公安第2特務部隊 - 聖華世界 @ wiki

帝国軍公安第2特務部隊(通称:2特)

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［解説］

公安特務隊の中で、帝国内におけるテロリズムや反皇帝主義など政治犯罪への対応に特化した組織で、帝国内における公安警察としての役割を果たしている。
加えて、帝国軍内部の汚職に対する捜査を行う軍警察としての役割も内包している。

本拠地は他の公安特務隊と同じく帝都ニブルヘイムの第二層、軍事区画内に構えている。
帝国全土に人員を配備しているが、最も多く所属人員を割り振っており、実際の活動の中心となっているのは帝国北部地域である。
これは帝国の北にそびえる大山岳地帯内に居を構えるとされる反皇帝・反支配主義を掲げるテロ組織、〝教団〟の活動の拠点が帝国北部地域であるためである。

保有する独自戦力はかなり少なく、小型の従機や車両が中心である。
これは、2特の性質上、基本的に表立って捜査、摘発を行うのではなく、所属隊員が表向きの職業、カバーストーリーを纏った上で情報員として市井に溶け込み、反抗の意を炙り出すという捜査手法を中心としているためである。
このため、2特に所属する隊員は一部の管理階級や摘発の実働部隊を除いて顔をはじめとする個人情報は非公開となっており、自らその身分を明かすことも基本的に禁じられている。

先にも語ったように、独自戦力をほぼ持たないため、実働部隊だけでは対処の難しい規模の摘発を行う際などには、2特に所属していることが公開されている管理階級名義で帝国軍の部隊や公安第1特務部隊、1特旗下のヴェイパール追討大隊に協力要請を行うこととなる。