ビーストダイナー666 - 聖華世界 @ wiki

ビーストダイナー666

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［解説］

自由都市同盟を中心とする魔獣料理の専門店チェーン。
養殖魔獣を一切使わず、狩りで得た野生の魔獣由来の食材にこだわるポリシーで食通の支持を呼び、同盟ばかりか聖王国や帝国、果てはカナドの常設交易都市ムサシにまで店を出している。

創業は聖華暦666年。
当時クメール王国にいた冒険者、ユーザン・カイバンが一人で始めた。
創業当初は知る人ぞ知るマニアックな美食の店で、会員制高級店として鳴らしたが、百年戦争でクメール王国は壊滅状態に陥り、ユーザンはギルガメア王国軍の略奪に立ち向かい命を落とす。

百年戦争終結後、ユーザンのひ孫に当たるユージン・カイバンが再び看板を掲げて店を再興。
天然魔獣料理の伝統は守りつつ、会員制クラブから高級チェーン店へ路線変更し、一代で同盟全土に店舗網を広げた。
ちなみに、店舗網の拡大には冒険者ギルドとの協力体制が大きい。
魔獣狩りや警備などの仕事をギルドに発注することで冒険者の雇用を支え、見返りに有事の際には冒険者の力を借りられるようにしているのだ。

なお、魔獣の肉を食材として扱う関係で、バフォメティアンの殲滅をグループの裏の目的としており、バフォメティアンと戦うあらゆる個人や団体のスポンサーとして名を連ねている。
聖華暦830年現在のオーナーは先代の急死であとをついだ若社長、セティ・カイバン。
魔導士としても優秀な彼は対バフォメティアンにかなり傾倒しており、幹部のなかには危ぶむものもいると言う。