狂雷獣
[解説]
体長25m
体高16m
体重27t
体高16m
体重27t
四足歩行を行う、地面に対して垂直に伸びた首が特徴的な大型魔獣。
食性は草食で、主に魔力を豊富に蓄えた植物を好む。人が畑に植えた程度の植物には興味も示さない。食べるのは主に木。
木の枝とか木の葉だけではなく木。
性質は穏やかではあるが、間違っても従順とは言えない。
成体を狩って食べた事のあるものはほぼ存在しない、極々稀に極めて幸運な者が死んだばかりの狂雷獣の死骸を見つけ、その肉を食べる事はあったようだ。
また、極々まれにこの巨大生物の卵が見つかる事があり、それが饗される事が極めてごくまれにはある。
食性は草食で、主に魔力を豊富に蓄えた植物を好む。人が畑に植えた程度の植物には興味も示さない。食べるのは主に木。
木の枝とか木の葉だけではなく木。
性質は穏やかではあるが、間違っても従順とは言えない。
成体を狩って食べた事のあるものはほぼ存在しない、極々稀に極めて幸運な者が死んだばかりの狂雷獣の死骸を見つけ、その肉を食べる事はあったようだ。
また、極々まれにこの巨大生物の卵が見つかる事があり、それが饗される事が極めてごくまれにはある。
卵生の生物であり、主に川辺、湖の近くの開けた場所で産卵を行う。
この際、狂雷獣の群れは気が立ち、近づくのは危険である。
この際、狂雷獣の群れは気が立ち、近づくのは危険である。
聖王国、自由都市同盟、禁忌の地を定期的に巡回して過ごす、
草食の生物ではあるが、この巨体が歩くという事はもはやそれだけで災害であり、しかも群れで移動するのだから始末に負えない。
長い尾を鞭のようにしならせて敵を攻撃したり、頭部にある角を魔力の増幅装置として雷撃の魔法を放ったりもできるのだから、移動要塞が群れを成しているようなものだ。
何よりも恐ろしいのは、その巨体と超重量を利用した踏みつけである事は言うまでもない。
草食の生物ではあるが、この巨体が歩くという事はもはやそれだけで災害であり、しかも群れで移動するのだから始末に負えない。
長い尾を鞭のようにしならせて敵を攻撃したり、頭部にある角を魔力の増幅装置として雷撃の魔法を放ったりもできるのだから、移動要塞が群れを成しているようなものだ。
何よりも恐ろしいのは、その巨体と超重量を利用した踏みつけである事は言うまでもない。
なお、記録されている数値はあくまでも平均値であり、より大型の個体も当然存在する。
大きな体故に動きはやや鈍いが、尾の動きは人々が想像する以上に俊敏で、狂雷獣が尾の一振りで中型の魔獣を昏倒させた所を見たものも居るという。
その頭部に生えた6本の角は、常に帯電しており、それによって変質した骨はとても硬く、綺麗に澄み切った蒼に染まっている。
大枚はたいてでも手に入れたがる貴族、好事家は多いため、入手できれば間違いなく一財産となるだろう。
大枚はたいてでも手に入れたがる貴族、好事家は多いため、入手できれば間違いなく一財産となるだろう。
そんな余程の幸運に恵まれた者の話は、だれも聞いたことは無いが。
この巨大生物を狩るには、それこそ機兵の一群が必要となる為、基本狩りの対象となる生物ではない。
幸運にも死んだばかりの死体に巡り合ったものが、持ち帰れるだけの肉を持ち帰る事がある程度だ。
また、そういう時に頭部の角の発見例はまったくと言っていいほどにない。多くの場合既に失われているようだ。
巨大陸生生物であるがゆえに、足の筋肉は分厚く、硬い。並の刃物では歯が立たず、機兵用の短刀を使ってようやく、という有様だったようだ。
煮るなり焼くなりしてより硬くなったそれはもはや人の食えるものではない。
しかし、これを1か月の間特製のブイヨンで煮込んだ大馬鹿者がいた。
その肉は、まさに噛む必要もないほど柔らかく、口に入れた瞬間に感じる脂の甘味と、柔らかいにも関わらず肉である事をしっかりと主張する食感は
まさに天にも昇る心地であった、とそれを食べた者の日誌には記されている。
腹の内側の肉に関してはそんな阿呆なほど硬いということは無く(それでも切り出しには機兵が駆り出されることがあるそうだ)ただ焼くだけでも食べられる……が、大きさどおりの大味だった、という事だ。不味い、というほどではなかったらしい……分厚いゴム質の皮を除いて。
幸運にも死んだばかりの死体に巡り合ったものが、持ち帰れるだけの肉を持ち帰る事がある程度だ。
また、そういう時に頭部の角の発見例はまったくと言っていいほどにない。多くの場合既に失われているようだ。
巨大陸生生物であるがゆえに、足の筋肉は分厚く、硬い。並の刃物では歯が立たず、機兵用の短刀を使ってようやく、という有様だったようだ。
煮るなり焼くなりしてより硬くなったそれはもはや人の食えるものではない。
しかし、これを1か月の間特製のブイヨンで煮込んだ大馬鹿者がいた。
その肉は、まさに噛む必要もないほど柔らかく、口に入れた瞬間に感じる脂の甘味と、柔らかいにも関わらず肉である事をしっかりと主張する食感は
まさに天にも昇る心地であった、とそれを食べた者の日誌には記されている。
腹の内側の肉に関してはそんな阿呆なほど硬いということは無く(それでも切り出しには機兵が駆り出されることがあるそうだ)ただ焼くだけでも食べられる……が、大きさどおりの大味だった、という事だ。不味い、というほどではなかったらしい……分厚いゴム質の皮を除いて。
卵に関しては極々稀に発見され、中の胚が超高級料理として饗される事がある。
これに関しては、煮込むことで骨まで柔らかく、腸を抜いた身はまるで丁寧に拵えた白パンのように柔らかく、とても美味しいとの事だった。
……分厚いゴム質の皮を除いて。
これに関しては、煮込むことで骨まで柔らかく、腸を抜いた身はまるで丁寧に拵えた白パンのように柔らかく、とても美味しいとの事だった。
……分厚いゴム質の皮を除いて。