マリオネッテ・レクシリン
[解説]
錬金術によって精製される魔法薬の一種。
服用してから10分が経過すると非常に強い暗示が掛かり自分の肉体を動かせなくなってしまう。
この状態を『マリオネット状態』と呼び、この時に出来ることは精々発声することくらいである。
薬効は一時間程度持続する。
服用してから10分が経過すると非常に強い暗示が掛かり自分の肉体を動かせなくなってしまう。
この状態を『マリオネット状態』と呼び、この時に出来ることは精々発声することくらいである。
薬効は一時間程度持続する。
動けなくなった相手を操る魔導器『マリオネッター』と併用することで相手を意ののままに操る事が出来る。
元々は聖華暦200年代頃に、奴隷に仕事を強要する事を目的としてアルカディア帝国で開発された薬だった。
しかし、この薬を悪用して性行為に及ぶなどの事件が多発した為、製造から10年程度で禁薬指定となり、国内外を問わず製造することが禁止された。
元々は聖華暦200年代頃に、奴隷に仕事を強要する事を目的としてアルカディア帝国で開発された薬だった。
しかし、この薬を悪用して性行為に及ぶなどの事件が多発した為、製造から10年程度で禁薬指定となり、国内外を問わず製造することが禁止された。
だが、この薬は一部の貴族からの需要が高く裏社会のマフィアなどの元で密造が続けられた。
需要が存在する以上、この薬を完全に撲滅する事は敵わず、現代においても密造が続けられ、裏社会では非常に高額で取引されている。
その値段はなんと一本10万ガルダ。
需要が存在する以上、この薬を完全に撲滅する事は敵わず、現代においても密造が続けられ、裏社会では非常に高額で取引されている。
その値段はなんと一本10万ガルダ。
マリオネッテ・レクシリンは服用してから症状が起きるまでに10分近くの時間が掛かる。
この間に身体からエーテルを全力で放出させると薬効成分が霧散して無効化される。
その為、薬を飲まされても即座にエーテルを放出すれば、そうそうマリオネット状態には陥らない。
この間に身体からエーテルを全力で放出させると薬効成分が霧散して無効化される。
その為、薬を飲まされても即座にエーテルを放出すれば、そうそうマリオネット状態には陥らない。
マリオネッテ・レクシリンは道徳心を学ぶために各国の初等部の教育機関の歴史の授業で必ずその薬効と対処法を学ばされる。
そのため、この薬で相手を操るには相手にバレないように一服盛る必要がある。
そのため、この薬で相手を操るには相手にバレないように一服盛る必要がある。