サキュバス - 聖華世界 @ wiki

サキュバス

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［解説］

人間の女性が邪法によって魔族へと変じた姿の一つ。
悪魔族に分類されるが、悪魔の中では戦闘力が一番低い。
その為、サキュバスは高位の魔人種の扱いは受けない。

男性に淫らな夢を見せて、関係を持つというまことにけしからん邪法を使う事ができる。
夢の中では獲物の心を捕らえるため、その人にとってもっとも魅力的な姿となって現れる。
夢の中という無防備な領域に侵入してくる故、男性が彼女らから逃れることは非常に難しい。
そして、夢の中でサキュバスに"喰われる"と生気を抜かれて、翌日の朝には衰弱してしまう。

サキュバスの戦闘力はこの『夢喰い』を行った回数によって増大していくため、何度も男性と関係を持ったサキュバスは非常に強い力を持つようになる。
実にけしからん魔族だ。

『夢喰い』は対象と肉体的に接触している必要がある為、サキュバスは人間に扮して対象と肉体関係を持とうとする。
力を蓄えるために異性を魅了しないといけない為、サキュバスは生まれつき魅了の魔眼を持つ。
これは反物質が原因で発症する魔眼病とは異なり、邪法に由来した生体変化である。
とはいえ、両者の能力や効果は似通っているため、発症する経緯は異なるが同質のモノという認識で問題ない。

サキュバスは大抵、背中にコウモリの様な羽が生えているため、飛翔能力を持つ。
羽は邪法によって形態変化ができるため、肩甲骨から出したり仕舞ったりできる。

サキュバスの平均寿命は100歳前後である。