気取った声
「復讐するぞよ、アタシを倒せし…。」
鼻息のあらい声
「復讐するゥゥゥゥーノ!ワシを倒せし…。」
野太い声
「復讐だ、我を倒せし…。」
全員の声
「ヒトナリに、復讐するぞ!」
気取った声
「ティアマト女神の腹を2度まで痛めて生まれたアタシたち…。」
鼻息のあらい声
「栄光の姿を取り戻せしワシら…。」
野太い声
「霊の汚れたヒトナリを!ニンゲンどもを!」
全員の声
「余さず葬ってくれる!」
>ヒトナリは吹き飛ばされ、声は聞こえなくなった。
>ヒトナリは背後に気配を察知した!
ルイ・サイファー
「やあ、また会ったね。ヒトナリ君。ここから先は、今まで君たちが調査してきた場所とは…次元が違う、と説明すればいいのかな?この世界では、君たちがロゼッタと呼んだ悪魔たちがその本来の姿でいられるんだよ。君たちが「神」と呼ぶ者に「貶められる前」の姿でね…。ヒトナリ、君へのツケを支払いたがっている者たちが、再会を望んでいるようだ。では、見物させてもらうとしよう…。」
>ルイ・サイファーは消え去った。
アーサー(通信)
「こちら、アーサー。すべての機動班クルーに通達します。ヒトナリのデモニカを通じて、強いエネルギー反応、すなわち悪魔の存在を確認しました。エネルギー反応は3つです。調査の妨げを排除するため、すみやかに悪魔3体を撃退してください。これはミッションです。」
>ミッションログにメインミッション「3体の悪魔を撃退せよ」が追加された。
アーサー
「なお、これまでのセクターで見られたロゼッタ反応とは異なり、位置を追跡することはできないようです。注意して、ミッションの遂行に当たってください。」
「なお、これまでのセクターで見られたロゼッタ反応とは異なり、位置を追跡することはできないようです。注意して、ミッションの遂行に当たってください。」