武侠宴舞(ゼルステラ)
[解説]
アルカディア帝国の民間の娯楽とされている機兵同士の賭け試合。
「武侠宴舞」と書いて「ゼルステラ」と読む。
語源はツェルシュテラー(破壊者)で、対戦する機体同士が壊れることと、博打に負ければ破産することのダブルミーニングである。
国家行事であるヴァルハラの宴に比べて格は落ちるが、各地で試合が行われている人気の興行である。
興行主は地方領主や機兵メーカーなど、競技に伴う巨大な試合会場を整備できる力のあるものが務めている。
(そもそも社会の発展に伴ってインフラ整備に莫大な費用が掛かるようになってきた貴族たちが、収入を確保するための公営ギャンブルとしてヴァルハラの宴を模した機兵の賭け試合を公認させたのがゼルステラの始まりである)
「武侠宴舞」と書いて「ゼルステラ」と読む。
語源はツェルシュテラー(破壊者)で、対戦する機体同士が壊れることと、博打に負ければ破産することのダブルミーニングである。
国家行事であるヴァルハラの宴に比べて格は落ちるが、各地で試合が行われている人気の興行である。
興行主は地方領主や機兵メーカーなど、競技に伴う巨大な試合会場を整備できる力のあるものが務めている。
(そもそも社会の発展に伴ってインフラ整備に莫大な費用が掛かるようになってきた貴族たちが、収入を確保するための公営ギャンブルとしてヴァルハラの宴を模した機兵の賭け試合を公認させたのがゼルステラの始まりである)
興行形式は以下の通り。
①観客はまず入場料を払い、観客席を確保する。
混乱を避けるために、入場券を買った時点で座席が割り振られる。
②試合ごとに、開始前に予想投票券を買う。
すべての試合は原則として賭け試合であるが、興行によっては予想投票券を買わずに観戦のみできる形式もある。
ジョストなら単純にどちらが勝つか賭ける。
メレなら勝利チームを賭けたり、バトルロイヤルなら生き残る機体を賭けたりする。
試合の回数はさまざまだが、だいたいジョスト2~3回にメレ1回、それ以外1回が一般的。
③試合の決着がつくたびに、あたりの予想投票券と引き換えで勝ち金の払い戻しを受ける。
もちろん外れればパァである。
①観客はまず入場料を払い、観客席を確保する。
混乱を避けるために、入場券を買った時点で座席が割り振られる。
②試合ごとに、開始前に予想投票券を買う。
すべての試合は原則として賭け試合であるが、興行によっては予想投票券を買わずに観戦のみできる形式もある。
ジョストなら単純にどちらが勝つか賭ける。
メレなら勝利チームを賭けたり、バトルロイヤルなら生き残る機体を賭けたりする。
試合の回数はさまざまだが、だいたいジョスト2~3回にメレ1回、それ以外1回が一般的。
③試合の決着がつくたびに、あたりの予想投票券と引き換えで勝ち金の払い戻しを受ける。
もちろん外れればパァである。
武侠宴舞 カナルフォード杯
カナルフォード学園にて毎年8月頭に行われる高等教育学校の生徒たちによるトーナメント。
試合は3対3のメレ(チーム戦)形式で行われる。
機兵同士がぶつかり合う非常に危険な競技であるため、参加する生徒は参加前に「大会参加による死傷を罪に問わない」という宣誓書にサインする必要がある。
賞金は存在しないが、優勝チームにはカナルフォード軍事大学への推薦権と帝国軍への紹介状が贈られる。
なお通常の武侠宴舞と同様に、一般客に向けたトトカルチョなども行われる為、当日は大きな賑わいを見せる。
試合は3対3のメレ(チーム戦)形式で行われる。
機兵同士がぶつかり合う非常に危険な競技であるため、参加する生徒は参加前に「大会参加による死傷を罪に問わない」という宣誓書にサインする必要がある。
賞金は存在しないが、優勝チームにはカナルフォード軍事大学への推薦権と帝国軍への紹介状が贈られる。
なお通常の武侠宴舞と同様に、一般客に向けたトトカルチョなども行われる為、当日は大きな賑わいを見せる。
ルールは下記の通り
- 大会への参加はカナルフォード学園が所有権を持つ機兵、もしくは私物の機体を用いるものとする。
- トーナメントは8ブロック15チーム、4試合を持って優勝チームを決定するものとする。
- 生徒会チームはシード枠として1試合免除するものとする。
- 試合は3対3のチーム戦形式で行い、全機体中破以上による全滅判定もしくは、相手チームの降参宣言による勝者を決めるものとする。
- 頭部、右椀部、左椀部、右脚部、左脚部を有効部位として、有効部位のうち2ヵ所を損傷した場合は中破判定と見なし、撃墜判定とする。
- 胴体部、操縦槽への攻撃は推奨しないものとし、執拗に操縦槽を狙う行為を確認した場合は失格判定とする。
- 著しい損傷による機体が稼働不能となった場合、もしくは操手が意識を失った場合は有効部位の有無に関わらず撃墜判定と見なす。