アビスカンケル
[解説]
成体で体長10m程になる甲殻類型の魔獣。
『砂蟹』の通称で呼ばれる幼体は60cm程で、食用として新しき深淵に住まう人々に親しまれている。
そのあだ名の通り砂に潜る性質を持ち、地上の生物を挟み地中に引き摺り込み捕食する肉食性の強い雑食。
鋏の力は非常に強く、幼体であっても人間の指などいとも簡単に挟み潰してしまい、成体ともなれば重機兵すら両断する程。
小さな個体ならば後ろに回り込み、甲羅の両端を持つ事で挟まれずに捕獲する事が可能。