エーレンヴェルグ城塞 - 聖華世界 @ wiki

「エーレンヴェルグ城塞」

[概要]

自由都市同盟側に面するジルベール領の国境に建設された、堅牢な城塞。
エーレンヴェルグ城塞は四つ建設されており、北から順にエーレンヴェルグ城塞一の砦、二の砦、三の砦、四の砦と呼ばれている。

この城塞は当初、ゴブレット伯が万一の同盟よりの侵攻に備えて城塞の建築をすべきだと進言を受け、対同盟軍を意識する形でジルベール侯の指示の元築城された。

だが当初の想定を裏切る形でこの城塞は役目を果たす事になる。
同盟からの侵攻は、それ自体はなかったもののバフォメット事変において現れた魔獣のうち、本隊からはぐれた魔獣達がジルベール領を襲撃したのだ。
それに対する攻防により、城塞は全壊、負傷者も多数出たものの、防衛に成功する。領民が危険に晒される事態に陥らずに済んだ。
その後、全壊した城塞は直ぐに建て直しが始められ、現在は対魔獣城塞とした役割を兼ねた城塞として増築が進められている。

この城塞の再建と増築の為、ジルベール家では平民に重税を課す案がでたが、それは絶対に出来ないと即座に案を破棄される。結果的にジルベール家は自らに対して緊縮財政を敷き、なおかつ家伝の財を幾つも売却し、その資金を再建、増築の資金にする。
配下貴族もそれに伴い、緊縮財政を敷いて財物を売却し城塞再建の資金を提供する。城塞建設を提案したゴブレット家は、配下貴族の中でも最も多くの財物を売却を行っており、かなりの金額を提出している。